米澤穂信のレビュー一覧

  • 黒牢城

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    米澤穂信の中で一二を争う傑作だと思う!!
    史実から最終的に城が落ちるのは分かっているので、終わりに向かって進んでいく感じが、『黒牢城』という仄暗さ溢れるタイトルとも相まって独特の雰囲気でとても良かった。
    語彙がやや難で読むのに時間はかかるが、重厚な語りの中で味わうミステリーが至高の時間だった。

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    2026年09月16日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    一杯どころか五杯くらい食わされた(⊙⊙)絶賛夏休み中の小鳩と小佐内の緩い謎解き集かと思っていたら見事なクリティカルカウンター
    甘さに隠れるほろ苦さの余韻が素晴らしい
    この雰囲気でも本格ミステリになるのか
    続きがとても気になります

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    2026年09月15日
  • 談話室米澤

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    少し硬めの語り口と、
    ユーモアのセンスか好き
    一個一個短いので
    通院の待ち時間にさくさくと読み進める

    今住んでいるところと著者の地元が近いので
    ローカル話にはそうそう!と共感しながら楽しみました

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    2026年09月13日
  • 黒牢城

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    日本史ちゃんと勉強しなかった民なので楽しめるか不安な思いで読み始めたけど、、、そんな心配は杞憂に終わりました、はい、とっても面白かったです。一気に飲み進める事ができました。
    たまたま大河ドラマ『軍師官兵衛』を当時リアタイで観てたので、主要な登場人物(と言っても村重や官兵衛、おだしさんくらいだけど)を頭の中に思い浮かべながら読めたのも良かった。
    これ以上に面白い歴史小説ってあるのかな?
    他にも歴史小説読んでみよう!その前にまずは日本史を学び直そう!と思い立ち、大人の学び直し用の参考書を買いました。
    そんなきっかけを与えてくれたこの本に感謝です。

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    2026年09月12日
  • 倫敦スコーンの謎

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    前日譚。
    1年冬から2年初夏までの話。
    1話から連なり4話で収束する様はマカロン事件と同じ構図。
    でも今作はマカロン事件より不穏で重い。
    本筋に関係ない、2人の漫才の様な掛け合いが見られるジェラート事件も面白いが。

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    2026年09月09日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    2人の最大にして最後の事件。
    3年前、2人が出会うきっかけとなった事件と交錯し、過去と現在を行き来する。
    2人の成長と絆の深まり。
    美しい大団円。

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    2026年09月07日
  • 可燃物

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    米澤穂信さんは好きな作家さんなのですが、作品によって相性の当たり外れがあって
    (米澤さんは複数人いてそれぞれが作品書いてるのでは、と思うことがある)、
    買う時は少しギャンブルで怖くてハードカバーには手が出せません(高いので)。

    が、この本は当たりです。超お薦め。

    解説の有栖川さんも仰ってますが、ぜひシリーズ化して続編お願いしたいです。

    ちょっとだけ言いたいのは、
    主人公が仕事中菓子パンとカフェオレしか食べてないのはどうなんだ? って事と、
    2話目のタイトルは、なんでや? って事。
    読んでる途中で訳が分かった時、えーっ? って声出ちゃったよ。

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    2026年09月07日
  • 真実の10メートル手前

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    ミステリーを読みたいと思い、手に取った1冊。

    短編集でしたが、どれも内容の濃い作品でした。

    主人公がジャーナリストとして事件を解決というよりは、真実を求める姿が印象的でした。

    特に『ナイフを失われた思い出の中に』は太刀洗万智の行動原理が描かれていて良かったです。

    ミステリーとしても読み応えのある作品かつ読みやすかったのでおすすめです。

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    2026年09月06日
  • 真実の10メートル手前

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    3年ぶりに再読しました。 
    私が米澤作品を読むきっかけになったのが
    「王とサーカス」で、壮大なテーマの中で謎を解いていく冷静なフリー記者の太刀洗に惹かれて、
    私の中でとても大事な作品になりました。 
    太刀洗万智が主人公のシリーズ「ベルーフシリーズ」にハマりました。 
    短編集になっていて、新聞記者時代の話や、「さよなら妖精」に通ずる、過去の万智が知れるような
    作品もあります。 
    冷静かつ、大胆に謎を解いていく万智の姿に読むページが進みます。 
    また一からシリーズ読破したいです。

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    2026年09月02日
  • 倫敦スコーンの謎

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    四編目の「維納ザッハトルテの謎」の雰囲気、好き。
    余韻に浸っていたい。
    他の三編も勿論極上のミステリー。

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    2026年09月01日
  • 本と鍵の季節

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    2人の男子高校生の掛け合いがとても魅力的。頭が良すぎてちょっと現実味がないかな...?と思うところもあるけれど、高校生の空気感の何気ない会話のテンポがよく、2人に降りかかる問題に対しての、あくまで踏み込まないという姿勢にも、大人程の力を持たない高校生の魅力が出ていた。

    本当にお互いのことを理解出来ているのか というテーマが分かりやすく表現されていて、青春の青さと苦さの両面を楽しめる作品。

    ミステリーの謎解き要素はあまり難しくなく、ミステリー初心者の自分にも十分に理解することができ、爽快感があった。

    とてもおすすめの作品。

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    2026年08月31日
  • 本と鍵の季節

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    やっぱり米澤穂信さんのミステリーは面白い!
    そしてとてもわかりやすいし読みやすい!
    わかりやすいというのは謎解きがではなくて、描写や伏線の見せ方がという意味です。


    ひとつひとつの事件は短篇で区切られていて、伏線をずっと覚えてないといけないとかないし、人が亡くなったり、難しいギミックとかも無いので、私みたいな小説初心者でもあり、ミステリー初心者の人にはとてもオススメしたい1冊です!


