澤村伊智のレビュー一覧

  • ずうのめ人形

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    このシリーズならではの、不幸が不幸を生み出してしまう負のサイクルを目の当たりにした作品だった。
    登場人物たちの様々な背景を知り、彼女や彼らが意図せず背負う事になった運命や人生が計り知れぬものであり、自分たちではどうすることもできなかったであろう状況がひしひしと伝わり、単なるホラー作品には留まらない切なく儚い感情も抱きながら夢中で読み切った作品だった。最後も想像してなかった締めくくり方で驚いた。

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    2026年02月28日
  • すみせごの贄

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    別のアンソロジーで澤村伊智を知り、ホラー短編がまとめてある本かと思って読んだら比嘉姉妹シリーズの最新作でした!間違えて読んでしまったのですが、どれも面白くて逆にシリーズ全部これから読もうと思います。

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    2026年02月27日
  • などらきの首

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    ネタバレ

    どの話も面白かった

    メモ
    ゴカイノカイ 痛い痛いを4階から5階に飛ばしていた青年の話
    学校は死の匂い 組体操の練習で亡くなったが自殺として片付けられた子の話
    居酒屋脳髄談義 すでに死んでいることに気づいていない仕事仲間たちが成仏させられる話
    悲鳴 映画の撮影で怪談となっていた場所を使用して殺人事件が起こり、霊の仕業かと考えるがメンバーが起こした殺人事件だったと分かった話
    ファインダーの向こうに 霊の出没場所で、霊が本当に出るのか写真撮影をしていたところ、怪奇現象が現れた。出没場所はあの世とこの世を繋ぐ門があり、霊は撮影者の身を案じていたという話
    などらきの首 などらきというお化けが封印されて

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    2026年02月28日
  • すみせごの贄

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    「たなわれしょうき」は物理的に襲ってくる人間の恐怖が強烈。霊よりも人の悪意が怖い。
    「戸栗魅姫の仕事」は珍しく琴子が主役にならず、インチキ霊能力者が救いをもたらす展開が新鮮で読後感も良い。
    「火曜夕方の客」は幽霊を利用した代償が重く、後味が悪い。
    「くろがねのわざ」はオタク的執念と呪いを絡めた異色作。
    「とこよだけ」は叙述トリックが見事で、完全に騙された。

    短編ながらバリエーション豊かで、怖さの質もさまざま。シリーズの幅広さを感じる一冊。

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    2026年02月26日
  • わたしの名店

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    表紙の絵から、スイーツ系名店だと思いこんでいたけれど違った(;´Д`)皆さんの名店への熱い想いや、美味しそうな食べ物を読んでいるとお腹がペコちゃん(*´﹃`*)

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    2026年02月26日
  • ばくうどの悪夢

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    とても面白かった。読み進めるうちに、どこからが夢でどこからが現実なのかわからなくなり、気づけば読者である自分まで悪夢の中に引きずり込まれているような感覚に陥った。
    物語の構造そのものが巧妙で、現実だと思っていた場面が揺らぐ瞬間のぞくりとする感覚が忘れられない。

    さらに印象的だったのは、前作の短編集でさりげなく張られていた伏線が今作で鮮やかに回収される点。
    それぞれが独立しているように見えたエピソードが一本の線としてつながったとき、「そういうことだったのか」と思わず唸ってしまった。シリーズを追ってきた読者へのご褒美のような展開だった。
    物語はまだ終わらない。
    次作が気になって仕方ない。早く次を

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    2026年02月26日
  • などらきの首

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    比嘉姉妹シリーズの3作品目。
    などらきの首は前2作とは違い短編集となっていて、比嘉姉妹や野崎、ずうのめ人形に出てくる里穂の過去の出来事の話しになっているので前2作を読んだ方がより楽しめると思います。

    今回は怖さのパンチが"ぼきわん"や"ずうのめ"よりも弱いなと思っていたところに「などらきの首」のラストでゾッとしました。
    あと、個人的には「ファインダーの向こうに」が1番好きでした。
    少し切ないけれど、最後には明神さんも前向きに、そして軽やかになり真琴の言葉を借りるならスキマがなくなったんだろうなぁと。

    などらきの首では真琴と野崎の出会った経緯なんかも知

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    2026年02月22日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    令和、ホラーも多様化の時代。
    身の毛もよだつようなホラーだけがホラーじゃない。
     

    『令和最恐ホラーセレクション クラガリ』
    アンソロジー

    最初に言っておきますが、
    私、ななこは大のホラー好きです。

    怖ければ怖いほどいい。
    おぞましければおぞましいほどテンションが上がる。
    (たぶんちょっと性格に問題ある。)

    そんな私からすると、
    このアンソロジーは絶叫系というよりは侵食系。
    だから、いわゆる王道の絶叫系ホラーを期待していると、
    ちょっと雰囲気が違うかもしれません。

    でも!

