澤村伊智のレビュー一覧

  • ぼぎわんが、来る

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    比嘉姉妹が好き
    映画と違ってお姉ちゃんが生きてるのが良い。
    電話でぼぎわんなのか霊媒師のお姉ちゃんなのかわからなくなるところが好き

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    2026年09月11日
  • ずうのめ人形

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    ネタバレ

    最初から最後まで読みやすく、飽きずに楽しめた。
    なかなかぶっ飛んだファンタジーではあったけれど、特にラストにかけて「そういうことだったのか」「ここにつながるのか」と思わされる展開が多く、さまざまな驚きがあって面白かった。
    ホラー作品として見ると、怖さ自体はそれほど感じなかったものの、作中に登場するフィクションのはずの原稿が現実とリンクしていたなど、「この先どうなるんだと、どんどん読み進めたくなるものだった。

    胸糞悪いまま終わるのではなく、最後はスッキリとした結末を迎えるので、読後感も良い。ファンタジー要素の強い作品だけれど、先の読めない展開を楽しみながら最後まで読める一冊だった。

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    2026年09月10日
  • ざんどぅまの影【電子特典「手書きメッセージ」付き】

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    ネタバレ

    事前情報ゼロで読んで、巻末の作品紹介読んでみたら、シリーズもののエピソードゼロ的なもの?
    最初は少し入りにくかったけど、後半は一気読みだった。
    比嘉姉妹シリーズも読んでみようかな。

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    2026年09月09日
  • ざんどぅまの影【電子特典「手書きメッセージ」付き】

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    比嘉姉妹シリーズの原点ともいえる一冊。今回は祖母・勝子が登場し、シリーズを追ってきた人には興味深い内容だった。

    一方で、個人的には『ぼぎわん』『ずうのめ』『ししりば』で味わったような、得体の知れない怪異にじわじわ侵食される恐怖はやや控えめ。怪異以上に、人間の差別や偏見、共同体の閉鎖性が色濃く描かれており、一番怖いのは人間なのだと感じさせられた。

    シリーズの世界観を広げる一冊ではあるが、純粋なホラーとしては少し物足りなさも残った。やや不完全燃焼。

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    2026年09月09日
  • ぜんしゅの跫

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    ネタバレ

    エピソード1「鏡」
    ちょっと不思議なお話
    てか、旦那さん
    身重の奥さんが調子悪くて休むって言ってんだから
    朝ご飯くらい自分でどうにかしろ!
    いや、逆に作ってあげるほうだろ
    それにしても酷い結婚式だ
    花嫁にあそこまで道化をさせて
    花婿はもっとフォローしろよ!
    自分の娘だと思ったらいたたまれない
    きっと私が暴れてしまうだろう
    破談だ破談!
    と、ムカムカしながら読んでました


    エピソード3
    めちゃくちゃ怖い
    何がって人間が一番怖い
    果たして妻の語ってたことは
    実際に起こってたことなのか
    行方不明のお兄さんは本当に帰って来たのだろうか
    介護に仕事に家事に頑張りすぎて
    現実と妄想の区別がつかなくなってしまったのか
    怪異である方が救われるかも


    エピソード4
    ミハル登場
    結構ほっこりするお話だと思ったら…
    絶対に子供守って!
    あと同じ病室だった3人は
    現実でもやはり亡くなってしまったのだろうか?

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    2026年09月12日
  • ぼぎわんが、来る

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    ネタバレ

    youtubeのショートムービーで映画「来る」の霊媒師チーム? のシーンを見かけて、なんか面白そうだな。
    と調べたところ、原作小説があると。
    パターンとしては、映像→漫画→原作小説の順番だと割と楽しめるのが多いが、なんか原作先に読みたくなったので、読んでみんとす。
    一気読みした。
    面白かった。

    第1章は田原秀樹の目線で進行。
    冒頭のシーンが途中でつながるわけですが、まさかのぼぎわんに殺される前とは!
    関係ないけど、声優の田坂秀樹氏と1文字違いだったので、脳内映像では彼が出たり入ったりしてました。
    本当にどうでもいい話。


