澤村伊智のレビュー一覧

  • すみせごの贄

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    ネタバレ

    短編集。

    戸栗魅姫の仕事は最後の最後まで琴子さんを思い出せずに終わってしまったな。
    琴子さんはなぜ彼女のYouTubeを観てたんだろうと気なる。

    火曜夕方の客は悲しすぎるし、くろがねのわざも複雑な気持ちになる話だった。
    どうにかして真相を暴きたい、その理由が偉そうな特オタを黙らせるためってのが浅くて残念

    とこよだけで真琴が意識不明で入院してることが分かったけど、何があった...?
    長編の方でその辺りの話あったかな??

    すみせごではまたゆかりさんが場を引っ掻き回すし、彼女の洞察力本当にどうなっているのか。

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    2025年03月28日
  • さえづちの眼

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    ネタバレ

    引きこもりや不良少年少女と共同生活を営む家に起こった悲劇
    尾綱瑛子は結局何者だったのか
    若者の生気を奪う魔物みたいな..?
    瑛子は火事と共に姿を消したのか、琢海に取り憑いたのか

    次の話も結局なんだったんだと思う
    ゆかりさんってずうのめ人形のゆかりさんよね
    ゆかりさんの考察が正しいのか、違うのか永遠にわからなくなってしまった

    さえずちに眼は面白かった
    家の中の這いずる音や姿は人がやったものだったけど、外から覗いていた赤い目は冴子の旦那さんだったんだな

    分からないのが佳枝はいつ冴子の子を殺したのかってこと

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    2025年03月28日
  • ずうのめ人形

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    ネタバレ

    ずうのめの人形
    えらい面白い比嘉姉妹シリーズ2作目。
    都市伝説ずうのめの人形の呪いを解くためにその都市伝説が書かれた小説について調査していく。
    作中でも登場するリングと同様に制限時間があり、期限までに呪いが解けるかハラハラしながら読めました。
    なぜ呪いが存在し、小説が書かれ、どうして拡散されたのか、後半の謎解きパートで全てが明かされるのですがそこがめちゃくちゃ面白い。ホラーですがミステリ感が強いのはリング、残穢とあえて似せているところでしょうか。
    エンタメホラーとしてとても楽しく、それでいて
    おどろおどろしい恐怖を感じられる良い作品でした。

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    2025年03月28日
  • てのひら怪談 こっちへおいで

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    800字以内3ページ程度の掌編が50編。豪華な執筆陣が怖い話の怖い部分だけを抽出したような物語を展開させています。
    怖さの種類も千差万別。文字だからこその怖さもあれば、想像してしまいぞっとするものも。ホラー怪奇小説の入口にも!

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    2025年03月27日
  • さえづちの眼

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    さえづちの眼。
    タイトルいいですよね。
    中編2つ+タイトル作品となっております!

    最初の"母と"は、トリック風な文章で物語を綴ってます。
    ミスリードを誘っちゃう、そんな書き方をするの?
    澤村先生!って感じです(笑)
    途中で比嘉姉妹の血縁関係者が登場するので
    当時の過去や関係性が少し確認できます。
    今後の作品で登場してほしいです、もっと知りたい。
    ねぇ、抱っこして!

    "あの日の光は今も"は、呪術廻戦で言うと天与呪縛。
    辻村先生が再び登場するので、そーゆー事です。
    悪意のない所がたちが悪いよね(笑)。
    ミステリー → ホラーに着地させるのは怖すぎでしょ。

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    2025年03月26日
  • すみせごの贄

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    ネタバレ

    オムニバス形式だけれど、比嘉姉妹、野崎大活躍で読みやすい。

    どれを取っても「え?」って思う捻りが効いててすんごい読みやすい。

    最初の1本目の子供を連れてくやつとか、長編で読みたいし、怖かった。手が裂けられてる銅像の話。澤村さんの民族ホラーはやっぱおもろい。ちょっと後味悪いのも良い!

    あと、火曜にカレー屋さん来るやつも女性幽霊だと思ってたらネグレクトで死んでしまった子供達の霊だったっていうの、すんごい切なくて良い!

