あらすじ
最旬ホラー作家が勢ぞろい!
暗がりから溢れ出し、人を呑み込む〈怪異〉。現代最高峰のホラー作家たちが生み落としたソレはあなたに一生つきまとう――。
背筋×ハイファッションの呪縛、澤村伊智×深夜の客人、梨×「恐怖症」売りの女、コウイチ×地方ロケ、はやせ&クダマツ×怖すぎる心霊物件、栗原ちひろ×セレブ一家の闇……
究極の6ストーリーズ
【目次】
○背筋「オシャレ大好き」
○澤村伊智「鶏」
○コウイチ「金曜日のミッドナイト」
○はやせやすひろ×クダマツヒロシ「警察が認めた〈最恐心霊物件〉」
○栗原ちひろ「余った家」
○梨「恐怖症店」※
※本書に収録されている「恐怖症店」(梨)は、2025年7月4日に電子書籍オリジナルとして配信された『恐怖症店』と同じ作品です。
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Posted by ブクログ
6編の短編集で、いずれも文芸誌やWEB版で既出済とのこと。
表紙や帯にはその旨の記載はなかったけど、最後のページにちゃんと記されてました。
そうですよね、だいたい初出の記載ってありますよねウンウン。
前読んだ本に初出の記載がなくて、とても残念な思いをしたから…(まだ根に持ってる 笑)
どのお話も面白かったです。
中でも、栗原さんのお話が印象に残りました。
読み終わった後も、例の家のカギに書かれてる「なし」の意味にとらわれてて…名を成しての成し?(おじいさんの家だから) それとも名を成して無いの無し?(おばさんが幽閉されてた家だから) どういう意味なんだろ…
あと、今回の梨(なしの話の後に梨さん、変にツボる 笑)さんのお話、私が今まで読んだ梨さんの他のお話とはちょっと雰囲気が違って…これも良かったです。
一見あの女の子の末路は辛いようだけど、全体的にある意味ハッピーエンド寄りのお話のように感じ、私の中にあった、梨さん=容赦ない人 というイメージが覆りました。
優しさや人間味が梨さんにもあるんだねって…
なんか失礼な言い方になってしまった…すみません。。
Posted by ブクログ
全編とても読みやすく、長さも丁度良い短編で、ほとんど一気に読んでしまった。
そしてこれまた知らない作家だらけなのだが、他にはどんな本があるのか?と調べるくらいにはみんな面白い。
本当にあった怖い話というよりも世にも奇妙な物語的なホラー。最恐ホラーというほどには怖くない。それが令和なのかどうかは知らない。
Posted by ブクログ
ヒトコワ、モキュメンタリー、ゴシックホラーなど、いろいろなジャンルの怖い短編集。
特に怖かったのは、「警察が認めた最恐心霊物件」実話なのかモキュメンタリーなのか、わからないけど、オチがない、わからない、謎の霊現象が本物っぽくて怖い!
ホラーを文字で読む真髄は、怖いを自分で想像することにあると思っているので、ちゃんと想像させてくれる細かい描写(設定)があるのが良かった。
Posted by ブクログ
澤村伊智さんの話は面白かった。あと、はやせやすひろ×クダマツヒロシさんのものも面白かった。最恐と書いてあるが、幻想的な話も混ざっていて、短編ホラーと短編ホラーミステリーのアンソロジー、というな感じだった。
Posted by ブクログ
目次
オシャレ大好き/背筋
鶏/澤村伊智
金曜日のミッドナイト/コウイチ
警察が認めた〈最恐心霊物件〉
はやせやすひろ・クダマツヒロシ
余った家/栗原ちひろ
恐怖症店/梨
Posted by ブクログ
今話題のホラー作家たちによる短編集。
それぞれの物語に著者の癖が表れていて面白い。
背筋さんは、『近畿地方のある場所について』のように、謎が残って考察が捗りそうなオープンエンド。澤村伊智さんは、じっとりした後味が職人業だし、都市ボーイズはやせさんは、心霊系YouTuberらしいストイックな実話怪談形式。
最後の梨さんの物語は、最早ホラーの枠を超えたファンタジー短編で、ラストに涙ぐんでしまった。
Posted by ブクログ
令和、ホラーも多様化の時代。
身の毛もよだつようなホラーだけがホラーじゃない。
『令和最恐ホラーセレクション クラガリ』
アンソロジー
最初に言っておきますが、
私、ななこは大のホラー好きです。
怖ければ怖いほどいい。
おぞましければおぞましいほどテンションが上がる。
(たぶんちょっと性格に問題ある。)
そんな私からすると、
このアンソロジーは絶叫系というよりは侵食系。
だから、いわゆる王道の絶叫系ホラーを期待していると、
ちょっと雰囲気が違うかもしれません。
でも!
