澤村伊智のレビュー一覧

  • 怪談小説という名の小説怪談(新潮文庫)

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    全7編の怪談。「高速怪談」密室でも車の中はきつすぎる。何が起こっても逃げられない息苦しさの方が怖さより勝った。あと「笛を吹く家」は思わず途中で驚いて声が出たし「こうとげい」もただ旅行で来ただけなのになんて理不尽なんだと最後までドキドキした。

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    2025年09月06日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

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    内藤さんは怖いし、面白いし、救いがあって、ホラーなのに読後感が爽やか。
    他の方のは…恐いです…読後もじわじわ恐いんだけど、私だけ?教えてほしい~ティーン向けかと思いや、ホラー過ぎるのですが…泣
    というか、こういうのが最近のホラーの主流?流行りなのかなぁ~こわい…

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    2025年09月02日
  • すみせごの贄

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    6つの短編集
    これが現時点で最新で琴子は未だ眠り続けてます

    短編は時系列がわからないので内容からいつ頃なのか推察するのだけど…難しい

    まんまと騙される話もあり、琴子が祓う話ありで相変わらずバラエティにとんだ短編集でした

    「火曜夕方の客」はとても悲しいホラー(゚´Д`゚)゚。

    「戸栗魅姫の仕事」インチキ霊能者の魅姫は琴子の小学校のクラスメイトで今後も登場する予感笑

    タイトルの「すみせごの贄」はまたお前か!
    辻村ゆかり!!お前は金田一か!!
    不幸を嗅ぎつけるのか連れてくるのか…ゆかりが謎すぎる(꒪⌓︎꒪)

    次は長編待ってますよ〜早く真琴を目覚めさせてくださいね:.゚٩(๑˘ω˘๑)۶:

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    2025年09月01日
  • ずうのめ人形

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    面白かったです。ぼぎわんを先日読んで面白かったのと、まだ暑さ厳しい夏ですし、、本作も評価の高い作品でしたので手にしてみました。怖いし面白い。呪いの人形の話ですが、それにしてはやたらページ数があるなと読む前思っていましたが、読んで納得です。ぼぎわんもそうですが、しっかりとしたミステリー要素のある作品で単純なホラーの怖がらせ方とはまた違う濃厚な作品。どんでん返し感があるのもとても素晴らしい。そして登場人物の描写が丁寧で、人間模様がとても良く描かれています。一体どう解決されるのか、はたまたされないのか、気になって特に後半からは一気読み。すごいエンタメ作品だなと思います。澤村さんの他の作品も読んでいっ

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    2025年08月30日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    梨さんとクダマツさん&はやせさんはやっぱり怖かった。
    金曜日のミッドナイトの村田さんが本家と同じに可哀想な扱いになってたのにほっこり。

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    2025年08月28日
  • 斬首の森

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    ネタバレ

    小田。記者。水野鮎美にインタビュー。T。宗教。研修。家事で逃げ出す。森をさまよう。5人。土屋。佐原。太刀川。久保。組織の人間。森の食べ物。分裂。首。体の入れ替え。


    地味な作業。誰にも関わらず。プロローグが最後に繋がる。

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    2025年08月27日
  • うるはしみにくし あなたのともだち

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    ネタバレ

    【2025年103冊目】
    スクールカーストの頂点にいた女子高生、羽村更紗が自殺した。見た目も麗しく、成績も万能。彼女が自殺する理由など思い当たらず同じクラスの生徒達は動揺を隠せない。日が経つに連れ、NO.2だった野島夕菜がクラスの頂点になったが、ある日の古典の授業中、彼女の顔が腫れ上がり、血が吹き出す事態が起こって――。

    美醜に纏わるミステリーホラー。読み終わってみると最初の視点から疑わなきゃいけなかったなと反省するはめになりました。学生という未成年ならではの残酷さがリアルに描かれているのと、得体の知れない呪いの怖さと、呪いの元は誰なのかというミステリーの要素が上手く絡み合って、面白く読めま

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    2025年08月27日
  • 頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智異形短編集

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    ネタバレ

    表題作が特に好きだが、どの作品も面白みを感じるポイントがあって全体通して楽しめた。
    『自作解説』には大いに騙された!全編通してなんだか毒が多いな?と感じていたこともあり、危うくそんな人だったとは!と最後まで読まずに投げ出すところだった。著者の作品を読むのが初めてだったら完全に騙されて離脱してたかも。

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    2025年08月26日
  • 一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集 1巻

    匿名

    無料版購入済み

    良質な怪異譚では?

