澤村伊智のレビュー一覧

  • すみせごの贄

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    今回も短編集かー、そうかそうかー、
    怪談雑誌に投稿したやつを、ある程度溜まったら単行本にして…
    なので、本全体のテイストが掴みにくくて、とうも短編集ってはまらないんだよなー
    と思いながら、やはり比嘉姉妹シリーズは読まねばならぬ。

    前半4話は、読みやすくてそれなりに面白いのですが、やはり怖いというより「SF=すこしフシギ」の域を出ないなーなんて思ってたら、
    「トコヨダケ」これめちゃめちょ良いじゃないのー、あ、そうかそうなんだー
    真琴がクスッと笑った?そんなキャラだっけーと思ってたら、そうなんかー
    そして、これ時系列どうなってる?いつの話?

    そして、ラスト「すみせごの贄」。
    やー、オチはベタ

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    2026年04月21日
  • ずうのめ人形

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    2026/04/21 オーディブル
    都市伝説の枠が大きくはみ出した怪異。
    ぼきわんより怖くはないが、面白かったです。

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    2026年04月21日
  • 邪教の子

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    面白かったです。
    ぐっと引き込まれました。終始、何を信じればいいのか分からないままハラハラしながら読み進められました。

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    2026年04月19日
  • 呪いの☒☒

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    「呪い」の描写の味わいが各々違っていて楽しめました。
    「次はどんな呪いが?」と気になって、一日で読み切ってしまいました。
    短篇のため気軽に読み始めることもできて、おすすめです。

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    2026年04月19日
  • ぼぎわんが、来る

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    2024/04/19 オーディブル
    怖かった。知恵を付けていく妖怪。
    章を重ねる毎に面白くなってくる。
    久しぶりに楽しいホラーでした。

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    2026年04月19日
  • ぼぎわんが、来る

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    "あれ"が来たら絶対に答えたり家に入れてはならない。「ぼぎわん」と呼ばれる得体の知れないものが自分の知っている人や声に化けて近づいてくる。
    比嘉姉妹シリーズ第1弾!「ずうのめ人形」を読んだ後だったから、やっとお姉ちゃんに会えた。
    琴子の能力はやっぱり本物だったなぁ。次々に周りが被害にあっていく。それに登場人物の視点によって展開が変わっていくのが面白かった。

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    2026年04月18日
  • 呪いの☒☒

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    豪華作家陣による「呪い」をテーマにしたアンソロジー。
    一言に「呪い」と言っても、ゾッとする怖さから、ちょっとした驚きを楽しめるものまで、作家さんごとに全く違う読み味が楽しめる贅沢な一冊でした。

    次はどんな「呪い」が来るのかとページをめくる手が止まらず、全編を通して大満足です。物語の不穏さを象徴するような、おどろおどろしい表紙も世界観にぴったり。

    個人的には、「そういう伝播の仕方もあるのね...!」と新鮮な驚きもあった、上條一輝さんの『呪いは明るく輝いて』と、構成もあわせて楽しめた背筋さんの『劣化コピー』がお気に入りです。

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    2026年04月18日
  • 呪いの☒☒

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    これだけ理不尽な呪われを見せつけられると、何もしてなくても交通事故みたいに呪いの方からぶつかってくる事もあるんだろな…という気持ちになる。

    以下感想です。
    全編面白くてまた無駄に長くなってしまった~

    上條一輝『呪いは明るく輝いて』
    市役所で働く主人公の目線で描かれる街ホラー。
    同じくらいの規模感の所に住んでいるので、街のディテール細さが恐ろしさを倍増させる。
    主人公が真面目で健気で応援したくなるんだけど、いかんせん呪いのスケールが……

    北沢陶『呪いの交換日記』
    交換日記のページと、仲良し3人グループのやり取りが交互に書かれる。
    呪いの始まりはほんとに微かなもので見逃してしまう程。女子の「

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    2026年04月17日
  • 一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集

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    デビュー作「ぼぎわんが、来る」から何となく読んできた作家さんだけど今ではツィッターもフォローしているぐらいのファンです。
    怪談が21編収録されているショートショート集で外れが少ない中では一番長い「さきのばし」がベストかな。とにかく此方の予想を嘲笑うかの様なとんでもない結末に唖然とする傑作!
    最初の「名所」も恐かった。

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    2026年04月15日
  • ばくうどの悪夢

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    読み応えがあり面白かった。やっぱり比嘉姉妹シリーズ、長編が好き。え?ここまで夢だったの??と読み進めて行くとビックリ。そしてそこからはどんどん夢なのか現実なのか分からなくなっていく私。冷めた印象だった琴子の、そうならないとやっていけなかったんだろうと想像できる夢の中での彼女に、強い人はそれだけ傷ついて生きてきたんだなと苦しくなった。

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    2026年04月12日
  • 予言の島

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    ネタバレ

    はい。でました。
    今月の『騙されました大賞』グランプリ受賞です。
    おめでとうございます。

    読んでる間のちょっとした違和感の正体、こんなことになってたんですね。ぜんぶ腑に落ちました。確かにね、おかしいなーおかしいなーって思ってたんですよ。気にするレベルじゃないかって勝手に納得してたんですけど。

    お見事でした。
    2回目読んできます。

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    2026年04月01日
  • ぼぎわんが、来る

