澤村伊智のレビュー一覧
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ネタバレ娯楽系Webマガジン「アウターQ」編集部の新人ライター湾沢らが取材で遭遇する奇妙な落書き、一見入り辛い店、ストーカーに襲われた地下アイドルの復帰ライブ、絵画の女性が夢に現れると語る男……謎は事件を喚び、やがて辿り着く意外な真相を描いた連作短編集(小説誌発表の4編+単行本刊行時書き下ろしの3編を合わせた)全7編。
・公園の遊具に書かれた漢字の文字列の落書き。小学生たちは“露死獣の呪文”と呼び解読に夢中になった。自身もかつてその公園でよく遊んでいた湾沢は、ネタ調査のため今もその呪文が残っているのか調査に向かうが、取材の過程で当時の同級生が後に自死していたことを知る(「笑う露死獣」)。呪文らしき暗号 -
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なかなか面白かった。目当ての作家はそれぞれ期待通りの仕事をしていた。ホラーごとのジャンルの解説もありがたく、なにが怖いのか?を丁寧に紐解いてくれるのはホラーファンとしてすごくありがたかった。ただ、各短編がテーマに沿っているかどうかと、一作品として見た時に素晴らしいかどうかは別問題だなとも思った。切り口が新鮮で、面白い試みだった。14歳の世渡り術シリーズ、全然知らなかったけど、大人でも十分楽しめそうだから他にも読んでみたいと思った。ヤングアダルト向けということで、ほとんどの作品に学校が出てくるのがよかった。動画投稿やAIなんかの話が出てくるのもとても今っぽい。
以外各話感想(ネタバレあり)
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久しぶりの澤村伊智さん
短編7つ
実話風なのが怖い〜
「高速怪談」
みんなで、車で帰省時の雑談で、タイトル分からん映画当て、うん「超能力学園Z」か!あったな!
それはともかく、みんなの怪談話の最後のオチが怖い。そんな経験したら、ずっと夢に出る!(−_−;)
「笛を吹く家」
曰くありげな家。
一家全員が亡くなってから、そのまま。
しばらくしてから、子どもから、子どもが行方不明に。その前に、その家にある入って行ったとか…
子育てに疲れた夫婦。妻がその家に、子どもを連れて…
この子どもはなぁ…もうどこにでも連れて行ってって思うわな…怖いといよりツラい。
「苦々陀の仮面」
映画で、虐待的な事を -
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読みたいと思っていた澤村伊智氏の本が文庫化されていたので買った。かなり本格的に暑くなってきたので涼む意味でも(?)
”小説” だからこそできる“怪談” を詰め込んだ短編集。澤村伊智氏、相変わらず嫌なオタクの描写がうますぎるし、こちらの予想をあらゆる角度から裏切ってくるので怖いしすごい
短編集だからひとつひとつは短いんだけど、詰め込まれた恐怖のエッセンスと小説という技法だからこそできる構成がうまく仕組まれてて、収録されたある話の終盤ではひえ~~~~(恐怖&驚愕)になった
文字のみでの表現や読み手の思考を利用した話づくりがうますぎる…夏のうちにあと2冊ぐらいは澤村伊智氏の本読みたい。彼の本はわりか -
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ホラー短編集、全7編
巻末の参考・引用にも挙げられている『怪奇小説という題名の怪奇小説/都築道夫』をもじったタイトルが掲げられた本作
……なのですが、私は『怪奇小説~』は未読のためそこを元にした感想は抱けずでした
残念
以下抜粋して雑感
・こうとげい
この短編集の中でいちばん「怖い」と感じたのがこれ
多種多様な作品が納められた一冊なのですが、いかにもな怪談!と言えばこの「こうとげい」なんじゃないでしょうか
アレについて、何やらいろいろと考察のしがいがありそうな書き方でしたが、自分にはまったく見当もつかず
・うらみせんせい
この短編集の中でいちばん「好き」なのがこれ
謎空間と化した中学校