    試し読みできる範囲では最初の2短編が読めて、割とちゃんとゾワゾワしました。
    最初のも悪くはないんですが、2番目の話は何が実際どうなっているのかが分かりにくいのが読者の想像力に訴えかけるものがあったようでした。

    #ダーク

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    2025年08月26日
  • ずうのめ人形

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    ネタバレ

    実際に自分にも降りかかるのではと思うのが、感染する呪いの怖い部分である。
    この話は、まさしくその部分に焦点を当てていたものであった。
    人形が迫ってくる描写などは怖かった。
    ただ、呪いの解け方は唐突であったし、あえてそうしたのか、呪いの正体が最後まではっきりとはわからなかったのはすっきりはしなかった。

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    2025年08月25日
  • ぜんしゅの跫

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    比嘉姉妹シリーズ第5弾にあたる短編集。都市伝説や不意に忍び寄る怪異を5つの短編で。

    「鏡」 怪と幽
    鏡をめぐる都市伝説的怪異。“ぼぎわん”の自称イクメンパパが、覗いてはいけない鏡を覗き込んでしまう。
    「わたしの町のレイコさん」小説野生時代
     “ずうのめ”に登場した湯刈さんの姪・飛鳥。都市伝説の裏にあった哀しい誘拐事件の顛末。
    「鬼のうみたりければ」 幽
    野崎の同期女性の夫には双子の兄がいた。行方不明だった兄が帰宅し、弟の名を名乗って暮らし始める。山村ではあり得そう。
    「赤い学生服の女子」 怪と幽
    “ずうのめ”“などらぎ”の美晴を想う少年。入院中、周囲の患者が次々と謎の死を遂げる。
    「ぜんしゅ

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    2025年08月24日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    澤村伊智さん、背筋さんの作品が読みたくて購入。
    最恐というよりは、世にも奇妙な物語のような世界観の話も多く純粋なホラーものを期待していると肩透かしかもしれません。
    個人的にはこういう温度感の作品は大好物なので読んでて楽しめました。
    「警察が認めた〈最恐心霊物件〉」「オシャレ大好き」の2作品が特に面白かったです。

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    2025年08月24日
  • ぜんしゅの跫

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    短編5つ
    「鏡」で田原?あれ?ぼぎわん?ってちょっと驚いたストーリーの胸糞悪さも田原なら仕方ないか…

    その他の話も今までの登場人物が出てるか気になるんだけど忘れっぽいからダメね笑
    ちょっと話に集中できなくなりそうで、相関図なんかが頭に入っている人が羨ましい。゚(゚´Д`゚)゚。

    ダンダダン読んだ後だったからカシマレイコが出てきてビックリした笑

    このシリーズは人の弱さや醜さが怪異を呼び寄せる怖さがあって単純なホラーじゃないところが魅力なんだろうなぁ。
    短編も好きだからこういう前日譜なんかを合間に出してくれるのは嬉しい。

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    2025年08月22日
  • うるはしみにくし あなたのともだち

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    おまじないを使って、クラスメイトを醜く変えてしまい、自殺に追い込む。その呪いをかけているクラスメイトを探す。
    そんなお話なんですが、何と言って表現したらいいのか、読んでいるとずっと不安になる。最後の最後まで、その生徒を見付けることが私には出来なかった。ミステリーとしてもかなり、楽しめました。

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    2025年08月22日
  • ししりばの家

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    比嘉姉妹シリーズ第4弾。今作の舞台は、いわゆる“幽霊屋敷”。
    そしてこれは、姉・比嘉琴子が霊能者として覚醒した事件でもあります。

