澤村伊智のレビュー一覧

  • ファミリーランド【電子特典付き】

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    約100年後くらいの近未来が舞台の家族を描いた短編集。
    ホラーというよりも、世にも奇妙な物語っぽいというか、こんな〇〇は嫌だ!みたいな雰囲気。

    こんな嫁イビリは嫌だ!
    こんな出産&育児は嫌だ!
    こんなビジネス婚は嫌だ!
    こんな毒親は嫌だ!
    こんな介護は嫌だ!
    こんな葬儀は嫌かも?

    よくある家族の問題に未来のテクノロジーが絡んで、いい時代になったどころか新しい問題を生んでしまっているのに、未来を生きる登場人物たちはそれに気付かない。
    本当にこんな未来になっちゃいそうなのが面白い。
    嫁イビリとか介護とか気分が重くなるテーマの話もある中、6作目のお葬式の話はコメディかなって思うくらい面白くてほっ

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    2024年10月20日
  • 一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集

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    ネタバレ

    1話目の1行目で、もうコワイ。
    人が落ちた時の音が、どパァん!て‥。
    実際に聞いた事あるんだろうか。
    この話のコワイは、人だけど、この世ならざる者がコワイ話も、もちろんある。

    ちょっと変わった感じで怖かったのは、「さきのばし」。わりと終盤近くまで、コメディか?という感じだったのが、急に不穏になって、ああ、さきのばしね‥となる。

    このオチはどういう意味だろう?と、すっきりしない話もあり、読み終わった後は、なんかざらざらした気持ちになる。さすが、澤村伊智。

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    2024年10月18日
  • 怖ガラセ屋サン

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    ネタバレ

    七話からなる短編各話の公園、病院、怪談ライブ…あちこちの場所にさりげなく出没する『怖ガラセ屋サン』。
    一言二言だけで状況をガラッと一変させ、一気に恐怖に転じるお手並みがどれも鮮やかでこちらまでしっかり怖がらせてくれる。
    怖ガラセ屋サンのターゲットは基本誰かに恨まれている人々だったので、理不尽というよりは因果応報的な筋が通った感があったな。
    「救済と恐怖と」の逆転劇と「見知らぬ人の」の仕掛けがお見事。
    小学生の息子がいるので「子供の世界で」はいじめられる側いじめる側両方の地獄が他人事に思えない日常に繋がる怖さ。

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    2024年10月12日
  • 怖ガラセ屋サン

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     短編集で読みやすく2日で読み終わりました。

     面白かったです。
     がっつりホラーという感じではなく、小説版の世にも奇妙な物語を読んでいるような、何ともいえない後味でした。

     通して言えるのは迂闊に他人を信じてはいけない‥という事ですね。

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    2024年10月08日
  • 一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集

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    物語21編が掲載されているホラーショート集で有りまして、一気に読みました。
    特に帯裏にも紹介されている最初の「名所」は、たった数ページに極上の驚きと恐怖が詰まっておりまして、非常に怖かったです。

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    2024年10月05日
  • 超怖い物件

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    ネタバレ

    家についての怖い話短編集。わりと家より人間メインみたいな話も多かったけど面白かったです。
    個人的には「笛を吹く家」、「トガハラミ」、「ろろるいの家」が個人的に性癖に刺さります。
    ろろるいの家とトガハラミは結構ファンタジー味が強いかも

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    2024年09月26日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    好きな作家さんの作品がたくさん収録されていて、テンションが上がりました!特に、誉田哲也先生の姫川玲子シリーズの短編を目当てに読み始めましたが、五十嵐律人先生の「千鳥の契り」、真梨幸子先生の「インクリボン」、澤村伊智先生の「わたしの最期のホラーミステリ」も素晴らしかったです。どれも謎めいていて、少し後味が悪い感じがまた最高でした!個性的で豪華な作品ばかりで、どれも大変楽しめました。

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    2024年09月22日
  • わたしの名店

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    稲垣えみ子さんお目当てで読みました。
    他の方々のエッセイも大変面白く、思わぬ収穫でした。
    ここに出てきた店の鍋焼きうどん、メーヤウ、ピネライス…食べてみたい。

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    2024年09月22日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ホラーは、「大好き!」と「苦手」という人にはっきり分かれる。
    私は、「まあ好き」(いきなり矛盾したことを言うが)。
    でもお化け屋敷は苦手で、でも入りたくて、必ず誰かを盾にして進んでいく。
    本はどうだろう?
    本は、まあ好き、と自分で言うくらいなので、本書巻末のおすすめブックリストはほとんど読んでいる。
    確かにどれも名作。

    さて、本書はホラー、つまりエンターテインメントの魅力を伝えるべく、
    有名作家の書き下ろし作品を集め、ジャンルごとに解説も加え他非常に豪華かつ読み応えがある。
    どれも短く、そして10代向けのシリーズならではの「日常」を背景にしているので読みやすくもある。

