澤村伊智のレビュー一覧

  • ひとんち 澤村伊智短編集

    面白かった!

    宮本くんの手 が1番好きです。
    手荒れをバグと表現する所も、追い詰められ
    追い込まれた際に、変な思い込みから
    取り返しがつかない事をしてしまうのが
    狂気を感じました。

    ありふれた映像 も、日常誰もちゃんと見ない物に
    悪意のように忍び込ませるという発想も面白かった。
    在らぬ物が映って...続きを読む
  • ひとんち 澤村伊智短編集
    本当に怖いものは、人間である。という仮説を見事に覆された一冊。

    何気なく過ごしている日常が、ほんの少し傾いただけで、これほどまでの恐怖を感じることとなるとは。
    「ゾッとする」短編集。これが短編集でよかったほど、怖い数々の話。
    中でも特に気になった作品を。

    「ひとんち」
    「人は人、うちはうち」とい...続きを読む
  • 恐怖小説キリカ
    めっちゃ面白い〜!素晴らしい〜!
    としか書かれへんやん…^^;
    殺されるのイヤや〜!

    KADOKAWA、講談社、綾辻行人、貴志啓介、宮部みゆき、などなど、更に自分自身…この調子なら、編集者とかの名前も実在してるんやろな。
    「ぼぎわん」の賞受賞から、この作品まで題材にしてる。
    「残穢」って作品も、実...続きを読む
  • 怖ガラセ屋サン

    追い込まれていく恐怖感

    怪談話を聞くことは今までにも何度かありましたが、新しいタイプの恐怖体験でした。
    短編で読み易いのもそうですが、7つの短編が全く異なるものではなく、コワガラセヤサンという怪異の存在を軸に繋がっているのも面白い。
    一体こわがらせやさんとは何なのか‥
  • 恐怖小説キリカ
    発想が本当に凄すぎる、、、、自分を主題にして最後まで現実だという匂わせをやめないのも凄く好み、、、恐怖小説キリカという題名からは想像もつかないくらい壮絶な話でいい意味で裏切られた。
    レビューで酷評してる人いないか、その人のレビューが途中で途切れてないかを確認してしまった笑

    澤村伊智さん本当に大好き...続きを読む
  • 紙魚の手帖Vol.01
    近藤史恵さんのパ・マルシリーズは、コロナ禍のパ・マルを描いた、今を感じる作品。今回は志村さんが主役かな?
    蝉かえるで数々の賞を受賞した、櫻田智也さんのエリサワシリーズは相変わらず丁寧な表現で、狩猟について何も知らない私でも、情景を思い浮かべつつ、なるほどなるほど…と細かい知識を得ることができた。ただ...続きを読む
  • 紙魚の手帖Vol.01
    こちらは、創刊第1号に敬意を表して購入。
    今月は財布のひもがゆるゆる。
    なんといっても、ビストロ・パ・マルの最新作が読めるのが楽しみ♪
  • 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション
    角川ホラー文庫ベストセレクション第二弾。全部読んだことがあるので再読かな。しかし何度読もうと、どれもこれも文句なしの名作です。
    何度読んでも恐ろしいのは坂東眞砂子「正月女」です。どこからどこまで全部怖い。柱時計の音が怖い。登場する人たちもみんな怖い。可哀想に思えるヒロインのキャラも、実はなかなかの恐...続きを読む
  • 恐怖小説キリカ
    これはやばい
    度を越した怖さ
    ここ最近で一番の作品

    どこまでがフィクションなのかわからない…
    あとがきまでそんな感じですかい

    あまりの凄さに感想を文字に起こせない(いろんな意味で)
    読んで感じてくれ

    残念なのが、作中に登場する『ぼぎわんが、来る』と『ずうのめ人形』が未読だったこと
    これはぜひと...続きを読む
  • 恐怖小説キリカ
    怖い!!!
    この小説を読むと、、映画や小説などを見終えた後の
    感想・レビューは慎重に言葉を選ばなければいけない
    謎の恐怖感に包まれています(笑)

    読み進めていくと"生きている人間が一番怖い"と
    痛感しました、人間は何を考えているか分かりませんからね
    (私の母もよく口にしておりました(笑))

    "ぼ...続きを読む
  • 予言の島

    2回読みたくなります!

    私がホラー小説にはまったきっかけの
    比嘉姉妹シリーズの著者、澤村伊智さんの作品なので、期待して読むと、期待通りでした!
    物語の不気味さ、文章に感じる違和感、登場人物全員の怪しさ、
    読み進めて行くと解決する謎や、違和感にも納得。
    最後まで読むと、絶対もう一回読みたくなります!
  • ぼぎわんが、来る

    怖かった!!

    先に映画「来る」を観て、怖くて面白かったけれど何だかモヤモヤしたものが残って、原作を読んでみたら映画より全然怖くてこちらの方が良かったです。

    はっきり見えるものより得体の知れないものの方がやっぱり怖いですね。比嘉姉妹のシリーズが続いているみたいなので、他のお話にも期待します。
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション
    角川ホラー文庫ベストセレクション。というだけのことがあって、本当にもうどれをとっても大傑作のホラーアンソロジーです。お気に入りがどれかだなんて選べません。もう全部大好きすぎる作品でした。
    ほぼ既読だったので、雰囲気に浸りながらじっくりと再読。福澤徹三「五月の陥穽」だけ未読だったかな。これ、凄まじく怖...続きを読む
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー
    1つ1つ個性が出ていて面白い。好きだったのは青崎有吾と周木律。東川篤哉はA先生の某作品を思い起こさせるトリック。青崎有吾はシンプルながらも意表をついてくる。周木律はトリックの出来栄えと新本格らしさでは一番ではないだろうか。これは短編に使うには惜しいくらいのアイデアだと思う。黒もすぐ読みたい。
  • ぼぎわんが、来る

    映画とは全然違うけど

    映画がきっかけで読みました。ひとつの小説としてすごく面白かったです。ホラー小説なのにエンタメ小説なケレン味もあって独特な読み味。
  • などらきの首
  • ぼぎわんが、来る 1

    現代でも感じる恐怖感

    原作を読んで、ハマりました。澤村先生の小説は全部読みましたが、やはり、ぼぎわん、ズウノメ、シシリバと、霊能姉妹の話が一番好きです。ドラマとかで映像化されないかな?そんな訳で、マンガを読みましたが、原作をよく忠実に表現されていて、とても良かったです。
  • 恐怖小説キリカ
    ひょえ〜〜こわい〜〜おもしろい〜〜!!

    一章目途中あたりで
    先のページをたまたま開いてしまい
    内場さんが電話打ち合わせの時の違和感を話してるところを読んで、キリカは妄想上の人格なのね!そういうお話か〜〜こわいなぁと思ってたら
    それどころじゃなかったスプラッタ、、、

    副島の押し付け感がすごく不快だ...続きを読む
  • ぼぎわんが、来る

    来る

    最初に映画を見ましたが、元々ミステリーホラー要素のある映画が好きで見に行ってみると、役者さんも上手いけれど話しが面白いく、映画見終わり後、すぐに原作を探しました!
    原作を楽しみに大事に読んでいましたが、やはり映画の影響もあり同じ内容をなぞるのかと思いきや、細かい描写やクライマックスに成る程に面白さが...続きを読む
  • ずうのめ人形
    なるべく中立的な考え方をするように生きてきたつもりだったが、自分が固定観念をもって生きてきたんだなと実感した。見事に引っ掛かってしまいました。
    比嘉姉妹シリーズの新刊が読みたい。