    第2章は田原秀樹の妻の香奈目線。
    まぁ第1章で、うっすら思っていたが、やはり秀樹は子育てしている風旦那だった。
    しかし、視点が違うだけで同じ事象がこうも違うのか! と、自分の子育て期間(まだ継続中)を鑑みるにはいい機会でした。
    別の意味での恐怖すら覚えてしまった。


    第3章は野崎視点。
    第1章で唐草のゼミ生で高解像度データを送ってくる岩田登場。
    ちょい役ではあるが、なかなかのファインプレー。
    ここにきて、真琴、野崎が本当の主人公だったのか? と思いだす。

    そもそもは実在しない架空の存在「ぼぎわん」を題材にしているのですが、西洋からブギーマンが伝わり、ぼぎわんになったとか、がんこの話とか。本当にある話なんだろうなぁ? と思うには十分すぎるほどの内容でした。

    元々は田原秀樹の祖父母がもたらせた話ではあるけど、孫、ひ孫まで巻き込むとはそりゃ、住職も帰りたくなるよね。

    どうもこれシリーズになっているようなので、続きを読もう。

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    2026年09月08日
  • さえづちの眼

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    ネタバレ

    「母と」「あの日の光は今も」「さえづちの眼」の3編を収録した中編集。

    比嘉姉妹シリーズをここまで読んできて、澤村伊智さんの作品は長編が好きだと感じた。

    3編の中で一番好きだったのは「母と」。

    まこと達と同じような力を持ちながら、自分の欲望に突き進み、ついには自らが怪異へと変異してしまうという恐ろしさが面白かった。

    内容自体もかなり好みだったので、むしろこれは長編でがっつり読みたかった。

    「あの日の光は今も」は、里穂が謎解きを始めたところで「???」となった。

    里穂の場合は何を言っても里穂の言う通りになってしまうのでは……。

    ただ、他の人の感想で「オカルトが大好きだったからこそオカルトを避け、現実的な考え方をするようになった」という解釈を見て、そこは非常に納得した。

    それでもやっぱり、この話で何がしたかったのかはよく分からなかった。

    表題作「さえづちの眼」は、とにかく「ヒルは私でも潰すな」と思った。

    三者三様の「母親」を見た1冊でした

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    2026年09月08日
  • この恋が叶ったら、きっと死んでしまう

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    ホラー×恋愛アンソロジー
    ただの恋愛小説がホラーに変わっていく。いや、ホラーってことは分かってるんだけどね?「きゅんっ」みたいな瞬間から一気にたたき落とされまくって。でも、ただ怖いだけじゃない。みんな恋してる。

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    2026年09月06日
  • 斬首の森

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    どんな結末が待っているのか全く想像できなかった小説だった。ドラマの「ガンニバル」を見た時と同じような感覚がこの小説にあった。「得体のしれない何かがもとは人間だったもの」という設定が面白かった。色々と深掘りしたいし、鮎美がどんな人生をこの先送っていくのか、天本がそうなったのかも知りたくてたまらない。ホラー的な怖さはなかったけど、気味が悪いという意味での怖さのレベルは本当に高かった。
    やはり、森や山は色んな意味で怖いのでホラーの題材にしやすなと感じた。

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    2026年09月03日
  • 呪いの☒☒

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    日常に潜む「呪い」をテーマにした作家6人による6つのオムニバス作品。「呪い」からイメージする静かで、しかし徐々に侵食されていくような、静かに溺れていくような怖さを感じる本だった。
    背筋氏の話が構成的に新鮮さをかんじるものだったし、率直に恐ろしいと感じる話だった。

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    2026年09月03日
  • ぼぎわんが、来る

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    幼少期に謎の怪物に遭遇した男性。社会人になり、家庭を持った彼のもとに謎の訪問者が現れて以来、周囲で不可思議な現象が起こるように。
    どうしても脳内に映画版が流れてしまいますが、それを踏まえても面白い物語ですね。
    終盤の展開は微妙に違いましたが、映像映えを考えると仕方ないのかな。

