米澤穂信のレビュー一覧

  • 満願(新潮文庫)

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    ⭐️4
    どの作品も面白かったけど、「死人宿」と「万灯」が特に好きかな。
    「関守」はもはや『世にも奇妙な物語』ですね。
    グイグイ引き込まれる文章のうまさがすごい。

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    2026年05月01日
  • インシテミル

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    飛行機の中で一気読みした。面白かったけど、ある種の殺人ゲームの話なので一時期流行った系だという理解。
    車が欲しくて怪しいバイトに参加するようなちょっと抜けている主人公の結城だが、実はミステリー好きだし割と鋭いところもある。ただダメな奴ではないという人物描写がいい。
    他に出てくるキャラもいい。カップルの大迫&若菜とか、美しいのに性悪な箱島など、キャラクターが生き生きしていて読んでいて面白い。
    最後まで、ヒロイン?的なポジションの須和名はいけ好かない奴だなあと思ったのと、どう見ても普通の参加者ではない感はあった。

    時給10万円超えという破格の待遇の中、お互い知らないもの同士なのになぜ殺し

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    2026年04月29日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    玉野五十鈴の誉れ ラスト一文にゾッとした
    暗いのに読みやすいのは上品だから?
    自分に文学知識があればもっと楽しめたのだろうなと

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    2026年05月28日
  • Iの悲劇

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    ネタバレ

    良い。
    短編を繋いで最後のオチに導く作者らしい。
    何かしら最後にサプライズがあると思っていたが、同僚二人がやり手でプロジェクトを収束させるとはうまい。

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    2026年04月25日
  • インシテミル

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    時給11万2000円の人文科学実験に参加した12人の男女。
    それぞれに与えられた武器と、規則。
    クローズド・サークルのミステリーの定番と言った形で話が進んでいきます。

    終わりが物足りなかったという評価も散見されますが、自分は結構面白かったと思います。
    続編が来そうな終わり方でしたが……どうなんでしょうか?

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    2026年04月21日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    ネタバレ

    アニメから。
    小鳩くんは思ったよりウキウキカップルライフを楽しんでるかと思いきや最後に仲丸さんへの興味のなさが浮き彫りになったな〜
    小市民でもあり得るカップルライフをしてみたかったそして楽しいだけだから、相手は誰でも変わらないのかな?

    そして小山内さんはもうなんかずっと怖い笑

    堂島くんは本当に高校生か?中間管理職こなしてそう

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    2026年04月16日
  • 可燃物

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    事件がありヒントがあり解決するお手本のようなミステリー。
    開示された情報は主人公の葛と読者とで差はないため、ギリギリまで真相について考えてしまった。真相に及ばずに悔しくも真実が知れる快感は何度でも味わいたいです。

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    2026年04月15日
  • Iの悲劇

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    ネタバレ

    公務員系のお仕事ものの様相ながら、米澤穂信らしさも感じられる作品。
    プロジェクトに現実感が薄いと思われただけに、ある意味納得の収束だった。

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    2026年04月15日
  • ボトルネック

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    ネタバレ

    自分が産まれなかった世界線

    こんなにも自分はいらない人間だったのか…

    ラストの2度と帰ってくるなはキツイ
    いらない子供なんていない

    今世間を騒がせている事件もあるし
    いろいろ考えてしまい読むのが辛かった

    "1番いけない事は自分をダメだと思う事"

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    2026年04月15日
  • 本と鍵の季節

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    本と鍵の季節は、図書委員の堀川次郎と松倉詩門が日常の謎を解決していく物語である。
    読み始めは身近で小さな謎を扱っているように思えるが、読み進めるうちに人間関係や内面に踏み込んだ、想像以上に重みのある問題へと繋がっていく点が印象的だった。

    また、この作品で特に良いと感じたのは二人の関係性である。互いに干渉しすぎず一定の距離を保ちながらも、確かな信頼関係が築かれており、その絶妙なバランスが心地よかった。物語が進むにつれて少しずつ親密になっていく様子も感じられ、今後もこの関係を見守りたいと思わせる魅力があった。

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    2026年04月13日
  • 巴里マカロンの謎