    「ししりば」は、その家、そして家族形態そのものを守ろうとする存在。
    砂を自在に操るこの怪異は、家庭内に潜む異質さや閉塞感を象徴しているようにも思えました。

    ホラー作品でありながら、家庭の束縛や同調圧力を“砂”で表現しているようにも読めます。
    当初は“砂=家庭の暗喩”かと思いましたが、読後には、むしろ安部公房『砂の女』へのオマージュのような、
    自らその恐怖に回帰してしまう心理の構造に重なる印象を受けました。

    幼い頃、逃げるしかなかった琴子が、
    過去の後悔に向き合

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    2025年08月22日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    『令和最恐ホラーセレクション クラガリ』収録の澤村伊智作品は、日常の隙間にじわりと滲み出す異変を描き、静かな場面のはずなのに背筋が冷える。大仰な怪異ではなく、ほんの少しの違和感が積み重なって「もう戻れない場所」に連れていかれる感覚。余計な残酷さに頼らず恐怖を成立させる筆致に、やはりこの作家の確かさを思い知った

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    2025年08月21日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

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    『学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖』。澤村伊智・内藤了・梨・伴名練・藤ダリオによる豪華書き下ろし短編集。高校生を主人公にした5つの物語は、怪談からデスゲーム、モキュメンタリーまで恐怖のバリエーション豊か。
    私は澤村伊智さんを目当てに買ったのだが、期待以上だった。大人ではなく、高校生に向けて書くならこの書き味で読み味になるだろうと思う
    ホラーは露悪や冷笑と距離が近いジャンルで、それ自体は悪いことではないのだけど、高校生へ向けるというのなら少し風通しのよさというか爽やかさがほしい。大人にあてて書いたものなら削がれてしまうような要素こそほしい
    そういう期待に華麗に応えてくれていて、

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    2025年08月21日
  • 邪教の子

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    ハイ!澤村伊智さん!

    う〜ん…
    これはホラーなのか?
    それとも、カルト宗教に洗脳されてから、脱出した人の行く末?
    結局、精神的には、抜けられず、精神が崩れる…みたいな。

    ある意味ホラーやけど、怪異現象とかやなく、カルト宗教の怖さというか…

    この宗教、ええ事言ってだけど…やっぱり…

     「大地の民」って言うカルト宗教。

    教祖かなんか知らんけど、発端が、あんなもん見つけたから、狂ったか。

    見つけたもんが、恐るべしもんで、これを見つけたのが自身の運命みたいに思って…
    やっぱり、お化けとか、幽霊とかより、人間が一番怖いって事かな。

    澤村さんは、ホラーでもミステリータッチのが多いけど、これは

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    2025年08月21日
  • ずうのめ人形

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    比嘉姉妹シリーズ第二弾。
    怪異の発端は、不審死を遂げたライターが残した原稿。それを読んだ者が次々と異常な死を遂げるという、いわば都市伝説的な“呪い”の拡散の恐怖。

    作中にもそのタイトルがたびたび登場し、どこか『リング』を思わせる雰囲気も漂います。過去のJホラーへのリスペクトを感じさせる構成です。

    前作『ぼぎわんが、来る』と比べると、ホラーの方向性はかなり異なります。こちらはじわじわとくる不気味さと、不可視の恐怖が中心(人形は見えちゃうけど)。作者の表現の幅広さを感じました。

    野崎と真琴が婚約しているのには少し驚きましたが、おめでたいので自然に受け止められました。シリーズとしての連続性を保

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    2025年08月21日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    9人の作家によるアンソロジー。
    5人が既知だったので読んでみるか、と。

    全体的に面白かったけども、加門先生、斜線堂先生、澤村先生の作品はかなり良かったなー。特に斜線堂先生のはゾワっと来た。

    芦沢先生と宮部先生は怖いというよりは不思議な良い話ってところか。これも良かった。

    短い話は外れることも多いけど半分以上は 面白かったので良いアンソロジーであった。

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    2025年08月20日