澤村伊智のレビュー一覧

  • ファミリーランド【電子特典付き】

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    【どんな本?】
    『コンピューターお義母さん』『翼の折れた金魚』『マリッジ・サバイバー』『サヨナキが飛んだ日』『今夜宇宙船の見える丘に』『愛を語るより左記のとおり執り行おう』の六篇が収録された短編集。

    【 感想】
    「未来のテクノロジー×家族」をテーマに、澤村伊智らしいイヤな作品が6本収録されている本。特に『今夜宇宙船の見える丘に』と『愛を語るより左記のとおり執り行おう』は面白かった。後者は世にも奇妙な物語にぴったりの作品で、是非映像化してほしい。

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    2025年05月08日
  • ししりばの家

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    ネタバレ

    比嘉シリーズで一番面白かったかも。読む手が止まらなかった、と同時に辛いと思うところもあった。
    二つの視点で物語が綴られていくが、果歩視点では旦那さんも殺されだんだんと果歩の方も取り込まれ(妊娠もさせられるし)狂った怪異に巻き込まれて可哀想だと思った。なんとなく五十嵐の視点と果歩の視点で時間差はあるだろうなとは思ってたけど一年以上も空いてたのはちょっと驚いた。
    今までのシリーズで最強だった琴子が苦しめられていてドキドキしたけどその後の怪異への攻略方法がわかった瞬間形成逆転した場面が胸熱だった。頑張ったね、銀…!!
    五十嵐はなんとかなったけど果歩の方はその後も"壊れて"しまって

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    2025年05月08日
  • ファミリーランド【電子特典付き】

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    澤村伊智先生のSF、ですが内容は
    どれも読み終わったあとに頭をかかえたくなるもの
    ばかり。介護をテーマとした作品はこんなオチがあるの??と苦笑いしてしまったり、ラストのお葬式の話も笑ってはいけない三谷幸喜の映画のようなブラックユーモアでした。本当にちょっと先のあるかもしれない
    未来の家族の姿がある、ありそう……と思わせるのがすごい。ゾクゾクしました。

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    2025年04月27日
  • さえづちの眼

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    【あらすじ】
    『あの日の光は今も』
    子どもの頃UFOを見かけた主人公は、町に度々訪れる怪奇現象愛好家たちのせいでうだつの上がらない人生を送っていた。ある時、かつて主人公と一緒にUFOを見た友達が里帰りするが、その日に死亡してしまう。

    【 感想】
    『母と』『あの日の光は今も』『さえづちの眼』の三本が収録された中編集。

    「母と」と「さえづちの眼」は比嘉姉妹シリーズで、相変わらず面白かった。
    「あの日の光は今も」は作者にしては珍しい三人称視点の話。正直一番面白い。

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    2025年04月24日
  • ししりばの家

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    怖いけど読みやすくてスルスル読めてしまうので、スルスル読み終わりました。「当たり前」が家庭ごとにあるのは怖いことではないけど、その異常性を認識出来なくなることはすごく怖いなと思います。
    語り手の視点が複数から進んで行くので、今読んでいる場面は時系列が前なのか後なのか、どっちなんだろう、とドキドキハラハラしながら読むのが楽しかったです。

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    2025年04月15日
  • 斬首の森

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    ホラーとミステリーの融合かな?
    一気読みしました!怖かった!
    森の秘密もTという組織も
    取材されて話している女性が主人公でその人が生きてると思って安心して読んでたつもりがまさか…!!
    いやーおもしろかった

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    2025年04月08日
  • すみせごの贄

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    比嘉姉妹シリーズの短編集。

    今回は恐怖と言うよりも、ちょっとしんみりする話が詰め込まれていました。救いようがないことでもないけれど、人によっては許せないことをしてしまった人とか、助けを求められなかった人とかが、悪さと言うよりも、死にすがりついている。そんな感じの物語でした。
    ぼぎわんやずうのめが『人が結局怖い』などと評されがちだが、今回改めて思った。怪異が認められている世界設定で人間が怖いはありえない。なぜなら怪異そのものは自然現象から外れた超常現象なので、なまじ人の姿をしている怪異は話が通じないからだ。それなのに「人が怖い」と脳死でうそぶくのはやめようぜ、という澤村伊智さんからのメッセージ

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    2025年04月07日
  • 怖ガラセ屋サン

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    「一番怖いのは人間」か?

    第四話、読み終わった後背中がゾワゾワした
    第七話、今度は頭、両側からゾワゾワ

    感情をコントロールするのは簡単ではない。表情や態度には出さないことはできても、意図して感情を抱かないようにするのは困難

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    2025年04月06日
  • ぜんしゅの跫

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    ネタバレ

    冒頭からいきなりモラハラ夫が出てきたなと思ったら「ぼぎわんが、来る」の例の父親で笑ってしまいました。ぼぎわんに翻弄される前から怪異に遭遇して琴子とも出くわしていたんですね。「鬼のうみたりければ」は自分の上位互換に人生を乗っ取られそうになる話で、世にも奇妙な物語にありそうだなと思いました。

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    2025年04月06日
  • 斬首の森

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    先が気になりすぎて、ほぼ一気読み!
    タイトルからは想像できなかった展開、ゾッとする描写、ラストまでの運びが面白い!
    取材での証言、回想、この二つを裏付ける傍証の三つが、ちょうど良いところで切り替わって続きが気になって仕方がない。
    カルト宗教、ネズミ講、森の怪物、どれもありがちだけど、これを捏ねて奇抜な話になっていて読み応え充分。

