米澤穂信のレビュー一覧

  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    〔引用〕どうしてわたしたち あえないのかな?(p.196)/おやすみ小鳩くん。わたしの次善。(p.417)

    〔小鳩くん〕自動車にはね飛ばされ重傷で入院中。大学入試もフイにした。
    〔小佐内さん〕自分をかばったらしい小鳩くんがはね飛ばされたので復讐フェチの小佐内さんは犯人に復讐を誓っている。
    〔日坂祥太郎〕三年前の回想。同じ堤防でひき逃げに遭った。小鳩くんは嬉々として捜査をし、事故に巻き込まれ夏服を台無しにされ復讐を誓っている小佐内さんと出会う。
    〔ボンボンショコラ〕入院した小鳩くんへの小佐内さんからのお見舞い。一日ひとつしか食べてはいけないらしい。
    〔眠け〕小鳩くんはすごく眠たい。そのせいで見

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    2025年07月10日
  • 犬はどこだ

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    調査事務所に舞い込んだ2件の依頼がだんだんと交差していく展開が面白かったです。
    少しずつ不穏な雰囲気になり、身構えながら読みました。ネタバレになるので内容には触れませんが、やっぱり米澤さんの文章は読みやすいなと実感。
    ラストも個人的には良かったです!

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    2025年07月10日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    小市民シリーズを読み終えてしまった。これで終わりになるのは寂しいと思う。大学生になった2人に会いたいと願う。

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    2025年07月08日
  • インシテミル

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    後半めっちゃ面白かった!
    自分もこういった状況に置かれたらどうなるのか想像しながら読むと、より楽しめました、自分は釜瀬みたいになる気がする、、、、

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    2025年07月05日
  • あなたも名探偵

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    どれも面白かった。
    東川さんの『アリバイのある容疑者たち』は、論理関係に若干納得のいかない部分(被害者が電車を降りた時刻)があった。

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    2025年07月03日
  • インシテミル

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    Theクローズドサークル!
    高額なお給料にはやはり裏がある。
    映画も観ましたが映画は正直イマイチでした

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    2025年07月02日
  • 王とサーカス

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    audibleにて。
    以前から読んでみたかった作品

    新聞社を辞めてフリーになったばかりの主人公・大刀洗万智は海外旅行特集の事前取材のためネパールに滞在していた。
    そこでネパール皇太子による王族殺害事件に遭遇する。 
    事件の取材をするために会った軍人も、その後すぐに殺されてしまった。
    2つの事件の謎を追うとともに、報道のあり方の是非を問う物語。

    王室事件の詳細を暴くミステリーなのかと思っていたけど、話の主軸は報道のあり方を問うというものだった。

    「自分に振りかかることのない惨劇は、この上もなく刺激的な娯楽」
    この物語で言えば、王の死をサーカスの見せものみたいに扱う報道と、それをエンタ

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    2025年06月28日
  • インシテミル

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    展開としては比較的予想しやすい感じで進んでいき、ちょっと最後にひとひねりある感じ。
    たまに笑いも入るため殺し合いなのにどこかほんわかした部分もある作品でした。

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    2025年06月25日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    重傷を負った小鳩くんが動けない中、接点を持たずに犯人を追う小山内さんは登場せず、3年前の回想が現在に繋がる展開に引き込まれる
    続編があったとしても京都が舞台になるのは少し残念
    まあフィクションとは言え難点としては
    岐阜市民は堤防道路を歩かない
    「長良川高速」と言っても抜け道は有る
    「どうして私がハンマーを...」は笑える

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    2025年06月25日
  • 折れた竜骨 上

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    最近まで小市民シリーズを読んでいたので、全く違うファンタジーテイストに戸惑いつつも世界観が魅力的で引き込まれた
    魔法なども登場するので事件のトリックはいくらでも書けそうだが、下巻でどういうふうに読者を驚かせていくのか展開が楽しみ
    まだ上巻では情報収集を行う場面が多いので残念ながら星5まではいかず

