【感想・ネタバレ】怖ガラセ屋サンのレビュー

あらすじ

怪談は作りものだと笑う者、他人の不安や怖気に付け込む者、いじめを隠す子供……。こんなヤツらに“一瞬の戦慄〞なんて生ぬるい! 「怖ガラセ屋サン」はナメたやつらが大好物。狙ったら最後、あの手この手で恐怖のどん底へ――。怖がらなかったことを後悔しても、後の祭り。先の見えない恐怖に「まさか」の連続!背筋の凍る連作短編集。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ヒトコワ話かと終わったらめちゃくちゃ怪異だった。

個人的に一番びびったのは「子供の世界で」だった。
やっぱり、「ホラー×いじめ」の組み合わせで生き残る人いないよなぁ。

1
2024年11月17日

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ネタバレ

『怖がらせ屋』にまつわる短編集。
一応ホラーに分類したけどミステリ要素ももちろん強めで面白かったです。

0
2025年09月11日

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澤村伊智作品は何を読んでも面白い!
サラッと軽く読めるのにザラりとした爪痕を残す名作でした。
ホラーとミステリーを上手く融合させた作風です。
ただの王道ホラーじゃないし、よくあるミステリーでもない。
読み進めるとあっと驚く真実にたどり着けます。
連作短編集なのでひとつの大きな作品を読んだ気分になれます。
でも短編集なので非常に読みやすいです。
ホラーとミステリーの良いとこ取り!
私は澤村伊智作品がとても性に合うようです(*^^*)

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怪談は作りものだと笑う者、他人の不安や怖気に付け込む者、いじめを隠す子供……。こんなヤツらに“一瞬の戦慄〞なんて生ぬるい! 「怖ガラセ屋サン」はナメたやつらが大好物。狙ったら最後、あの手この手で恐怖どん底へ――。怖がらなかったことを後悔しても、後の祭り。先の見えない恐怖に「まさか」の連続! 背筋の凍る連作短編集。

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2025年08月03日

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ホラー?ヒトコワ?ミステリ?と、1話読む毎に印象が変わって面白かった。
一番好きなのは『救済と恐怖と』
因果応報かと思いきやまさかのオチで、皮肉が効いていて良かった。
「子どもの世界で」はホラー感強いし、「恐怖とは」は世にも感あって面白い。
全体的に満足感高いのにサクサク読めてお気に入りになった。

0
2025年05月25日

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「一番怖いのは人間」か?

第四話、読み終わった後背中がゾワゾワした
第七話、今度は頭、両側からゾワゾワ

感情をコントロールするのは簡単ではない。表情や態度には出さないことはできても、意図して感情を抱かないようにするのは困難

0
2025年04月06日

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ネタバレ

澤村さんの作品は二つ目!
名前からして面白そうで、気になって読みました。
謎の黒髪ショートの女性(話ごとに氏名が違う、幽霊なのか?)が出てくる連作短編集。
〇〇を怖がらせて欲しい…そう祈る人の願望を叶える怖がらせ屋さん容赦なくて怖すぎた…
女性について、あらゆる時代、あらゆる地方で、「怖がらせ屋サン」「コワガラセヤサン」「怖がらせ屋」等々の呼び名で、都市伝説となっています。
一話一話が怖っ!となる結末を迎えていて、それでいて完全に真実がぼやっとしてはっきりしない部分があるのがまた怖かった…
「結局一番怖いのは生きている人間なんだよね」
色んなところでよく聞く言葉ですが、果たして本当にそうだろうか…と、考え直しちゃいました。
特に好きだったのは、新興宗教の詐欺師が最後は信者側にまわってしまう話と、怪談会で、語り手たちの闇を怖がらせ屋さんに暴かれる話です。

0
2024年12月25日

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ネタバレ

前情報入れず読んだので、最近流行りのルポ形式のやつなのかな?と勝手に思ってたらがっつりミステリ短編集!おもしろかった〜
一話一話、ちゃんと怖くてちゃんとオチがあるのでモヤモヤもせず、読後感もいい。
好きな話は
第二話「救済と恐怖と」
第三話「子供の世界で」
第四話「怪談ライブにて」特にすき!
第六話「見知らぬ人の」
グロテスクな描写、直接的描写ほとんどないのに、ちょうどいい感じにゾッとするわ〜