・令和っぽいホラーを体験したい人
・ノスタルジー×不穏が好きな人
・新しい作家さんを開拓したい人
にはぜひ読んでほしい一冊。
✧
6つの短編が収録されています。
『オシャレ大好き』背筋
『近畿地方のある場所について』の背筋さん、
やっぱり不穏の作り方がうまい。
ラスト、「え?どういうこと?」ってなるのに、
ちゃんと嫌な感じだけ残る。
お客さんがあんなこと言ってたら、私なら即閉店。
『鶏』澤村伊智
これ読んだあと、チキンナゲットにためらいが生まれる。笑
怖いというより、気持ち悪さが静かに残るタイプ。
嫌な余韻の名手。
『金曜日のミッドナイト』コウイチ
正直に言うと…よくわからなかった。
そしてあまり怖くなかった。笑
でも合う・合わないがあるのもアンソロジーの醍醐味。
『警察が認めた<最恐心霊物件>』はせやすひろ×クダマツヒロシ
今回いちばん「うわ、やめて」ってなったのがこれ。
ステンレスの鍋とかシンクとか、
ああいう映り込み系は本当反則です。
今夜ちょっとキッチン見たくないかも…
『余った家』栗原ちひろ
あの<オペラシリーズ>の栗原ちひろさん!?
…と懐かしさも込みで読む。(もう20年も前か!)
派手な怪異はないのに、
家族のズレが、じわじわにじみ出る感じが怖い。
『恐怖症店』梨
私のベストはこれ。恐怖を商品化する発想が、もう天才。
恐怖症を売る女と、その助手の少年。
この2人の関係を解くミステリー要素もあって、どこか切ない。
恒川光太郎さん好きな人は、たぶん刺さる。
Posted by ブクログ
良かった。今っぽい。いわゆる昔からのホラーなのかというと少し疑問もあるけど、今っぽい現代を表現するホラーとしてはぴったりという印象。けれども決してギミックに逃げていない、それぞれしっかり短編小説であるところはすごく好感がもてた。ほかの作品をみてみたいと思う作者もいたし、背筋さんとか梨さんとか、こういうのも書けるのかと思うような作品もあった。
Posted by ブクログ
怪談ドラマ特番を観終えた読後感。様々なジャンルの話が入っていて楽しい。背筋「オシャレ大好き」は、今のSNSインフルエンス社会における怪談であり、バズりを追いかける人間の闇を描いたホラーでありつつ、日常が徐々におかしくなる演出がよい。最後の梨「恐怖症店」はもはやベン図を書くならホラーとファンタジーとヒューマンドラマという作品であり、人間の心を描いておきながら世界観の奥行きが素晴らしい作品。恐怖症を売買する店主とお手伝いの少年とお客さんが織りなす物語、もっと長編で読みたい。最後の梨「恐怖症店」はもはやベン図を書くならホラーとファンタジーとヒューマンドラマという作品であり、人間の心を描いておきながら世界観の奥行きが素晴らしい作品。恐怖症を売買する店主とお手伝いの少年とお客さんが織りなす物語、もっと長編で読みたい。
Posted by ブクログ
最近ブームの背筋さん、梨さんの短編集があるということで気になり購入。
どれも読んでいる途中で「なんか言葉に出来ないけど違和感あるな」と思い、読み進めていくと最初はよくわからないなーっていう印象だけど、よくよく考えると不気味な話が多い。
背筋さんは『おしゃれ大好き』というタイトルで題名で気軽に読み始めたらいい意味でタイトルあってないなという印象。
梨さんは感情をテーマにホラーというよりファンタジー要素満載。少し難しかったが、感情の大切さが伝わってきた。
他の著者の方々も初見の方もいたが、それぞれの良さが短編集で味わえて贅沢な気分になった。特に澤村さんの『鶏』はオチが予想つかなかったが、Q氏は一体何者で先祖代々鶏に祟られている人なのか鶏人間みたいな人なのか気になるところだった。
Posted by ブクログ
ホラーアンソロジー。どれもこれも怖い、としか言いようがありません。
