澤村伊智のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレなんて言うか、話の構造がミルフィーユというか、重なりまくっていて凄かった
何処までが夢で何処までが現実なのか
確かに第一章読んでて、孝朔やたら上から目線で、親父お前何様だよ、そしていやいや野崎が犯人な訳ないだろうし真琴さんもそんなふうにはならんでしょ流石にと思っていたら、なるほど
そういう事!?と分かったあとに、3章読む途中で前半に戻って、僕の名前出てないのか、とパラパラ見直したら確かに僕、は名前で呼ばれてなくて片桐くんとか、なんかこう上手くかわされてて、なるほど、と思った
そしてその前半片桐の夢の話で劉は何故か松葉杖突いてたけど、まさかのちゃんと伏線になっていた事に驚いた
これは本当に小説だ -
Posted by ブクログ
ネタバレ8つの短編集。タイトルに「異形短編集」とあるように、大半のお話の初出が「異形コレクション」でした。
「頭の大きな毛のないコウモリ」が好み。
「頭の〜」は子どもと共に歩む道を選んだ母親に気持ちが持っていかれた。
(最後のふたつの何かの表現のところで、そうなっても一緒にいられてることにほっとしました)
逆に「鬼 または終わりの始まりの物語」は
子どもに願いを託してしまった母親にちょっと嫌悪感。
圭さんがいなくなるまでは良かったんだけどね。
(例の力に頼ってしまうその状況、分からないでもないけど…でもやっぱり子どもに託したくはないなぁ)
どっちも本来の趣旨とは違うところに注目してしまった、的外 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ短編で読みやすい怪談が複数収録されていて、スラスラと読み進めることができた。
王道のホラーに見えて少しアレンジがきいた物。2ページも使わずにゾッとさせてくれる物。新しい視点から怪談を描いてくれる物。
様々なタイプの怪談があってとても楽しめた。
特に「通夜の帰り」がとても好みだった。
死んだ人間が自分が死んだ事に気がついていないというのは結構ある話だが、それに対して幽霊に会った側が同情の心を持っているのがとても良かった。
たまには出てきても……やっぱりごめんだなぁの心の動きがなんだか少しだけクスッと笑えて、ほんのりと寂しい気持ちになった。
本当に短い話だったが、登場人物それぞれがどういった人間