澤村伊智のレビュー一覧

  • ししりばの家
    面白かった!砂がたくさん出てきて、若干きもちわるかった。
    はじめは短編集化と思ったけど、だんだんつながってきたな。
  • 怖ガラセ屋サン
    「怖ガラセ屋サン」に依頼して、復讐したい人を怖がらせるっていう7つの短編集。「怖ガラセ屋サン」の怖がらせ方ってのは生半可な怖がらせ方じゃなく、心理的にじわじわくる感じの怖さの怖がらせ方。ただ怖いんじゃなく、最初は「え?」っていうのから始まる感じ。あたし的には1話目の「人間が一番怖い人も」って話が一番...続きを読む
  • ファミリーランド【電子特典付き】
    #ファミリーランド #澤村伊智
    初めて買った角川ホラー文庫。
    短編集でした。
    SFホラーで想像するとかなりあり得るかも、と思えるリアルなゾッとする未来の話面白かった。
    読んだ人とこうなったらどうする〜?!って語り合いたい(笑)!
  • などらきの首
    短編集でした。
    かわいそうな話だったり、最後におっと驚きがある作品があったりと、こちらも楽しめました。
  • ぼぎわんが、来る 3
    娘・知紗を守れず、自我を失ってしまった田原香奈。
    田原家を守ろうとし“ぼぎわん”に傷つけられた真琴は、姉にして最強霊媒師・琴子に救われ一命を取り留めるも、いまだ知紗を救おうとしていた。

    そんな真琴を前に琴子は“ぼぎわん”との対決を決意し――。

    大ヒット、ノンストップ・ホラー! コミカライズ第3巻...続きを読む
  • ぼぎわんが、来る 1
    幼少期に亡き祖父が恐れていた化け物“ぼぎわん"と邂逅した田原秀樹。
    社会人となり、家庭を持った彼のもとに姿なき訪問者が……。
    腕を失う後輩、自宅で起こる怪異、見えない恐怖が迫ったとき、彼がすがりついたのは――。
    話題騒然のノンストップ・ホラー、第1巻!

    前半部分は、田原秀樹は家族思いの有能なサラリ...続きを読む
  • ぼぎわんが、来る 2
    化け物”ぼぎわん”釣られ、喰われた田原秀樹。彼の残された家族、そして彼が救いを求めた野崎、真琴は無事なのか?そして”ぼぎわん”とはいったい……?壮絶なる第二章が今、幕を開ける――。

    殺した犠牲者だけでなく獲物の身近な人間の声すら擬態して、付け狙う狡猾さと執念深さのぼぎわんの恐ろしさ。
    秀樹の妻、香...続きを読む
  • 恐怖小説キリカ
    澤村作品では随一のグロもあり、胸糞もあり、アグレッシブにトリッキーでもあった。没入すると何が現実なのかよくわからなくなる上手い構成だし、捻くれたものがいろいろ埋まってるのもエグくて良い。確かにホラーではあるけど、タイトル初見で持つ印象とは全く違う読後感は凄い。中盤までは普通のホラーかな、ああそういう...続きを読む
  • ししりばの家
    比嘉シリーズ4作目、今回は琴子にまつわる長編。琴子の無敵感がそれほどでもなく、若い時のエピソードっぽい。最後に少し残すものの、今回はあまり捻くれず意外と展開がストレートな気がした。琴子の子供時代から始まり、主人公2人の視点を変えながら進んでいくので、結構厚みがあって今回も満足。琴子のぼきわん以降の話...続きを読む
  • ぜんしゅの跫
    比嘉姉妹シリーズ5作目の短編集。やっぱり比嘉姉妹、それも3人共が出てくるのは良い。赤い学生服の女子は泣きそうになるわこんなん、と思ったら嫌な最後……。でもまたこうやってちょこちょこ彼女を出して欲しい。タイトルのぜんしゅの跫はメインに相応しい展開、ただし意外とほっこりするのが良かった。この流れで次の長...続きを読む
  • などらきの首
    比嘉姉妹3作目。スピンオフ的な短編集で、さらっと読めてしまった。さらっとしつつも、各話共に違ったアプローチでしっかりミステリーホラーしててボリュームを感じる。次女話もあるのが嬉しいが、実は次女も相当強力だったのでは、という描写は却って悲しい。
  • 怖ガラセ屋サン
    面白くて一気に読んでしまった。

    第一話 人間が一番怖い人も
    第二話 救済と恐怖と
    第三話 子供の世界で
    第四話 怪談ライブにて
    第五話 恐怖とは
    第六話 見知らぬ人の
    第七話 怖ガラセ屋サンと
    からなる連作短編集。

    どの話にも必ず謎の人物が出てくる。
    謎の人物が訥々と話を始めて怖がらせてくるんだ...続きを読む
  • などらきの首
    比嘉姉妹シリーズの短編集。
    呪いや幽霊などてんこ盛りで、更に真琴の姉の美晴が登場しているのは嬉しかった。
    もちろんホラーなのだが、どの作品もミステリーテイストで、読後は唸らされてしまった。
    短編集だからって、物足りなさは全然なかった。
    面白かった!
  • 邪教の子
    ファンタジックな前半から、後半はドキュメントのような臨場感。前半から後半への転調感は素晴らしい。後半の潜入取材は面白く読めたが後半の終盤、ネタ明かしの場面でやや失速感を感じた。
  • ぜんしゅの跫
    文章が読みやすい。もはや飲物。一気にシリーズ全書読んだうちの一冊。
    タイトルの話は最後に収録されていて、兄弟のわだかまりが解決する、爽やかな読後感だった。琴子の意外な一面も見れて楽しい。
  • ししりばの家
    家が家主を守るために洗脳する、というのが面白かった。あとは単純に、砂が降り積もる室内というビジュアルが狂気を誘ってイイ。文章の形で遊んでいるのも面白かった。
  • 超怖い物件
    読み応えのあるホラーオムニバス
    好きだった話抜粋

    「氷室」
    途中でオチは読めたけど更なるオチがついてるとは…読んでくとひんやり感が伝わってくる

    「旧居の記憶」
    昔住んでたとこ変なこと多くて〜心霊現象多かったンスよ〜で済んでいいのか分からない作者の体験記
    かつてのノスタルジックな情景を思い描きなが...続きを読む
  • 怖ガラセ屋サン
     依頼されて人を怖がらせることを仕事にしている「怖がらせ屋さん」が全編に出てくる短編集。
     シチュエーションも学校のいじめ、病院の入院室、カルト宗教、怪談ライブ、車の中など色々あって面白い。
     「怖さ」とは何か、という考察は興味深かった。
     ホラー作家の書く話なので、幽霊などの非現実的な怪異が出てく...続きを読む
  • などらきの首
    比嘉姉妹シリーズの短編小説。
    時間がない時でも少しずつ読むのに最適です。
    とても面白かった!
    怖くはありません。面白いです。
  • 怪談小説という名の小説怪談
    面白かった。どれも好き。
    短編で読みやすかった。

    「高速怪談」
    読んだことあるなと思ったら、アンソロ収録で読んだことがあった。しかし、オチは忘れていたので、主人公と一緒になってビビってた。おかしな話でも、現実的に有り得るような筋を付けて説明が出来る方向に持っていって、それが、ミステリーのようで面白...続きを読む