お気に入りははやせやすひろ×クダマツヒロシ「警察が認めた〈最恐心霊物件〉」。実話恐怖ものだからこそのリアルな恐怖感がとんでもないです。ひっそりとしたわけの分からない怖さも、ぐいぐい来るパワフルな怖さも両方ある……! たしかにこれは最恐の物件です。嫌すぎる。
栗原ちひろ「余った家」も怖い……というより、これは一番嫌な物語でした。普通ではないルールに支配された家から逃れようとする主人公。おかしいのは自分の置かれた環境なのか、自分自身なのか。どのように生きるのが幸せなのか、基盤が揺らいでしまう感覚がとても危うくて不安な作品でした。
Posted by ブクログ
令和と名付けられている通り、全体的に今っぽいな〜という話が多かった。
ホラーというよりは不可思議な話が多いという印象も強くて、あまり怖い気持ちにならずに楽しく読み進められた。
全部おもしろかったが、特にコウイチさんの「金曜日のミッドナイト」が好きだった。元ネタになっているであろう月曜から夜ふかしでも、素人インタビューをしていたら怖い話が出てくる事があったような気がしているが、もしかしたらこんな風に表には出せない話題が語られる事もあるのかな?と思った。
Posted by ブクログ
人気作家7人によるホラー短編6作品。ホラーは全く読んだことがないので、まずは短編から挑戦!
「オシャレ大好き」
華やかな投稿の裏で、何か禍々しいものまで伝わっているっぽい怖さ。
「鶏」
夜中にこんなことあったらイヤすぎる、気持ち悪い系怖さ。そこはかとなく安部公房っぽい。
「金曜日のミッドナイト」
みんなの話をまとめるとゾワゾワしてくる、こういう怖さおもしろ〜
「警察が認めた〈最恐心霊物件〉」
正統派怖いのよ、深夜に読んじゃったからもう。
「余った家」
どう頑張っても無駄な感じ、脱力しちゃうラストも含めて一番リアルに怖いかも。
「恐怖症店」
伏線回収も決まってて、なんかオシャレで怖いファンタジーをうまいことやられましたなって感じ。
いろんなパターンを少しずつ、私のようなホラー初心者にオススメかも!
Posted by ブクログ
すごくこわがりだし、あまり怪談やホラーに明るくないのだけれど、興味はあるのです…。
アンソロジーは、自分が恐怖を感じるポイントや好きな作家さんが探りやすくて良いなと思い。
わたしは日常生活に即した怪異が一番こわいので、やはり物件モノが最恐でした。あとは唯一存じ上げなかった栗原ちひろさんの『余った家』が好きでした。必死に逃げようとして選ぶどの道も 結局すべて地獄につながっている、みたいな恐ろしさ。
Posted by ブクログ
いろんなパターンの恐怖が楽しめる一冊。軽いので気軽には読める。鶏のラストの展開の感じと余った家の狂った感じは結構好み。あと梨さんが珍しく、というか初めてなかなか面白いと思った。ほっこり。
Posted by ブクログ
令和最恐のタイトル程にはあまり恐くはなくてどちらかと言えば奇妙な話しが多いアンソロジー。
いちばん短いご贔屓の澤村伊智先生の「鶏」も面白いけれど「警察が認めた〈最恐心霊物件〉」が一番ホラーらしくて良かったかな。
矢張りこの手のアンソロジーはなにかテーマを決めた方がいいかなとは思う。
Posted by ブクログ
令和まだ8年しかたってないけど令和最恐ホラーセレクション…という割にはそんなに怖い話はなかったように思う。世にも奇妙な物語みたいな話が多かった。
はせやすひろ×クダマツヒロシ「警察が認めた<最恐心霊物件>」が唯一ホラーだった。梨「恐怖症店」も結構好き。初めて意味が理解できる梨作品に出会えた。ホラーではなかったけど。
Posted by ブクログ
ホラーとのことだけど、奇妙な物語みが強い短編集でした。唯一物件のやつはすごい怖かったな。ただラストまでいくとやはり奇妙感があって、一番怖いのは人間ってのに落ち着くね。
