澤村伊智のレビュー一覧
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新刊を楽しみにして購入。
ぼぎわんで大ファンになり、
比嘉姉妹の登場を楽しみにしておりますが、
今回は、おばぁとお母さんの登場。
主人公のナレーションで話しは進んでいく、
ここに仕掛けがあるのだろうと思いつつ、
これはどんな仕掛けが仕込まれているのだろう?
海から来るびしゃびしゃのおばけ。
他の地からの移住者を差別する先住者たち。
化け物以上にヒトコワですが、
恐怖に駆られた人間たちは冷静さを失い、
強いものに言われるがまま動いてしまうのだ。
胸が締め付けられる残酷なヒトコワ。
神奈川に沖縄の人が多く移住した場所といえば、
鶴見区ですが、よくは知らない町ですが、
リアルに町が浮かんできて、
自警団が町を練り歩く姿が恐ろしかった。
今回の恐怖仕掛けに関しては、
どちらかと言うと、
読者任せでちょいと分かりにくい。
結局どうとれば良いのだろう?
ととはり屋敷を読むと成程となる。
と、感想を書かれていた方がおりましたので、
すぐに読まねば、と思います。
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Posted by ブクログ
ネタバレ「・・・・・変だ、おかしいと分かってても切り捨てられない言葉。振り払いたいのに振り払えない、目に見えない力。それが呪いよ。そのままにしておくと、いつしかまともな判断ができなくなってしまう。」
久しぶりにホラーが読みたくなって購入
Dr.stoneを読んでいたので途中から怨霊の正体は薄々気づいていたので、改めてDr.stoneは勉強になるなあと思った。
けど、事件が落ち着いてからの後半でほんとに怨霊はいるんじゃないか?と思わせる展開で最後の数十ページはハラハラしたし、どんでん返しもあり高い満足感があった。
また、宇津木幽子は詐欺師で、それを確かめるための島に来たと、孫は言っていたけど、それって大量の予言があり、島以前から間違っていたのもあればそれでインキチだとわかるので、もしかしたら、解釈次第ではあれど、それまでの全ての予言は当たっていたのでは、、?とも思った。
確かに解釈すればあっているように誘導する予言も、反対に言えば本当に当てている可能性も含むので確かめようもないけど、、。
どんでん返しの展開は全く予想できなかったけど、振り返ってみればところどころ話が噛み合っていないところや、宗作の敬語をだれも訂正しなかったところなど伏線はあったのに気づけなくて悔しかった。 -
Posted by ブクログ
2026.06.13
霊能者、実話系、異界系、時代劇、民俗学、会社系、建物系の怪談集。それぞれ「この作家といえば」な構成で、そこも楽しみにしてた
『サワさん』がダントツで怖い。怖いというより気持ち悪い。決定的なオチがあるわけではないところは「ナニソレ怪談」かもしれないが「ヒトコワ」から派生してるところが後味悪くて好き。
民俗学怪談『魔々』は、実際にありそう。ここで本当に「思い」が解放されるとしたら「その苦しみを与えた者たち」も存分に苦しめばいいのにと、思ってしまった。
『何も無い家』実はいちばんゾッとした。家に「呼ばれた」んだな、と思った。それにしても、家の描写、間取りの説明が本当に細かく丁寧。まるで自分が玄関から入って家の中を歩いているよう。そういえばそういう怪談あったよね。ひょっとしてこのお話は「家に『呼ばれた』奇妙な話」ではないのでは...? -
Posted by ブクログ
400ページ近くあるのと、比嘉姉妹シリーズじゃないからと、買ってからもう3年近く放置してしまっていた。
物語の核は学校の怪談とカースト。女子ならだいたいわかるようなカーストと顔の良し悪しによるマインド的な優劣。リアルすぎて、なぜ筆者は知ってるの…と恐れるほど。人の嫌な部分をリアルに表現するのが本当に上手い。
題名の「うるはしみにくし」は見た目のことだけではなく、内面的なものも含まれているのだろう。
物語にハラハラしながらも、「自分は関係ない、被害を受けることはない」と安心しながら読んでいたことに気付き、登場人物の心情との重なりに少しゾッとした。
学生の時に読んでなくて良かった。
390ページあるが、いつも通り読みやすく、ハラハラしながらも続きが早く読みたくなるようなお話だった。学校の話なので、クラスメイトや教師陣など登場人物が多く感じる。個人的に名前と立ち位置を覚えるのに苦労した。