澤村伊智のレビュー一覧

  • ずうのめ人形

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    後半、まさかあの人が〇〇だったなんて、、と鳥肌が立った。
    ぼぎわんよりもさらに人間性にフォーカスが当てられてる気がする。
    怪異の正体は結局分からないままだったのが気になるけど、まあそれが都市伝説だよね

    0
    2025年11月03日
  • ぼぎわんが、来る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    好みのホラー小説に久しぶりに出逢えた気がする。ほとんどはホラーが占めていますが、終盤はミステリ的な展開もチラッと顔をのぞかせています。「口減らしをしていた」という一文が衝撃すぎて、ミステリ好きとしては本当にいい読書ができたと思っています。

    0
    2025年11月01日
  • ばくうどの悪夢

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    比嘉姉妹シリーズ最新作。
    タイトルにもあるとおり、全体の構成が夢を基調としているためか、読み進めているうちにこのシーンは夢なのか現実なのかと猜疑心が湧いてくる。
    読み終わった直後は1章と2章の存在意義がよくわからなかったけど、これは読み返して改めて薄気味悪さを堪能できるように、という作者の配慮かもしれない。
    (配慮?)
    それはともかく序章の描写が今まで読んできたホラー小説の中でも最もキツかった。
    心の中で勝手に「やっていいことと悪いことがあるでしょうが」とかボヤいてしまった。
    といいつつ次作が待ち遠しい。

    0
    2025年11月01日
  • ぼぎわんが、来る

    Posted by ブクログ

    折に触れて澤村伊智作品は読んでいて注目しており、ユリイカの特集号も読んだりしているのに何故これを読んでいなかったのか不思議でならない。

    件の特集号でぼぎわんが、ぼぎわんが、とやたら出てくるので読まずに読み進めるのも解像度が低いなと思い読み始めたわけだ。

    こんなにエンタメ感の強いホラーだったとは。三津田信三フリークという前知識もあったしもっとおどろおどろしいものを思っていたので衝撃。

    キャラ立ちもぱっきりしているのでいっぺんで比嘉姉妹の虜になり、シリーズの続刊をポチった。まだ読んでるとこなのにw

    怪異とバトる感じとか懐かしのGS美神を彷彿とさせるところもあってファンとしてはうはうは。

    0
    2025年10月30日
  • ばくうどの悪夢

    ネタバレ 購入済み

    続きが読みたい

    ようやく、待望の霊能力者・比嘉三姉妹シリーズが登場。
    しかし、三姉妹の1番下の真琴が、眠ったまま起きない。そうして、終わった。
    だから、早く続きを読みたい。その一言。
    登場人物との付き合いが多少長くなると、キャラクタの疲れが気になるところだが、勝負の時はまだ来ない。来ないまま、ダメージは重なっている。作者はどこまで引っ張るのだろう。
    悪霊たちとの決着は、あるのだろうか。
    次回作に期待。

    #ダーク #怖い #ドロドロ

    0
    2025年10月28日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

    Posted by ブクログ

    ホラーアンソロジー。どれもこれも怖い、としか言いようがありません。
    お気に入りははやせやすひろ×クダマツヒロシ「警察が認めた〈最恐心霊物件〉」。実話恐怖ものだからこそのリアルな恐怖感がとんでもないです。ひっそりとしたわけの分からない怖さも、ぐいぐい来るパワフルな怖さも両方ある……! たしかにこれは最恐の物件です。嫌すぎる。
    栗原ちひろ「余った家」も怖い……というより、これは一番嫌な物語でした。普通ではないルールに支配された家から逃れようとする主人公。おかしいのは自分の置かれた環境なのか、自分自身なのか。どのように生きるのが幸せなのか、基盤が揺らいでしまう感覚がとても危うくて不安な作品でした。

    0
    2025年10月26日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

    購入済み

    学校の怪談じゃ、ものたりない?

    実在する話と架空の話を混ぜながら話すと嘘と本当の境界が曖昧になる…ありそうな?都市伝説的な怖い話。みんな楽しめました。

    #怖い

    0
    2025年10月26日
  • ぼぎわんが、来る

    Posted by ブクログ

    2018年。第22回ホラー小説大賞受賞。
    ホラーといえば、リングとか小野不由美、バリ島に移住した女性作家(名前失念)くらいしか知らない。あーやが絶賛したとか、好きな作家の一人にしゅのたんがいるとかで読んでみることに。
    「訪問者」秀樹の視点。真琴、野崎登場。
    「所有者」香奈の視点。
    「部外者」野崎の視点。琴子登場。
    同じ物語でも視点を変えると、他のことが見えてくる。
    ホラーの人外こわい、頭蓋骨バキバキ、人の思惑も絡まるw ぼきわんの正体とは?ミステリちっくでもある。
    とりあえず解決したのだが、まだ何かあるかわからないモードで終わる。