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    2026年09月01日
  • この恋が叶ったら、きっと死んでしまう

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    澤村伊智さん目当てに購入。書き下ろし、ホラーと恋愛アンソロジーってなかなかなくて良い。やっぱり澤村さん良かった。良かったけど嫌だった(褒めている)えぇ…どうなるの…という、嫌だけど先が気になるから読まざるを得ないみたいな感じが本当にすごいのですよねぇ。他、阿泉来堂さんのも面白かったです。

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    2026年08月31日
  • 呪いの☒☒

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    本作は、最近よく出ている印象のホラーアンソロジーの中でも、良作が揃っている印象。惜しむらくは、トリに配された公園氏の作品がイマイチで、結果、読後感が下方修正されてしまう点。氏の作品を読むたびに思うけど、自分にはあまり理解が出来ません。『分かるやつだけ分かれば』ってスタンスだとしたら、それってエンタメ小説に必要なんかな。って、本筋から外れた方向に思いを致してしまった次第。

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    2026年08月31日
  • ととはり屋敷

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    比嘉家の生き残りは琴子と真琴だけ。
    とっくにそんな事は分かっていたのに、いざ弟妹達の最期を読んだら悲しくなった。
    特に『かたので駅の怪』での美晴の言葉を知った瞬間、泣きたくなったわ。
    それでもやっぱり面白いものは面白い。
    予想外の展開に驚かされたり不意に心が動かされる場面もあるうえに、ちゃんと怖い。
    ホント期待を裏切らないな。

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    2026年08月30日
  • 斬首の森

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    【斬首の森】
    流石は澤村伊智さん!ちゃんと怖かったです
    :( ;´꒳`;):主人公達が怪しい施設から逃げ出して無事に生きて帰れるのかドキドキでした(꒪∀꒪ ;)ラスト付近は怒涛の展開で私は楽しめました✧*。比嘉姉妹シリーズも読んでみたいと思います

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    2026年08月30日
  • この恋が叶ったら、きっと死んでしまう

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    【この恋が叶ったら、きっと死んでしまう】

    ホラー×恋愛アンソロジー。

    黒史郎先生の『アモル・ヘレオス』、澤村伊智先生の『亜沙美の幽霊』が好きでした!
    澤村先生の書き方がまた上手いんだ〜✧*。

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    2026年08月29日
  • 怪談小説という名の小説怪談

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    版元を変えての2次文庫だと気づかず、新潮文庫に続き角川ホラー文庫も購入してしまった。冒頭部分を読んですぐにこれは読んだことあるなと思い調べたら版元を変えての2次文庫だと知りほぼ再読となってしまった。角川ホラー文庫には新たに「ノンフィクション」が書き下ろし収録されていたのでまるまる同じではなかったが、これからは作者で飛びついて購入ではなく題名で気づけるように気をつけようと思った。再読しても「高速怪談」「笛を吹く家」「うらみせんせい」は面白かった。

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    2026年08月26日
  • 呪いの☒☒

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    やっぱりプロの小説家ってすごい。こんなにホラーと縁遠そうなテーマで良質なホラー短編が書けるんだから。
    「呪い」×「何か」をお題に集めたホラー短編オムニバス。「電力」とか「盗作」とか「無人販売所」とか「研修」とか、本当によくそんな飛距離あるテーマを呪いと組み合わせられるなぁとどれも舌を巻いた。
    個人的には呪い×研修(芦花公園著)と呪い×盗作(背筋著)が特に秀逸だった。
    夏に読むのにふさわしい一冊。

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    2026年08月26日
  • 頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智異形短編集

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    なんかおもろかった。!文章おもろい、たまに読み返さなあかんけどなんかおもろかった。
    特にいちばん最後の、自己解説。
    怖いというより、不気味な都市伝説的な話いっぱい聞いてるみたい

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    2026年08月25日
  • 怪談小説という名の小説怪談

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    「笛を吹く家」は小説的に、「こうとげい」は映像的に面白かった。「高速怪談」、「涸井戸の声」は澤村伊智作品にはあまりない感じのオチで少し意外だった。

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    2026年08月25日