【感想・ネタバレ】倫敦スコーンの謎のレビュー

あらすじ

「なあ常悟朗。お前に頼んでいいことなのかどうかわからないんだが……小佐内を紹介してくれないか?」堂島健吾曰く、かつて絵の謎を解いた(ことになっている)小佐内さんに、もう一度知恵を借りたいのだという。──美術家の縞大我が、サンフランシスコ・ビエンナーレの黒熊賞を受賞した。健吾は地元のテレビ局に頼まれ学内を捜索、彼の在校時代の作品を発見するが、その作品は模写でありながら展覧会に出品された事実も掘り起こしてしまったのだ。果たしてこの作品は盗作か否か? 小市民を目指す小鳩君と小佐内さんの謎解きの日々。大人気シリーズ、待望の第二作品集。四編を収録。/【目次】桑港クッキーの謎/羅馬ジェラートの謎/倫敦スコーンの謎/維納ザッハトルテの謎

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

期待を裏切らない面白さ。特に今作はテンポも良くコミカルでどこかゾクっとする雰囲気がとても好きだ。こんな放課後があれば飽きずに過ごせるだろうなぁと思う。でも当の本人たちはあたかも自分たちは退屈な人間を装っているところがギャップがあっていい。

学校で起こる出来事なんてほんの一時の暇つぶしにちょうどいいものばかり。けれど、そこにこだわれば一生の思い出や感動が生まれる。疑問も残る。15時に何気なく食べたお菓子が美味しすぎて感動するような。そんな何気ない瞬間に謎を作ってあたかも高尚な駄弁りのように解いていく。そんな事できる高校生は普通お高く止まっているように見える。けれど、彼らは小市民。普通が何であるかわからない普通の人。読んでいると自分たちとは少しズレた感性がある事がわかるし、出来事に興味があっても人に興味がない。そこがまたドライで個人的には好きだ。

何気なく読むにはちょうど良い。これを読んだ後は紅茶を飲みたくなる。そんな小説だった。

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2026年07月19日

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ネタバレ

また小市民シリーズ読めるとは思いませんでした!

まだ2人が互助関係だった懐かしい頃ですが、相変わらず小山内さんのピリリとした呟きがドキッとさせられました。

お気に入りは「桑港クッキーの謎」

船戸高校出身の美術家が賞を取った。そんな作家の絵が高校から出てきて…

果たして展覧会に出品された絵は模写だったのか?
ラストの小山内さんの言い方にゾッとしました。

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2026年07月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ


4つの事件を取扱う短編集で最後の章はそれまでの章に登場した人物が鍵を握る構成と演出がとてもニクイ。
一つ一つの事件について、自分の中でも疑問に思ったり、気にかかることはあっても、そこから正解を導くのは難しく、どの話も最後にはううんと唸るような解決が見れた。
なかなか、探偵になる道は険しい。
語り手の小鳩くんの口調も軽妙で、いつもの味を感じているようで読む手が止まることはなかった。少し古めかしくて小粋な語り口は小鳩くんの性格をよく表しているなと感じた。
最後の最後で夏季限定トロピカルパフェ事件のプロローグを見ることができてすごく満足した。またトロピカルパフェ事件も読み直します。

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2026年07月11日

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2026年。
小市民をめざし互恵関係を結ぶ小鳩くんと小山内さんの謎ときシリーズ。高校1年の冬の話なのかな、小山内さん、マフラー、イヤーマフ、テブクロと完全防備。
「桑港(サンフランシスコ)クッキーの謎」卒業生の美術家の作品を巡る謎。
「羅馬(ローマ)ジェラートの謎」スーツ女性は何故ジェラートを食べないのか?
「倫敦(ロンドン)スコーンの謎」スコーン食べたくなった。調理実習の振り返りレポートはどう書けばいいのか・・・小市民的だ。
「維納(ウィーン)ザッハトルテの謎」ザッハトルテはプリンスマルコシリーズを読んで食べたかった。本場では食べてないけれど・・・
星の数はーーー冬季で完結したからもうないかなぁ・・と思ってたけど、また読めたから!また出たら読む!

