澤村伊智のレビュー一覧

  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    金曜日のミッドナイトと警察が認めた最恐心霊物件と鶏は分かりやすくて面白かったです。その他の作品は私には難しかったです。

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    2025年09月27日
  • などらきの首

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    シリーズ3作目。
    今作は主人公をはじめ、1,2作目の登場人物の過去編。
    どの話もショートで怖さはほとんどないが、この事件がきっかけで知り合ったんだ〜のような話も入れられていて、シリーズに深みが出る感じです。

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    2025年09月27日
  • すみせごの贄

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    ネタバレ

    いずれも雑誌『怪と幽』に掲載された短編。シリーズのレギュラー陣が顔を出す場面もありつつ、毎回テーマや切り口を変えて別の側面からのホラーが描かれる。民俗信仰、社会問題、異界の幻想など、多彩な恐怖が凝縮されています。

    「たなわれしょうき」
    土俗に絡めた怪異とヒトコワが交錯。オカルトライター・野崎が登場し、関西で屋根に祀られる魔除け「鐘馗(しょうき)さん」の習俗が題材となる。嘘を嫌う鐘馗の設定が効いているが、結末は不条理に切り落とされ、不気味な余韻を残す。

    「戸栗魅姫の仕事」
    迷路のように増改築を重ねた旅館が舞台。今では建築基準法や消防法の規制で少なくなったが、昔は実際に「新館と旧館の繋ぎ目で迷

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    2025年09月23日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    最恐ではないが、奇妙な話として楽しめた。澤村さんの作品はそのまま長編にしても楽しめそうだった。3.2

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    2025年09月22日
  • 一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集

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    さまざまなジャンルのホラーを集めた掌編小説集。
    掌編集だけあって一つ一つのボリュームはそれほどではありませんが、その分色々な味わいがあっていいですね。
    ヒトコワもあれば怪異もあり、多種多様な恐怖を味わえました。
    個人的なお気に入りは「通夜の帰り」ですかね。

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    2025年09月22日
  • 一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集

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    程良い程度の怪談を読むことができて良かった。最初の物語の名所は特に面白かった。ショートショートのいい所はスキマ時間でサクッと読めるところ。忙しい人などにも超おすすめです!!さきのばしという短編は最初は本当にホラーなのかと疑いましたが最後はゾクッとしてしましたね。

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    2025年09月21日
  • ずうのめ人形

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    シリーズ2作目。
    今作はずうのめ人形という怪奇が呪われた人に迫ってくる。

    作中でも紹介される『リング』の貞子のような、何をしても逃れられない恐怖がいい感じ。
    シリーズ自体の主人公である霊能者姉妹の真琴は今作も優しいけど、怪奇と戦うには実力は弱く、この弱さもいい感じ。

    だんだんハマってきました。

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    2025年09月19日
  • わたしの名店

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    ★3.5

    どれも名文で、読書の幅が広がりそうです。
    「この店行きたい!」と思った店は既に閉店されていて残念。

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    2025年09月19日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    ホラー小説かと言われたらそうではないけれど、不穏でじめじめとした雰囲気のお話が多かったです。
    「警察が認めた最恐心霊物件」は唯一読んでいて鳥肌が立つくらい怖かったです。

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    2025年09月17日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    最恐感はないけれどなかなかに楽しめた一冊。展開は828の1、オチはニンゲン柱が結構好き。あとは冬彦ー!とツッコミたくなった

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    2025年09月15日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    渋谷の『恐怖心展』に行った時の物販で購入。
    やっぱりホラーが好きだ。そこまですごく良かった!って程では無かったけど、それでもなかなか楽しめたし、いくつかの作品はとても気にいるものがあった。

    どうしてホラー作品が好きなんだろう?わざわざ恐怖という不快な感情を欲するのは何故?
    その謎の答えになるかもしれないことがこの本の中の一編、『恐怖症店』には見出すことが出来た。梨さんの作品はこれまで読んだことがなかった。これを機に手を出してみたい。

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    2025年09月15日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    子供向けなのですごくさらりと読めてしまう。短編なのでいきなり怖さを出してくる感じがよい。バッドエンド多めなのもよい。

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    2025年09月14日
  • 恐怖小説キリカ

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    ひょえ…怖くてなんもいえない……
    澤村先生作品の中でもトップクラスの暴力描写がすごかった。スプラッターというか暴力がすごい。