0
2024年12月17日

Posted by ブクログ

ホラー✖️ミステリー。とても面白かった。特に「見知らぬ人」が怖すぎる。最初に予想してた展開が途中で裏切られ、と思えばその道筋に進みだし、何を信じればいいのかもう意味がわからない。ゾワゾワする。
第一章のお話も、1番怖いのは人間って思いつつも人間を疑うことをせず、でもみんなを疑っていたら生きていられないし、、人に恨みを買わないのが1番だけど、これまでに絶対買ってきてるし、無事に生きられることを願うばかり。

0
2024年09月12日

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なにかに復讐する際に怖がらせるって有力手段だったのね…。
確かに一瞬の恐怖ならトラウマになるくらいでその事に出会わなければ恐怖はないけれど永遠に怖がらせるのらトラウマ以前に現在進行系なので常にびくびくしなければいけないしね。
ホラーを含んだ都市伝説的なお話で好みでした。

0
2025年11月30日

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ミステリー風なのにちゃんとホラーな本。
結局、怖ガラセ屋サンとは…?と最後まで謎。
少し消化不良のお話もあったので、星4つ。

0
2025年11月07日

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澤村さんらしいなと言った印象。
ん?と思いながら読み進め、ゾゾっとする感じ。
世にも奇妙な物語上級者版みたいな。

0
2025年10月06日

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人間が一番怖い、ってよくある感想が第一話から華麗に論破されるのめっちゃおもろい
2話と3話が個人的に特にヒェッてなった
それはそれとして、こう言う作品の怖い存在ってなんで全部女の人なんだろ

0
2025年08月08日

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ネタバレ

謎の美女、怖がらせ屋を主軸にして物語が進んでいく短編集

序盤では本書でも言及されていた卑劣な人間を恐怖を持って懲らしめる必殺仕事人の様な存在だと思ってみていたが、4章から怖がらせ屋さんの存在が明らかになってからは単なる闇の仕置人から都市伝説的な不可解で不気味な存在へとシフトするようになっていった

各章の感想

第一話 人間が一番怖い人も
はじまりの話である事もあってかショートヘアの女性が怖がらせ屋さんという存在意義が曖昧だった話でもあった
これだけ単独で読めば怖がらせ屋さんが後輩と共謀して復讐する単なる仕置人にも見えなくもない

第二話 救済と恐怖と
ミイラ取りがミイラになる話
家族や仲間そして自身の健康的な五体も失った男を搾取するとして一体彼に何が残っているというのであろうか?臓器売買でもさせるというのか?

第三話 子供の世界で
第一話と被っているいじめへの報復だが、今回の話は子供達の目線での話
正直この話勘違いをした担任教師にも責任があるとも思えるが、何ら被害に遭ってないのは解せない
あといじめのリーダー格の少年にトドメを刺さないで終わるのもモヤモヤする

第四話 怪談ライブにて
この話ではじめて怖がらせ屋さんという名前がはじめて登場する
オムニバス形式の怪談で二番目の話は中々に怖かったが、三番目の出来が悪いなと思ったら案の定作中でも指摘された(笑

第五話 恐怖とは
恐怖という定義を語る作中最も哲学的な話
ストーリーそのものよりも作中怖がらせ屋さんが会話する恐怖の定義の方が魅力的に感じさせる
全話の中で最も優れた作品だと個人的に思う

第六話 見知らぬ人の
作中の語り部が信用ならぬ存在であるからか、ループものとも取れるような不思議なストーリーだった
ミスリードと見せかけて実は?という展開はサスペンスとしても見事
このあたりから怖がらせ屋さんが仕置人というより都市伝説の怪異として位置付いた話になったと思う

