澤村伊智のレビュー一覧

  • 頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智異形短編集

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    ネタバレ

    面白かった。
    頭の大きな毛のないコウモリと鬼 がよかった。
    岸田先輩、いい人だと思ったのに。
    コウモリは、2匹信号機にぶら下がっていたのがよかった。

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    2025年06月14日
  • ししりばの家

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     語り手が訪れた家で耳にする「さああ」という謎の音、部屋中に散る砂、何も異常を感じない住人、不気味な存在『ししりば』など様々な恐怖が詰め込まれた比嘉姉妹シリーズ4作目で、幽霊屋敷ともいうべき家で起こる怪異の恐ろしさは勿論、作中の「『ししりば』がどのようなものか」の喩えが秀逸だった。三津田信三先生の解説もグッド。

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    2025年06月11日
  • 超怖い物件

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    家や土地にまつわるホラーアンソロジー。
    事故物件だけでなく住民そのものが怖いヒトコワものまで豪華11話収録。

    糸柳寿昭氏『やなぎっ記』軽い雰囲気の日記だと思っていたら最後のメールで鳥肌立っちゃうやつ。

    澤村伊智氏『笛を吹く家』この方の描く歪んだ家族っていつも気味が悪いし悲惨…本当にいそうなのがまた怖い。

    芦花公園氏『終の棲家』宗教が関わるホラーではやっぱりこの方。得体が知れない信仰の気持ち悪さと逃げられない絶望感。

    平山夢明氏『ろろるいの家』ホラー描写が本書で一番怖かったかもしれない。不気味な現象に徐々に侵食されていく感じがゾクゾクした。

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    2025年06月10日
  • 予言の島

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    映像では成立しない作品パターンです。

    なんとなーく、、違和感が続きながらラストに、やはり的な。
    作品自体は好きなクローズド&限界集落だったので4付けましたが、手法的にはズルいと思う方もいそう。

    サクサク読めて良かったです。

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    2025年06月09日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ホラーと一口に言っても、種類は様々です。初めてのホラーを選ぶ時に本書から進んでみるのがいいかもしれません。
    自分の好きな作品は、「みてるよ」「とざし念仏」「民法第961条」です。

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    2025年06月07日
  • 一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集

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     ある自殺スポットについて語られる『名所』、愚鈍なバイト仲間との会話から洒落にならない事態になる『さきのばし』、最初と最後で印象がガラッと変わる『冷たい時間』などショートショートの怪談が21編収録されていて、どの話も短いながらも読者の恐怖を煽るものばかりで充分満足感があった。

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    2025年06月07日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラーアンソロジー。小野不由美さん目当てで読んだ。知らずに読んだら「営繕かるかや怪異譚」の世界とリンクしてておおっとなった。
    原浩さんの828の1も面白かったー。

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    2025年05月19日
  • ぜんしゅの跫

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    比嘉姉妹シリーズの短編集第2弾。
    ぼぎわんやずうのめのような長編も、などらきや今作のような短編も安定して面白いです。

    収録は5編。
    『鏡』は、例のあの人が登場。
    全てを差し置いてもやはりこの人の、無自覚モラハラっぷりが最強。
    それにしてもあの娘がこんな未来を歩むのか?や、真琴の意味深なシーンなど後味悪めな展開。
    表題作でもある『ぜんしゅの跫』は怪異もかわいい。
    完璧無敵な琴子お姉さんも可愛い大満足。

    『赤い学生服の女子』は美晴ちゃんが再登場してうれしい。

    それにしても、シリーズが進めば進むほど色々な怪異と遭遇してきた人すべてに勝ったずうのめ人形の凶悪さが際立ちますね。

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    2025年05月16日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ネタバレ

    8篇のホラーアンソロジー。
    どの作品もすんなりとその世界に連れて行ってくれてとても楽しめた。
    「よけいなものが」(井上雅彦)では、短い会話文の中に違和感をするっと埋め込んできていて凄かった。気づいたときには役割がひとつズレて堂々巡り。抜け出せるきっかけが見つからない。
    「依って件の如し」(岩井志麻子)はバラバラに思えた話がひとつに繋がってゾッとさせられ、読後に余韻を残す話だった。
    「ゾフィーの手袋」(小池真理子)は主人公が何ひとつ悪くないのでひたすら気の毒だったのだが、あっさりした文章が好みだった。

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    2025年05月16日
  • ししりばの家

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    比嘉姉妹シリーズ第4弾
    怖かったー。そして気持ち悪かった。さらに面白かった。
    あとがきが大好きな三津田信三先生で最高!
    あとがきまで楽しめました。