    一部の人にとっては恐怖が加速する一冊だったろうなぁと感じました。あとがきまで全部含めてこわかった…

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    2025年09月13日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

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    伴名練「押し入れの宇宙飛行士」★★★★★
    隣家の少女に誘われて、少年はアパートの押し入れからガラクタだらけの宇宙船に乗る。彼女の故郷であるという母星に向けて宇宙旅行をするが、やがて二人に決定的な別れが……

    少年期の思い出と小宇宙の輝き、それと対比される現実の無情を描いた(ホラーというよりも)SF短編。あどけなさとコケティッシュさの両義性をもった少女の造形、スリリングな宇宙旅行の描写が非常に楽しく読める。個人的には一番好き。

    澤村伊智「しゃぐらどりの娘」★★★★★
    引きこもりの幼馴染、学内新聞のネタ探しの日常が「しゃぐらどり」に塗り替えられていく。やがて主人公は町に潜む化物と対峙する……

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    2025年09月10日
  • さえづちの眼

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    比嘉姉妹シリーズ 
    短編3編

    「母と」
    巫女的能力を持つ女性が運営に入った「子ども保護施設」
    そこでは子どもたちが保護はされるが、彼女の呪的な支配下に置かれてしまう。
    野崎と真琴は、施設の子供に助けを求められ、現場へと。
    母の愛情は救いになるのか、それとも逃れられない呪縛なのか。
    なーんて、1回目はラストがわからず、
    読み直してしまいました。
    最初からしっくり読めないなとは思っていたんですよ。

    「あの日の光は今も」
    子ども時代、二人の少年が「UFOを見た」としてマスコミに騒がれる。
    体験談を語ることで一時は有名になるが、大人になっても「あの事件の子」として生きざるを得ない。
    あの日の光は本

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    2025年09月10日
  • ずうのめ人形

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    自分が悪いんだが刻み読みし過ぎた…
    記憶が薄れたらもう一度ちゃんと読みたい

    怖さはあまり無かったが、エンターテイメントとしては面白い

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    2025年09月09日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

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    学生向け(ターゲットは中〜高生かな?)だからかホラーとしての怖さレベルは低めと感じた。
    梨さんの「イオ」がメタもので面白かった。 
    内藤さんの作品、憧れの先輩と礼拝堂の秘密を追ううち学園の7不思議の謎に至るという、ちょっと怖い青春譚。読んでてワクワクした。

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    2025年09月07日
  • 予言の島

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    物語の中に複数の謎がある。それが徐々に明らかになっていくのだが、1番大きな謎は誰が気づくだろうか。序盤から何度も違和感を感じ色々予想していたものの、ラストを読んで、さすがにこれは分からないと思ったし、そんな事ある?と現実味はなかった。しかし、島や島民の不穏な雰囲気、予言などホラー的な要素とミステリがミックスされていてなかなか面白かった。世の中で予言が騒がれる仕組みはまさにその通り。個人的には、言葉が持つ力の大きさ、怖さを再確認した話だった。二回目流し読みしたが、なるほど、この物語は確かに一回目はミステリ、二回目はホラーだと納得。

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    2025年09月07日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    【収録作品】
    黒史郎 「えんまさん」
    太田忠司 「おはよう、アンちゃん」 
    加門七海 「青いコップ」 
    井上雅彦 「きれいずかん」
    斜線堂 有紀 「部分地獄」 
    宇佐美まこと 「おやすみ、ママ」
    澤村伊智 「靴と自転車」 
    芦沢央 「ログインボーナス」 
    宮部みゆき 「よあるきのうた」

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    2025年09月06日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    自分にしてはわりとめずらしく発売してすぐ書店で購入。好きな作家さんのほかに初読みの作家さんもあって、いい出会いになった。

    【収録作品】
    「オシャレ大好き」背筋
    ハイブランドの女性店員が接客中遭遇する異変。なんとなくこうじゃないかなと解釈は出来るけど怪異とも言い難い話を書くのが本当にお上手。

    「鶏」澤村伊智
    雑誌編集者が深夜仕事中に訪ねてきた漫画家の男が語る不気味な話。唐突に衝撃の場面を差し込んでくるのが澤村さんらしい。

    「金曜日のミッドナイト」コウイチ
    お初の作家さん。高校生のときにYouTubeチャンネルを開始し、短編国際映画祭で特別賞受賞って経歴が今どきだね。
    タイトルからして深夜の

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    2025年08月30日