第七話 怖ガラセ屋サンと
怖がらせ屋さんという存在を追い不幸になっていった人物の話
今まで伝えたられたエピソードが雑誌記事などで淡々と記載されてあって作中で最も不気味な話だった
さらに最後の最後になるまで怖がらせ屋さんが実際に登場しないので怪談という定義として最も怪談らしい話だったと思った

0
2025年04月20日

Posted by ブクログ

あっという間に読むほどには面白かったけど、怖いか怖くないかといえば私にとっては怖くなかったのでこの点数です。でももっとこの方の本を読んでみたいなと思っています

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2025年04月13日

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ネタバレ

年代問わず都市伝説って広がるし、語り継がれるよね

心霊的な怖さと人間の怖さを両方味わえる作品で、ゾワッとするしモヤッともするしで何となく世にも奇妙な物語みたいな雰囲気を感じました。
ホラー系好きな私には、とてもわくわくする作品でした◎

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2025年03月16日

Posted by ブクログ

誰かを怖がらせてほしい。戦慄させ、息の根を止めてほしい。そんな願いをかなえてくれる不思議な存在「怖ガラセ屋サン」。
怪談は作りものだと笑う者、他人の不安や恐怖に付け込む者、いじめを隠す子供た
ち……。「怖ガラセ屋サン」に狙われたが最後、あの手この手で闇に引きずり込まれる。
恐怖の連作短編集。

「怖ガラセ屋サン」という都市伝説にまつわるホラー連作短編集。
ストーリー紹介を見るとヒトコワ系? と思ってしまいますが、どちらかと言えば怪異系ホラーです。人間も怖いけど。
ひどい目にあう人間は大概悪人(もしくは、過去に悪事を働いたと示唆されている)なので、それほど後味悪い感じもしなかったです。

また、全編を通して「恐怖とは何か」というテーマが繰り返し語られており、その主張も興味深い。色々考えると、恐怖の根幹にあるものは想像力なのかもしれません。

がっつりホラーというよりは、ミステリー色の強い話もあったりして、個人的に印象が近いのは漫画の『地獄少女』や『笑ゥせぇるすまん』、あるいは、『世にも奇妙な物語』あたりかなと思いました。

0
2025年01月23日

Posted by ブクログ

タイトル通り、怖ガラセ屋サンを主軸に置いた短編集。それぞれ繋がってる話もあって、連作と言った方が良いかも。ミステリー色の強い話、ホラー色の強い話があって、それぞれ印象も違うので読み易い上にしっかり怖い。話の中で語られる通り、人は何を怖がるのか、というテーマもあって、ちゃんと怖がる状況を突いてくるのは澤村伊智のホラー観が表れてるのかな、と思う。結末がしっかり描かれてる訳ではなく、そこがまたオチとしても良い。澤村伊智ユニバースみたいなん出来たら良いなと思ってしまった。

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2024年12月31日

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ホラー要素もありつつ、
苦手な方でも手に取りやすいテーマの作品。

大雑把にいうと、恨みを買った人が怖がらされる。

でも単に怖がらされる短編が続くわけでなく、
ミステリー要素、軽いどんでん返しなども
魅力の一つだと思った。

とてもちょうど良いホラー感で楽しめた!

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2024年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

七話からなる短編各話の公園、病院、怪談ライブ…あちこちの場所にさりげなく出没する『怖ガラセ屋サン』。
一言二言だけで状況をガラッと一変させ、一気に恐怖に転じるお手並みがどれも鮮やかでこちらまでしっかり怖がらせてくれる。
怖ガラセ屋サンのターゲットは基本誰かに恨まれている人々だったので、理不尽というよりは因果応報的な筋が通った感があったな。
「救済と恐怖と」の逆転劇と「見知らぬ人の」の仕掛けがお見事。
小学生の息子がいるので「子供の世界で」はいじめられる側いじめる側両方の地獄が他人事に思えない日常に繋がる怖さ。

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2024年10月12日

Posted by ブクログ

 短編集で読みやすく2日で読み終わりました。

 面白かったです。
 がっつりホラーという感じではなく、小説版の世にも奇妙な物語を読んでいるような、何ともいえない後味でした。

 通して言えるのは迂闊に他人を信じてはいけない‥という事ですね。

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2024年10月08日

Posted by ブクログ

いつの間にか「怖ガラセ屋サン」がいた。不気味にその世界に呑み込まれ・・・狙われたら逃げられない怖ガラセ屋サン。怖すぎる!

