澤村伊智のレビュー一覧

  • 怪談小説という名の小説怪談(新潮文庫)

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    作者さんの作品は基本的には買うようにしているので、以前に読んだことがある作品が2作もあって少し損した気分になった。

    まあそれはいいとして、帯によると本作は「どんでん返し」に重点をおいた短編集とのことで、楽しんで読むことができた。

    が、話の導入がちょっとややこしかったり、オチがいまいちパンチがなかったりと、自分の期待値よりは低かったかなという印象。

    というわけで⭐︎三つ。

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    2025年06月14日
  • 怪談小説という名の小説怪談(新潮文庫)

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    「笛を吹く家」は「え?修一、そういうこと?」て意外な結末に驚いたが他は刺さる部分がなかった。あくまでも私的に…ということ

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    2025年06月11日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    アンソロジーなので、どうしても好きな作品も嫌いな作品も出てしまうが、全体的には面白い!
    『心のお話』は、姫川さんの独り言(思ってること)がなんとも言えない面白さ。
    こういうアンソロジーで読んでみたい作家さんの作品を開拓していくのもアリだとおもいます。

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    2025年06月10日
  • 頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智異形短編集

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    『くるまのうた』が好みかな。最近は石焼き芋くらいしか遭遇しないような? わらびもちのくるまに興味あるわ。

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    2025年06月09日
  • ししりばの家

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    幼馴染の平岩に偶然出会って家に招かれた果歩。家の至る所に砂が積もる異常さに平岩は気付いていない。この家には何がいるのか。
    怪異の不気味さもさすがの描写だが、早く正体が知りたいワクワク感もあり、一気に読んでしまった。

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    2025年06月07日
  • 頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智異形短編集

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    澤村伊智先生の作品初読。
    ゾンビが怖すぎて、中断しそうになったが、怖いもの見たさで最後まで読み切った。そして長い解説を読んだら、それが一番怖かった。 
     他の本も読んでみないことには語れないが、個性的な感じで気になる作家さん。

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    2025年06月01日
  • 頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智異形短編集

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    確かにどこまでも不気味ではありました。後味が悪いものも…。
    でも「鬼 または終わりの始まりの物語」は良かったです。桃太郎なんですね。こういう桃太郎がいてもいいですね。

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    2025年05月23日
  • 怖ガラセ屋サン

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    充分に楽しめる作品。都市伝説のような恐怖で紡ぐ連作短編
    読んでる途中で、ある程度、結末が予想出来てしまうのは、ご愛敬。
    怖いと言うより嫌な後味。いわゆるイヤミス的だと思った。
    ホラーとミステリーを融合させた小説も大分増えてきたと思うが、やはりこのジャンルでは三津田信三さんの初期の作品が秀逸だと思う。
    この小説の感想としては、怖いと言うより不安な気分とか嫌な気持ちになった。
    でも、つまらないとか、面白くないとは思わない。
    三津田さんの小説の様に、心底恐いと思う事は僕には無かった。

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    2025年05月21日
  • 邪教の子

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    色々どんでん返しがあった!
    2部構成というのかな
    最後の教祖とか
    まさかまさかだった
    茜ちゃんは歪んでしまったのかな
    そして主人公はなんなのかな

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    2025年05月20日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    誉田哲也さんが読みたくて購入しました。
    彼の長編、シリーズ物が好きなのでアンソロジーはどうかと思ったが 普段手に取らない作家さんも読めて思ったより楽しめました。

    こんなところから好きな作家さんを探すのもいいですね。

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    2025年05月20日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    怖い話いろいろ。
    それぞれのカラーがあってよかった。個人的にはスプラッタの怖さより、心理的に追い詰められる系の方が好きかな。

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    2025年05月17日
  • すみせごの贄

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    やはり中編より短編の方が分かりやすく怖いし、話がまとまっているように感じた。その分長編でじっくり読みたい熱も高まったけれど。
    時系列が行ったり来たりしているのか。今比嘉姉妹ってどうなっているんだっけか?

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    2025年05月17日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    ココノエ南新町店の真実
    なんでヨシナガさんから受け取ったノート読んだだけで、依田さんはそんなになってしまったんだ
    そんなに入り込んで、自分がやらなきゃ!みたいな気持ちになる程の内容だったのか
    普通にヤバイ客みたいになってるし
    そこからの展開にえ?ってなってたら終わった
    依田さん視点では無いのでスーパー火災の時に一体何があったのか、本当に戦っていたのかは定かではないけれど、読み終わってから想像したくなる作品だった

    ニンゲン柱
    結局村に帰りたくなるようになってるし、一番ヤバかったのは娘だった
    那々木が暴いてあんな事があっても村はそのままだし

    魂の飛翔
    個人的にリングは自分が小説、文章という物を

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    2025年05月16日
  • 邪教の子

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    前半はニュータウンで起こったことを記した書記で、後半ではテレビディレクターが書記の真相を追う展開。基本的に宗教の話でホラー要素はない。ん?と思う場面が多かった印象。怖くはないが不気味な展開。

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    2025年05月11日
  • さえづちの眼

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    久々に流し読みとはいえ読書できた…
    そしたらホラーというよりSF小説になっていたこのシリーズ…
    あれ、こんな系統だったっけか?中編集だからか?あれ?

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    2025年05月11日
  • 頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智異形短編集

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    いやぁ
    全ての話し
    ドキドキしたけど

    1番ドキドキしたの
    本人による考察でしょ

    え?
    本人なの?
    これ本当なの?
    え?
    もうこの人の本読むの
    やめた方いいかな
    って何行か読んで
    焦ってしまったよ

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    2025年05月10日
  • すみせごの贄

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    どんだけ怖い話持ってるの?
    今回は5つの短編集でしたね!

    民族、嘘、子供、茸、辻村。
    今回も様々な世界を味わいましたが
    個人的にインパクトはそれほど感じなかったのが
    正直な感想です、ただ面白い作品はありました。

    "戸栗魅姫の仕事"
    何もしらないから"悪意"なく、ポロポロと。。
    同じ境遇だった波多野さんが成功していくお話。
    そこそこにヒューマンを感じてしまい、その先を
    見続けたくなりますね。

    "火曜夕方の客"
    これは切ない。
    「幽霊であって欲しかった」と思えてしまう。
    しかし、人間の目もごまかせる程の精工な幽霊。
    リアルな目線で見

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    2025年05月10日
  • さえづちの眼

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    相変わらずじとーとした人間の嫌な感じが描かれているなぁ。個人的にはさえづちの眼が1番好きだった。母親の愛と人はどこで恨み買うかわからないところ。

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    2025年05月10日
  • わたしの名店

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    週刊誌かなにかの書評で知り、読んでみた。
    おもに作家を中心とした飲食店に関する数ページのコラム集だが、馴染みの店に通う方、逆に馴染みの店が苦手な方がいて、その点が非常に興味深かった。

    お店のチョイスの理由の伝え方の参考になるかもしれない。個人的には、メーヤウしか行ったことがなかった。

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    2025年05月09日
  • 頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智異形短編集

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    異形シリーズに収録された作品を集めたもの。
    掲載元がその度にテーマがあるからか、どの作品もそれぞれ大きく違って面白いし、違うからこそスラスラと読めてしまう。
    全体を通して思う、この作者の普通に差別を表現するいたたまれ無さとか嫌悪感がその後の怖さに風味を足しているのがよくわかる。

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    2025年05月09日