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2026年07月13日

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ネタバレ

良き❤︎好き
やっぱりシリーズの中で1番。1話目からしっかり滲み出る小山内さんの暗黒部が良い。
会話のテンポもまた良い。
日常にあるなんでだろう?と思いつつも特に深く考えもせずに過ぎていく小さな疑問を鋭い観察眼と深い洞察力で解いていく2人の緩やかな会話が好き。
結局美術の先生がいい先生だった事が個人的に1番騙された部分笑
将来、名探偵になれるだろう男子校生と大犯罪者になれるだろう女子高生、まだまだ続編が読みたい。

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2026年07月04日

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また小鳩くんと小佐内さんのお話が読めるとは!
冬期で完結して、もう会えないと思っていたよ。

四編とも甲乙つけがたいほど、どれもワクワクするストーリーだった。
沢海さんはなかなかのキャラクターだな 笑
そして甲村先生のことは誤解していた。

せっかく小市民シリーズをまた読めて気分がいいから、今度デメルでザッハトルテを買ってこよう。

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2026年07月04日

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小市民シリーズロスの中、こういう短編集が出たのは、ファンとしてはありがたい。短編でありながら、それぞれ繋がっているところもあり、読み応えありましたよ

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2026年07月04日

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久しぶりに本を読み終えた。
「維納ザッハトルテの謎」のラストに向けて畳み掛けていく様、かなりドキドキした。米澤穂信作品はこうでなくちゃ(?) ザッハトルテ、食べたいなあ。

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2026年07月02日

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「羅馬ジェラートの謎」が、傑作。2階席から観察しているだけなのに、伏線がカチカチとはまっていって、しかも店長の人間性まであばいてしまう。小市民とはいえないな(笑)
「維納ザッハトルテの謎」も、「桑港クッキー」「倫敦スコーン」の登場人物をうまくからめて、複雑な人間関係まで描いていておもしろかった。
後、『夏季限定トロピカルパフェ事件』へつなげているのがおしゃれ。彼らは、そこからまたあの小佐内さんの暗部へ切り込んでいくのか(^_^;; ループだ。

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2026年06月30日

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マンマ・ミーア!(流行りものには乗る)

帰ってきました!
あの小市民シリーズが!
小鳩くんと小佐内さんが帰ってきました!

感涙にむせぶわい。゚(゚´Д`゚)゚。

だがしかーし!
泣いてばかりはいられない
なぜならそう!読むから
泣いてたら読めないから(正論)

そして帰ってきた小市民シリーズは、四本の短編集となっております
タイトルはお馴染み都市名プラススイーツ(その都市の名物のね)となっております

・桑港クッキーの謎
・羅馬ジェラートの…

ん?
待て!
待て待て!
「桑港」って書いて「サンフランシスコ」なの?
マジか!なんでそんなことなってんねん!謎や!こっちのが謎やないか!
この謎を解き明かさないことには先に進めませんよ!

まず「倫敦」みたいな当て字ではないわな
「桑港」だと「クワッコウ」だもんな
「クワッコウ」なんて都市は地球にないもの(他の星ならあるんかい)

ということは何かしらの意味があるってことやな
「港」は分かる
サンフランシスコって港町やもん
霧の港やもん
問題は「桑」よ
サンフランシスコって桑が名物なの?
サンフランシスコと言えば「太陽とシスコムーン」じゃないの?(それ純日本産な)
桑なんてアメリカ全土そこら中にあるよね

うーん

検索してみた(最初からそうせーよ)

「サンフランシスコ」の音訳「桑方西斯哥」の「桑」と港町の「港」を合体した言葉らしい

ふーん

いや「桑方西斯哥」をどう読めば「サンフランシスコ」になんねん!
「クワガタセイシカ」だわ!( ゚д゚ )桑ッ!!

