澤村伊智のレビュー一覧
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こ!わ!い!
わたくしTV流しながら読みました。
ほんとにあの手この手で怖がらせてくるやんけ。
もうやめてやめて〜!と思いながらページをめくる手は止まらず。面白かったです。Posted by ブクログ -
「ホラーの扉」読み終わった。
多種多様なホラーのジャンルを恐怖の根源は何かっていう判断基準を元に5W1Hで分類して、その各ジャンルごとに8人のホラー作家の短編が収録されてるアンソロジーで各短編の後には解説もあって、アンソロとしてもホラーの解説書としても楽しめて良かった。
こっちのジャンルも面白そう...続きを読むPosted by ブクログ -
「ぼぎわんが来る」に続き、比嘉姉妹シリーズ第2作目。
前作より怖さはマイルドだけど、文章が上手なのでジワジワと追い詰めてくる。
姉の琴子が今回でてきていないので、これからどうなるか気になるー。Posted by ブクログ -
驚きの結末。読んでいて最後まで気づかなかった。自分は素直に受けとめたが、人によって賛否は分かれそう。著者は歪な家族関係を描くのが本当に上手。オカルトへの考察も深く、物語へと巧みに織り込まれている。本編の後に続く解説も含めて、これはひとつの作品なのだと思った。Posted by ブクログ
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サブタイトルの通りなんで事情通の方なら必ずチェックするでしょうがやっぱり良いっすねぇ。
どの作品も違う趣向が凝らしてあって息を呑むものばかりでした。
なかでも学校からの配布資料だけで構成されている「保護者各位」、「さきのばし」の笑い話で終わらないところ、強制的に関係を結ばされるのも恐怖の要素の一つ...続きを読むPosted by ブクログ -
友人がオススメしていたので読んでみた。
呪いやオカルトには興味ないが、ある意味呪いであったり束縛であったり、人為的な要素が多くて良かった。トリックがあるというよりは島の真相であったり予言に溺れる人間が印象的。最後は理解するのに時間が掛かりそう。2度読んでも良いかもしれない。Posted by ブクログ -
ジャンル特化型アンソロジーというのは斬新な切り口では?
若者向けらしく、インターネット界隈に好かれそうな作家陣。瀬名秀明氏の「11分間」が頭抜けているが、想定読者である小中学生には好かれにくそう。
一方、平山夢明氏の「さよならブンブン」はしっかりジュブナイルしててすごい。バイオレンスであるけど。Posted by ブクログ -
現代でもあるような問題を近未来のちょっと奇妙な世界観で、しかしリアルに描いている作品。
怖い!と言うよりはほの苦いような後味のわるさを覚える短編集だけど、嫌いじゃない……!
コンピューター義母さんは怖すぎるPosted by ブクログ -
美晴にまた会えたのは嬉しい。
歳をとった野崎にも。
真琴のことを思えば複雑だが…。
「鬼のうみたりければ」は
不思議な読み味で良い。
表題作は、
ラストがほのぼのしていて楽しい。Posted by ブクログ -
真に怖いのは生きている人間だ。憎悪、憤怒、悲歎、嫉妬…負の感情に満ちた人物こそが恐怖である。恐怖と笑いは紙一重だと感じた『さきのばし』。掌編という潔さもいい。Posted by ブクログ
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湾沢陸男はウェブマガジン『アウターQ』のライターで、食わず嫌い克服ネタや怪しげな店への取材などとりとめもない記事を書いている。
そんな彼の記事に関する連作短編集。
澤村作品だけどホラー要素は大分少なめのミステリー。
子供の頃に噂になった公園の謎の落書きや怪しげなハンバーガー店、絵の中の女性を探した...続きを読むPosted by ブクログ -
表題作、怪物が通り魔する理由の謎解きもハッピーエンドなのも面白かった
鏡で妊娠中で体がキツイと言ってる奥さんに朝飯作れという夫…そりゃぼぎわんに殺されるわー
と、思ってしまった
Posted by ブクログ -
《比嘉姉妹》シリーズの短編集。どれもミステリとして楽しめて、確かにホラーとしての後味も残している。表題の『などらきの首』『居酒屋脳髄談義』もいいが、特に好きなのは『学校は死の匂い』。美晴が活躍しているだけでなんか泣けるし、謎が解けたあとのやるせなさからのあの結末はなかなかインパクト強め。Posted by ブクログ