澤村伊智のレビュー一覧

  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    非常に読みやすく、ホラー小説というものが分かりやすく分類されていて、自分が一体どういった物が好きなのかが分かった
    ホラー小説の教科書のようで14歳の、と書いてはありますが年齢関係なく読んでほしいなと感じた
    様々なジャンルのホラーを、一気に摂取できる本
    ちなみに自分が好むホラーはSF、オカルト、サスペンスなのかな、と思った
    巻末のオススメでまだ読んでいない本があったので読んでみようと思う

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    2024年05月10日
  • すみせごの贄

    購入済み

    怖かった

    とこよだけは、ばくうどの悪夢の後のお話ですかね。それぞれの短編は時間軸が違うようです。最後のすみせごの贄は怖かった。やはり、辻村さんの霊能力の正体は具現化?個人的には琴子が活躍する話が面白かった。

    #ダーク #ドキドキハラハラ #怖い

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    2024年05月03日
  • 恐怖小説キリカ

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    文章が読みやすく、2日で読み終われた。
    最初から最後まで面白くない所が無かった。
    ここ最近で1番夢中になった小説。
    読みながらリアルとフィクションの狭間がだんだん分からなくなってくるのが不気味だった。

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    2024年05月01日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ネタバレ

    解説とか好きだからもう「はじめに」から面白かった!
    ホラージャンルを5W1Hに分類しようなんて思わないでしょ。楽しい。
    それで言うと全部の項目に好きなジャンルがあったから、自分って案外ホラー好きなんだな、と思った。
    この本は全章怖くなかった。入門書扱いだからかな?ホラー苦手でも読めそう。

    [特に良かったやつ↓]
    終わった町 芦花公園
    とざし念仏 五味弘文
    一一分間 瀬名秀明
    民法第961条 梨

    最近モキュメンタリー(っていうジャンルだって初めて知った)系の小説多いよねって前話してたけど、好きなジャンルはどれだけ増えてくれても有難いな。
    梨先生の、「折り目をつけてください」でワクワクしながら

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    2024年04月29日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    表紙の動物さん(ねずみ?)のイラストがあまりにかわいくてつい購入。

    怪奇小説7篇、どれも本当におもしろくていずれの作家さんももっと読んでみたいと思えるものばかりでした。

    なんかおもしろい短編小説読みたいなという方にはほんとにおすすめです。
    表紙がかわいい。

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    2024年04月28日
  • 斬首の森

    匿名

    購入済み

    一気読みのホラーミステリ

    カルト集団からの脱走、森の中で遭難、そして不可解な死体。
    個人的に好みな設定てんこ盛り。
    かつ作者さんの比嘉姉妹シリーズも好きなので、迷わず購入(シリーズとは無関係です)。
    テンポが良く、読みやすい文章で、あっという間に読み終えました。
    グロテスクですが、そこは深く想像せずに読めば大丈夫かな。
    ホラーとミステリの良い塩梅で、ラストはなるほど!と、理屈も納得行きました。
    面白かった!

    #ダーク #怖い #ドキドキハラハラ

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    2024年04月28日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    色んなジャンルのホラーを浴びれて良かった。学校メインの話が多いので学生の時に読みたかった一冊だな〜と思います。

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    2024年04月28日
  • さえづちの眼

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    比嘉姉妹シリーズ中編集。どれもこれもがなんともいえない気味の悪さと、そして謎が解かれる楽しさとを併せ持つホラー小説です。
    やはり表題作「さえづちの眼」がいいなあ。架守家の娘の失踪の謎と、降りかかる呪いの正体。途中までは論理立ったミステリとしても読めたのだけれど、恐ろしい真相とさらにこの結末……なんとも恐ろしい物語です。
    「あの日の光は今も」ではあの人が登場するので、これまたろくなことにならないのでは、という期待感(笑)が。「巴杵池事件」とされる奇妙な光景を目撃した少年の証言が変化したのはなぜか。この謎解きもまた面白くて、そしてその後の結末がまたしても非道。やっぱり期待どおりだったか。

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    2024年04月12日
  • すみせごの贄

    ネタバレ 購入済み

    怖かった・・・

    待望の比嘉姉妹シリーズ!
    怖かったです。でも、今回は「怖い」より「哀しい」が多いめでした。
    今回は短編でした。
    5話目の「とこよだけ」では、いつも頼りになる琴子さん登場!この人が出てくると安心しますわ。
    でも、気になる事が・・・真琴ちゃん・・・どうしたん?
    この話には続きがあるの?
    それとも、私が忘れているエピソードが?
    次の巻を待てばいいのかな?
    心配だわー

    #深い #ダーク #怖い

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    2024年03月28日
  • すみせごの贄

    購入済み

    雨が降ると…

    霊能力者・比嘉姉妹の真琴さんは、その能力を隠す為に、日中は雨の日でないと、出歩かない。
    彼女は頼りになる優しい人。
    その人が、雨が降ると動き出す。
    雨が降ると…
    イヤな事が起こる場合がある…

