澤村伊智のレビュー一覧

  • ざんどぅまの影【電子特典「手書きメッセージ」付き】

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    人は見えにくいものや
    よくわからないものに対して
    恐れをなし
    謎や疑いなどと相まってどんどん膨らみ
    正体のないものが
    嘘や噂となって拡散していく。
    そして、恐怖の影に怯えながら
    不安のはけ口として
    皆と違うものを叩いて安堵しようとする。
    見えない化け物の
    あるはずのない影は
    人の心の中にある。

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    2026年06月30日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    ネタバレ

    今話題のホラー作家たちによる短編集。
    それぞれの物語に著者の癖が表れていて面白い。
    背筋さんは、『近畿地方のある場所について』のように、謎が残って考察が捗りそうなオープンエンド。澤村伊智さんは、じっとりした後味が職人業だし、都市ボーイズはやせさんは、心霊系YouTuberらしいストイックな実話怪談形式。
    最後の梨さんの物語は、最早ホラーの枠を超えたファンタジー短編で、ラストに涙ぐんでしまった。

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    2026年06月28日
  • 頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智異形短編集

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    澤村さんの中でも結構好みな短編集。どれもじんわりといや〜な雰囲気が漂ってきて良い。
    「縊」の藪の中みたいな展開や「鬼」の展開の振り幅が好みだった。あと「自作解説」の見せ方も笑ってしまった。本人の本音ほんとに入っていないのか実は疑っている。

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    2026年06月28日
  • ずうのめ人形

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    ネタバレ

    《比嘉姉妹シリーズ2》
    いい味を出すと思っていた岩田くんが早々にあんなことになり、藤間くんが闇堕ちしたのが好きでなかった。早く次を読みたい。

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    2026年06月27日
  • 頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智異形短編集

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    異形ホラー短編集。とても怖・面白かった!

    ホラー映画制作で怪異を呼び寄せる、
    語り部が変わると見え方がガラッと変わる、
    既存の物語のオマージュ・マッシュアップ…等など、題材は目新しいわけでないのに、怖さは別格。
    やっぱりベテランは安定して面白いものなんだなあ。

    一番好きなのは最後の「鬼」。冒頭読んだことあるなと思ったらオマージュ元だった。
    自作解説もよかった。満足度高い。

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    2026年06月27日
  • ぼぎわんが、来る

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    ネタバレ

    《比嘉姉妹シリーズ1》
    京極堂とか城塚翡翠みたく理詰めで解決していくのも面白いですが、本作のホンモノも好き。

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    2026年06月25日
  • さえづちの眼

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    この方のホラー小説は面白すぎる。
    中編3作でこの満足度はさすが。
    どの話も最初は「なんか怖い」「気味が悪い」と感じるけど、終盤で明かされる真相に驚いて恐怖心が霧散した…と思ったところで再び恐怖に襲われる。
    驚かされたい人間なので『母と』みたいな展開が一番好きだった。
    ホント見事に騙された。

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    2026年06月24日
  • ととはり屋敷

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    比嘉家の過去を記した短編集。いわゆるVol.0的な。過去に亡くなった比嘉姉妹の弟妹がなぜ亡くなったのかなど。シリーズを読んでいないと何のことだか多分わからない内容だけど、読んでいれば、怖さよりも悲しさが先に来る。

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    2026年06月22日
  • ぼぎわんが、来る

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    ネタバレ

    これがデビュー作と言われても、信じられないくらいクオリティが高いと思う。

    1〜2章のぼぎわんの得体の知らなさや執念深さはえげつない。3章はアクション要素が強く感じられ、恐怖感が少し薄れてしまった。

    怪異を解決してほしい気持ちと引き続きホラーを楽しみたい気持ちの塩梅が難しい。

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    2026年06月21日
  • ぼぎわんが、来る

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    各章で視点が変わるので、飽きずに読み進めることができた。
    途中既視感があり、あれ?と思ったら、以前観た「来る。」の原作だったことに気づきました。
    映画より、細部の描写が丁寧だった。
    映画と2度楽しむことができた。

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    2026年06月21日
  • 頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智異形短編集

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    指定テーマありの短編集。ほぼ初見だったのでありがたや。

    『鬼 または終わりの始まりの物語』がよき。ただ怖さというよりは、主要人物のかかわり方が好き。なもんで、結末自体は悲しい。

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    2026年06月20日
  • ざんどぅまの影【電子特典「手書きメッセージ」付き】