    そういえばわざわざ強調して913ってあの時言ったのってやっぱりあの推理小説のこと示唆してたのかな?共通してるところもあるし。
    読む前に目次で913って見た時、それに関係ある話なのかなって思ったけど、あの小説とは関係ない数字を作中で語ってたからやっぱ違うかぁって考え改めたけど、やっぱそうなのか!?ってなって1人で昂奮していましたw

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    2026年08月30日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    Audibleにて。
    はぁ、小鳩くんと小佐内さんの高校3年間が終わりました。
    そして、一作目からずっと謎だった二人が小市民を目指すきっかけとなった中学時代の事件が紐解かれました。
    なるほど‥‥そんなことがあったのか‥‥小市民を目指す気持ちは痛いほど伝わる。
    「春期限定いちごタルト事件」から「夏期」「秋期」そして「冬期」でそれぞれの季節のスイーツと共に起承転結にしてくると共に、その中で小鳩くんと小佐内さんの高校3年間を描ききる、というのがキレイにまとまり過ぎていて天晴れとしか言いようがありません。
    3年間で二人の関係が微妙に変わってくる様や、中学時代の事件から三年後の二人の成長もきちんと伝わってきて、大満足のシリーズ。
    このラストは大学時代の二人の新シリーズもあると期待しても良いということでしょうか?
    首を長ーくして待ちたいと思います。

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    2026年08月30日
  • 黒牢城

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    おもしろい。
    歴史に明るくない私がこの本を手に取ったのは米澤穂信先生の本だから。
    黒田官兵衛の智慧の凄まじさが伝わる。最後の最後で出てきた子息、松寿丸がのちの黒田長政で福岡を栄えさせた人。

    織田信長に反旗を翻して有岡城に立て籠もる将、摂津守荒木村重が毛利の助けが来ない局面で起こる様々な難事件に翻弄される話。もうだめだ、開城するしかない、という絶体絶命のタイミングで、土牢の囚人である知将、黒田官兵衛に謎を解くように請う。
    “武士の中の武士“ばかりの登場人物たちが交わすヒリヒリするやり取りのなかに、殿への忠誠や家臣への慮りが交錯し、深い尊敬の念も芽生えた。

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    2026年08月29日
  • 満願(新潮文庫)

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    久しぶりのミステリーとして、帯の謳い文句に惹かれて手に取った一冊でした。短編集だとは知らずに読み進めましたが、一気にその世界観へ引き込まれました。どの作品も人間の心理やドラマの裏が実に深く、鮮やかに場面が立ち現れるような描写力も見事です。久々のミステリー体験でしたが、時間を忘れて一気に読破してしまいました。

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    2026年08月29日
  • 満願(新潮文庫)

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    見えるものを丁寧に見ていくと矛盾が見え、思っていたところと違う方向へ進んでいく。外から見えることと、相手の思っていることは違うことが少しずつ明らかになっていく過程が面白い。一つ一つの話に引き込まれた。

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    2026年08月29日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    伏線がいくつか散りばめられており、最後のページでぞっとさせられました。最後のストーリーは途中で結末が予想できたと思ったところ、それを上回る結末になりさらにぞっとした。

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    2026年08月26日
  • 黒牢城

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    ネタバレ

    面白かった。
    時代小説なのになんでこんなに読みやすいんだろう。不思議。スラスラ読み終わってしまった。

    村重さん、最初は結構スマートに感じるし、周りの部下を存分に動かして事件解決に取り組むのがカッコいい。
    あと一歩及ばず官兵衛に頼らざるを得なくなる。なるほど、羊たちの沈黙なのか。

    次から次へと事件が舞い込む村重さんに同情してくる。とともに、こんなに事件解決に奔走していて大丈夫か?とも思う。相手はあの織田信長なので、読者目線はもう絶望しかない。

    腕っぷしの側近たちはどんどん死んでいく。戦とは関係ない場所で。なんだこれは。

    黒田官兵衛がとにかく不気味。こんなに気味の悪い安楽椅子探偵が唯一話の通じる相手なんて。村重さんがお労しい。

    終盤にかけてこの話のテーマが開示されて、なるほど納得したところで終劇。
    凄い小説だった。

    楽しかったです。読めてよかった。

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    2026年08月25日
  • 満願(新潮文庫)

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    穂信さんの中で1番好きな本。

    なんか本おすすめしてくれと言ってきた活字読めないけど小説読んでみたい欲ある馬鹿な元カレ達にオススメしてきた。私はこんな暗い女なんやでと安易に伝えたかったんや。あいつら買うだけ買って読んでなかったので無理です。

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    2026年08月25日
  • 黒牢城

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    最後の50ページが私には面白かった。そこまで読んで良かったなぁと思わせてくれる内容でした。
    単なるミステリーでなく、人としての生き方を問われる本だと思う。

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    2026年08月25日