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2024年09月15日

Posted by ブクログ

「なんだかよくわからない」ことが1番怖い
自分の理解の範疇に押し込めきれないものが怖い

やり方のわからない仕事を急に振られたときも、そういえば怖いもんなあ

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2024年08月31日

Posted by ブクログ

連作短編ものは好きなのでスイスイ読めた。
王道ホラーではないけど、面白かった。
「怖ガラセ屋サン」がダークヒーロー(ヒロイン?)的なポジションなので出てくると怖いというよりワクワク感が強かった。私のところには絶対来てほしくないけど…。

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2025年07月25日

Posted by ブクログ

充分に楽しめる作品。都市伝説のような恐怖で紡ぐ連作短編
読んでる途中で、ある程度、結末が予想出来てしまうのは、ご愛敬。
怖いと言うより嫌な後味。いわゆるイヤミス的だと思った。
ホラーとミステリーを融合させた小説も大分増えてきたと思うが、やはりこのジャンルでは三津田信三さんの初期の作品が秀逸だと思う。
この小説の感想としては、怖いと言うより不安な気分とか嫌な気持ちになった。
でも、つまらないとか、面白くないとは思わない。
三津田さんの小説の様に、心底恐いと思う事は僕には無かった。

0
2025年05月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

それぞれの短編なのかと思ったら、最後の話で微妙に全部繋がっていた
結構イジメが共通の話かな?と思ったけど恐怖とは、はそう言う関係では無かったのは俳優の話かな

個人的には子供の世界で、が一番嫌な怖い話
さっさと早い段階で真実を話せばよかったのに、いじめていた事を隠した為に、未来永劫死ぬまで牛乳キャップと遺書に苛まれる。これは確かにいっそ死を選んでしまう…
子供の頃のこう言う嘘というか隠し事、これによる後々大事になる事件
あまりに身に沁みて怖いというか、なんというか…
そのときは大変だけど、早めに素直に謝ろうね…

あとは救済と恐怖と
そっちに側になるんかーーーーい!!!と、読みながら突っ込んでしまった
娘強すぎるだろう
いや、なんか夢で声を聞いた件から、え?え?え?となりながら読んでました
でも、変わろう変わりたい、なんとかしたい、お母さんを助けたい、という、その年齢で考えでできるだけの行動を起こして、なおかつこの気持ちに答えた、えいこさんの結果
まぁ、溝口に関してはざまぁ、と思ったのでスッキリ読めました
あの電話番号バラした下っ端は逃げられたのだろうか
そして特に教祖になって、その結果逆に怖がらせ屋さんから何かされるかと思ったらそんな事もなくなのかな

怪談ライブにて、もこう言うイベント結構あるよなぁと思いながら読んでいましたが、凄い、久美子さんここで一気に四人怖がらせるという
そして、最終的にお兄ちゃんの話だったのか…と

見知らぬ人の、話はいや娘が1回もお見舞いに来ないのおかしいとよな、と思いながら読んでいたら、この人何したか知らないけど既に復讐されていた…

怖ガラセ屋サンと、で大体のそれぞれの話のその後どうなったのかが、うっすら分かる
結局人間が一番怖い人も、の話の復讐した人は死んじゃったみたいだし
都市伝説というか、そういう怪談がある限りずっと怖ガラセ屋サンは存在し続けるのかな

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2025年03月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編。怖ガラセ屋という存在が各話に出てくるがつながりはない。

人間が一番怖いかも
後輩夫婦の家に招かれ、怪談をみんなで話す会。様々な怪談が話されていく中、最後の後輩の妻(怖ガラセ屋)が話す内容は主人公の過去の行いと現在進行系で何か起きることを示唆する話をする。人間が一番怖いと思っている人でもそれは自分の身に起きるとは思っていない人がそういう危険にさらされる話。

