澤村伊智のレビュー一覧

  • ぼぎわんが、来る

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    化け物出てくる系ホラー。

    ホラー作品には最後までホラーホラーしていて欲しいという思想の持ち主なので、
    最後に化け物vs霊能力者みたいになる展開はあまり好みではない。
    ゆえに星はちょっと低め。

    でも、3部構成のうちの1部、2部は純粋にホラーとして、読み物として面白かった。
    ゾクゾクッてなったし、程よい裏切り感があって良かった。
    お前が死ぬんかーい!って。

    シリーズ物らしいけど、続編を読む前にまずこれの映画版を観てみようかな。


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    2026年07月07日
  • ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    あ、14歳世渡りシリーズで前に出てたやつの文庫化か。その時も気にはなったけど、こういう形で改めて読めてよかった。内容も、入門にはうってつけって感じですわな。

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    2026年07月06日
  • ざんどぅまの影【電子特典「手書きメッセージ」付き】

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    言い伝え、噂の怪異。
    受け継ぐことの重みと、誤解が積み重なる悲劇。
    描きたいものが明確にあるだけに、ドライブ感が削がれていて物足りなかった。

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    2026年07月06日
  • 予言の島

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    オーディブル14冊目、予言の島(澤村伊智)。最初はミステリ、2回目はホラーという謳い文句だがまあ確かに…叙述トリックって言葉としては知ってたけど、今ひとつ納得感を得にくい読後感。他の叙述トリック作品も読んで改めて感想を考えたい。

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    2026年07月05日
  • 邪教の子

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    ネタバレ

    結局茜は慧斗に自分を救った救世主らしくあってほしくて廃れたニュータウンの野心も失ったただのおばさんであるということが認められなかったから最後があんなにあっけなかったんだろう
    とはいえ読後感はあっさりし過ぎだなと思ってしまうところはある 気になっていた慧斗の過去についてはあんまり掘り下げられないしボトックスが万能すぎてちょっと笑う
    最初の手記読んでた時に、慧斗と祐仁がやけに両方外国っぽい名前だな(ケイト、ユージーン)と思ったから何かの伏線かと思ったが単に祐仁が慧斗の父親だからそういう響きをつける発想があったということだけなのか

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    2026年07月05日
  • 呪いの☒☒

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    アンソロジーはまだ出会えていない好みの作家さんを発見できるので、好きな作家さんの短編も読めてお得!みたいな感覚で購入してます。

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    2026年07月05日
  • ざんどぅまの影【電子特典「手書きメッセージ」付き】

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    こんな訳のわからないモノに出会ったら、震え上がりそう。正体がわからないって不安だらけだ。それに立ち向かえるってすごいな。

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    2026年07月04日
  • ぼぎわんが、来る

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    1章目がめちゃくちゃ面白くて、まじでドストライク!!!だったんだけど、その後の人間関係の話が好みでは無かった。

    化け物!ヒエー!!!って感じが好きなので、旦那の子育てとか不倫の話になったら「あー、そういう感じね!お化けより人間の方が怖い的なね!」という感情になる

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    2026年07月03日
  • ぼぎわんが、来る

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    ネタバレ

    第1章は最高に怖くて面白かった。
    妖怪や霊などこの世に存在し得ない(理不尽な)恐怖は好きではないが、この本の怪異は人を襲う理由に一貫性があって個人的には好きだった。
    そのまま第2章は妻目線、第3章は子供目線の展開になるのかなと思ったが、フォーカスが当たったのは別の人物だった。どんでん返しがあるわけではない。
    第1章の面白さのまま駆け抜けてくれたら星5もあり得たけれど、最後の展開はありきたりだと感じた。
    私が第1章と第2章の間で読むまでに期間を空けてしまったのがよくなかったかもしれない。
    一気読みしていたら印象が変わっていただろうか。

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    2026年07月03日
  • ざんどぅまの影【電子特典「手書きメッセージ」付き】

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    ネタバレ

    2026年。
    1981年。沖縄からの移住してきた人々が集う神奈川県Q市で現れる怪異(海系)。自警団を結成したが、中心人物が死に方向性が変わってゆく。そして個人的には興ざめの叙述トリック。
    今回のおばけはびしょびしょのお化け。
    あいかわらずどんどん読み進めてしまうんだが。
    野崎と真琴が故人の篤から口寄せで聞いた話という体。
    響いたのは。おばぁがユタ治療?に法外なオカネを要求し、「全部いっぺんはムリだけど少しずつ返すから」の返答に「治ったら返さないね」 喉元すぎれば暑さ忘れる、だね。

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    2026年07月04日
  • わたしの名店

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    食にまつわるエピソードを集めた短編集。
    大好きな三浦しをんの文字が見えたので、読んでみた。

    さらには髭男爵山田ルイ53世も短編もあり、私的に大興奮。
    しかも、ラジオ(髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ)でも話していた内容なので、隠れ檀家(ラジオリスナーネーム)としては思わずニヤリ。

    今回は佐藤雫という作家が気になったので(源頼朝への愛をものすごく語っていた)、作品を読んでみようと思いました。

    こういう不思議な出会いがあるから、たまには短編集も読んでみるものですな。

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    2026年07月02日
  • ざんどぅまの影【電子特典「手書きメッセージ」付き】

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    設定は昭和の終わり頃。怪異の恐怖よりも決めつけや偏見からくる人間の狂気の方が怖かった。特に決めつけについては著者の意図にまんまとひっかかった。やや強引だったけど楽しめた。3.5