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    ネタバレ

    小鳩くんと小山内さんの『小市民シリーズ』短編集。
    謎解きや物語は小粒だけど、二人のやりとりが小気味よい。
    米澤穂信の青春ミステリはほろ苦いものが多いけど、最後の一編のラストは(特に小山内さんにとって)ハッピーエンドだったので良かった。
    冬期まで読んだあとなので余計にね。

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    2026年04月11日
  • 栞と嘘の季節

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    図書委員会シリーズの第二作。
    米澤穂信特有の読後のほろ苦い感じが絶妙。

    第一作にて、松倉のその後がどうなったか気になっていたので、今作で元気な姿を見ることができて大満足。
    相変わらず息を吐くようにしっかり嘘をついてて安心した。

    瀬野さんも始めはとんでもない奴だと思っていたが、話が進むにつれて内面が深掘りされていき、読み終わる頃にはすっかりお気に入りのキャラになってしまった。
    次回作があれば、是非瀬野さんにも再登場していただきたい。

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    2026年04月11日
  • 栞と嘘の季節

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    本当か嘘かわからない会話の中で深まる謎。少しの違和感も見逃せない。
    お互いの関係に執着せず一見淡白に見えるが、関わった人が悪い方向に転がって行くのを黙って見過ごせない堀川と松倉の物語がまた読めて嬉しい。

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    2026年04月07日
  • リカーシブル

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    面白かった。
    劇的なことも起こらず前に進んでいくその世界観は、少し陰鬱でありながら思春期の人間の心に寄り添ってくれているような不思議な魅力があり、さわやかな読後感だった。

    「赤いトマトのことを考えているとき赤信号に引っかかったからといって、この二つを結びつけて考えるなんておかしなことだ。」作中に出てくるちょっとした一文だが、リカーシブルを象徴するようなフレーズだと思う。本作のどことなく陰鬱で不気味な雰囲気の中でも、目の前の不思議な出来事に飛びつかず筋道立てて1歩ずつ論理が進んでいくのが面白い。

    同作者の『ボトルネック』でもそうだったが、もう一つ印象的だったのは作中の天気。曇っていたり雨が降

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    2026年04月07日
  • インシテミル

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    ほんとに長編小説です。長くて読み応え抜群です。ひとつひとつの謎をきちんと理解していないと、気持ちよく納得できないと思いました。「淫してみる」ということらしいです。

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    2026年03月29日
  • ボトルネック

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    ネタバレ

    オチが俊逸。
    ラストの電話が面白い。サキはツユと言うことで、リョウに罪悪感を感じさせず、生きる事を選んでほしい。ただ、リョウに生きるか死ぬか選んでほしい。そこも汲み取ったうえで、もし違うと言うならあなたはもう死んでる。私たちと同じ。
    リョウは最後まで受け入れることに懸けた。誰かに選んでほしかった。それが皮肉にも、ノゾミが求めた「母」からのメール。彼はボトルネックである事を自覚して生きていくんだろうなと思う。

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    2026年03月28日
  • 本と鍵の季節

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    日常系ミステリーとでも言ったらいいのか、人が死んだりするような大きな事件は出てこない(とはいえ詐欺や窃盗等の事件は出てくる)けど、二人の高校生が様々な事件を解決する。淡々とテンポよく話が進んでいくので読みやすくて面白い。
    「昔話を聞かせておくれよ」の章を読んで引っ掛かるところがあったが、最後の章で見事に回収してくれた。そしてほろ苦い終わり方も良き。
    にしてもこの高校生二人、頭が良すぎる。

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    2026年03月28日
  • 神様の罠

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    アンソロジーはいつも読まない作家さんの作品に出会えるのでたまに読むのですが、正直一作のクオリティがイマイチだなと思うことがたまにあって。今回は作家さんが豪華で期待も大きくなってしまいましたが、見事に期待を超えてきました。さすが!
    大山さんだけ初読み作家さんでした(ドラマでは拝見してました。)が面白い‼︎他の作品もチェックしてみたいと思います。

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    2026年03月27日
  • 可燃物

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    ー どこまでもスタンダードに情報を集めながら、最後の一歩を一人で飛び越える ー

    葛警部がとにかく有能

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    2026年03月26日
  • いまさら翼といわれても

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    今までの古典部のみんなの心の成長と今の葛藤と過去の経験などがギュッと詰まった短編集。

    欲を言えば里志視点の話も読みたかった。

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    2026年03月25日