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2026年06月27日

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久しぶりの小鳩君と小山内さんの物語。
……にもかかわらず、帯には「シリーズ第二作品集」とある。
ちょっとまって。
シリーズ作品ってもっとたくさんあって、二人はたくさんの謎を解いてきたはず。
それなのに第二? と混乱し、そういえばと思い出した。
前作の巴里マカロンあたりで短編集っぽくなっていて、そこからカウントで二作品目になると。
いずれにせよ、二人に会えるのは喜ばしいことばかり。
最初から最後までワクワクしっぱなしだった。
独特な二人のテンポに魅了され、ザッハトルテが食べたくなり、スコーンも捨てがたいと身もだえする。
世界は謎に満ちているのだと、おいしいお菓子にも思いをはせたくなる作品だった。

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2026年06月26日

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【桑港クッキーの謎】
事の始まりは新聞だ。最初が新聞で、次も新聞で、その次の次の、どうだろうか、その次ぐらいがクッキーだった。

「わたし、誰にでも公平でありたいと思ったことは、一度もない」
「…」
「古城さんは友達よ。好んでそうなったわけじゃないけど、結果的には、友達になった。わたしは、泣いている古城さんが助けてと言ったから、出来るだけのことをした。たとえ途中で古城さん自身が、もういいからやめてって言ってもね。でも、誰にでもそうするつもりはないの」

「小佐内さんは、ほかに知りたい点はないの?」
すると小佐内さんは首を傾げ、手ぶりでペンを要求する。その手にペンを渡すと、小佐内さんはマグカップを置いて、ちょっと癖のある字で、
〈13〉 フォーチュンクッキーはおいしいのか。
と書いた。


【羅馬ジェラートの謎】
それがいいことか悪いことかはともかく、小佐内さんとぼくはしばしば奇妙な謎に遭遇してきた。そうした謎のほとんどは「解くべき問題」としてぼくたちに提示されたけれど、誰も気づいていない奇妙さにぼくたちがいち早く気づくということも、たまにはあった。たとえば三月のショッピングモールで小佐内さんが謎の存在に気づいたのは、暖房が効いた店内でチョコスプレーがジェラートに沈んだ、その深さからだった。

ぼくには最悪の性向がある。誰かが隠している秘密とか、知られたくないと思った嘘とか、こっそり仕掛けた企みとかを見破って人前で開陳し、自分の考えを誇示したがってしまうのだ。
ぼくはこのろくでもなさゆえに、人を傷つけたり、自分を傷つけたりしてきた。恥ずべき中学生活が終わる時、ほくと小佐内さんは約束を交わした。ほくが他人に浅知恵を誇ろうとしたなら小佐内さんがそれを止め、ぼくは小佐内さんのよくない癖を止めると誓ったのだ。これがぼくと小山内さんの互恵関係だ。


【倫敦スコーンの謎】
何かの理由で、ぼくがイギリス人の殺し屋に捕まったとする。そいつは冷酷非道で、本来のターゲットではないぼくも面倒だから殺してしまおうと考えている。銃の手入れをしながら、そいつは訊くのだ。
「日本人、お前はスコーンを焼いたことがあるか?」
後ろ手で椅子に絆りつけられ、怯えて震えるぼくは、卑屈に笑うことだけはしないよう必死にこらえながら、こう答える。
「ある。ハイスクールのカリキュラムで」
殺し屋は意外そうに笑って、もう一つ訊く。
「そうか。先に塗ったのはジャムか?それともクリーム?」
さあ、生死の分かれ目だ。ぼくは何と言えば助かるだろう。
もし正直に事実を語るとすれば、このようになる。
「日本のハイスクールじゃ、クリームは用意してくれなかった」
殺し屋はぼくを憐れんで、助けてくれるかもしれない。

