あらすじ
「なあ常悟朗。お前に頼んでいいことなのかどうかわからないんだが……小佐内を紹介してくれないか?」堂島健吾曰く、かつて絵の謎を解いた(ことになっている)小佐内さんに、もう一度知恵を借りたいのだという。──美術家の縞大我が、サンフランシスコ・ビエンナーレの黒熊賞を受賞した。健吾は地元のテレビ局に頼まれ学内を捜索、彼の在校時代の作品を発見するが、その作品は模写でありながら展覧会に出品された事実も掘り起こしてしまったのだ。果たしてこの作品は盗作か否か? 小市民を目指す小鳩君と小佐内さんの謎解きの日々。大人気シリーズ、待望の第二作品集。四編を収録。/【目次】桑港クッキーの謎/羅馬ジェラートの謎/倫敦スコーンの謎/維納ザッハトルテの謎
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Posted by ブクログ
良き❤︎好き
やっぱりシリーズの中で1番。1話目からしっかり滲み出る小山内さんの暗黒部が良い。
会話のテンポもまた良い。
日常にあるなんでだろう?と思いつつも特に深く考えもせずに過ぎていく小さな疑問を鋭い観察眼と深い洞察力で解いていく2人の緩やかな会話が好き。
結局美術の先生がいい先生だった事が個人的に1番騙された部分笑
将来、名探偵になれるだろう男子校生と大犯罪者になれるだろう女子高生、まだまだ続編が読みたい。
Posted by ブクログ
【収録作品】
「桑港(サンフランシスコ)クッキーの謎」 賞を取った美術家の縞大我が高校に置き忘れた作品が有名作品の模写だった問題。
「羅馬(ローマ)ジェラートの謎」 小佐内さんが食べたジェラートのトッピングのチョコスプレーが沈んでいた問題。
「倫敦(ロンドン)スコーンの謎」 調理実習で手順通りに作られたはずのスコーンが生焼けだった問題。
「維納(ウィーン)ザッハトルテの謎」 縞大我が母校で講演することになるが、それを阻む脅迫状が届く。その一方、縞が送ってきた作品が誰かに壊された問題。
前作を読んで振り返ると、小鳩くんはなかなか「いい」性格をしていて、直すと言いつつ、この時点では直っていないのがよくわかる。