澤村伊智のレビュー一覧

  • わたしの名店

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    総勢28名による「名店」にまつわるエッセイ集。1編が短くて、するすると読めた。
    宇垣美里さんの文章を初めて読みましたが、リズム感が良くて好きかも。
    美村さんの文で「人の感情を再現する役者の仕事柄か、…お客様の表情を拝見すると、そこが美味しいかどうか大体推し量ることができる。…お客様から安心感と笑顔が溢れている店は、ほぼ間違いない。」というのは面白いなと思った。
    28名がそれぞれの視点から語るのを読むうちに、周りの人にも、名店とそのエピソードを聞いてみたくなる1冊でした!

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    2025年09月28日
  • ぜんしゅの跫

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    短編5話が収録されています。都市伝説や神隠し、妖怪など様々なテーマで書かれておりそれぞれ楽しく読めました。個人的には『赤い学生服の女子』が怖さとストーリー的に好きです。

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    2025年09月28日
  • 斬首の森

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    ネタバレ

    衝撃。最後の最後までなんで?えー!の連続。描写がリアルで想像してしまう。一発逆転を狙うような人生うまくいっていない人たちを勧誘して、合宿に参加させる。会社の目的は新鮮な死体を得ること。合宿所から脱出できた人のうち、一人の女性のインタビューが同時進行で出て来てるから一人しか生き残ってないんやろうとは思ってたけど、、禁足地の森の植物を食べたら分裂する、分裂をおさえるためには首を斬らなあかん、そこに新しい死体を、、となんとおぞましい。

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    2025年09月27日
  • ずうのめ人形

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    ネタバレ

    どうにもなんねー!!という感想。元凶の子の凶暴性があったから呼び寄せられた怪異なんでしょうけど、父親がクソすぎるし母親の彼ピもクソすぎる。もちろん本人が騙った話なのでどこまでが本当かは分かりませんが、子供に対する父親の風呂のシーン、あんな反吐の出そうなシチュされてなきゃ出てこないでしょと思うと報復されてしまったのが悲しくもありました。もちろん自分の子供の自殺の原因になった相手に復讐するのは分かるんですけどね…頑張って幸せを掴んだのに最期は復讐されて終わりは世の無常ですか。やったらやり返されるのはしゃーなしですが、怪異の大暴走で読んだら勝手に死んでいくし、止めることも出来ないのオワリすぎるでしょ

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    2025年09月27日
  • さえづちの眼

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    ネタバレ

    表紙イラストが蛇なのでタイトルの「さえづち」=蛇は想像がついたけど話の着地点が想像がつかなかった。
    最初は蛇の神様が人間を憐れんで子どもの代わりになった感動系?と思ってたら、人間が呪う気持ちが強すぎて呪いが起きた!人コワってことか!と思ったらまさかのあっ…ほんとに?!な終わり方でした。
    確かにお見合い相手に対してあんまり乗り気じゃないって書いてたもんね。
    冴子さんの子ども…読み返したけど、該当するのはハイキングの時の山蛭?その数日後に…だったけどまさかそんなことある??もしそうなら、そんなささいなことが…と思うとぞっとする!!

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    2025年09月26日
  • わたしの名店

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    美味しそうだし 雰囲気が素敵なお店ばかりでぜーんぶ行ってみたくなった。
    こんなに素敵なお店を見つけた方たちの生活も素敵!