    0
    2025年10月26日
  • ぼぎわんが、来る

    Posted by ブクログ

    実写版を見たのがきっかけ。映画より読んでみてスッキリ。内容も読みやすく一気に読み終わりました。語り手がかわることでそれぞれの目線でも読めるのも面白かった。

    0
    2025年10月24日
  • ぜんしゅの跫

    Posted by ブクログ

    ぼぎわん、ずうのめ,には劣るかも。
    私は比嘉シリーズが読みたくて買ったから満足してる。
    でも、ホラーを求めて読むならぼぎわんには敵わない。
    でも今回も比嘉姉妹最高でした。
    どっちかって言ったら短編集的な感じで
    などらぎの首みたいな感じでした。でもどの章も
    トリック?オチ?面白かったです!いい意味でやられた

    0
    2025年10月23日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    食べることは生きること。
    思い出の味やお店から今は亡き人を偲んだり、
    ただただ好きな食べ物への愛があったり。
    様々な作家による名店にちなんだエッセイ集。
    隙間時間にピッタリ、お腹が空くこと間違いなし!

    0
    2025年10月20日
  • 邪教の子

    購入済み

    考えたかも

    実際、カルト宗教はなくならないし、考えてしまいました。

    0
    2025年10月18日
  • ファミリーランド【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    ぼぎわんが来る などの作品が面白いのでこちらを読んだけどイヤミスでした。
    あとちょっとしたら本当にあってそうなそんなに遠くない未来。お葬式の簡略化とかありそうな話だったなー。でも人の根本は変わらないので嫌ーな感じにストーリーが進んでいく。やっぱり1番怖いのは人ですな。

    0
    2025年10月18日
  • ぼぎわんが、来る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    認知症の祖父と留守番していた時、田原秀樹は「ぼぎわん」に遭遇した。
    祖父は亡くなり、秀樹は新しい家庭を築いた。新婚生活を営む秀樹のもとに、再びぼぎわんは姿を表す。妻・香奈、娘・知紗を守るため、民俗学者の友人やオカルトライター、霊能力者に縋る。果たして、ぼぎわんの魔の手から家族を守ることができるのだろうか。そして、ぼぎわんとは何だろうか。第22回ホラー小説大賞受賞作。

    めちゃくちゃ怖かった。
    特に第二章の最後の新幹線が怖い。まさかトイレにやってくるとは。よく新幹線に乗るので、ちょっと薄暗くて耳が詰まる無音の空間の気味悪さがよく思い出せた。指定席でしか出かけないのもあるかもしれないが、夥しい数の

    0
    2025年10月18日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

    購入済み

    面白かったけど

    面白かったけど、私的にはそこまで最恐ではないかも。

    0
    2025年10月18日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

    購入済み

    読み応えあり

    読み応えありました。それぞれの作品、みな怖かったです。

    0
    2025年10月18日
  • などらきの首

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    安定に面白い。
    比嘉姉妹の短編集。
    ししりばの家でも結構深く触れられるけど
    今回も結構理解深まって面白かった。
    私は個人的になどらきの首が1番好きだった。
    でも全部面白い。けど『居酒屋脳髄談義』って章が難しかった…。でも最後まで読んだら,ふんふん…ってなるけど。
    あと,悲鳴のオチが個人的に引っかかった。
    今までが,うお!ってなってたから,あれこれだけ?
    ってなっちゃった自分が少し惨め…

    でも面白かったです!

    0
    2025年10月16日
  • ぼぎわんが、来る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ホラー小説を読み始めたのはここ最近のことだけど、
    ホラーオブホラーといって差し支えない作品なんじゃないかと思う。

    怪異の真相を解き明かす流れはミステリー小説に似たものがあって
    ミステリー好きの私としては喜ばしい限り。……毎回騙されてるけどね。

    こういうホラー作品を読むと人間の醜悪さとか偽善者ぶりみたいなのが浮き彫りになって、それが原因で生まれた怪異の方を不憫に感じる。
    毎回言ってるような気がするけど、一番怖いのはやっぱり人間なんだな。
    やっぱりこの世で最も排除すべきは人間であったか……。

    最後はいろいろ丸く収まって、平穏な日々が戻ってきましたみたいな終わり方なんだけど、
    含みのある不穏な

    0
    2025年10月12日
  • 怪談小説という名の小説怪談(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    作者さんは『怪談』好きかつ『怪談』というものを考察するのが好きなんだろうな
    こういうちゃんとした?怖いストーリーも好きなんだけど、いつものド派手なアクションホラー??も好きなので、次は佐々木事務所シリーズが読みたい

    0
    2025年10月12日
  • ぼぎわんが、来る

    Posted by ブクログ

    映画「来る」の方を先に見てしまったが、小説も少し異なる内容で味わい深い。ヒトコワでありつつもモンスターホラーでもあり、様々なホラーの楽しみが詰まっていた。

    しかし、一番恐ろしいのははじめて書いた長編小説でこのレベルという著者の力量。そりゃ人気でるよなぁと。

    0
    2025年10月10日