澤村伊智のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
澤村伊智さんプチバズり中。アンソロジーで読んだ短編が面白かったのもあって、こちらも期待大で読む。この人の上手いところは、怪異の正体が判明するまでわけがわからず翻弄される部分だと思う。そういう意味で、サクッとダイレクトに恐怖が突き刺さる短編の方が面白いのではと勝手に判断する。
「ひとんち」
自分の家庭では普通でも他所から見ると異常なことだったという話。オチも効いてる。
「夢の行き先」
同じ悪夢を続けて見るなんて状況、大人でも十分怖い。しかもそれがダブルで襲いかかってきたら……
「闇の花園」
クラスに馴染めないゴスロリ少女沙汰菜を心配する熱血教師吉富。予想もつかないホラー展開に驚き。
「ありふれ -
購入済み
その後の比嘉姉妹
『ぼぎわんが来る』や『ずうのめ人形』で活躍したフリーライターの野崎といわゆる霊能力者である真琴、琴子の比嘉姉妹。その後の三人や作品に登場した人物のエピソードを交えた短編集。
そのほとんどが「スッキリしね~」っていう締めだったが最後のエピソードは凄く良かったです。ただ、このダークさが澤村先生の持ち味なのは間違いないし...。
姉妹の関係性も少しずつ変わってきているし、決して琴子が無敵の力を持っているわけではない為、適度なピンチに陥るのもスリルを盛り上げてくれるので楽しめます。
ネタバレになるのでどのエピソードかは書きませんが、『ずうのめ人形』に関わる人物が登場した時にはかなり嬉しかったです。
ま -
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Posted by ブクログ
どれも面白かった。
著書に『リング』がある鈴木光司の作品にはリアルな生々しさがあった。
特に好きだったのがビルとビルの隙間に落ちる『五月の陥穽』。
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角川ホラー文庫約30年の遺産!90年代から現在までの最恐セレクション。
1993年4月の創刊以来、わが国のホラー・エンターテインメントとともに歩んできた無二の文庫レーベル、角川ホラー文庫。その膨大な遺産の中から、時代を超えて読み継がれる名作を厳選収録したベストセレクションが登場。大学助教授の〈私〉が病院で知り合った美しい女性、由尹。ミステリアスな雰囲気をたたえた彼女は、自分の体は呪われていると告げる。ともに -
匿名
購入済み複数の視点が織りなす民俗学ホラー。
真実は語り手の数だけある、その温度差に恐怖しました。
ホラーにも色んな種類があるが、身の危険をリアルに感じたい読者にオススメ。
私はめちゃくちゃ怖かったです(泣)
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Posted by ブクログ
娘・知紗を守れず、自我を失ってしまった田原香奈。
田原家を守ろうとし“ぼぎわん”に傷つけられた真琴は、姉にして最強霊媒師・琴子に救われ一命を取り留めるも、いまだ知紗を救おうとしていた。
そんな真琴を前に琴子は“ぼぎわん”との対決を決意し――。
大ヒット、ノンストップ・ホラー! コミカライズ第3巻。
最終巻は、比嘉琴子vsぼぎわん。映画版のビルを舞台にした祓いもスケールデカくて良かったけど、より祓いの過程がわかりやすく痛快な原作版の祓いのシーンもハラハラドキドキさせられる。
誰がぼぎわんは田原家に呼び込んだかも映画版とは違うけど、原作版の方が田舎の家族を中心とした封建的な家族の支配の忌まわ -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み応えのあるホラーオムニバス
好きだった話抜粋
「氷室」
途中でオチは読めたけど更なるオチがついてるとは…読んでくとひんやり感が伝わってくる
「旧居の記憶」
昔住んでたとこ変なこと多くて〜心霊現象多かったンスよ〜で済んでいいのか分からない作者の体験記
かつてのノスタルジックな情景を思い描きながら読んでくとオチに突き落とされる
「やなぎっ記」
怖くて((((('Д')))))泣いちゃう(ToT)/~~~
「笛を吹く家」
3歳の息子と散歩した時に思いついた創作って始まるのが怖い
「終の住処」
この作者結構な確率で読者巻き込む
「ろろるいの家」
文章の密度が凄い。他 -