小佐内ゆきの手に余る事態を、二時間で解決できるのか?
そう考えているうち、何とかなるんじゃないかと思えてきた。ぼくと小佐内さんなら、まあ、たいていのことは何とかなるだろう。

「スコーンの生地は寝かせないものだって確認が取れた」
小山内さんは首を振る。
「違う。今日確認できたのは、スコーンの生地は寝かせなくてはならないっていう沢海さんの主張は、常に正しいとは限らないってこと。寝かせないレシピが存在したからって、寝かせるレシピが間違いってことにはならない。世の中にはいろんなレシピがあるし、おいしい限りはどれも正しいの」


【維納ザッハトルテの謎】
たいへんなことというのが何を指すのか、噂はさまざまに分岐していた。学校に火をつける、爆弾を仕掛ける、生徒を襲う、縞大我を襲う、そのほかいろいろなバージョンがあった。
ぼくはただ、学校に流れる噂を楽しんでいた。何も起きないといいなと思いながら、あるいは ー 。
何か起きればいいなと思いながら。

「評判も知らないお店なんでしょ。おいしくないかもしれないよ」
「もしそうだったら、おいしくなかったねって言い合おうね」

「おいしい。おいしい」
そうだね、おいしい。
きっと小佐内さんは、ぼくにおいしいお菓子を教えているつもりはない。小佐内さんはいつも自分が楽しむため、そのためだけにスイーツを選んでいる。だけど、その心づもりとはかかわりなく、ぼくは小佐内さんからおいしいものを教わっている。ぼくは不意に、それは大切なものを分け合ってもらっていることだと思った。だったら一度ぐらい、一言ぐらい、言っておいてもいいのかもしれない。
「ありがとう」
小佐内さんは、きょとんとした。
「え? ええと、どういたしまして」

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2026年06月19日

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ネタバレ

桑港クッキーから倫敦スコーン→維納ザッハトルテの繋がりがよかった。脅迫状を送った犯人は甲村先生だとなんとなく思っていたが、そう過激に解釈してしまったこともまた、真犯人や小鳩くんと同じだった。

短編として好きなのは羅馬ジェラート。鈍い読者のわたしでもわかるような、小佐内さんがジェラートに満足していないことに気がつかないあたり、二人の関係がまだこれからというのが見えて初々しかった。小佐内さんの指摘を受けてからの小鳩くんの冴え具合はさすが。ジェラートが食べたくなるとともに、ラストの苦さが印象に残っている。

2年生の夏休みが近く、悪の組織に追われているとは…。ここからトロピカルパフェにつながるのかという、空白だった期間を知れた喜びとともに、「頑張れ小鳩くん!」と思った。先がわかっているときならではの楽しみ方で、これもまたよい。

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2026年07月25日

Posted by ブクログ

真夏に読んでしまった。
焼きたてスコーン、ザッハトルテ⋯暑いのにものすごく美味しそう。

最終巻を迎えてから、また2人のやりとりを垣間見ることができて喜びもひとしお。

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2026年07月22日

Posted by ブクログ

また小佐内さんと小鳩くんの物語が読めるのが嬉しい。もう小市民シリーズは出ないと思っていた。

表題作含む4編の中で、1番地味であろうジェラートの話が特に好き。
小佐内さんがずっと「美味しい」と言っていないことには気づいていたが、それがなぜなのかまでは分からなかった。ジェラートを目の前にしてなぜ手をつけないのかも、当然推理できなかった。そもそも飲食店で他人の飲食する姿をそこまで見ているのが凄い。まあ小佐内さんは無類の甘いもの好きだから、甘いものが蔑ろにされているのが納得いかないのか。
ある情景に対して、なぜそうなっているのかをいく通りも思い浮かべることができる。これこそが謎解きをする鍵なんだろうな。