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    2025年04月03日
  • わたしの名店

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    どなたの書いたお店も料理も飲み物もエピソードもとても良かった。
    目の前にお店があって実際に飲んで食べているようでした。
    それにまつわるエピソードもとても良かったなぁ。
    実際にあるお店ばかりなのでいつか行ってみたいな。
    皆さん作家なのでとてもいい文章なのですが、朝井リョウさんのエッセイ力はさすがでした。

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    2025年03月24日
  • 恐怖小説キリカ

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    感想が書けないくらい怖いし今後も何かの感想をネットに書く時には思い出してしまうくらい怖い
    現実に影響を与えているという意味でもスゴイ小説

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    2025年03月23日
  • 斬首の森

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    ネタバレ


    いやー面白かった。帯の「ホラーミステリ」からは想像できない驚きのラストだった。よくこんな設定考えつくなあ。好き嫌いはかなり分かれそうではある。
    土屋さんは本当に澤村作品らしいキャラ……人の生々しい嫌な部分描くの上手すぎるわね……。

    この森の植物を食べるとなんで分裂しちゃうの?ってとこが純粋にすごい気になるな、降ってきた隕石?の影響ということなんだろうけど……ロマン溢れる……!!

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    2025年03月22日
  • さえづちの眼

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    比嘉姉妹シリーズを久しぶりに手に取りました。
    子供にまつわる話が多いなかでも、
    いつにもましてすっきりとしない読後感が
    さらによかったです。
    特に「あの日の光は今も」は、CoCのTRPGの
    結末のような後戻りはできない妙な気持ちに。
    表題のさえづちの眼もどこがターニングポイント
    だったんだ?と2回読み直してしまいました。
    うーん、おもしろい。
    比嘉姉妹シリーズ、これからも続いてほしい作品です。

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    2025年03月14日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    ネタバレ

    *ステリー界の最前線で活躍する作家陣による、全編書き下ろしの超豪華アンソロジー「Jミステリー」。第5弾も誰もがよく知るあの作家たちが競演! これを読まずして日本ミステリーを語ることなかれ。『Jミステリー2024 SPRING』登場。 姫川玲子シリーズが圧倒的な人気を誇る誉田哲也。イヤミスの旗手、真梨幸子。『法廷遊戯』で脚光を浴びた五十嵐律人。ホラーといえば、澤村伊智。数々の人気シリーズを誇る五十嵐貴久。昔ばなしと本格ミステリの融合が人気の青柳碧人。大人気ミステリー作家たちの新作書下ろしを収録した贅沢なアンソロジー第5弾*

    今作も面白かったー!
    お目当ては誉田哲也氏の姫川シリーズでしたが、他の

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    2025年03月11日
  • アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿【電子単行本】 2

    匿名

    이거 재미있는미스테리만화

    アウターQ弱小Webマガジン漫画図
    未来の日記の絵は少し似ているようです。
    そしてこれは謎の漫画の中でいいと思います。
    良い漫画でもありますが、これは未来の日の作家のファンですか?

    #シュール #共感する #じれったい

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    2025年03月05日
  • 比嘉姉妹(1)

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    メインの話ではなく、短編のほうを漫画化するのは素敵だと思った。琴子が居酒屋の怪異を鎮める回もやってくれるかな。
    次号は「ずうのめ人形」らしいので、めちゃくちゃ楽しみ。

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    2025年01月29日
  • さえづちの眼

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    ネタバレ

    シリーズ安定の面白さ。
    「あの日の光は今も」と表題作「さえづちの眼」は、そういう現実的カラクリか〜〜からのしっかり怪異オチ、で非常に好みです。「母と」の怪異遭遇シーンはとっても緊張感があって、流石ですね〜〜という感じ。

    「あの日の光は今も」の辻村ゆかりの発言で分からないところがあり、他の方の感想を見てみたところ、この人どうやら「ずうのめ人形」の登場人物だったらしい。前に読んだはずなのにすっかり忘れている……。面白かった記憶はあるので、また読み返したい。そしたらこの作品も腹落ちするんでしょう。

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    2025年01月26日
  • さえづちの眼

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    澤村伊智さんの比嘉姉妹シリーズ。

    これまでのテイストと一変。かなり挑戦的な物語りばかりの中編小説だった。

    澤村伊智と言えば、愉快で、爽快な、不快描写だけど、今回は少しセンシティブな話に首を突っ込んだ感じであった。

    比嘉姉妹シリーズは、問題解決がメインではなく、怪異への抵抗や、軽減が目的であり、いわゆる解呪や退散は珍しいので、毎度「この怪異を真琴は、琴子は倒せるのか?」と思うのだが、今作に限っては、一作目の「ぼぎわん」同様、倒し方が分からん。
    (思い返せば「などらき」に関しては野崎のスピンオフだったので、比嘉姉妹と遭遇さえしていない)

    ちなみに、現時点での比嘉姉妹の活躍は、
    ⚫︎ぼぎわん

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    2025年01月08日
  • 怖ガラセ屋サン

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    ネタバレ

    澤村さんの作品は二つ目!
    名前からして面白そうで、気になって読みました。
    謎の黒髪ショートの女性(話ごとに氏名が違う、幽霊なのか?)が出てくる連作短編集。
    〇〇を怖がらせて欲しい…そう祈る人の願望を叶える怖がらせ屋さん容赦なくて怖すぎた…
    女性について、あらゆる時代、あらゆる地方で、「怖がらせ屋サン」「コワガラセヤサン」「怖がらせ屋」等々の呼び名で、都市伝説となっています。
    一話一話が怖っ!となる結末を迎えていて、それでいて完全に真実がぼやっとしてはっきりしない部分があるのがまた怖かった…
    「結局一番怖いのは生きている人間なんだよね」
    色んなところでよく聞く言葉ですが、果たして本当にそうだろう

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    2024年12月25日