米澤穂信のレビュー一覧

  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    嬉しいようなさみしいような、小市民シリーズの最終巻。思えば米澤穂信さんの本で初めて読んだのが、「春期限定いちごタルト事件」だった。

    今回の話は全員に共感できる部分が多くて、小市民を目指すことの大切さを感じた。

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    2026年08月09日
  • 本と鍵の季節

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    図書委員の堀川次郎と松倉詩門がいろいろな謎や小さな事件を解いて行く。本の知識、高校生の様子、そして何より2人のあうんの呼吸、バディ感!作者の他の学生ものと共通する、2人の距離感が癖になるー。2人の知識量半端ないし。続編も楽しみ。

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    2026年08月09日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    事件の内容とか、もしかするとシリーズの中でも地味な作品かもしれないが、終始引き込まれる。
    手に届くような日常ミステリの真髄とも言える。

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    2026年08月08日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    ネタバレ

    アニメで見て展開は知ってはいたものの、文章でも存分に楽しめた。アニメの方が寒さに震える描写がめちゃリアルだったな。

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    2026年08月08日
  • 犬はどこだ

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    敬愛する日本史学者の清水克行先生が最近の著書で米澤穂信さんと対談されていて、その中で本作について触れられていたので、これは読まねばと思い早速読みました。

    「自力救済」と「法治」との間で揺れ動く終盤はハラハラしたし、最期が不穏なところも、ああ米澤穂信だとなりました。

    刊行当初は続編も検討されていたようですが結局出ていないのですね。残念。

    でもめちゃ面白かった。自分にとっては『さよなら妖精』に次ぐ好きな米澤さんの小説になりました。

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    2026年08月05日
  • インシテミル

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    ネタバレ

    面白かった!
    ここ最近で一番好き
    特大どんでん返しで、最後ちょっと6人の嘘つきな就活生みたいなオチかなって思って萎えたけどそんなことなくて良かった
    普通に監獄入ったら給料ゼロになるとかじゃないと甘くないか?と思ったが、多分監獄に入ってる間も躊躇の間という機能がある事で自由に動くことができるからそういう設定にしなかったんだろうな
    10億は何に使うの?こいつに本当に4000万円渡す必要あったんか???

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    2026年07月28日
  • 犬はどこだ

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    ネタバレ

    ハッピーエンドばかり見ていたからこのミステリーの結末が怖く感じた。不気味な余韻を残して終わった。難しいワードも度々出てくるが、何故か読みやすい。この後どうなったのか気になるのに...!

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    2026年07月28日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    ネタバレ

    本編の最後の話としてすごく綺麗な終わり方で心地いい余韻に浸れる。
    とても面白かった。

    春期のいちごタルトや夏期のパフェについて、苦い経験だったものが未来に向けて明るい形での言及があって嬉しい。

    出会ったばかりの小佐内さんとの淡白なやり取りと入院後の小佐内さんが小鳩君に投げかける言葉の数々のギャップがすごい。

    苦々しい話だけども最後の日坂君とのやり取りで救われる気持ちになる。

    最後の最後に向かう未来が小佐内さんの(小鳩君への)報復と小鳩君の謎解きで〆られるのが本当に綺麗だ。

    小市民シリーズを知れて良かった。
    倫敦スコーンの謎も楽しみです。

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    2026年07月26日
  • ボトルネック

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    この場が自分じゃなく他の誰かだったらもっとうまくいっていただろうに、、、よく自分も思います。
    登場人物がいきいきと描かれていて、どんどん読み進めた。
    エンディングは、衝撃だった。
    主人公が、このような最後の言葉を母親?から言われるほどのことは全くしてないですよね?伏線見落とししてるかな?
    背筋が凍る文章が素晴らしい。著者の他作品も読みだいとおもいました。

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    2026年07月25日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    ネタバレ

    小市民シリーズ!冬期!!
    これを読んでしまったら、小市民シリーズが終わってしまうと思ってずっと温めていましたが、『倫敦スコーンの謎』が発売されたので読みました。

    面白かったです!最高!やっぱり米澤先生すごい!!!
    ずっと気になっていた、小鳩くんと小佐内さんの過去のお話に触れられていました。
    現在と過去で同じ場所で同じような事件が起こって、それを交互に描写していくスタイルを読むと、やっぱり『水車館の殺人』が浮かんできますよね。現代版水車館ですね。

    中学時代の小鳩くんと小佐内さん。はじめましての会話も見られましたが噛み合ってない(笑)どちらも変わり者、というかどちらもそれぞれの考え方を強く持っている人達なので、初対面はこんなに噛み合わないものかと思ったり、今まで見てきた高校生の二人は、ある程度関係ができてて、ああいうやり取りができているんだと思ったりもしました。

    「ベリーショートの看護師さん」という言葉を知らず知らずの内に受け入れちゃってましたね。水車館でいう「仮面の男」というかんじでしょうか?違いますね(笑)叙述トリックのような、本ならではの表現が素敵です。

    狼のぬいぐるみには、小鳩くんと同じように騙されてしまいました。
    本作品で中学時代の二人のことを遡ることができましたが、お互い成長しているというか。小市民を目指そうとしたことも、小市民としては存在できないかもしれないことにもがいてしまうことも、色んなことを全て糧にして現在の二人に至っている印象を受けました。特に小鳩くんすごい成長!あぁ、このまま『倫敦スコーンの謎』にいってしまったらこの世界が終わってしまう……けど読みたい、読まなきゃいけない!!!