表題作もこれまた地味で、家庭科の調理実習で、なぜスコーンが生焼けになったのかの謎を解く。私は料理が嫌いなので、スコーンを焼こうと思ったこともないが、なるほどこだわる人はこだわるんだなという印象。なんかボソボソしてて食べづらい印象だけど、本当に美味しいスコーンは喉越しも良いのかな?
結果的に失敗したけれど、調理した本人は良かれと思ってやっていたと考えると、責める気にはなれないな。

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

桑港クッキーの謎/羅馬ジェラートの謎/倫敦スコーンの謎/維納ザッハトルテの謎

何処のクッキー?何処のジェラート?
目次にはルビがないけれど、中扉にはあったので読めました
美味しそうなお菓子を読みながら小鳩くんと小佐内さんの推測を読むのも面白いかな
時々二人の言うことが判らなかったけど……

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2026年07月16日

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ネタバレ

安定した面白さがあります。

話の流れとしては同じような形ですが、少しずつ変化があり、シリーズを通して楽しめます。

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2026年07月12日

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 <小市民>シリーズの2冊目の短編集。高校生が主人公の日常系ミステリで、殺人事件などは起こらない。作者の高校生を主人公とした<古典部>シリーズよりはダーク、<図書委員>シリーズよりはライトな印象を受ける。
 
 4つの短編からなるが、巻末に収録されている書下ろしの「維納ザッハトルテの謎」が一番のお気に入り。ちなみに維納はオーストリアの「ウィーン」の漢字表記である。

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2026年07月05日

Posted by ブクログ

小市民シリーズの中の
「謎」シリーズなんですね。

前作のマカロンと同様に短編集です。

2話目以外は、
ゆるっと繋がってます。

相変わらず、
殺人などの大きな事件が起きるわけでもなく、
多くの人は見逃しそうな事を
拾って謎を解いています。

派手さはないけど、
小市民らしい作品でした。

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2026年06月28日

Posted by ブクログ

本編からは少し外れた短編集
二人の関係性がと、小さな謎解きが心地よい
あと、小佐内さんが、小佐内らしくて良い

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2026年06月25日

Posted by ブクログ

完結したシリーズの新作短篇はやっぱり嬉しい。
甘くて美味しいスイーツが登場するのに、二人が遭遇する《日常の謎》には苦味がある。
五寸釘…とまではいかないけど針で心臓を刺すような痛さなんだよな。
読みながら「そうそう、これこれ」と懐かしい気持ちになった。
ただ、小鳩君の食レポが秀逸だったわ。
こんなに上手だったっけ?とこちらが困惑するほど。
ジェラートもザッハトルテも食べたくなってしまった。

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

小市民シリーズは4部作で終わったと思っていたら、こちらは番外編と言うことらしい(^^;;

「桑港(サンフランシスコ)クッキーの謎」
「羅馬(ローマ)ジェラートの謎」
「倫敦(ロンドン)スコーンの謎」
「維納(ウィーン)ザッハトルテの謎」

4つの謎であるがところどころ繋がっていてとても面白い!

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2026年06月19日

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我が家で勃発した「小鳩くんvs小佐内さん、どっちが頭良いか論争」。
小鳩くんを譲らない私と小佐内さんと言い張る息子。結局折り合えずにいたけれど、本作を読んだ今、私の心は激しく揺らいでいる。「……もしかして、小佐内さんの方が一枚上手なのかも!?」と思わされる描写が多々あって、ちょっと傾いてきた。そしてこの本の小左内さん、なんだかかわいらしくて好き。時期的には夏期くらいなのかな?

