澤村伊智のレビュー一覧

  • 恐怖小説キリカ

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    ネタバレ

    読書の感想をコツコツと書き続けている身としては非常に恐ろしい内容だった!最後に「フィクションです」と書かれていてもなんだか怖い。それくらい徹底している。
    「ぼぎわん」で実際にホラー小説大賞を受賞しているし、そういう事実を織り交ぜながら書かれているので、どこまでが本当の話なのだろうと気になりだす。
    書名から想像したのは、妻の霧香が何か怖いことをするのかなということだった。恐妻、興味ある!と思っていたけれど、そんな単純な話ではなかった。第一章の終わりに真実が明かされるまで、霧香は実在していると信じて疑わなかった。
    まさか、まさかねと半信半疑で読み進めていくのは、自分も梶山のような立場で物語の中に入

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    2024年05月22日
  • 斬首の森

    ネタバレ 購入済み

    イッキ読みした

    サバイバルホラーです。面白くて一気読みしました。
    ヤバいセミナーで洗脳されかけて、命が危険に晒されて逃げ出すんですが、逃げ出した仲間が一人ひとり殺されていく。手持ちの道具も水も食料も無い中で、どんどん精神が削られて行く。
    その様がインタビュー形式で話が進んでいきます。最後に大どんでん返しがあり、そう来たかー!と言うオチでした。
    めちゃくちゃ面白くて、一気読みしました!

    でもね、怖くなかったです。

    #ドキドキハラハラ #ダーク

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    2024年05月19日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    光文社文庫編集部・編『Jミステリー 2024 SPRING』光文社文庫。

    第5弾となる人気ミステリー作家たちの新作書下ろし短編6編を収録した贅沢なアンソロジー。

    本体価格1,200円ということは6編収録だから1編200円に相当するが、書下ろしであれば妥当なところだろう。誉田哲也、五十嵐律人、真梨幸子と素晴らしい短編が並び、1編200円も破格ではないかと思ったのだが、青柳碧人、五十嵐貴久、澤村伊智と駄作と凡作が続き、前半と後半の余りの格差に驚いた。

    誉田哲也『心のお話』。姫川玲子シリーズの最新作。『ドルチェ』で主役を務めた魚住久江が姫川の部下として登場する。この短編の山場での姫川のLGBT

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    2024年05月19日
  • すみせごの贄

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     霊能者姉妹の比嘉琴子と真琴、そして真琴の夫である野崎昆が関わる怪異を描くオカルトホラー短編集。シリーズ8作目。
              ◇
     林に囲まれた広い空き地まで来て車は停まった。
     助手席から降り7月の強い日差しに眉をしかめていると、運転席から出てきた野崎さんに「半ドアだよ」と注意された。慌ててドアを締め直した僕は不機嫌そうに煙草を吸う野崎さん見て、やっぱり迷惑だったのかと胸が痛んだ。

     僕は中学校に上がってすぐ、いじめにあった。9ヶ月間がんばったものの、とうとう耐えられなくなった僕は、もう学校には行きたくないと両親に打ち明けた。
     叱られたり嘆かれたりするだろうという僕の予想に反し、

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    2024年05月18日
  • ファミリーランド【電子特典付き】

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    題名の通り家族にまつわる世にも奇妙な物語的な話の短編集。技術が発達した未来で起きそうな色々な問題に対してのお話で、ホラー感はなくておもしろかった。

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    2024年05月01日
  • ファミリーランド【電子特典付き】

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    【2024年102冊目】
    よぼよぼハッカーと死後、薬で計画出産児を産む世界、匂いとビジネス婚、溺愛と束縛、介護と宇宙、葬儀今昔。家族が軸となる6つの短編集。

    澤村伊智さんといえばデビュー作からしてホラーのイメージが強く、本作の帯の煽りも「澤村伊智の描く家族がいちばん怖い。」でしたので、結構覚悟して読み始めました。が、こんなにヒューマン小説としての意味合いも強いなんて聞いてないんですけど…?

    最初の「コンピューターお義母さん」から最後の「愛を語るより左記のとおり執り行う」までに至る温度差のアップダウンが過ごすきて、風邪を引くかと思いました。風邪はひかなかったけど酒はめちゃくちゃ進みました、す

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    2024年04月28日
  • アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿

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    振り返れば伏線が敷かれていたのね。短編一つひとつもカラーがあって面白かったけれど、それら点を繋いで線としたラスト2話はすごかったなぁ。と言いつつ地底アイドルファンになりました。

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    2024年04月21日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    2024.04.21
    読み比べができることがよい。
    誉田哲也の姫川玲子の新作はうれしい。
    五十嵐貴久は昔からからファン。

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    2024年04月21日
  • さえづちの眼

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    ネタバレ

    比嘉姉妹シリーズの短編集。
    3編とも母と子がテーマになっていると思われる。

    『母と』
    非行を重ねた主人公が田舎の更生施設へ送られる。施設長の『鎌田のおっさん』や同居する子供たちと自立に向けた穏やかな日々を過ごす。
    ある夜、主人公は庭で怪異と対峙するおっさんを目撃する…

    真琴の母についてが触れられる作品。穏やかだった鎌田ハウスでの生活が一変してからがすごく不気味。

    『あの日の光は今も』
    小さな旅館の支配人である昌輝は、子供の頃にUFOを目撃し、オカルト界隈で有名になったことに今でも悩まされている。
    ある日当時一緒にUFOを目撃したかつての友人、聡と昌輝の母親がUFO事件のあった池で死亡また

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    2024年04月18日
  • ひとんち 澤村伊智短編集

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    最後の1行で、…え?となる作品が多い短編集でした。ひとんちと死神がすごく印象に残った。杉江松恋さんの解説も、澤村伊智さんが好きな理由を言語化してもらえた感じがしてよかった。