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    2026年07月22日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    ネタバレ

    小鳩くん轢き逃げ事件という衝撃の内容から始まり、過去回想へと繋がる面白い書き方になっていた。
    秋から冬にかけて小鳩くんと小山内さんの関係性が少しずつ変わっているのが見て取れたし、小鳩くんと事故後初めて話すシーンとか最後の一言とか、きちんと小山内さんが小鳩くんを好き始めていることが分かって人間味が出てきてとても良かった。

    小鳩くんの過去はかなり衝撃だった。傲慢で不遜だった。

    個人的には最後の小鳩くんが最後にきちんと謝るシーンで小山内さんが影で涙していたのが、アニメオリジナル描写だったことが意外だった。

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    2026年07月20日
  • インシテミル

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    町屋良平さんの『生きる演技』を途中で挫折して読み続けられなくなり、米澤穂信さんの『インシテミル』に淫してみた。圧倒的なエンターテインメント性の差でグイグイ物語に引き込まれ、こちらは最後まで一気に読み終えてしまった。面白かった!中田秀夫監督で映画化もされているようだから観てみたい。

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    2026年07月12日
  • 本と鍵の季節

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    二作目と同様、おもしろかった。

    一作目を知らずして二作目を読み、その後にこの一作目を読んだが、二人の仲を深く知れた。

    おそらく、三作目があったとして、その後に一作目を読んでも、同じようにおもしろいと感じたと思う。

    この作家の本は、この二冊しか読んでいないが、他にもシリーズものがあるなら読んでみたい。
    そして次回作も楽しみに待ちたい。

    また、堀川と松倉のコンビに会えるのを楽しみに。

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    2026年07月12日
  • 栞と嘘の季節

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    おもしろかった。
    堀川と松倉のコンビが絶妙。

    一作目を知らずして先に読んでも、特に一話完結もののドラマのようで、おもしろいと感じた。

    次は一作目を読んでみようと思う。

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    2026年07月12日
  • 本と鍵の季節

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    松倉がいい塩梅にサイコパス。最後「友よ知るなかれ」で二人の距離感が定まっていくところ、息をのみました。当人たちには大変申し訳ないのですが、堀川と松倉にはずっと分かり合えないままでいて欲しい。

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    2026年07月07日
  • 満願(新潮文庫)

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    ミステリーを初めて読んだが滅茶苦茶面白かった。
    飽き性な自分でも読めるくらい1話が短く、かつ内容も程よく濃いので楽しめた。
    いい本に出会えました。

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    2026年09月30日
  • いまさら翼といわれても

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    古典部シリーズ第6弾。6章からなる短編集。あーこの感じやっぱり好き。奉太郎の過去がいろいろみえて、なんだかんだ優しいいい奴だと再確認。
    高校生っていう多感な時期だし悩みはつきないだろうけど、千反田さんの悩みは高校生には重たいなー。
    続きでますかね?

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    2026年07月02日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    どれも面白く、サクサク読めた!特に荒木あかねさん、初読み作家さんでしたがその他の作品も読んでみたいと思いました。事件自体の謎についてや犯人につながる気になるポイントがうまく散りばめられていて、先が気になり読んでいて面白かった。今度他の作品を買いに行こうと思います!そして方丈貴恵さんのはキャラのアクが強くて最高。好きですね。文春文庫さんのアンソロジーは他にも色々あることを知り、他のシリーズもぜひ読みたい。

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    2026年07月02日
  • 王とサーカス

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    風景の描写が秀逸でカトマンズの温度や質感、臭いまでも感じ読み始めから引き込まれました。
    ページを捲る手が止まりませんでした。

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    2026年07月01日
  • ボトルネック

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    思春期ならではの過剰すぎる自己認識が、彼にとって最悪の世界へ導いてしまう。
    自分だけが違う世界において彼の周りは180°好転してしまっている。

    もしそんな世界を見てしまってもどう自分を保ちどう生きていくべきか。
    ラストがオープンエンドではなく決定論的に自分には見えてしまったのが残念だったが、自分とは何か、変わるけど変わらない世界で自分はどう向き合っていくのか改めて考えさせられる小説だった。

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    2026年06月28日