米澤穂信のレビュー一覧

  • 時の罠

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    ネタバレ

    時の流れをテーマにした短編で面白かった。女性二人はタイムカプセルの話だったが、作風のように優しい読後感が残っている。万城目学さん、米澤さんは才能かなぁ着想が面白かった。
    ※ネタバレ注意! 以下の文には結末や犯人など重要な内容が含まれている場合があります。

    読書は甘辛で行く。ソフトとハード。刺激と慰撫、頭とハート。その他いろいろで、ほろりとしたり、背筋が凍ったり、一日の出来事だったり何世代にもわたる大河が流れていたりする。でも日常の読書の味付けは甘辛が気分転換にいい。

    この短編集は、甘辛がミックスされそれもいい塩梅な配合で出来がよく、読後のレビューも書きやすくて、ありがとうと一礼をした。時の

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    2026年02月28日
  • 巴里マカロンの謎

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    小市民シリーズ。
    日常に出てくる謎に巻き込まれる小佐内さんとその謎に挑む小鳩くん。いいコンビだなー。
    人が死なないミステリなのに完成度が高い。そして色々なことに心の中でツッコミを入れる小鳩くんがたまらない。

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    2026年02月24日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    日常系ミステリーと思って、侮っていた自分にビンタをしたい。
    解決編に入った伏線回収速度と、過去と現在を絡めた構成に鳥肌が立ちました。
    本当に米澤作品は、このスピード感があるからたまらない。

    読み始めはエピソードゼロと侮っていましたが、そんなことはなかった。
    至る所に叙述トリックが仕掛けられていて、見事に騙されました。

    個人的には本作が色々と考えさせられる内容で好きだな。
    なぜ小鳩君は小市民を志したのか、これが腑に落ちた。

    また本書あとがきで、ぼんやり思っていたことを言語化されていて満足。
    続編が4月に出るようなので、これまた楽しみが増えました。

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    2026年02月22日
  • それはそれはよく燃えた

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    たくさんの作家さんの作品が一度に楽しめる1冊
    最初の1行は全員一緒なのに、ゾッとしたり、考えさせられたり、驚いたり、意外な結末だったり…次は何が燃えてしまうんだろうと気になるし、短編集なのでサクサク読めた

    私が好きなのは『黄金の森の神様』『燃えろ恋ごころ』『怪物どもの棲家』『レヴナント』『人形供養』

    『忌物を燃やす』は鳥肌たったなぁ…

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    2026年02月21日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    この物語は放火犯を推理するものではなく、あくまで小鳩くんと小佐内さんの物語なんだとわかる素晴らしいストーリーでした。

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    2026年02月22日
  • 王とサーカス

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    とても面白かった。政治的な緊張が伝わってきてアクションありちょっとした謎解きありで最初から最後までダレることなく読み切れた。書くことって難しい。

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    2026年02月18日
  • 本と鍵の季節

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    高校生の日常ミステリーという米澤先生ピッタリの話はやはり面白かった。謎解きの面白さも勿論あるけど、作品通しての空気感がとても良かった。

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    2026年02月18日
  • 栞と嘘の季節

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    前作から変わって栞の謎を追う長編だったが、謎にまつわる嘘を見抜きながら、謎解きが加速していく様はかなり読み応えがあって面白かった。米澤作品の高校生が醸し出す空気感も相まってとても良作だった。

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    2026年02月18日
  • 巴里マカロンの謎

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    スイーツ(と復讐)が大好きな子佐内さんに最高のご褒美を!

    今回は番外編ということで、陰で暗躍する子佐内さんはお休みでした。
    代わりに子佐内さんのかわいい様子を一冊丸々楽しめました。

    謎解きが少し物足りない気もするのは、子佐内さんに飼いならされているかもね。

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    2026年02月16日
  • 真実の10メートル手前

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    短編としての完成度が素晴らしい一冊
    そして太刀洗万智というキャラがわたしの好みど真ん中なので☆5にしました♡

    表題作の「真実の10メートル手前」のみ太刀洗万智の一人称で残り5編は太刀洗と行動を共にした人物からの事件、太刀洗の行動、手腕が語られます。

    ちょっと違和感を感じましたが米澤さんのあとがきで納得♪

    太刀洗の初出である「さよなら妖精」
    そして土瓶さんが高評価笑笑「王とサーカス」
    この二作品は絶対読まなければ!!