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    2025年09月23日
  • ぜんしゅの跫

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    ぼぎわんを読んでから2年くらい経過してたので、【鏡】読みながら中盤で関連話と気づく。この未来が全て真実でないことを祈る、、 【赤い学生服の女子】は、怖くて、懐かしくて、ほっとして、ゾッとする。感情が揺さぶられて面白かった。比嘉姉妹の表題作も、よかった。

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    2025年09月23日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    6名の作家による書き下ろし短編集。どの話も面白かった。鈴木光司さんの「リング」の誕生にまつわる前日譚のような話も入っていた。

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    2025年09月21日
  • 邪教の子

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    澤村伊智作品は何を読んでも面白いのがすごいです
    本作はカルト教団がテーマでした
    前半はカルト教団の実録手記、後半はカルト教団の侵入調査という構成でした
    実際にモデルになった宗教があるんじゃないかな...と、いくつかのカルト教団の名前が脳裏をよぎる作品でした

    ホラーというよりはミステリーです
    ヒトコワ系でした
    お化けの類は一切出てきません
    人間の気持ち悪い姿をたくさん見ることができます
    気持ち悪いし怖いし絶対近づきたくないですw
    宗教に縋る心理を理解できない自分に安心します
    もし少しでも共感してしまったら、自分はかなり追い詰められているということですもんね...
    人の弱みに漬け込んで人生を奈落

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    2025年09月20日
  • 怪談小説という名の小説怪談(新潮文庫)

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    ネタバレ

    借りたものの怖くて読み始められなくて、家族の帰省時に合わせて読み始めたけど読み終わりは一人だったから怖い怖い。高速怪談の途中がまず怖かったです。
    笛を吹く家は障害者の子供を育てることについて考えさせられてしまった。最後まで子供小さい錯覚してしまうのすごいです。こうとげいはどこかにありそうで怖い。
    澤村伊智さん、読んでよかった。

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    2025年09月18日
  • 頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智異形短編集

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    ネタバレ

    1番面白くて1番ヒヤヒヤしたのが
    まさかの「自作解説」だった!!!
    本編よりもさらに面白いのびっくり!!!

    作品としては、なんというか
    ひっそりと後味の悪い作品達だなぁという印象。
    どれもなんとも解決していないような終わり方なので、うわぁーーーこのままエンドなのーー!?
    と思いながら短編達を読んでいた。

    特に圭太郎くんがミステリでいう名探偵ぽくて
    個人的に興味深かった!

    この方、映画『来る。』の原作者さんなんだね!
    また別の作品も読んでみたいなぁと
    改めて(あの後書も創作と分かったので!笑)
    思ったのでした。


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    2025年09月17日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    著名作家による小学生向けホラーンソロジーシリーズ。
    学級日誌版より、こっちの方が読み応えあって、面白かったです。
    サブタイトルになっている作品の著者が斜線堂有紀だったので、それもちょっとうれしかったかも。このメンバーだと、宮部みゆきか?って思ったのですけどね。
    ルビは中学年程度です。文字も大きめで、一話に一つ挿絵があります。
    「えんまさん」黒史郎
    嘘をつくのが大好きで、それもとても上手に嘘をつくハルト。家族に怒られてもけろっとしています。おばあちゃんはえんまさんのことで諭します。おばあちゃんが話すえんまさんはちょっと具体的で...。
    「おはよう、アンちゃん」太田忠司
    絶対に空き地がなかった場所

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    2025年09月17日
  • 邪教の子

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    ホラーというか、エンタメだ。
    読みやすくて一気に読んでしまった。

    新興宗教、カルト宗教、教義も何もないスピ系、自己啓発系…、結局は金・金・金の世界…、日本にはびこる根深い問題を取り入れてるのがよかった。知りたいけれど知らない怖い世界だから。そこにいない私はよほど幸運なんだ。ちょっとしたことで、落ちてしまってもおかしくないもの。二度と上がれない谷底だ。
    人間のバカさと弱さもよく出ていて、霊とか悪魔とかより、そんな概念を考え出してる人間のすることなすことが一番醜く汚くコワイな、と思う。
    人間てなんで勝手ばかりするのかな。やっぱりバカだからかな。

    舞台のニュータウン…こうした、『残穢』にもあった

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    2025年09月17日
  • ファミリーランド【電子特典付き】

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    最後の「参考文献」に
    「THE かぼちゃワイン」があったけど、
    何処の部分で参考にしたんだろう?
    と思ったらあの夫婦の名前か。
    変なところを参考にするなぁ。あははは。

