澤村伊智のレビュー一覧

  • などらきの首

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    ゴカイノカイの潰し屋がB級ホラーに出てくる霊能者感があって良かった。
    居酒屋脳髄談義のオチの台詞が痺れるくらい格好良い。

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    2024年09月22日
  • わたしの名店

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    稲垣えみ子さんお目当てで読みました。
    他の方々のエッセイも大変面白く、思わぬ収穫でした。
    ここに出てきた店の鍋焼きうどん、メーヤウ、ピネライス…食べてみたい。

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    2024年09月22日
  • 予言の島

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    読後、読んでいる時に感じた違和感の正体を知った時の驚きは、かなりのものでした。
    それにしても、言霊なんて言葉がありますが、口にしてしまった言葉が好意からだったとしても、人を縛り、呪ってしまうことってあるなあと思ってしまいました。

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    2024年09月21日
  • すみせごの贄

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    「たなわれしょうき」がいい塩梅に怖くてよかったです。「とこよだけ」で真琴の現状が語られましたが、何があったか知りたいなと思いました。まだ読んでいない作品があるのかな。

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    2024年09月18日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ホラーは、「大好き!」と「苦手」という人にはっきり分かれる。
    私は、「まあ好き」(いきなり矛盾したことを言うが)。
    でもお化け屋敷は苦手で、でも入りたくて、必ず誰かを盾にして進んでいく。
    本はどうだろう?
    本は、まあ好き、と自分で言うくらいなので、本書巻末のおすすめブックリストはほとんど読んでいる。
    確かにどれも名作。

    さて、本書はホラー、つまりエンターテインメントの魅力を伝えるべく、
    有名作家の書き下ろし作品を集め、ジャンルごとに解説も加え他非常に豪華かつ読み応えがある。
    どれも短く、そして10代向けのシリーズならではの「日常」を背景にしているので読みやすくもある。

    「告発者」はいかにも

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    2024年09月20日
  • 怖ガラセ屋サン

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    いつの間にか「怖ガラセ屋サン」がいた。不気味にその世界に呑み込まれ・・・狙われたら逃げられない怖ガラセ屋サン。怖すぎる!

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    2024年09月15日
  • 超怖い物件

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    結構好きだった。有名な事故物件サイトの方も実話系の方も小説家の方もふんだんに入ってて、お話の並びもリレー小説かのように必然性のある並びをしていて良い。平山夢明さんのトリの小説が本当に怖かった。花房観音さんのも情念って感じで良い。文章が好きだった。

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    2024年08月31日
  • 怖ガラセ屋サン

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    「なんだかよくわからない」ことが1番怖い
    自分の理解の範疇に押し込めきれないものが怖い

    やり方のわからない仕事を急に振られたときも、そういえば怖いもんなあ

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    2024年08月31日
  • ぜんしゅの跫

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    ネタバレ

    比嘉姉妹シリーズ5作目。どれも面白い5篇だった。
    これまでの出来事との時系列が分かるようになっていて、繋がりが感じられてよい。

    『鏡』
    田原秀樹の認識のズレ方が本当に絶妙で途方に暮れる。自らのことを善人で良き夫で、更には良き父になれると信じて疑わないところが致命的だ。久しぶりの登場で、この感覚を思い出した。
    真琴がどうなっているのかが心配だ。

    『鬼のうみたりければ』
    これはサービス精神旺盛な関西人の語りにぐっと引き込まれて読んでいたら、最後に背中が寒くなってくる怪談だった。シンプルに怖い。

    表題作は怪異の名前の謎解きが面白くて、今回も「なるほどなぁ」と納得。
    琴子と真琴と野崎が活躍するの

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    2024年08月29日
  • アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿

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    ネタバレ

    最初は良い意味でただのウェブ創作記事といった感じで楽しく読んでいたが、天国屋敷からの一連の流れは昨今よく取り上げられる悪質なデマ問題を思い出させる、急に現実世界と結びつく感じがとても恐ろしかった

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    2024年08月19日
  • 一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集

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    毎日暑い!!
    何かに刷り込まれてるのか、夏になるといつも以上に怖い話を欲してしまいます。
    寝苦しい夜のお供でした。

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    2024年08月12日
  • などらきの首

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    This novel consists of five short stories. I like "The head of Nadoraki" the best amongst all of them. The story is the scariest from my perspective.
    I want read again someday.