Posted by ブクログ
妙に響いたのは最恐でもホラーでも無かった
恐怖症店 というお話
梨 さんのお話、あまりついていけない事が多く読むのを諦めたりする事が多々ある作家さんです。
最後に梨さんでこのまま終了しようかとチラとよぎるも試し読み。から―――イッキ読み
好き嫌いは良くないね(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
この恐怖症店、
恐怖症を売る「店主」と助手の「カタ」
色んな時代に飛び、恐怖症を売る対価として感情を貰うのが彼女の商売だ
ある少女と出会う事によって無感情な「カタ」に少しずつ変化が訪れて……
Posted by ブクログ
現代最高峰のホラー作家が共演。身の毛もよだつ現代の怪談全6篇。
現代を代表するホラー作家さんの最恐アンソロジー。
正直、「最恐」というほど怖いかと言われるとそこまででもないんですが、面白さで問われると期待通り。怪異からヒトコワ、実話怪談、ファンタジー味のある話までバラエティ豊かでどれもそれぞれ面白いです。
とくに不気味だったのは、栗原ちひろ『余った家』言葉は通じるのに会話が通じない人が一番怖い。ラストも何だか落ち込んでしまう……。
はやせやすひろ×クダマツヒロシ『警察が認めた<最恐心霊物件>』も、リアリティと、実話怪談ならではのオチのふわっとした感じがそわそわします。
逆に、梨『恐怖症店』は、ファンタジー味のある不思議で優しい話。オチも綺麗で、アンソロジーの締めくくりにふさわしい後味の良さ。怖くはないですが。
他の話もどれも面白くておすすめです。
Posted by ブクログ
背筋「オシャレ大好き」
先頭の羊に何も考えずついていく人たちの話。
澤村伊智「鶏」
メントールのタバコを吸ってもしその人が鶏になったとしても、タバコを人からもらったその人がいけないだけで、何であげた人に責任被せるような言い方するのか不明だけど、お話はちょっと面白い。
コウイチ「金曜日のミッドナイト」
結局金庫を開けたことがまずかったの?セーラームーンの格好のおばさんは金庫の中身と戦ってたの?
はやせやすひろ×クダマツヒロシ「警察が認めた〈最恐心霊物件〉」
最初の話と随分違うのは置いといて、腹立つよね、関係ない人に怖い思いさせるって。結局何だったの?本当に霊ではなく人が侵入してきてるならそこは解決しないといけない問題では?
余った家/栗原ちひろ
家(血縁)が嫌なら近づかなければいいのに。どうして理解してもらおうとか思っちゃうんだろう?無理なんだし、無駄な努力なんだから自分は自分で生きていけばいいのに。この話だけ全然意味が分からなかった。
梨「恐怖症店」
一番よかったかも。とても優しいお話だった。恐怖症を売るだけでなく買うこともあるので、少し混乱する場面はあったけれど。「店主」は冷酷なようでいて情のある人(人ではないか)だな。
Posted by ブクログ
全体的に読みやすかった。
「最強心霊物件」は正統派のホラー!怪異!という感じでとてもよきでした。
あとはイヤミス(ホラ?)やらヒトコワの風味が強めで、恐怖よりもじっとり不快感……。
「オシャレ大好き」は所謂量産型やら流行、ブームのある現代だからこその作品だな、と思いました。
Posted by ブクログ
全部がホラーではくくれない感じが…
心霊系はもちろんおもしろく、
『金曜日のミッドナイト』『警察が認めた〈最恐心霊物件〉』が好き。
あとはイヤミスならぬ、イヤホラーな感じで、まんまとイライラしました…
梨さんのは『玩具修理者』や『夜市』のような、ホラーというより、幻想文学みたいな印象。
ホラー系はやっぱり、ワクワクしてしまいますね。