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    新刊を楽しみにして購入。
    ぼぎわんで大ファンになり、
    比嘉姉妹の登場を楽しみにしておりますが、
    今回は、おばぁとお母さんの登場。
    主人公のナレーションで話しは進んでいく、
    ここに仕掛けがあるのだろうと思いつつ、
    これはどんな仕掛けが仕込まれているのだろう?
    海から来るびしゃびしゃのおばけ。
    他の地からの移住者を差別する先住者たち。
    化け物以上にヒトコワですが、
    恐怖に駆られた人間たちは冷静さを失い、
    強いものに言われるがまま動いてしまうのだ。
    胸が締め付けられる残酷なヒトコワ。
    神奈川に沖縄の人が多く移住した場所といえば、
    鶴見区ですが、よくは知らない町ですが、
    リアルに町が浮かんできて、

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    2026年06月16日
  • ファミリーランド【電子特典付き】

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    ネタバレ

    ホラーかと思って読んだらSFだった!
    近未来を描いてるから現代から比べるとゾッとするような話もあった

    0
    2026年06月16日
  • 予言の島

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    ネタバレ

    「・・・・・変だ、おかしいと分かってても切り捨てられない言葉。振り払いたいのに振り払えない、目に見えない力。それが呪いよ。そのままにしておくと、いつしかまともな判断ができなくなってしまう。」

    久しぶりにホラーが読みたくなって購入

    Dr.stoneを読んでいたので途中から怨霊の正体は薄々気づいていたので、改めてDr.stoneは勉強になるなあと思った。

    けど、事件が落ち着いてからの後半でほんとに怨霊はいるんじゃないか?と思わせる展開で最後の数十ページはハラハラしたし、どんでん返しもあり高い満足感があった。

    また、宇津木幽子は詐欺師で、それを確かめるための島に来たと、孫は言っていたけど、そ

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    2026年06月15日
  • ぼぎわんが、来る

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    ホラーとして面白すぎるのはもちろんのこと、日本のイエ制度ムラ社会の嫌な所を上手く融合させていて絶妙に胸糞悪い。伏線などとは1ミリも思わせずに、バリバリ伏線が張られていて綺麗に回収するのもさすがすぎる。

    映画の100倍内容が濃いし、人物像も掘り下げられている。何より映像よりも文字で襲いにかかってくるアレの恐怖が凄まじい。

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    2026年06月14日
  • 予言の島

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    ネタバレ

    おっもしろい!!
    私も土着信仰とか呪いとか他人事の風俗大好きだから作中の民宿オーナー麻生さんと似た感情でワクワクしながら読んだ!
    まぁ終盤で「おもしろい」の質が変わるわけですが。

    ところどころ地の文が誰を指してるのか分かりにくいなぁ、主観の位置にいるはずの淳くんも地の文で名指しされてるしなぁ、こういう文体のひとかしら.....って思わされてた時点で騙されてた...ッ!悔しい!

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    2026年06月14日
  • ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ネタバレ

    手法別に分けて、その説明とさらに作品の詳細な分析があって非常にわかりやすい。分析を読むとさらに怖さが増してくる。「とざし念仏」が因習といじめ問題も絡めながらじわじわと怖さが増してきます。人間の弱さと身勝手さを見つめる事がホラーなのか。ホラーって短いほうがより怖さが増すようですが、作家にとっては難しい分野かも知れません。

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    2026年06月14日
  • 七人怪談

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    2026.06.13

    霊能者、実話系、異界系、時代劇、民俗学、会社系、建物系の怪談集。それぞれ「この作家といえば」な構成で、そこも楽しみにしてた

    『サワさん』がダントツで怖い。怖いというより気持ち悪い。決定的なオチがあるわけではないところは「ナニソレ怪談」かもしれないが「ヒトコワ」から派生してるところが後味悪くて好き。

    民俗学怪談『魔々』は、実際にありそう。ここで本当に「思い」が解放されるとしたら「その苦しみを与えた者たち」も存分に苦しめばいいのにと、思ってしまった。

    『何も無い家』実はいちばんゾッとした。家に「呼ばれた」んだな、と思った。それにしても、家の描写、間取りの説明が本当に細

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    2026年06月13日
  • ざんどぅまの影【電子特典「手書きメッセージ」付き】

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    人々の心理の変化と、変わらないものに戦慄する一冊でした。
    相変わらず気持ちよくギョッとさせてくれます。

    「ととはり〜」と続けて読んだので、「ははぁ〜」と思う部分もありました。

    文庫化を待てずに購入しましたが、読んでよかったです。

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    2026年06月13日
  • ととはり屋敷

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    比嘉姉妹の他の兄弟のお話。
    私は肇と栞の話が好きでした。

    この本を読んだら、ぜひ「ざんどぅま〜」もご一読ください。

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    2026年06月13日