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    これが初長編・初ホラーって一体なにごとですかって話。ほんとに。それこそ真のホラーですよ。澤村先生は短編も秀逸ですけど、これを読むとその真価がダイレクトに伝わってきて度肝抜かれますね。流血です。鋭利すぎる。息ができないです。警察呼びますね。
    三つの章から成っていますけれども、特に一とニの出来は突き抜けていると思います。導入の一、転換のニ、はそれぞれがもう立派な短編にもなり得るし、好みど真ん中をぶち抜いてきて、本当に先生、一体どうしたいですか。穴だらけです、俺の心はたくさん刺されて。この先どんなホラーを読もうとも、この穴を埋めるものはないような気さえしてくる。助けてください。
    ただ待って、先生、無

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    2026年03月30日
  • ずうのめ人形

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    5時間半で読破。
    澤村の書く女性はノイズがなくて読みやすい。
    戸波さんが魅力的なキャラでヨシ。ミスリードがなかなかに鮮やか。
    ぼぎわんの方が好きだけど面白かった。
    ホラー演出がどことなく白石晃士。

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    2026年03月28日
  • 怖ガラセ屋サン

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    表紙が怖ガラセ屋サンなのかな?かわいい!
    なんて思って読み始めたが、全然関係なく、ちゃんと怖くなってしまった。
    ヒトコワの部類なのか、避けられない怖さというかじわじわと追い詰められる感じがしてゾワゾワした。

    この人が怖がらせてくる人なんだろうと理解していても、会話の意図が分かった瞬間に怖いと思ったり、全然違う人が怖がらせてきたり、色んな方法で追い詰められた気がした。

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    2026年03月25日
  • ずうのめ人形

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    出版社の一社員が不審死。彼が残した都市伝説「ずうのめ人形」に関する原稿。原稿には小説が書かれていた。全部読み終わると四日後に死ぬ。
    最初は都市伝説「ずうのめ人形」から来るただのホラーかと思っていた。
    でも読み進めていくと、もはや都市伝説の枠を抜け出し怪異そのものが一人歩きしていいって、周りの人間が次々被害に合っていく。
    あの原稿に書かれた小説。少女の家庭環境。怖い話が好きな少女。そして少女そのものが、不幸を取り巻く原因だと思い込んでいた。
    読み進めていくうちに、少女自身が原稿を書く際に記憶にバイアスがかかって事実が歪められてしまったことからくるものだったのかなと思った。
    人を殺す作り話はあると

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    2026年03月24日
  • 一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集

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    不意に日常に潜む猛毒に触れてしまったかのような本…。
    全部面白かった。特に気になった数話の感想を書いておこうと思う。

    「名所」そうくるか…。1話目から惹き付けられる。誘いだし突き落としてるのは何者なんだ。
    「さきのばし」肥後ちゃんにイライラしつつもどんどん面白くなり、こんなのも有りだよねーなんて笑っていたらとんでもなく怖かった。でもギリギリ社会に留まって生きてる人の中にはこういう人がいるのかな…。たまに信じられないような事件あるけど、全部悪い人間が起こしてるのではなく、その中には足りない人がいるんだろうな。
    「満員電車」日常に潜む不気味。ループものかと思ったら少し違う。地味だけれどとても好き

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    2026年03月23日
  • 邪教の子

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    新興宗教というものにはいつも好奇心を掻き立てられるのでとても面白かった。
    自分がとても辛かった時期、誰かが宗教に引き込んでくれたらすぐにでも縋ってしまったかもしれない。
    幸いそういう出会いはなく。
    年齢性別血縁無関係の家族関係は面白いと思った。
    他の小説で読んだけど、出生というものも完全に管理され、政府から認められた血縁のない親が子供を育てる。
    極端だけど育児の問題が全部解決するかもしれないな

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    2026年03月23日
  • などらきの首

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    うわー短編でもやっぱり面白いなあ。
    怖いだけでなく悲哀を感じる話や皮肉の効いた話もあってハズレが無い。
    牧野の冷ややかな物言いが爽快にすら感じる『居酒屋脳髄談義』はかなり好き。
    馴染み深い言葉が真相の『ゴカイノカイ』には唸らされた。
    だけど一番印象に残っているのは『学校は死の匂い』で、ラストシーンの意味をいろいろ考えてしまう。

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    2026年03月20日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    読みやすいホラー短編で読みやすかった!
    個人的に好きな作品は
    ●綾川行人の「再生」
    テレビでタレントが、「切れ味の良すぎる包丁で自分の指の一部を切り落としてしまって、しばらく経ったらその切り落とした部分が生えてきたんですよ!」って話してたのを思い出した。
    人間の再生力の限界ってどこなんやろう?ってこの話を読んでまた思った(^^)不気味なお話です。

    ●福澤徹三の「五月の陥穽」
    窓際族の影の薄いサラリーマンが屋上で昼休憩してて落としそうになったタバコを拾おうとしたらビルとビルの隙間に落ちてしまって、その隙間に挟まってしまってさぁどうしよう!ってお話。
    サラリーマンとしても夫としても影が薄い主人公

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    2026年03月07日
  • ずうのめ人形

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    このシリーズならではの、不幸が不幸を生み出してしまう負のサイクルを目の当たりにした作品だった。
    登場人物たちの様々な背景を知り、彼女や彼らが意図せず背負う事になった運命や人生が計り知れぬものであり、自分たちではどうすることもできなかったであろう状況がひしひしと伝わり、単なるホラー作品には留まらない切なく儚い感情も抱きながら夢中で読み切った作品だった。最後も想像してなかった締めくくり方で驚いた。

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    2026年02月28日