救済と恐怖
新興宗教に母親がはまってしまった家族とそれを裏で手引きしていた人の話。
最後は立場が逆転する。分かっているが救済がそこにしかないため抜け出せない恐怖。

子どもの世界で
仲のよかった友達のうちの1人がいじめられるようになり主人公も逆らえずにいじめていたが周囲には気づかれておらず言い出せないままその子が自殺してしまう。葬儀に怖ガラセ屋さんが来てその子が枕元に立ちお願いをしてきたと言う手紙を残す。家族や周囲はその願いを叶えるため亡くなった現場にお供え物をするようになるがゴミがすごいので掃除を主人公達がやる事になる。そこで主人公達にいじめられていたという遺書を見つけてしまう。その場で破棄したが後日も見つかる掃除係を他人に任せられなくなり主人公達が怯えながら掃除をしつづける。

怪談ライブにて
何人かが入れ替わりで怪談を披露する場。怖ガラセ屋さんの話をする女性に番が回る。怖ガラセ屋への依頼で不可解な死を遂げた弟の真相を知りたいというもの。その死の真相はこのライブのオーナーであるという結末に、犯人を知った依頼者が動いて終わる。

恐怖とは
ゴシップ記事を追う記者と情報提供者(怖ガラセ屋)の話。実は記者ではなくゴシップ対象その人が入れ替わっており、更にゴシップ対象は芸能人さんのそっくりさんでしか無かった。
怖ガラセ屋はそのそっくりさんが芸能人になる夢を止めて欲しいと依頼を受けていたが、そっくりさんは記者を殺してしまっており、遅かったという悲しい話。

見知らぬ人
入院した主人公の元に見舞いに来る妻と同室の男性の所に見舞いに来る女性が怪しいという話になる。怖ガラセ屋ではないかという恐怖に陥るが、よく話したら男性の妻だった。ではなぜ怪しいという話になったのか自身の妻を問いただすと、男性の家族ですらない人で男性は記憶を無くしていたため気づかなかった。

怖ガラセ屋サンと
怖ガラセ屋の謎を解くために怖ガラセ屋の情報を集めるが最後は自分にまつわるテープレコーダーを聞いて恐怖してしまう。最後は、…怖かったですか。で終わる。

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2024年12月20日

Posted by ブクログ

私が子どもの頃に聞いた都市伝説で覚えているものといえば、すぐに思い浮かぶのはやはり「口裂け女」。あんなの絶対ウソだとわかるから今は笑ってしまうけど、本作に収録されている中にはホントにありそうな話も登場します。特に昔だれかをいじめた過去があるなんて人は、見えないものが見えてしまうこともあるのでは。

その点、幼稚園のときにいじめられっ子側だった私は大丈夫か!? そのことは何十年経とうが決して忘れませんし、もしもあのいじめっ子ふたりが現在も元気でいるならば、今からでも「怖がらせ屋さん」に頼みたいぐらいです。(^^;

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2024年12月13日

Posted by ブクログ

ちょっと一捻りした恐怖と言うか。そんな短編集。
私は1話目が1番ゾワッときたが
そのあとの話は裏読みをし過ぎたみたいで
どうにも恐怖につかり切る事が出来ず、少し勿体ない事をしたかな。

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2024年12月03日

Posted by ブクログ

ホラー小説
面白かった。

むすめがホラー好きで、そんなのばっかり読んでるから試しに読んでみたら、ホラーも面白いなと思う。小さなどんでん返しが入ってるところも良い

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2024年09月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

言いたい事は解説に全部かいてある。
モキュメンタリーテイストのホラーを期待して手に取ったので、最初はちょっと違ったな…とおもったんだけど、だんだん不穏に。
でも、ちょっと不条理が過ぎて、まとめ切れなくてホラーに落としましたみたいな印象になるのが残念。
解説の言葉を借りると、ホラーかと思って手に取り、ミステリか…と脳が合理的解決を期待し、やっぱりホラーかよ…とモヤモヤが残る感じ。
読む側の問題なんですけどね…

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2024年09月08日

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