【感想・ネタバレ】倫敦スコーンの謎のレビュー

あらすじ

「なあ常悟朗。お前に頼んでいいことなのかどうかわからないんだが……小佐内を紹介してくれないか?」堂島健吾曰く、かつて絵の謎を解いた(ことになっている)小佐内さんに、もう一度知恵を借りたいのだという。──美術家の縞大我が、サンフランシスコ・ビエンナーレの黒熊賞を受賞した。健吾は地元のテレビ局に頼まれ学内を捜索、彼の在校時代の作品を発見するが、その作品は模写でありながら展覧会に出品された事実も掘り起こしてしまったのだ。果たしてこの作品は盗作か否か? 小市民を目指す小鳩君と小佐内さんの謎解きの日々。大人気シリーズ、待望の第二作品集。四編を収録。/【目次】桑港クッキーの謎/羅馬ジェラートの謎/倫敦スコーンの謎/維納ザッハトルテの謎

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Posted by ブクログ

さぞやすごくコーヒーなんだろうと思えるほどのジェラートを食べてみたい気持ちになりながら、その年頃におけるロマンとは何かと考え、ほどよい苦味が沁み入りました。さすがの面白さ、絶品でした。

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2026年05月02日

Posted by ブクログ

日常に潜む小さな謎を、静かに目立たずに解き明かしていく小鳩くんと小山内さん。また二人に再会できて嬉しい。

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2026年05月01日

Posted by ブクログ

小鳩君と小山内さんの軽妙かつ鋭いやりとりが興味深い短編集。甘いスイーツと悪意が秘められた謎とのギャップを感じつつも、最後に明かされるビターな結末が刺さる。

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2026年05月02日

Posted by ブクログ

ミステリーというより、ウミガメのスープとして理解した方が良い連作。
そこに繊細な米澤先生の心理描写が乗っかることで独特な作品になっている。

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2026年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本作は小市民シリーズの短編集。下記の全4編を収録している。
高校1年の冬から2年の夏にかけての出来事を描き、『夏期限定トロピカルパフェ事件』の前あたりの出来事をまとめている。そのため、二人の小市民になりきれない互恵関係の不安定さなどがみて取れるが、それ以外はいつも通りの日常の謎を解き明かすストーリーでスラスラと気軽に読める一作。

桑港(サンフランシスコ)クッキーの謎
小鳩の通う高校の卒業生で美術家の縞大我がサンフランシスコ・ビエンナーレで黒熊賞を受賞した。堂島健吾はテレビ局の依頼で学内を捜索し、縞の在校時の作品を発見するが、それが模写でありながら展覧会に出品されたという盗作疑惑が浮上する。小市民を目指す小鳩と小佐内は、過去の作品の真相を解明する。

羅馬(ローマ)ジェラートの謎
小鳩と小佐内は、ジェラートのチェーン店を訪れる。二人は店内で、スーツ姿の女性が注文したジェラートに一切手をつけていない状況を目撃する。長時間にわたりジェラートを放置し続ける理由について、その背景を推論する。

倫敦(ロンドン)スコーンの謎
調理実習中の菓子作りの失敗を題材とした表題作。自信を見せていた生徒が焼いたスコーンが、レシピの手順通りに進めたにもかかわらず生焼けの失敗作となる。小佐内はこの不可解な失敗に関するレポート提出を課される。小鳩と小佐内は、作業工程における見落としや些細な要因を整理し、スコーンが不味く焼き上がった原因を特定する。

維納(ウィーン)ザッハトルテの謎
美術家の縞大我が講演会開催のために帰国し、高校に過去の作品を展示するが、何者かによってその作品が破壊される事件が発生する。さらに、講演会の開催中止を求める脅迫状が届く事態となる。展示作品の破壊と講演会への脅迫という二つの不可解な出来事を巡り、その背後に隠された真相と謎を解き明かす。

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2026年05月01日

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