    #怖い #ダーク #ドキドキハラハラ

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    2024年03月28日
  • 予言の島

    ネタバレ 購入済み

    時々「あれ?」と違和感を覚えた部分があり、初めましての作家さんだったのでそういう作風なのかと思いきや……最後の最後にまさかの伏線回収。読み終わって即また最初のページに戻りました。淳目線で書かれたと思っていたのが、どうやら違っていたみたい…。それが何より怖い。

    #怖い #ドキドキハラハラ

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    2024年03月11日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    現代ホラー小説傑作集。これまた全部再読なのだけれど、傑作揃いというほかのないセレクションです。
    かるかやシリーズの「芙蓉忌」、実はシリーズ他の作品に較べると印象が薄かったのですが。再読してみると、なかなかに怖いしひっそりとした切なさも感じる名作でした。なによりこのアンソロジーがこの一編で幕を開け、そしてラストが「七つのカップ」で優しく終わるという構成も素敵なのですよね(ラスト一歩手前が「あまぞわい」でとことんどんよりしたあとだというのもまた)。
    小林泰三さんの「お祖父ちゃんの絵」をセレクトするというのもまたなんとも。これ、最初に読んでいるうちは「お祖母ちゃんの絵」の間違いじゃないの? って思う

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    2024年02月28日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    現代ホラーの傑作が揃った短編集。全編おすすめといえる高い完成度の1冊です。「芙蓉忌」は古い家屋の隙間から見える女に魅入られた話。女が誰か探る途中、警告を受けるも男はもはや止まる事が出来なくなり…
    謎の猿を追う「シュマシラ」も良い。

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    2024年02月22日
  • 邪教の子

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    イッキ読みをおすすめします。
    ⁡とにかく、帯にある通りなんです。⁡⁡
    囚われの少女を救う為に「子供」達が奮闘する。⁡⁡

    …ただ、たくさん疑問に思ってください。⁡
    書き方、進め方、会話、行動⁡、人、その他の諸々。
    ⁡たくさんの違和感を覚えて読み進めてください。⁡⁡

    ⁡最初の10ページで既に引き込まれる⁡。
    ⁡そんな⁡サスペンススリラーでした。

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    2024年02月05日
  • ぜんしゅの跫

    ネタバレ 購入済み

    地獄のような後日談

     比嘉姉妹シリーズ5作品目にして、短編集としては2作品目。
     この短編集で言及したいのは表題作ではなく、「鏡」のことについてだ。というか、それに尽きる。
     「鏡」は著者様のデビュー作である「ぼぎわんが来る」のその後、遠い未来(‥23年後?)のお話、後日談である。
     「鏡」を読んだ感想は、
     ここまで救われないのか!!どうなってんだ神様!!
     これに尽きる。
     もはや清々しかった。どうかこの未来が数ある未来の1つであり、まだ確定されてないものだと信じたい。いや、祈るばかりだ。

    #切ない #タメになる #ドロドロ

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    2024年02月03日
  • ししりばの家

    ネタバレ 購入済み

    普通とは慣れである

     比嘉姉妹シリーズ4作目。前作の短編集も面白かったけど、長編は長編で読みがいがあって嬉しい。
     待望の琴子さんが登場!引きこもりの旧友と一緒に怪異に立ち向かう物語。
     ラストはなかなか考えさせられる。他人からしたら常識的、倫理的に外れてることでも、当人からしたら至極当たり前のこともあるんだよな、と。慣れとは恐ろしいものだ。
     

    #ダーク #怖い #共感する

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    2024年02月03日
  • などらきの首

    購入済み

    ファンには嬉しい

     比嘉姉妹シリーズ3作目にして短編集。

     野崎と真琴の出会いが書かれていたり、前作の登場人物がでてきたりと、ファンとしてはほっこりさせていただきました。

     個人的には物語の最後がスカッとする「学校は死の匂い」が一番好みでした。

    #怖い #スカッとする #エモい

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    2024年01月28日
  • ずうのめ人形

    購入済み

    あの大作家に捧げられた―

     巻末まで読んで驚きました。

     まさか、あの水城優臣シリーズで有名になりながらも、非業の死を遂げてしまった大作家であらせられる鮎井郁介さんのお名前があるとは。

     とても楽しく読ませていただきました(笑)

    #怖い #エモい #笑える

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    2024年01月27日
  • ぼぎわんが、来る

    購入済み

    圧倒的エンターテイメント

     空き時間の暇つぶしにかるい気持ちで読み始めたのですが、スワイプする指が止まらず、一気に最後まで読んでしまいました。
     
     章が進む毎の読み手への情報の開示がとても巧みで、物語の全体図が徐々に明かされていく様が読んでいて気持ちよかったです。

    #ダーク #怖い #スカッとする

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    2024年01月26日
  • 邪教の子

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    ネタバレ

    表紙のインパクトと新興宗教モノとのことで惹かれた
    カルト教に苦しめられた女の子を救ったのもまたカルト宗教…業が深い…
    そして前半からずーっと違和感を感じ続けてその違和感から解放されてからの新たな展開
    ラストはハッピーにもバッドにも捉えられる
    個人的には彼がまた新たな主催者になっていたら後味悪いな…でも血は争えないし…

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    2024年01月16日