ココノエ南新町店の真実
なんでヨシナガさんから受け取ったノート読んだだけで、依田さんはそんなになってしまったんだ
そんなに入り込んで、自分がやらなきゃ!みたいな気持ちになる程の内容だったのか
普通にヤバイ客みたいになってるし
そこからの展開にえ?ってなってたら終わった
依田さん視点では無いのでスーパー火災の時に一体何があったのか、本当に戦っていたのかは定かではないけれど、読み終わってから想像したくなる作品だった
ニンゲン柱
結局村に帰りたくなるようになってるし、一番ヤバかったのは娘だった
那々木が暴いてあんな事があっても村はそのままだし
魂の飛翔
個人的にリングは自分が小説、文章という物を読んで初めて怖いと思った作品でした
笑える、泣ける、ワクワクするは文章読んでていて感じる事はあっても怖い、という感情はリングを読むまでは起こらなかった。ホラー文庫を読み始めるきっかけにもなった作品。
なので、リングシリーズは出るたびに読んでいましたが、まさかここに入っているとは思わずに驚きました、え?読めるの?と
しかしこれも個人的感想ですが、タイドまで行ってしまうと……え、じゃあ今まで読んでいたリングの話しはなんだったの?という気持ちになってしまいました…
もう視点が神視点というか、俯瞰が上すぎてそれ言ったらすべて終わりと言うか
余談ですが高山竜司のビジュアルが最初と変わっていくし
簡潔に言えばこのお話もメタと言うか、リングが作られるまでの話で、もう一つの世界
ノンフィクションのようなフィクションと言えば良いのか
作者そのものが主役というのは面白いですが、ちょっとまたタイドを読んだときの気持ちになりました
828の1
なる程、死を思い起こされるものが死神になるのか
最初からずっとフラグが立っていた
けども普通に母が合った事件はトラウマになるやつ
短編ドラマとかに合いそう、世にも奇妙みたいな
面白い作品でした
にえたかどうだか
茉利主役の話は何処ですか、と読み終わったあと思いました
霊感が親子に渡って引き継がれると言うか、持ってても巻き込まれないようにするのは大変。マンションの人達も最終的にはそこまで悪くないというか
いや引っ越してきてその輪に入るのは大変だろうなぁとは思う
風来たりて
中々私自身想像力というか、こう言う村の地図と言うか位置関係を考えながら読むのが大変で、ちょっと地図が欲しいと思ってしまった
いやかなり絶望的な状況。死んじゃう人は出るし、山の因縁でどうにもならない。これどうするんだろうとハラハラしながら読んでいたら
え?尾端さん!?!?ここで!?と、営繕かるかやシリーズを楽しみに読んでいた自分としては、魂の飛翔と同じくここで読んだことないお話が読めることに嬉しくなったと同時に、尾端さん登場してから一変
八方塞がりのどうにもならない状況が、滅茶苦茶スッキリと言うか一気に解決に向かった
凄い安心感
最初から出ると分かって読んでいたら、また違う気持ちになっていたと思う
アンソロジー作品は短編で、色々な作者さんの話が読めるので好きなのですがこの本はシリーズの番外的な作品が入ってて、気になったら本編読んでね、な1冊でした