    「告発者」はいかにも

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    2024年09月20日
  • 超怖い物件

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    結構好きだった。有名な事故物件サイトの方も実話系の方も小説家の方もふんだんに入ってて、お話の並びもリレー小説かのように必然性のある並びをしていて良い。平山夢明さんのトリの小説が本当に怖かった。花房観音さんのも情念って感じで良い。文章が好きだった。

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    2024年08月31日
  • アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿

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    ネタバレ

    最初は良い意味でただのウェブ創作記事といった感じで楽しく読んでいたが、天国屋敷からの一連の流れは昨今よく取り上げられる悪質なデマ問題を思い出させる、急に現実世界と結びつく感じがとても恐ろしかった

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    2024年08月19日
  • アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿

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    『斬首の森』では不完全燃焼でしたが、こちらはなかなか良い勢いで燃えてくれました。
    新人ライター湾沢陸男くんが遭遇する色々な種類の事件の連作集です。

    各話それぞれ違った怖さ、ミステリー的仕掛けが施されていてそれを味わうだけでも面白いのに、最終2話で連作集である事を思い起こしてくれる仕掛けがあって声を上げてしまいました。

    結末が胸糞悪い「笑う露死獣」、ヒトコワと怪談とミステリーが混ざった「目覚める死者たち」が特に好きでした。シリーズ化してほしいっちゃほしいけど結末的に難しいっすかねぇ。

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    2024年07月21日
  • 超怖い物件

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    家系ホラーが好きなので読んでみた。
    あんま怖くないなーって読み進めてたけど、最後2篇が怖くてびっくり。

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    2024年07月19日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    こんなにホラーでもジャンルってあるんだ、って詳細に分類されていてなるほど、、、と思う解説。
    分類ごとに話が分かれていて、自分の好みがわかるかも。
    やっぱり私は芦花公園と雨穴のお話が好み。

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    2024年07月16日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    どの話も怖かったです。
    綾辻行人さんの話は別で読んでましたが、再読しても怖かった。澤村伊智さんの話はあのシリーズですね。面白かったです。

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    2024年07月15日
  • わたしの名店

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    どのお店もその人にとってほんとに名店。
    美味しそうで行けるとこかなとおもわずググっちゃった。
    朝井リョウの高田馬場にある居酒屋「丸八」学生たちですんごくうるさそう。でもガリガリ君がそのまま入ってるサワーってちょっと飲んでみたい。
    三浦しおんの近所のビストロも素敵。
    こんなお店がいきつけでふらりとひとりで入って食べて軽く飲んで帰る…なんて贅沢な時間なんだろう。
    藤岡陽子のおばあちゃんちでいつも出前でとってくれるキッチンゴンの”ピネライス”このエッセイに心揺さぶられた。
    まったく同感!

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    2024年07月12日
  • アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿

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    Webマガジンの世界を舞台に、人の面白さや怖さを描く澤村伊知ならではのホラー作品。
    短編集でありながら全体としてまとまっているのも良いですが、もう少しシリーズ化して続けて欲しいところです。

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    2024年07月06日
  • わたしの名店

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    ネタバレ

    以前食を題材にした小説を読んだが、本当にあるのか調べたりしたので
    本作は有難い。
    それこそ温泉、とか喫茶店、とか細かくジャンル分けしても作家さんそれぞれのオススメがあるはずなので
    シリーズ化しないかなぁ。。
    雰囲気や、ピンポイントの品物目当て、また何を食べても美味しくて通う、と色々なエピソード。
    また個人店の儚さと切なさも。。


    三浦しをん 京王線千歳鳥山 『Ho 100%drunker』 ベルギービール煮込み
    →たかぎなおこ氏のバクダン納豆といい、京王線沿いには魅力的なお店が。。
     
    西加奈子 渋谷 『虎子食堂』スパイス系
    →渋谷も新宿も駅近ですますので、開拓したい。。

    中江有里 三軒茶

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    2024年07月03日
  • さえづちの眼

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    ネタバレ

    「 母 と 」が1番好き。 瑛子は、ずっと時代をさまよって、抱っこしてくれる人を探しているのか。
    その執着心。 本当の母親にちゃんと抱っこしてもらっていたら、こんなに時代を超えて沢山の犠牲者が出なかっただろうな。

    「さえづちの眼」も哀しい。

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    2024年06月18日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    一口にホラーと言っても、そのジャンルは様々なんだと知った。わたしは血が出るようなグロいものは苦手だけど、それを避ければ選べるホラーはあるのかもしれない。
    サスペンスホラー、SFホラー、モキュメンタリーホラーが特に好きだと思った。
    もし自分が14歳だったら、この本を読み終わったらゾッとしてしまう。

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    2024年06月16日