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    2026年07月02日
  • わたしの名店

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    28名の著者によるエッセイ。もう一度行きたいと思わせてくれる一皿の数々。一編ずつにお店の情報とイラストが添えられている。この本をガイドに名店巡りをしてみたくなった。

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    2026年07月01日
  • 予言の島

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    ネタバレ

    まず、ホラーではありません。ミステリー小説です。
    主人公の30代の男「淳」を中心に据えた、三人称小説です。淳とは距離を置いて客観的に叙述した文章で語られています。
    にもかかわらず、地の文をよく読むと主観的な感情が表現されている点があり「おかしいな」と小さな違和感がありました。
    この違和感が叙述トリックに反映されて、物語の最終盤で明かされます。
    叙述トリックを用いたミステリー小説として楽しんでください。(Audibleで聞きました)

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    2026年06月28日
  • 七人怪談

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    ホラーを読み慣れていない中で、文章の質感として特に印象的だったのは菊地秀行さんの「旅の武士」(時代劇怪談)。
    前半部分、放浪の武士が訪れる先々で不穏な事件が起こる、その全体を通してとても静かでどこか物悲しく感じるような筆致が好きでした。

    あと、澤村伊智さんは映画の『来る』の方として知っていて、多分小説を読んだのは初めてだったんだけど。
    ぼぎわんを見た時を彷彿とさせるようなストレートに気持ち悪い怪談的演出が癖になりますね。。夢に出そう。。。

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    2026年06月25日
  • ぼぎわんが、来る

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    評価も良く、覚えやすいタイトルなので
    ずっと読んでみたかった作品。3〜4日で読めた。

    デビュー作なのね。すご。びっくり。
    読みやすいホラーだった。初心者におすすめ。
    Jホラーの基本である、お祓い、禁忌、田舎地方の伝統、じとじと来る湿っぽさ、頼れる霊能力者など全て抑えられていて◎
    そして霊能者VS化け物の激しい戦闘シーンあり。
    大満足の一本という感じ。

    電波ジャックもできて、結界すぐ破ってくる化け物、
    打つ手がなくてまじで絶望。
    実害もきちんとあるし、こいつ最強なのでは?
    追い詰められる感じ◎
    ボギワンのビジュ見たすぎる。

    映画化されてるのを読んでいる途中で知ったが、
    キャスト人選が半分く

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    2026年06月25日
  • ざんどぅまの影【電子特典「手書きメッセージ」付き】

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    ホラー小説は苦手ですが比嘉姉妹シリーズは好き。ということで楽しみにしていた最新作。琴子たちのお祖母ちゃん・比嘉勝子が登場。
    凄腕のユタが動いたらざんどぅまも手も足も出ないはず!がまさかの…。
    でも勝子さんカッコ良かった。琴子はこの人の孫なんだなあ。

    序章の自警団。ざんどぅまに殺されないための自警団のはずが「あいつら」呼びに違和感。からの本当の意味にゾっとしました。
    よく言われることだけどやっぱり生きてる人間が一番残酷で怖い。
    省三は信夫も篤のことも最初から見下していたのか。

    篤が琴子に会うシーンはちょっと感動。勝子も祥子も側にいてくれてるんだな。

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    2026年06月24日
  • 呪いの☒☒

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    日常に潜む暗闇から滲んだ〈呪い〉。気づかぬうちに、"それ"は、あなたをあちら側に引きずり込む。


    「呪い」をテーマにしたホラーアンソロジーです。
    話題の作家さんを中心に6話を収録。

    丑の刻参りから交換日記、無人古書店など、様々なシチュエーションでの呪いが描かれています。
    理由があっての呪われるのも良いし、たまたま運が悪くて呪われるシチュエーションも理不尽で良し。

    上條一輝さんの『呪いは明るく輝いて』が一番好きでした。呪いという暗い印象を覆す、新たな呪いの伝播スタイルで面白かったです。
    でも芦花公園さんの『「しばらくゆっくり休んでください」』も不気味かつ、こういう詰め方

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    2026年06月23日
  • 怪と幽 vol.022 2026年5月

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    特集が「はじめてのクトゥルー」だったのと、乙一さん周年というのとで手に取った次第。クトゥルー、よく見聞きする言葉だけど内容そのものに全く無知なので。

    そんな中、一番印象的だったのは、
    小川洋子さんの「お借りいたします 棺」
    特集と全く関係ない読み切り小説だったから、身構えなく読んでました。だからこそのインパクト ガツン!!だったのかな。

    あの結末… ぇ!?どういうこと!?
    妊娠と流産を繰り返しているという流れにすごく違和感感じたけど、まぁそういうこともあるかもしれんと強引に納得しつつ読み進めていったら…
    葬儀場の職員さんから投げかけられてるあの言葉、
    ぇ、どういう意味?? 主人公の周りから

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    2026年06月21日
  • ざんどぅまの影【電子特典「手書きメッセージ」付き】

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    比嘉姉妹シリーズの前日譚。
    舞台は1981年の神奈川県P市Q区。

    ある夜、全身ずぶ濡れの人影が目撃され、その日を境に、住民が陸地で海水に溺れ死ぬという異様な出来事が続く。

    “びしょびしょのお化け”そのものも不気味だが、余所者を排除しようとする集団心理や差別意識の方が恐ろしい。

    作中に散りばめられた「ちゃぷちゃぷ」「びしゃっ」「ごぼごぼ」といった音が強烈で、行間から湿気が立ちのぼるようだった。

    比嘉勝子――“おばぁ”の圧倒的な存在感は、ここでも揺るぎない。

    ホラーでありながら、人の心に巣食う悪意や偏見を照らし出す一冊。

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    2026年06月20日