    久しぶりの米澤穂信だったけどこの方やっぱ上手いなぁ…

    偉そうにいいました( ̄▽ ̄)笑


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    2026年02月14日
  • 王とサーカス

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    ミステリーとしてはイマイチ納得と理解が伴わなかったが、ジャーナリズムに対して日々感じている違和感や欺瞞といったものが描かれていて、単純に物語やメッセージとして興味深かった。

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    2026年02月12日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    皮肉の利いた会話を楽しむなら、やはりこの二人が一番。

    放火事件の犯人は予想していた通りだった。
    しかし今回も子佐内さんが何枚も上手...というか、やり方が狡猾だと思ったけど
    最後の一文で笑ってしまった、そうだ、彼女も女の子だったと。

    これに気付かないのは、私も小鳩君側の人間だったのかもしれない。

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    2026年02月11日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    ネタバレ

    気付けば掌の上で転がされていた。所々に伏線が張り巡らされていてもっと丁寧に読めば良かったなと思った。前作の春期と異なり、長編ミステリになっており全てが繋がった時に各章を読み直してしまうほど面白かった。

    小山内さんは自分が拉致され連れていかれる場所を予め知っていたのだろうか。予測していたのだろうか。
    そうでないのにあのメールを小鳩君に送っていたのなら天才すぎる。

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    2026年02月09日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    登場人物の操る糸が、幾重にも折り重なった蜘蛛の巣のような上巻だった。
    探偵役の小鳩君がどのように紐解いていくのか非常に楽しみである。

    もちろん幾重にも罠を張って、獲物が引っかかるのを待つのは彼女だろう。
    ただもがけばもがくほど、蜘蛛の糸は絡まるもの。
    彼女の忠告が下巻でどのように絡めとるのか、展開を考えている時間が楽しい。

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    2026年02月05日
  • 可燃物

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    群馬県を舞台にした短編集です。

    群馬県警察本部の刑事部捜査第一課、葛(かつら)
    警部が主人公であり、難事件というよりも、捜査
    による「このセンで犯人逮捕」というシナリオを
    180度ひっくり返して解決すします。

    「どんでん返し」という言葉が陳腐に聞こえてしまう
    ほど、本当に最後の数ページで世界が反転する
    最高のカタルシスを味わえる一冊です。

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    2026年02月04日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    連続放火事件の犯人を探す新聞部に対して、小鳩君と小佐内さんがどう関わるのか、読み進める手が止まらなかった。暗躍と復讐が凄い。

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    2026年02月02日
  • Iの悲劇

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    Iターン推進によるある地域の再興のお話。西野課長や観山への違和感がラストで一気に繋がり、ひっくり返される。すごく引き込まれた一作でした。

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    2026年02月01日
  • インシテミル

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    ネタバレ

    すっごく面白かったー!
    人がバンバン死ぬのに全然悲しくない系本格館ミステリ。意外と一人一人キャラは立ってたので、割と覚えてる。主人公がゆるくて優秀。でも優秀なだけじゃ犯人にしたてあげられちゃうのも人狼的ゲームの定石。牢獄に送られてからミステリ研二人で足掻くシーンが熱かった。場違いお嬢の正体と目論見が予想外で良かったな。

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    2026年01月31日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    今回も日常の皮を被った物語だった。
    ひと癖もふた癖もある主人公たちが面白い。

    解決編でやはりそうかと思って読んでたら
    まだ相手の方が一枚上手だったようで脱帽。
    やつはとんでもない獣だった。

    相変わらずやられた を楽しめるのは良いことだ。




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    2026年01月30日
  • 可燃物

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    群馬県警捜査一課が舞台の短編集。非常にロジカルでかつきめ細かい描写でリアリティも高く、読み応えもアリ。続編に期待。

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    2026年01月25日