澤村伊智のレビュー一覧

  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    新本格30周年のアンソロジー。
    新しい作家さん探しのために購入。
    とある作家さんだけは文章を受け付けなかったことを除けばたのしめたかなー。

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    2017年12月04日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    普段アンソロジーなんぞには手を出さない性分ではあるのだが、創刊以来のお付き合いであるタイガであり、お気に入りの作家も複数参加しているということで、購入に至る。      
    東川篤哉「陽奇館(仮)の密室」・・・ユーモアミステリの覇道を往きながら、ユーモアミステリらしからぬオチ。   
    一肇「銀とクスノキ」・・・青春叙述ミステリ。   
    古野まほろ「文化会館の殺人」・・・臨床真実士ユイカ登場。素晴らしいの一言。    
    青崎有吾「噤ヶ森の硝子屋敷」・・・著者らしいの一言。   
    周木律「煙突館の実験的殺人」・・・著者の真骨頂。    
    澤村伊智・・・「わたしのミステリーパレス」・・・知らないお人。

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    2017年12月04日
  • 怪と幽 vol.022 2026年5月

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    特集が「はじめてのクトゥルー」だったのと、乙一さん周年というのとで手に取った次第。クトゥルー、よく見聞きする言葉だけど内容そのものに全く無知なので。

    そんな中、一番印象的だったのは、
    小川洋子さんの「お借りいたします 棺」
    特集と全く関係ない読み切り小説だったから、身構えなく読んでました。だからこそのインパクト ガツン!!だったのかな。

    あの結末… ぇ!?どういうこと!?
    妊娠と流産を繰り返しているという流れにすごく違和感感じたけど、まぁそういうこともあるかもしれんと強引に納得しつつ読み進めていったら…
    葬儀場の職員さんから投げかけられてるあの言葉、
    ぇ、どういう意味?? 主人公の周りから

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    2026年06月21日
  • ざんどぅまの影【電子特典「手書きメッセージ」付き】

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    比嘉姉妹シリーズの前日譚。
    舞台は1981年の神奈川県P市Q区。

    ある夜、全身ずぶ濡れの人影が目撃され、その日を境に、住民が陸地で海水に溺れ死ぬという異様な出来事が続く。

    “びしょびしょのお化け”そのものも不気味だが、余所者を排除しようとする集団心理や差別意識の方が恐ろしい。

    作中に散りばめられた「ちゃぷちゃぷ」「びしゃっ」「ごぼごぼ」といった音が強烈で、行間から湿気が立ちのぼるようだった。

    比嘉勝子――“おばぁ”の圧倒的な存在感は、ここでも揺るぎない。

    ホラーでありながら、人の心に巣食う悪意や偏見を照らし出す一冊。

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    2026年06月20日
  • ぼぎわんが、来る

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    前半怖すぎてやばかったけど、後半は若干うしおととらで、みんな頑張れー!って感じでした
    これ続きを読んでいったら微妙に残されてるところもわかるのかしら

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    2026年06月18日
  • ずうのめ人形

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    ネタバレ

    どんでん返しと言えば、旦那目線と妻目線でこんなにも違うのかという事。
    怪奇現象が、苦手なのであまり入ってこなかった。

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    2026年06月18日
  • 呪いの☒☒

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    ネタバレ

    作家陣が読んだことのある方ばかりだったので手に取りました。メンバーの新鋭(?)率が高めで目を引きます。どのお話も作家さんの個性が出ていて楽しめました。
    特に芦花公園先生はいつも通りネチネチしつつ独自の変化球作品で、締めにピッタリでした。左遷からの自己呪いルート、恐ろしい。コンプラがしっかりしているので大企業なんだろうなあと思いつつ、結局何をしている会社なのだろうか…。

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    2026年06月15日
  • ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ネタバレ

    オカルトホラー、モンスターホラー、サスペンスホラー、流行りのモキュメンタリーホラー…分析すれば結構幅広いホラージャンル。
    ホラー初心者はこれを読めばもう沼るはずw
    安定の中の不安定炸裂の芦花公園さんワールド「終わった町」が好み。
    平山さんの「さよならブンブン」はホラーに猫が加わってイヤな予感しかしなかったけど、爽やかさすら感じる後味の結末でいい意味でその意外性にしてやられた。
    入門向けなので全体的に怖さは優しめだったが、五味さんの「とざし念仏」の身近な人間が隠し持つ恐ろしさのぞぞっとくる味わいは上々。

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    2026年06月13日
  • ととはり屋敷

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    ホラー作家・澤村伊智による比嘉姉妹シリーズ9冊目は、『などらきの首』、『ぜんしゅの跫』、『すみせごの贄』に続く短編集第4弾。

    霊能の力を持ったが故に挑んだ"怪異"によって、次々と命を落としていった比嘉家の子どもたち5人。(生き残ったのは長女・琴子と三女・真琴のみ。)本書は、幼くもその命を散らしていくエピソードを主な題材とした、比嘉姉妹シリーズの前日譚的短編集。

    題材が題材なだけに、"悍ましさ"よりも"物悲しさ"が勝る一冊。まともに育児をしない両親に代わって面倒を見ていた弟妹らが、成人する前に次々と命を落としていく。最強の霊能力者・

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    2026年06月13日
  • ぼぎわんが、来る

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    ネタバレ

    最初から中盤、得体の知れないものが追ってくるのが本当に気持ち悪くて、怖かった。
    終盤は得体の知れないものが分かって怖くなくなった。
    ただ、可哀想だと思った。