    毎回、野崎も比嘉も体調崩しすぎてて。

    ただし、がっつり長編を読みたくなるのも事実ではある。

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    2025年03月20日
  • うるはしみにくし あなたのともだち

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    澤村氏は本当に無慈悲な作家さんですね。(賞賛)
    ほんの少し、光が見えたかなぁ…と思うと容赦なく暗闇に突き落とすから、本当に参る。

    所謂スクールカーストって言うのは、いつの時代にも存在する。リーダー格の美人と、その取り巻き。とはいえ、私の経験則から思うのはこう言う花形グループの絆は、腐りきった大黒柱くらい脆い。なにかの弾みで、簡単に崩れて醜い仲間割れが始まる。言わずもがな、本書の中でにもそんな場面が登場する。

    香織の「羨ましいんでしょ?みんな綺麗で、青春を謳歌してる私たちが」という台詞に思わず鼻で笑ってしまったが、真実の「親友ごっこに必死な同調圧力の奴隷みたいで哀れ」という趣旨の台詞が続く。

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    2025年03月16日
  • 怖ガラセ屋サン

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    ネタバレ

    年代問わず都市伝説って広がるし、語り継がれるよね

    心霊的な怖さと人間の怖さを両方味わえる作品で、ゾワッとするしモヤッともするしで何となく世にも奇妙な物語みたいな雰囲気を感じました。
    ホラー系好きな私には、とてもわくわくする作品でした◎

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    2025年03月16日
  • うるはしみにくし あなたのともだち

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    ほとんど読まない学園もので生徒たちの名前も覚え難いなぁと思いながら、読み始めました。下の名前で通すわけでもなく苗字だけで書かれていたりして、誰だっけ?と敢えて混乱させるように書いているのか、法則わからず読み進めました。

    学校の七不思議「おまじない」で、不幸に見舞われる生徒たち。途中までは犯人は一体誰なのか、テンポよく面白いです。

    ラストまで展開もスリリングでありながら、すっと物語が終わるのも虚しさや悲しみが余韻に残って良かったです。

    今はSNSで想いを吐きだす時代なので、トリックや犯人の心情をネットで見つけてしまえば、名探偵が登場しなくても事件が解決してしまう時代なんだなとか、考えてしま

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    2025年03月15日
  • すみせごの贄

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    ネタバレ

    表紙の造形制作萬歳淑氏。この個性は凄いなぁ。。

    6つの短編。
    今回は割と謎が解けてわかりやすい話が多いような。。
    真琴さん、どうなるだろう?琴子はどういう心理状況の中過ごしているのだろう。
    そして野崎氏は本当、生き残る。。

    たなわれしょうき
    →ラスト、まさかの。。言霊ってあるんだろうなぁ。。

    戸栗魅姫の仕事
    →琴子の知り合い登場。女の子、ホントにどっちだったのだろう??でも彼女でないとその最期ではなかったので、お払いってある意味一期一会なのだなぁ。。

    火曜夕方の客
    →真相の題材が辛い。。 店主のその後がリアル。。
    『被虐待児は虐待されている自覚がない。あったとしても隠そうとする。往々に

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    2025年03月13日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    面白かったのもあれば、読みづらくてとばしてしまった作品もありました。
    一穂ミチさんの「にえたかどうだか」はこの作者の作品のどれからも感じる「暗闇の中に瞬く光」感があって心に残りました。茉莉さんでシリーズ化してほしいかも。
    モキュメンタリー「ニンゲン柱」視点が変わると…もう一度読み直しました。
    小野不由美さんの「営繕かるかや」シリーズ、前から気になっていたのでこれを機に読んでみようと思いました。

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    2025年03月11日
  • 予言の島

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    とても面白い。

    角川ホラー文庫から出ているだけに、どこまでも「ホラー」でいくのか、あるいはひょっとしたら「新本格」なのか、と身構えつつ読んだ。そこがまた楽しい。

    また、地方とか因習とか横溝的なものをめぐる考察も実に現代的。そして現代における「呪い」をしっかりととらえている。

    本書の最大の謎の部分については、先行作品が国内で少なくとも2つ浮かんだ。ゆえに真新しい衝撃はない。でも、そういうジャンルうんぬんよりも、文学としてきちんと成り立っている。名品だと思う。