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    2025年06月23日
  • 巴里マカロンの謎

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    アニメの続きと思い手に取り読んでみました。
    シリーズの雰囲気としは変わない感じで、2人の日常にちょっぴりしたサスペンス要素が楽しんで読めましたり

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    2025年06月22日
  • 追想五断章

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    【詳細評価】☆4.0
    【一番好きな表現】店では数万冊の本が読まれることを待っている。
    その一冊一冊の背後に、あるいは参吾のような物語があるのだろう。(本文から引用)

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    2025年06月21日
  • 巴里マカロンの謎

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    四季編とは別の短編集
    主人公の闇黒さがチラつくとこが楽しい
    「また拉致された」という台詞からヨリを戻して轢逃げされるまでの期間の物語?
    「名古屋から快速で20分」というとこは岐阜市だがレイアウトが異なる

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    2025年06月21日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    この事件だけ、上下に分かれていたのでどうなるのか先を気にしながらもしっかり各主人公と副主人公での描写が丁寧に書かれていた。

    おそらくどこかで、この人が犯人だろうと思いながらもそうであって欲しくないと心の中で読み進める下巻のラストの方はドキドキして読むことをとめられなかった。

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    2025年06月20日
  • 追想五断章

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    ネタバレ

    米澤さんの作品は「氷菓」「本と鍵の季節」を読んであまり刺さらなかったけど、これはすごく好きなタイプの話だった。(そもそも米澤さんの文体が私にはあまり合わない。今回は選書サービスで届いた本だったので読んでみた)

    事件の記事のあたりからもしかして…と思ってたことが的中してやるせない気持ちになると同時に、ミステリーはこういうのがあるからクセになるんだよな、とも思う。
    なんとなくガリレオの「真夏の方程式」を思い出した。

    娘のことを邪魔だとは思ったけど無碍にもできない、真相を告げることもせずなんだかんだで守り育てたというのが、人間らしくてよかった。
    最後の掌編だけ明確な答えが提示されてないのも余韻が

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    2025年06月19日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    長閑な夏休みのスイーツ巡りが不穏な雰囲気に包まれる展開に引き込まれる
    アニメの答え合わせとして読んだけれど緻密な伏線が味わえた

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    2025年06月19日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    まだまだ底が知れない小佐内の怖さが全開。

    本作からシリーズ最新作の冬期限定〜は、出版まで15年近く経っているので、どういう展開になるのか楽しみ。

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    2025年06月19日
  • 黒牢城

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    とても読みやすい時代小説でした。
    単なる歴史の事実を物語にしている作品ではなく、歴史的要素の中に、ミステリー要素も入っていて、とても楽しく読むことができました!

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    2025年06月16日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    冒頭から主人公が車にはねられ入院するという衝撃から始まった。ベッドの中で小嶋くんは、今回の事故と、三年前におきたひき逃げ事件が似ている事に気付く。三年前の被害者である『日坂翔太郎』の事件を思い出しながら、自分が犯してしまった罪に向き合っていく。当時、一緒に事件を追っていた小山内さんは、今回の事件の犯人を捜していた。そして、眠っている小嶋くんに少しづつヒントを残しながら、二人で真実にたどり着き犯人を追い詰めていく。三年前の事件と犯人の繋がりとは?これからも二人のコンビは続いていってほしいな。

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    2025年06月16日
  • 神様の罠

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    6人の作家の短編アンソロジー。
    巻頭作品、乾くるみさんの「夫の余命」にはやられました。騙されたと言っても良いかな。
    「イニシエイション・ラブ」、「セカンド・ラブ」と騙され続けたのにまたまた。
    本作を読みながら乾さんの作品って時系列を追いながらってパターンが多いなあとそちらに気が入っていたのもあって罠にはまった。
    「イニシエイション・ラブ」の時、「必ずもう一度読み返したくなる」というコピーが貼られてあったが今回の作品も読み返してしまった。

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    2025年06月15日