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    2025年05月15日
  • 予言の島

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    予想外!
    面白かった。最後はちょっと?になったが結果面白かった。
    恋が生まれる気がしたが勘違い。
    現在の風習がある村とか、この話みたいなことある気がしてならない。興味深い話でした。

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    2025年05月11日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    『潰える』は、角川ホラー文庫30周年記念のアンソロジーとして、澤村伊智、鈴木光司、小野不由美ら豪華作家陣の書き下ろし6編が織りなす多様な恐怖が魅力だった。
    それぞれの作家の個性が光り、心理的恐怖から超自然的ホラーまで、現代の不安を反映した「潰える」瞬間が鮮烈だった。

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    2025年05月10日
  • わたしの名店

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    大好きな作者さんの想い出の名店たち。
    私の世界にいなかった新たな作者さんとの出会いもあり!
    まだ知らない名店が知れたのと作者さんたちの人となりが分かるエピソード満載。Wでお得感満載(笑)。

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    2025年05月09日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

    購入済み

    怖いは楽しい

    怖い話は怖いけど、ものの見方や捉え方の幅が広がるようで好きです。
    雨穴さんのお話が好きです。登場人物たちの行動心理を考えながら読みすすめるの、とってもワクワク、ゾクゾク、ヒヤヒヤ、エーッ!てなるので楽しい。

    #怖い

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    2025年05月07日
  • ぼぎわんが、来る

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    幼い頃の体験談から始まり、新たな家族を迎えた家庭に何かくる、というお話。
    三つの視点で書かれていて、視点を変えると別の面が見えてくる。善人面して家族を追い詰める外面だけいい父など正直死んでスカッとしてしまった。
    なぜこの家庭をしつこく狙うのか、最後のスッキリしない終わり方に後味の悪さを感じる。
    化け物が知性を持って真似をしてくる描写が特に怖く、同じ声が真逆の事を言っていっていてどちらを信じればいいのか混乱し怖かった。

    0
    2025年04月28日
  • ぜんしゅの跫

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    面白かった。いずれの作品も、特に「鏡」が象徴的なような気がするが、有害な男性らしさを目の敵にしているエピソードが多くて面白い。かつ、これも特に「鏡」なのだけど、過去作を読んでいる人へのファンサービスもある。めちゃくちゃパンチがきいているわけではないけれど、総じて面白いホラー。ぜんしゅのあしおとは兄弟をテーマにしたほっこり怪異物語として好き。

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    2025年04月28日
  • ししりばの家

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    ホラーだけど、ただ怪物とか幽霊がこけおどしで終わるのではなく、ミステリ的な終盤もあり満足しました。

    2888冊
    今年116冊目

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    2025年04月27日
  • 怖ガラセ屋サン

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    ネタバレ

    謎の美女、怖がらせ屋を主軸にして物語が進んでいく短編集

    序盤では本書でも言及されていた卑劣な人間を恐怖を持って懲らしめる必殺仕事人の様な存在だと思ってみていたが、4章から怖がらせ屋さんの存在が明らかになってからは単なる闇の仕置人から都市伝説的な不可解で不気味な存在へとシフトするようになっていった

    各章の感想

    第一話 人間が一番怖い人も
    はじまりの話である事もあってかショートヘアの女性が怖がらせ屋さんという存在意義が曖昧だった話でもあった
    これだけ単独で読めば怖がらせ屋さんが後輩と共謀して復讐する単なる仕置人にも見えなくもない

    第二話 救済と恐怖と
    ミイラ取りがミイラになる話
    家族や仲間

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    2025年04月20日
  • うるはしみにくし あなたのともだち

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    強烈なルッキズムと絶対的なスクールカーストが主軸となったホラーミステリー
    他人の美しさと醜さを自由に操れてしまうある呪いの話
    若いときのあのルッキズムってなんなんでしょうね〜?(いい大人でもルッキズムの人は結構いますが…)
    美しさとは絶対的なものでもあるし、相対的なものでもあるなと思った

    ホラーミステリーの本作、最後の最後まで本当に犯人が分からなくて、読み終えてわ、わあ〜ッ!!となりました
    澤村先生は話の引き込みと構成がどの本も面白すぎるので、ページをめくる手が止まらず、ついつい一気読みしてしまうな
    登場人物が結構多いのでしばしばこれ何の人だったっけ…?となりながら読んだ

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    2025年04月18日
  • ししりばの家

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    それぞれの家庭というブラックボックスに潜む悪意や不条理そのものを題材にホラーに仕立て上げた名作。これ、なかなか映像映えしそうで情景を想像しながら読み続けていくのが楽しかった。

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    2025年04月15日