    ・令和っぽいホラーを体験したい人
    ・ノスタルジー×不穏が好きな人
    ・新しい作家さんを開拓したい人

    にはぜひ読

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    2026年02月21日
  • などらきの首

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    雰囲気いいし読みやすくて楽しめました、個人的に居酒屋脳髄談義は中でもとても良かった、導入から結末までケチのつけようがない面白さだった

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    2026年02月19日
  • ずうのめ人形

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    2作目は難しいはずがとても面白かった 作中作の謎で読ませつつ終盤はホラーじみた怒涛の展開 満足の一冊です

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    2026年02月19日
  • 予言の島

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    ネタバレ

    ⭐︎3.6
    澤村伊智さんはショートショート集に続き2冊目。
    何の情報もなしに読んだので、ホラーなのかミステリーなのかも分からずいい意味で振り回された。
    島の言い伝え・因習に関しては割と現実的な真相が用意されていて、納得感もあり面白かった。
    ラストに用意されている、もう一つの真相(いわゆる叙述トリックの部分)は少し無理があるかな…。と感じつつ、読んでいて感じていた違和感が回収される叙述トリックならではの楽しさはあったし、再読の楽しみもあるのはいいなと思った。

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    2026年02月14日
  • ばくうどの悪夢

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    澤村伊智再読期間はまだ続く。
    読んでいる最中に新潮社と契約やめたニュースが流れてきてびびる。
    澤村伊智は本当にネットの冷笑露悪に染まり、その場所から動いたり他者のことを考えないオタクが嫌いだし、安易に地方=因習と結びつけるような同業者のこともすごい嫌いなんだな⋯!と思う
    作中でも明確に批判対象として描いているし。やはりホラー作家としてそのあたりに安心できるかは大きい
    澤村伊智の作品のなかではめずらしくスプラッタっぽい業者もあるけど、これもまた澤村伊智はスプラッタが書けないと言われたからだそうな⋯。
    だとしても相変わらずのおもしろさだし、作中の強キャラが負傷したときのあの不安感と小説だからこそで

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    2026年02月14日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    澤村伊智のとても良かった!これが面白すぎたなと思います リングの作者のやつがつまんなすぎて進まなかった

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    2026年02月10日
  • ししりばの家

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    ネタバレ

    今回もドキドキハラハラ。時系列が並んでると思って早く琴子きてー!って思ってたけど、同時に動き出してと見せかけてのかなりのタイムラグ。あーそういうことかとおばあちゃんの謎も解明。最後の感想は赤ちゃん、、、って悲しくなって終わった。そっかーそうだよねー。愛着は湧かなかったか、、、それよりも年少者を守るって指令がなくなったから?サイコパスな強く生きる女性ができあがってしまった。全てを乗り越えてこれから生きます!みたいな終わり方が怖い。まだ砂残ってますやん。今回もなんとも言えない後味で、、、

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    2026年02月07日
  • 超怖い物件

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    12人の作家さんによる物件怪談小説集でハズレが少ない。特に最初のオチにゾッとさせられた、宇佐美まこと先生の「氷室」がベストでした!

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    2026年02月02日
  • ひとんち 澤村伊智短編集

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    面白かった。ユリイカの澤村伊智特集で「短編こそホラー小説の本懐」と紹介されていたので買った。
    「ひとんち」「夢の行き先」「死神」は映像効果が素晴らしく、スピンオフも面白くなりそう。
    特に「夢の行き先」が好きだった。
    「怖い夢を見る」という日常的な導入から、「夢が移動している」「席順の通りだ」「もう一つ移動している夢がある」「夢が中央でぶつかる」と繋がっていくところ、子どもたちの気持ちが恐怖から好奇心へと翻っていく様子がすごくよかった。
    妄想と紙一重なのに、稚拙がゆえに説得力のある推論にぶん回される心地よさ。

    澤村伊智の怪異は、怨恨などではなく不慮の事故のような形が多いところがいい。
    人間由来

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    2026年02月02日
  • などらきの首

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    短編集という形で、前作1・2巻に登場していたキャラクターたちの過去が断片的に描かれていて、世界観がぐっと奥行きを増したのが面白かった。これまで断片的にしか見えていなかった人物像の裏側をのぞき見しているような感覚があって、既存キャラへの印象が少し変わるのも良い。中でも野崎の過去はまだ核心に触れられていない分、想像をかき立てられて続きが気になる。今後どんな形で掘り下げられるのか期待したい一冊だった。

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    2026年02月01日
  • などらきの首

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    比嘉姉妹シリーズ第3作目。
    1、2作目とは違い、短編集となっている。

    ■ゴカイノカイ
    心理的瑕疵もなく立地条件もいい雑居ビル。
    しかし5階だけが「痛い、痛い」と聞こえ、
    自分まで痛みを感じてしまうことから
    短期間で解約されてしまう。
    対策のためにその筋の人に依頼するが・・・。

    ■学校は死の匂い
    今作の中で一番好きな作品。
    真琴の姉で琴子の妹である美晴が
    雨の日にだけ体育館で謝りながら
    自●をくり返す幽霊の謎を解いていく。

    ■居酒屋脳髄談義
    居酒屋で同僚達といつものように
    出来の悪い女子社員の牧野を馬鹿にしていた。
    が、今日の彼女は何やらいつもと違うようで・・・。

    ■悲鳴
    怪談を元にした

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    2026年02月01日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

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    おおー、梨さんの『イオ』がヤバい。
    イオの正体に勘づいた時点では「どこが怖いんだろう」と思った。
    だけど最後の数ページで意味が分かった瞬間、ゾッとした。
    デスゲームとしては結構面白い『サイコロあそび』だけど、結末が嫌すぎるな。
    どっちに転んでもバッドだわ。
    おそらく中高生向けのアンソロシリーズなんだろうけど、大人でも十分楽しい。

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    2026年01月31日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ホラー作品には様々なジャンルがあることが分かりました。それぞれのお話の後にもっとホラーを楽しむための解説があって、良かった。面白かったです。

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    2026年01月25日