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    2026年06月11日
  • 一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集

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    話に因果を求めてしまうのでショートショートとは相性悪いんだけど、はてさて。
    『ねぼすけ~』『さきのばし』『通夜の帰り』『冷たい時間』がよかった。
    『ねぼすけ~』の怪異は悪意あるんだろうか。

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    2026年06月10日
  • ととはり屋敷

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    【2026年78冊目】
    風が吹くと人が狂う、受け継がれる呪い、壺に呼ばれる、殺人ゲーム、駅から出られない、曰く付きの屋敷――比嘉家族を軸に繰り広げられる6つの短編集。

    本屋で見つけて速攻手に取りました。大好きです、比嘉シリーズ。今回も短編集でしたが、作家さんは短編集の方がお得意なんでしょうか。

    琴子さんが絡んでないと大体絶望なんですが、一話目のオチは悲しいながらも良かったです。いや良くはないんですけど、死んでるんで。

    比嘉姉兄弟妹、7人もいたことにビビりました。結局お母さんだけ出てきませんでしたが、また次回以降に出てくるんでしょうか、引っ張りますね!

    なんとなく家族の全体像が見えました

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    2026年06月09日
  • ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ホラーを恐怖の対象及び恐怖を与える手法に着目して分類し、読者対し自分はどのホラーが刺さるのか知ってもらおう的な手法。やっぱり澤村伊智はすごい。田中俊行氏の怪談の文字起こしも面白い試みだと思いました。

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    2026年06月05日
  • 呪いの☒☒

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    澤村伊智と三津田信三狙いです。

    表紙が絶妙に気持ち悪くて、カバーをかけていてもそれを抜けてこの顔がこっちに向かって来そうな気配。

    夜中にホラー小説を読むときの常で、飲酒しながら読みます。だって、しらふだと怖いから。酔っぱらっているおかげであまり怖くなくて、てか、怖くなさ過ぎて、もうちょっと正気で読めばよかったと思いました。どないしたいねん私(笑)。

    澤村さんのタイトルはこんなときにも平仮名4文字で、普通の言葉なのにどこか不気味に感じられるのが面白い。もともと好きな作家の作品がやっぱり好きです。

    この本を読む人に、不幸来ないで~。

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    2026年06月05日
  • ととはり屋敷

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    「かたので駅の怪」は短編としてはまあまあよかった。
    相変わらず露悪やってるなーと思いつつ、今回は特にホラーとして「すごい!」となるエピソードがなかった印象。
    澤村伊智、「怪異の怖さ」「人間のヤバさ」を高いレベルで両立する作家だったけど、後者のために露悪的な人間描写にこだわりすぎて、「ばくうどの悪夢」で完全に露悪作家になってしまい、まだ軌道修正できていない印象。ホラーを読ませてくれ……
    あと、自身のツイッターで言ってるように、現代ホラー分野へのメタも積極的に入れてるけど今作はなんか解像度が高いとは感じなかったな……

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    2026年06月03日
  • ととはり屋敷

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    このシリーズのタイトル名は「◯◯◯(怪異の名)の△△△)というパターンが多いなか、今回は「ととはり屋敷」ということで、パターンから外れるのでちょっと違和感を抱いていた。

    それもそのはず、「ととはり」という怪異は登場せず、ラストのオチで「ととはり」の意味が判明してスッキリ。

    それにしても、作者さんのワードセンスはいいよなあと改めて感心させられる。「ぼぎわん」、「ばくうど」、「ととはり」など、なんとなく不穏な雰囲気を醸しだせるのがすごい。

    今作は比嘉姉妹のきょうだいにまつわるお話が収録されている。妹や弟が怪異に巻き込まれてバタバタ死んでいくので、ホラーというよりは切ない展開が多かったように思

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    2026年06月03日
  • うるはしみにくし あなたのともだち

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    ネタバレ

    女の子たち、みんなよく頑張った。よく戦った。
    男たちの加害性は提示だけされて回収されないのが虚しい。特に先輩の男性教員たちが個人的に無理すぎて呼んでる最中暴れ出したくなった。
    ユアフレンドも勝手にジャッジする側に立ったつもりでいる作中の男性たちや親に対して呪いをかけてくれれば良いのにと思った。

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    2026年06月02日
  • ととはり屋敷

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    ネタバレ

    ざんどぅまに続き比嘉家の話…家系図まであって全貌が見えてきた。しかし父親のクズ具合がまた…。話が進むにつれ兄弟姉妹どんどん居なくなっていくので本当残っている姉妹はいなくなって欲しくない!!と強く願う新刊でした。

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    2026年05月31日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    いろんなパターンの恐怖が楽しめる一冊。軽いので気軽には読める。鶏のラストの展開の感じと余った家の狂った感じは結構好み。あと梨さんが珍しく、というか初めてなかなか面白いと思った。ほっこり。

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    2026年05月31日
  • ざんどぅまの影【電子特典「手書きメッセージ」付き】

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    ネタバレ

    違うことに寛容なつもりで生きていたけれど、そこを突いてくるのが澤村先生だなと…自身の固定概念や思考の傲慢さを疑わざるを得ない展開に唸った。怪異も人もコワい!なんなら人の方が…
    電子特典の澤村先生の手書きメッセージを読むことができてよかった!!

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    2026年05月30日