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    2025年09月17日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    そこまで怖くはないので最恐というタイトルについては誇大広告だなあと思うものの、各短編の面白さはたしかなものだったので満足。

    オシャレ大好き/背筋
    希死念慮に反応して、特定のブランド物を購入・着用することで発動する呪いか〜。羊の話とそこまでリンクしてるかな?という疑問はあるけどこれはどちらかというと着飾る者としての暗喩なのかな。
    店員同士の値踏みトークがいちばん怖い。

    鶏/澤村伊智
    カニバじゃないですかこれ。そうだったら嬉しい。
    Q氏は姿こそまだ成ってないかもしれないけれど、死に引寄せられている、もしくは死を引き寄せているっぽいからもう手遅れなのかもしれない。自我の外側にいるよね、鶏が。

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    2025年09月17日
  • 怪と幽 vol.009 2022年1月

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    テーマと、澤村伊智さん松原タニシさんの対談に惹かれて、過去号をお迎えしました。
    タニシさんの事故物件が13件目の時に対談されたらしく、先日聞いたラジオでの状況(その時は27件目とか言ってた、うろ覚え)との違いに感慨深くもなったり。
    タニシさんをいくつかの媒体で追っていても、全然知らなかったことがこの対談でいくつも明かされていて、お迎えしてほんとに良かったなぁってなってます(事故物件価格設定とその裏事情とか)
    あと、タニシさん、お話を引き出すのが相変わらず上手いですよね~ 澤村さんの黒い部分(笑)が引き出されてて、興味深く読ませてもらいました(笑)
    そして、2025年現在、ピンピンしておられます

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    2025年09月14日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    好きな作家さんがいたので読みました。
    個人的には梨さんの恐怖症店が好みでした。どことなく恒川光太郎さんの『風の古道』のような雰囲気を感じ、郷愁に駆られました。最後の別れのシーンも決してハッピーエンドではないものの、読後感が良かったです。

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    2025年09月11日
  • 怪談小説という名の小説怪談(新潮文庫)

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    ホラーの短編集だ。
    タイトルに「?」となると思うが、読み終えれば納得。

    私はホラーが好きで、小説、映画に、YouTubeや怪談語り、ネット掲示板など鑑賞するのだが、大人である今、怖いとは思わないのが本音だ。

    子供の頃で言うと「リング」など怖くて寝れなかったし、特に役所広司さんの「降霊」と言う映画が、別格に怖く、トラウマ的に記憶に残っている。

    先日、この「降霊」をみたくて、サブスクで探したのだが、どこにも無い。
    さらには、役所広司さんの主演映画としても、タイトルも検索してもヒットしない・・・
    これにはゾッとした。

    実際には、TV映画だったようで、露出が少ないことから検索トップには出なかっ

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    2025年09月11日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    ホラー作家さん6名による短編集。どれも湿度のあるホラーで不気味で気持ち悪さが残るのがとてもよかった

    背筋さん『オシャレ大好き』がいちばん好き。女子の「真似したい」が伝染していく先にあるものは狂気だと改めて思った。共感できた自分もヤバいかも

    澤村一穂さん『鶏』怖いというより気持ち悪かった。小説なんだけどまるでモキュメンタリーを読んでいるかのような気持ち悪さ

    コウイチさん『金曜日のミッドナイト』街全体がどこか奇妙。でも外から見た「奇妙」は中にいると分からない。こういうこと、ありそうだなと思えてしまった

    はやせXクダマツ『警察が認めた最恐心霊物件』これは怖かった。YouTubeで聞いたことが

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    2025年09月08日
  • 一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集

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    怪談ショートショート集。
    気味の悪いすっきりしないお話が沢山読めてたのしい…。
    いろんな手法の怪談が読めるので、なるほどなるほどと唸ってました

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    2025年09月06日