小鳩くんと小佐内さんには、やっぱりこうしてスイーツを食べながら日常の謎解きをしていてほしい。個人的には『ジェラートの謎』がドストライク。こんな空気感のまま、シリーズが続いてくれることを願ってやまない。

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2026年06月17日

購入済み

わたしのようなアニメからのファンにも嬉しい新作短編集。「夏」を前にした小鳩と小佐内のやりとりに微笑ましさも感じつつ、各篇と一冊を通しての味わいのビターさは流石の魅力だった。

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2026年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『うしおととら』で、学校を襲う化け物に敢然と立ち向かう主人公の姿を思い出した その学校の生徒だけどね

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2026年06月20日

購入済み

小市民的謎解きです。

「冬季限定ボンボンショコラ事件で完結したはずなのに」と思って読んだら、時系列的には春季限定いちごタルト事件と夏季限定トロピカルパフェ事件の間で、巴里マカロンの謎の後の出来事でした。期間限定のメインは刑事事件ばかりで小市民的にはやばい案件ばかりですが、短編集は日常の謎解きメインで誠に小市民的です。2番目と3番目の謎は、小鳩くんと小山内さんがスイーツを食べている間に解決してしまいます。短編集はシリーズの他の作品は読んでいなくても充分楽しめますが、読んでいると「このセリフはあの事を言っているのかな」と、より理解が深まりますので出来れば読む事をお勧めします。

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2026年05月28日

Posted by ブクログ

米澤穂信さんの『倫敦スコーンの謎』を読んだ。恋愛の絡まない同世代での男女の友情は成立しない派なのだけれど、微妙なバランスながらこの作品ではその存在が感じられて、終始羨ましい気持ちで読んだ。本当にそんな関係が成立し得るのであれば、高校生に戻って女友達が欲しい。いやでもやっぱり想像できない…

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2026年07月26日

Posted by ブクログ

シリーズ5作目にして、短編集2作目。
願わくはこのまま短編集が重ねられんことを。

収録作品:
桑港(サンフランシスコ)クッキーの謎
羅馬(ローマ)ジェラートの謎
倫敦(ロンドン)スコーンの謎
維納(ウィーン)ザッハトルテの謎
◇解説 北原尚彦

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2026年07月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いつもどおり小鳩くんと小山内さんのキャラクター性、空気感がとてもよく、小気味良い会話が展開される読み口の軽いミステリーで、あっという間に読み終わってしまった。
期待どおりのものが読めて満足しているが、《小市民》は"狼"が姿を現す時が一番昂るので、その描写がより濃い方が個人的には好ましかった。

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2026年07月09日

Posted by ブクログ

小市民シリーズの最新刊です。

こちらは長編の裏側で起こっていた日常系のミステリー短編集です。

全て難しい謎ではないけどなぜ?となるお話です。

まぁ、面白くないわけじゃないけど普通な感じの話です。

スコーンがなぜ生焼けだったのかは、私わかっちゃいました笑

まぁ、ちょっと料理やお菓子作りをする人ならなんとなくわかるかも。

私は小鳩くんより小山内さんの方が頭がキレるし敵にしたくないタイプだと思います。

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2026年06月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【収録作品】
「桑港(サンフランシスコ)クッキーの謎」 賞を取った美術家の縞大我が高校に置き忘れた作品が有名作品の模写だった問題。
「羅馬(ローマ)ジェラートの謎」 小佐内さんが食べたジェラートのトッピングのチョコスプレーが沈んでいた問題。
「倫敦(ロンドン)スコーンの謎」 調理実習で手順通りに作られたはずのスコーンが生焼けだった問題。
「維納(ウィーン)ザッハトルテの謎」 縞大我が母校で講演することになるが、それを阻む脅迫状が届く。その一方、縞が送ってきた作品が誰かに壊された問題。

前作を読んで振り返ると、小鳩くんはなかなか「いい」性格をしていて、直すと言いつつ、この時点では直っていないのがよくわかる。

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2026年06月18日

Posted by ブクログ

健吾が校内で見つけた、ある美術科の在学中の作品。
果たしてこれは盗作か否か?小市民を目指す小鳩君と
小佐内さんが、高校2年の夏までに遭遇した4つの謎を
収録。『紙魚の手帖』など掲載に書き下ろしを加え文庫化。

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2026年07月15日

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