米澤穂信のレビュー一覧
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読み始めた時はそうとは思わない本格ミステリ。探偵役は、順風満帆で進んでいたがある日原因不明の皮膚病にかかり、会社をやめ、社会から逸脱者扱いになった彼が故郷に帰ったら治ったが心は沈んだまま、犬探しをメインの事務所を立ち上げた、若いやつれぎみの男性。初日から人探しを頼まれ、ある事件の深淵を覗くことになる。逃げるしかないと思っても、たとえ誰が何をしても目をそらすことはできるが、自然なまま逃げない選択を進む主人公に共感が持てる。最後は、殺人を止めることはできなかったが、それをあえて殺人者を警察に付き出さなかったのも共感する。ただそのせいで逆に殺人者に口封じされるリスクが出てしまったが、彼ならうまく気づ
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小市民シリーズ第2弾。
前作以上にたくさんの甘味が登場し、どれもこれも美味しそうでとてもお腹が空いてしまった。
小市民であるために互恵関係を結ぶ小鳩と小山内だが、きっかけさえあれば内に封印している狼と狐がすぐに顔を出し愉悦する。
己に潜む獣を飼い慣らせていない2人の衝突を描く終章は、小山内さんの淡々とした言葉の中に激しい憤りややるせなさを感じて悲しくなった。
やられたら倍返し精神は大好きなので個人的には小山内さんにはそのままでいて欲しい...
2人の目指す小市民像を見失った次作の展開に期待。
以下余談。
小山内=狼があまり腑に落ちなかったのだが(狼はガサツで凶暴なイメージだったので.. -
Posted by ブクログ
冒頭から小鳩君と小山内さんが堤防道路を歩くところからスタート
そしていきなり小鳩君がひき逃げされてしまい入手してしまう!
そこから物語が始まっていくが、小鳩君の3年前の
中3の頃のエピソードも回想されながら進展する
中3の頃に小鳩君と小山内さんが出会い、そこで今の高校の互恵関係になっていくという、小市民シリーズの肝が丁寧に描かれている。
中3の頃に起きたクラスメートの日坂君が巻き込まれた事件を小鳩、小山内ペアで解決しようとするが
意外な点まで掘り下げてしまい、これが、小鳩君と
小山内さんが小市民になろーと誓うきっかけだったのかと納得できた。
小山内さんの探偵っぷりも素晴らしい -
Posted by ブクログ
一度無人になった集落を蘇らせるべく、移住促進のプロジェクトのお話
以下、公式のあらすじ
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一度死んだ村に、人を呼び戻す。それが「甦り課」の使命だ。
山あいの小さな集落、簑石。
六年前に滅びたこの場所に人を呼び戻すため、
Iターン支援プロジェクトが実施されることになった。
業務にあたるのは簑石地区を擁する、南はかま市「甦り課」の三人。
人当たりがよく、さばけた新人、観山遊香(かんざん・ゆか)。
出世が望み。公務員らしい公務員、万願寺邦和(まんがんじ・くにかず)。
とにかく定時に退社。やる気の薄い課長、西野秀嗣(にしの・ひでつぐ)。