澤村伊智のレビュー一覧
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印象としては、世にも奇妙な物語のようなストーリー。近未来の生活の様子を表した短編集ともいえます。「マレッジ・サバイバー」は、常にスマホ片手に、SNSで誰かと繋がっていないといけない現代のデジタル監視社会のさらに一歩先の社会を見ているようで、怖かったです。ラストの話は葬儀の話。昔は会社の親族が亡くなれば必ず、葬儀に行ってましたが、最近はみんな家族葬で行かなくなり、更に、最近ではお通夜もしないプランもありと、ここ二十年でもずいぶん変わってきたなあと思うにつれ、バーチャル葬儀も、本当に遠い未来にこのようなことができたりするのかなあと思ったりもしました。
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比嘉姉妹の5作目、短編集としては2作目。
短編集はネタ一発勝負的なものが多く、やはり長編には劣るよなーって基本思ってますが、
比嘉姉妹シリーズに関しては、あの人のあの時の、が出てくることが多く、かなり楽しめる。
1話目の「田原秀樹」の名前を見た瞬間から、ぼぎわんのファンはテンション上がる。
あそこまで仕上がってはないが、やはり自分大好きモラハラマンの萌芽は既に見えており、
ホラーでありながら怪異そのものよりも秀樹のヒトコワっぷりが楽しめる。
ホラーも怪異だけでひっばるのは基本限界あるなって思っており、
モラハラマンやら、比嘉姉妹の関係性やら、
ヒューマンストーリーとして楽しめるのが良い。
ホラ -
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ネタバレ面白かった。4.3くらい。
「禍 または2010年代の恐怖映画」
映画の編集目線でホラー映画に取り込まれていくところが面白い。脚本に引っ張られるというか、本家に取り込まれるというか。
でも最後は結局全滅エンドなのが、なんかな。
「ゾンビと間違える」
冒頭の間違えたいってなんだ?と思ったけど、ゾンビなら殺してもオーケーという世界観。えぐい。国家単位でやったのがナチスだけど、この作品だと社会全体、個人の考えとしてもそれが根付いてしまってるのがえぐい。
「縊 または或るバスツアーにまつわる五つの怪談」
怪談話が繋がって一つの真相が見えてくるのが面白い。最初の人の話でなんか変な会話あったけど、臭 -
Posted by ブクログ
ネタバレ娯楽系Webマガジン「アウターQ」編集部の新人ライター湾沢らが取材で遭遇する奇妙な落書き、一見入り辛い店、ストーカーに襲われた地下アイドルの復帰ライブ、絵画の女性が夢に現れると語る男……謎は事件を喚び、やがて辿り着く意外な真相を描いた連作短編集(小説誌発表の4編+単行本刊行時書き下ろしの3編を合わせた)全7編。
・公園の遊具に書かれた漢字の文字列の落書き。小学生たちは“露死獣の呪文”と呼び解読に夢中になった。自身もかつてその公園でよく遊んでいた湾沢は、ネタ調査のため今もその呪文が残っているのか調査に向かうが、取材の過程で当時の同級生が後に自死していたことを知る(「笑う露死獣」)。呪文らしき暗号