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    2024年04月06日
  • ファミリーランド【電子特典付き】

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    SF×家族=ホラー

    嫁姑、妊活、婚活、毒親、介護
    科学が進歩して便利になった排反で
    こんな地獄のような世界になるなんて………

    ホラー=心霊系だと思っていたので
    心霊系はとても苦手なので通常手を出さないんだけど、
    この本、ハードカバーの表紙は
    少しもホラー感出してなかったので
    単純にSF×家族の不穏そうな話として
    ずっと文庫化待ちしてたら、
    ホラー文庫として出てきたのでどういうこと??
    と思ってたら……

    ホラー=戦慄、恐怖 が本来の意味なんですね
    めっちゃくちゃホラーだった!!!
    ただでさえ家族問題系は
    怖いもの見たさで手を出しているところがあるのに
    そこに科学の進歩が加わると
    こんな地獄

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    2024年03月24日
  • 恐怖小説キリカ

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    ネタバレ

    初めてこの作者さんに触れたのが映画の「来る」で、その後原作が気になってぼぎわん、ずうのめを読んだところだったのである意味最高に楽しめたと思います。
    毎回人間の嫌な感じの描写が上手くて怖いです。確か作者さんは男性と聞きましたが、ぼぎわんのイクメン描写とかで「『男性なのに』描写上手いですね」的なこと言われて嫌だったとかあるのかなぁ(「結婚してるのにこんなの書けるはずがない」的なこと言われる描写から)とか勝手に想像しながら読みました。
    フィクションだよね…?えっ…いやいや、フィクションだよね?あれ?ってあとがきまでしっかり怖がりましたが、フィクションですよね???大丈夫ですよね??

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    2024年02月18日
  • アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿

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    ネタバレ

    なるほど!
    そー繋がっていくのか。
    改めてSNSが怖いというか、ネットや人の記憶力や証言があてにならないのだなと思った。
    リクも別に悪気があったわけではなく、意識が薄れてく中で目にした物をそのまま、なんの気無しに発言しただけで、それはある意味正義だったし。
    発した言葉で誰かを救えることもあれば、傷つけることもある。なんだかちょっと怖いな。
    井出さんがまさかでちょっとショックだったな。

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    2024年02月12日
  • 超怖い物件

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    来月公開の映画『変な家』の予告編を劇場で観るたび、怖い、観たい、怖いという思いの繰り返し。原作には手を出せなかったけど、これなら読めそうな気がして。

    書き手はとても魅力的な11人。曰く付きの家だったり部屋だったりが登場します。内藤了の“よろず建物”シリーズ中にあった座敷牢の話が凄く怖くて、以来、座敷牢をイメージさせる物語にビビりまくり。ここにもひとつありました。

    全話読んで思うのは、「出られない家」は恐ろしいということ。当たり前か(笑)。怖くて飲酒しつつテレビで『アメトーク』をつけたまま読んだ最終話は読み直さなければ。(^^;

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    2024年02月02日
  • 恐怖小説キリカ

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    ネタバレ

    キリカはきっと存在していないかもしれない、とは早々に気がついたけれども、とんでもない展開に驚いた~。
    レビュー、書きにくい…笑

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    2024年01月22日
  • うるはしみにくし あなたのともだち

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    自分の容姿、他人の容姿についての価値観というのは、いつの時代も一定数の人の生活を脅かす。
    他人の容姿にとやかく言う人は、とても不用意。
    本の内容はとても面白かった。

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    2024年01月18日
  • うるはしみにくし あなたのともだち

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    著者は、「比嘉姉妹シリーズ」を代表に、現在のジャパニーズ・ホラー・ノベル界の一線で活躍する作家・澤村伊智。著者のファンではあるが、本作はまだ読めていなかったので、文庫化のタイミングで手に取ってみた。

    四ツ角高校三年二組、クラスで一番の美しい容姿を持つ羽村更紗が、突如自殺する。告別式では、家族が断固として彼女の顔を見せようとしない。その翌週、羽村の次にクラスで美人と言われていた野島夕菜が・・・。不可解な状況の中で噂されるのは、人の容姿を"美しく/醜く"変えてしまえる「ユアフレンド」のまじない。担任の小谷舞香は、クラスで起こっている異変を探るが―――。

    誰もが持つ「美醜の&

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    2024年01月19日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    ネタバレ

    小林泰三さんと宮部みゆきさんは、このアンソロジーでなく読んでいたのですが、改めて、う! (ーー;)

    岩井志麻子さんは日本らしい、湿気たっぷりのホラーで、やはりうまいですよね。

    去年から読みはじめて、ようやく完読。
    ことしは去年よりも読みたい本がたくさんあるので、出だしは順調でうれしいかも。

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    2024年01月02日
  • ひとんち 澤村伊智短編集

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    ネタバレ

    「ひとんち」「宮本くんの手」「死神」が印象に残った。 特に、宮本くんの手は自分も手荒れが悪化することがあるので話の中の状況と重なり、痛さがわかってるから余計にトリハダ。 「じぶんち」は世にも奇妙〜とかでありそうな話しで、あまり私は響かなかった。それよりも「ひとんち」の最後にはあなたもだったの!?っと驚愕。

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    2024年01月01日
  • ファミリーランド【電子特典付き】

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    2100年頃の日本は科学技術が発達している世界。
    婚活アプリで個人情報をたんまり収集して個人を監視することもできたり。
    病気や怪我をしたら、鳥型看護ロボットがすぐ手当してくれる。便利なようで当たり前のように一家に一台置くようになればそれはそれで恐ろしい。
    SFホラーでどの短編も面白かったし、後半の短編で心苦しくなって泣きました(T ^ T)

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    2023年12月28日