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    2025年03月10日
  • などらきの首

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    比嘉姉妹シリーズ3作目、こちらは短編集。
    どれも面白く、過去作の登場人物を多角的に描いていて興味深い。ただ短編なので多少当たり外れがある。

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    2025年03月10日
  • すみせごの贄

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    世界観
    比嘉姉妹シリーズ。
    このシリーズは謎プラス怪異というのが魅力だが、本短編集はどちらかというと謎よりも怪異のほうが強めのような気がした。

    テーマ
    比嘉姉妹シリーズに共通しているが、ただ怪異を描くだけでなく、そこに謎を取り入れて、なぜ怪異が発生しているのか、というところをミステリー仕立てにしている。
    そのため、モヤモヤ感は少なく、どの短編も、割とスッキリした読後感となっている(あくまで読後感だけで、ストーリー自体はホラー故に暗いものとなっている)。

    感想
    シリーズものではあるが、本短編集は、比嘉姉妹を中心としたキャラクター重視というよりは、あくまで描かれているのはホラー小説であり、比嘉

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    2025年03月09日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    雨穴さんや梨さんの作品に興味があり、怖すぎないかを確認するために読んでみました。
    短編で8人の作家さんがそれぞれのホラーを書いてくださっており、どれもゾッとするほど怖くはないけど、時々後ろを振り返るほどにはうっすら怖い…という感じでした。
    中学生の時に読んでいたら、放課後、読んだことを後悔していただろうなぁ…
    大人になった今は、ホラーよりも怖いものがあると知っているので、創作物だ、と楽しんで読むことができました。

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    2025年03月05日
  • 斬首の森

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    ネタバレ

    怪しい企業の研修に参加した男女が、研修地の森で殺人が起きながらも逃げ惑う話。ちょっとB級ホラー映画っぽい雰囲気。
    結末はオカルトすぎるだろって思うところもあるけど嫌いじゃない、むしろ好き。
    グロスプラッタが得意なら面白いと思います。

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    2025年02月26日
  • 斬首の森

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    どんな体験談を話してくれるのかと思っていたら…最後は予想もしてなかった結末だった。

    映像で見てみたいけど直視出来ないかな…

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    2025年02月24日
  • すみせごの贄

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    ホラー作家・澤村伊智による比嘉姉妹シリーズ8冊目は、『などらきの首』、『ぜんしゅの跫』に続く短編集第3弾。

    収録されているのは、「たなわれしょうき」、「戸栗魅姫の仕事」、「火曜夕方の客」、「くろがねのわざ」、「とこよだけ」、「すみせごの贄」の6編。

    難解さはない、ある意味オーソドックスなホラー短編集。オーソドックスではあるが、短い尺の中で読者を「はっ」とさせるような意外性が上手に組み込まれており、流石の澤村伊智といったところ。個人的には、比嘉姉妹シリーズの既刊短編集の中で一番楽しめた。

    表題作「すみせごの贄」では、料理研究家の辻村ゆかりが再登場しているが・・・どんなキャラだったか忘れてし

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    2025年02月22日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラーアンソロジー

    錚々たる作家陣のお話が読めます

    澤村伊智先生の「ココノエ南新町町店の真実」
    一人称の語り口で進むお話。登場人物を通して見ること、またその人物の心情変化からじわじわ恐怖を感じることができます。
    語り部の変化についてもこわっとなれるお話。読み応えあり。

    小野不由美先生の「風来たりて」は、自宅で起こる怪異。話の骨子としてはとても分かりやすい、古くからよくあるのパターンのお話ですが、やはり怖い描写がとても良いです。怖いです。
    書籍化もされている営繕かるかやの尾端さんが出てきてくれます!

    タイプの違う色々なお話が読める楽しみとともに、こちらで初めましての新しい作家さんとの出会

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    2025年02月15日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    6人の作家によるアンソロジー

    それも恐いよね と 感じるものから
    キャーッ こわい!! と叫びたくなるものまで、恐い時間を過ごしました

    ミチさんと不由美さんのは、ほんの少し「好き」が残りました

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    2025年02月06日