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    2024年08月09日
  • ぜんしゅの跫

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    どのエピソードもオバケ的な怖さよりも人間の悲哀的な所にフォーカスが置かれているのは毎回の事だけど、やはり面白いです。"ぼぎわんが来る"の人物が登場するサプライズ&胸糞。比嘉姉妹は相変わらずブッ飛んでいるが、姉妹としての関係性を描いてる辺りにはグッときた。引き続き見守りたいと思います!

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    2024年08月04日
  • アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿

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    『斬首の森』では不完全燃焼でしたが、こちらはなかなか良い勢いで燃えてくれました。
    新人ライター湾沢陸男くんが遭遇する色々な種類の事件の連作集です。

    各話それぞれ違った怖さ、ミステリー的仕掛けが施されていてそれを味わうだけでも面白いのに、最終2話で連作集である事を思い起こしてくれる仕掛けがあって声を上げてしまいました。

    結末が胸糞悪い「笑う露死獣」、ヒトコワと怪談とミステリーが混ざった「目覚める死者たち」が特に好きでした。シリーズ化してほしいっちゃほしいけど結末的に難しいっすかねぇ。

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    2024年07月21日
  • 超怖い物件

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    家系ホラーが好きなので読んでみた。
    あんま怖くないなーって読み進めてたけど、最後2篇が怖くてびっくり。

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    2024年07月19日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    こんなにホラーでもジャンルってあるんだ、って詳細に分類されていてなるほど、、、と思う解説。
    分類ごとに話が分かれていて、自分の好みがわかるかも。
    やっぱり私は芦花公園と雨穴のお話が好み。

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    2024年07月16日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    どの話も怖かったです。
    綾辻行人さんの話は別で読んでましたが、再読しても怖かった。澤村伊智さんの話はあのシリーズですね。面白かったです。

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    2024年07月15日
  • わたしの名店

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    どのお店もその人にとってほんとに名店。
    美味しそうで行けるとこかなとおもわずググっちゃった。
    朝井リョウの高田馬場にある居酒屋「丸八」学生たちですんごくうるさそう。でもガリガリ君がそのまま入ってるサワーってちょっと飲んでみたい。
    三浦しおんの近所のビストロも素敵。
    こんなお店がいきつけでふらりとひとりで入って食べて軽く飲んで帰る…なんて贅沢な時間なんだろう。
    藤岡陽子のおばあちゃんちでいつも出前でとってくれるキッチンゴンの”ピネライス”このエッセイに心揺さぶられた。
    まったく同感!

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    2024年07月12日
  • アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿

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    Webマガジンの世界を舞台に、人の面白さや怖さを描く澤村伊知ならではのホラー作品。
    短編集でありながら全体としてまとまっているのも良いですが、もう少しシリーズ化して続けて欲しいところです。

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    2024年07月06日
  • わたしの名店

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    ネタバレ

    以前食を題材にした小説を読んだが、本当にあるのか調べたりしたので
    本作は有難い。
    それこそ温泉、とか喫茶店、とか細かくジャンル分けしても作家さんそれぞれのオススメがあるはずなので
    シリーズ化しないかなぁ。。
    雰囲気や、ピンポイントの品物目当て、また何を食べても美味しくて通う、と色々なエピソード。
    また個人店の儚さと切なさも。。


    三浦しをん 京王線千歳鳥山 『Ho 100%drunker』 ベルギービール煮込み
    →たかぎなおこ氏のバクダン納豆といい、京王線沿いには魅力的なお店が。。
     
    西加奈子 渋谷 『虎子食堂』スパイス系
    →渋谷も新宿も駅近ですますので、開拓したい。。

    中江有里 三軒茶

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    2024年07月03日