あらすじ
ミステリー界の最前線で活躍する作家陣による、全編書き下ろしの超豪華アンソロジー「Jミステリー」。第5弾も誰もがよく知るあの作家たちが競演! これを読まずして日本ミステリーを語ることなかれ。『Jミステリー2024 SPRING』登場。
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Posted by ブクログ
*ステリー界の最前線で活躍する作家陣による、全編書き下ろしの超豪華アンソロジー「Jミステリー」。第5弾も誰もがよく知るあの作家たちが競演! これを読まずして日本ミステリーを語ることなかれ。『Jミステリー2024 SPRING』登場。 姫川玲子シリーズが圧倒的な人気を誇る誉田哲也。イヤミスの旗手、真梨幸子。『法廷遊戯』で脚光を浴びた五十嵐律人。ホラーといえば、澤村伊智。数々の人気シリーズを誇る五十嵐貴久。昔ばなしと本格ミステリの融合が人気の青柳碧人。大人気ミステリー作家たちの新作書下ろしを収録した贅沢なアンソロジー第5弾*
今作も面白かったー!
お目当ては誉田哲也氏の姫川シリーズでしたが、他の作品も読み応えたっぷりで大満足です。
他の年代のJミステリーも読んでみよう。
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誉田哲也、五十嵐律人、真梨幸子、青柳碧人、五十嵐貴久、澤村伊智による全編新作書下ろしのミステリ短編集。
みんな一度は読んだ作家陣ですが、今回は誉田哲也の名に惹かれて・・・(^_^;)
その誉田哲也、ページ開いて2行目に「姫川玲子」の文字を見つけ、一旦保留・・一番最後の楽しみにとっておき、他の作家から読みました(^_^;)他の作家陣はまずまず。
そして誉田哲也!玲子の取り調べが「右では殴らない」を思い起こさせる展開で超絶楽しかった!大満足でした。
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好きな作家さんの作品がたくさん収録されていて、テンションが上がりました!特に、誉田哲也先生の姫川玲子シリーズの短編を目当てに読み始めましたが、五十嵐律人先生の「千鳥の契り」、真梨幸子先生の「インクリボン」、澤村伊智先生の「わたしの最期のホラーミステリ」も素晴らしかったです。どれも謎めいていて、少し後味が悪い感じがまた最高でした!個性的で豪華な作品ばかりで、どれも大変楽しめました。
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大好きなJミステリーシリーズ!
色んな作家さんのミステリーをしっかり読める。
今回も読み応えあって面白かった。
個人的に気に入った話
"千鳥の契り"
"わたしの最後のホラーミステリ"
Posted by ブクログ
光文社文庫編集部・編『Jミステリー 2024 SPRING』光文社文庫。
第5弾となる人気ミステリー作家たちの新作書下ろし短編6編を収録した贅沢なアンソロジー。
本体価格1,200円ということは6編収録だから1編200円に相当するが、書下ろしであれば妥当なところだろう。誉田哲也、五十嵐律人、真梨幸子と素晴らしい短編が並び、1編200円も破格ではないかと思ったのだが、青柳碧人、五十嵐貴久、澤村伊智と駄作と凡作が続き、前半と後半の余りの格差に驚いた。
誉田哲也『心のお話』。姫川玲子シリーズの最新作。『ドルチェ』で主役を務めた魚住久江が姫川の部下として登場する。この短編の山場での姫川のLGBTに対する発言は当にその通りだと溜飲を下げた。中野の複合商業施設の女性更衣室で22歳の焼肉店の女性店長が刺殺体で発見される。監視カメラの映像からあっさりと容疑者は特定されるが、姫川は監視カメラに写っていた事件とは無関係の男性に目を付ける。★★★★★
五十嵐律人『千鳥の契り』。実は五十嵐律人の文庫本を3冊ほど積んでいる。面白いという評判なので購入したものの、初読み作家というと躊躇してしまうのだ。本短編が読み始める切っ掛けになると良いのだが。と思いながら、本作の著者紹介を読むと、我が生まれ故郷の岩手県盛岡市出身ではないか。今の今まで知らなかった。さて本短編。まさかの展開に息を飲む。五十嵐律人、なかなかやるじゃないか。10年以上一緒に暮らす夫の哲治に不倫の疑念を感じた古浦仁美は偶然投函されていたチラシの浮気・不倫調査専門の千鳥探偵事務所に調査を依頼する。事務所に出向いた仁美に対応したのは、弁護士兼探偵の肩書を持つ千鳥暁。30万円という破格の成功報酬の代わりに千鳥は仁美に探偵の助手を務めて欲しいと依頼して来た。★★★★★
真梨幸子『インクリボン』。ワープロ用の熱転写式インクリボンとは懐かしい。超弩級の詐欺のカモリストを印字したインクリボンを売却して大金を手に入れようとする女性。それに今流行りの頂き女子が絡むという昭和と令和をつなぐミステリー。最後の最後に真梨幸子らしいオチがある。★★★★★
青柳碧人『空白の女』。ここまでの3作全てが面白かったのに4作目にしてズッコケた。余りにも面白くない。マンションのベランダで発見された女性の絞殺死体。事件を捜査する2人の刑事。★
五十嵐貴久『THE KIDNAPPING』。五十嵐貴久にしてはキレの無い短編。ミステリーを描こうとしたのか、感動話を描こうとしたのか。6日後に選挙を控える政治家の幼い娘が誘拐され、犯人から五千万円が要求される。★★★
澤村伊智『わたしの最後のホラーミステリ』。これもまた面白くない。心霊探偵は一瞬で相武紗季の真似だと思ったら、その通りだし。自身をモデルにしたような作家が登場したりとシッチャカメッチャカ。★★
本体価格1,200円
★★★★
Posted by ブクログ
誉田哲也さん『姫川玲子シリーズ』2024秋でもクルド人が犯人だったけど、本作でもLGBTQだからって男を女として扱えるかよ、更衣室入るとか犯罪以外の何者でもないだろって論調で(実際に逮捕)国籍も簡単に与えられませんよ、移民殺到したら困りますよねっていう話題もあったし、
作家さんでここまで右派で徹底しているかたもいるんだなって驚きましたな
若いかたは左派というかリベラルなかたが多いので
この内容だと拒否反応を示すかもしれないな…
もちろん犯罪者は許されないので擁護する気はないが、差別や偏見に繋がるセンシティブな話題なのでびっくり。
Posted by ブクログ
アンソロジーなので、どうしても好きな作品も嫌いな作品も出てしまうが、全体的には面白い!
『心のお話』は、姫川さんの独り言(思ってること)がなんとも言えない面白さ。
こういうアンソロジーで読んでみたい作家さんの作品を開拓していくのもアリだとおもいます。
Posted by ブクログ
誉田哲也さんが読みたくて購入しました。
彼の長編、シリーズ物が好きなのでアンソロジーはどうかと思ったが 普段手に取らない作家さんも読めて思ったより楽しめました。
こんなところから好きな作家さんを探すのもいいですね。
Posted by ブクログ
【収録作品】
「心のお話」誉田哲也
「千鳥の契り」五十嵐律人
「インクリボン」真梨幸子
「空白の女」青柳碧人
「THE KIDNAPPING」五十嵐貴久
「わたしの最後のホラーミステリ」澤村伊智
「心のお話」 姫川玲子シリーズ第10作『マリスアングル』に続く短編。
シリーズ物はシリーズ読者かどうかで評価がわかれるところがあるかも。シリーズ読者にはうれしい発見も、それ以外の読者は置いてけぼりのところがある。