澤村伊智のレビュー一覧

  • ずうのめ人形
    比嘉シリーズ2作目! ずうのめの人形の話を読んだ者は、4日後に死ぬ。 ミステリー要素が強め。 小説では隠されていた、人間の裏の顔が怖かった。 1作目同様面白かったです!個人的に戸波さんが好きでした。
  • ぜんしゅの跫
    色んな話で登場人物が繋がってて、にやにやしちゃう笑
    もやもやゾクっとするホラーもいくつか面白かったけど、主要キャラの後日談とかも心温まる感じでいいよねぇ。最後もほっこりしたしなぁ。
  • 一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集
    サクサクと読み進められる掌編・短編怪談。
    特に好きだったのは、学校から保護者に宛てたプリントの体をした「保護者各位」。
    どれも違ったアプローチとテイストで、怪談の秘める可能性のようなものを感じた。
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    たった数ページで、あなたの日常が蝕まれる……恐怖の深淵を覗く物...続きを読む
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語
    ジャンル別の解説やガイドも付属したホラーアンソロジー。「14歳の世渡り術」シリーズということで、一応は児童書の括りになるのでしょうか。そのせいか、やや怖さはマイルドな気がします。とはいえこの作家陣で怖くないはずはない……!
    お気に入りは平山夢明「さよならブンブン」。えー、平山さんなのにめっちゃいい話...続きを読む
  • ずうのめ人形
    原稿を読んでいきながら、呪いの正体を探っていく過程が面白かった。
    原稿を読んでから四日間というリミット、呪いの解除法を探すというハラハラ感。それはホラーというよりも、ミステリー要素や真相に近づいていくワクワクの方が強く、楽しんで読めた。
    途中、原稿の中の中学生の里穂が受けていた仕打ちを読む時はとても...続きを読む
  • 一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集
    サクッと読めるショートストーリーでした。
    面白かった。話のその後は想像におまかせみたいなところが良かった。
  • わたしの名店
    作家さんたちが各々の好きな飲食店とそれにまつわるエピソードを書いた1冊。朝井リョウや三浦しをん、西加奈子など好きな作家さんのエッセイがたくさん入ってて楽しく読めました。クスッと笑えるものからじーんと切ないものまでありましたが、総じてどれも美味しそうでした。ただ行きたい!って思ったお店が閉店してること...続きを読む
  • ファミリーランド【電子特典付き】
    2100年頃の日本は科学技術が発達している世界。
    婚活アプリで個人情報をたんまり収集して個人を監視することもできたり。
    病気や怪我をしたら、鳥型看護ロボットがすぐ手当してくれる。便利なようで当たり前のように一家に一台置くようになればそれはそれで恐ろしい。
    SFホラーでどの短編も面白かったし、後半の短...続きを読む
  • ぼぎわんが、来る

    最強の敵が現れるらしい

    映像化作品とは別ものですね。本作では「来る」と言っているものがなんであるか言っているし、映像作品を先に観た私には納得できるものでした。犠牲者には悪いが自分のせいです。
  • ずうのめ人形
    あー、面白い。面白いんだけど…また眠れなくなったらどうしよう…泣笑 今夜眠れることを祈る。
    まだ続編はあるようだけど、怖いのでこの2巻目で止めときます。

    ミステリ的なのがいいんだよなぁ〜。最後のどんでん返しがたまらない。
  • 一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集
    序盤は子どもが怖い目に逢う話が多くてかわいそうに…と思ってましたが、中盤から老若男女それぞれしっかり怖い目に遭っていてよかったです。
    悪いことをした奴が酷い目に遭うだけでなく、少し悪い感情を持ってしまった人がたまたま何かに見つかってしまったり、そこに「居た」だけの人が遭遇してしまったりと日常の誰もが...続きを読む
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語
    ・12月14日に読みはじめ、19日に読み終えました。

    ・たいへんおもしろかった! ホラーはちょこっと読みつつ新しい作家さんを開拓したりなどはしていなかったので、ここからかなり広げられそう。知ってる作家さん、梨さんと雨穴さんだけだし。今回は梨さん目当てで入手しました。

    ・シリーズがヤングアダルト世...続きを読む
  • わたしの名店
    好きな作家さんが含まれていたので購入。自分の好きな作家さんがいる方にはぜひ読んで欲しい。
    自身の名店は何処だろ❓と思わされる。
  • ぼぎわんが、来る
    生徒のおすすめ本。
    すごく面白かった!!ホラーだけどミステリ的で、ゾワゾワしながらも続きが気になってページをめくってしまう。

    ただ、霊感的なものを呼び寄せるのか、読んだ日の夜に腹を4本の手で触られる感覚があったり赤い顔が浮かんでいたり、、眠れない事態になってしまったので続編読もうか迷う、、、
  • さえづちの眼
    タイプの異なる少し不思議な3つのストーリー。一番好きなのはやはりタイトル作かな。前半は、旧家で起こる蛇にまつわる不思議な出来事が、想像力を掻き立てられます。そして後半は解決編のストーリー。琴子が相変わらず、サバサバしていて、かっこよかったです!あとの2篇はあまりホラーチックでなく、個人的にはちょっと...続きを読む
  • わたしの名店
    感想
    下を向いてしまう日。どうしても顔を上げられない。代わりに足が動く。あの店に。あのメニューを目指して。続く毎日と一緒に歩くために。
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語
    ホラーはなぜ怖い? 人気作家陣が書き下ろしたホラーを各ジャンルの魅力解説とともに味わう、ホラーカンパニー・株式会社闇がてがけたもっとホラーを「楽しむ」ための最恐アンソロジー。
    ホラーが、なぜ他のジャンルと違いハードルが高いか?それは、自分の好みのジャンルを見つけにくいからということで、様々なホラージ...続きを読む
  • 予言の島
    著者のノンシリーズ作品。
    霊能者が残した不吉な予言と、島に伝わる怨霊。
    たまたま遊びにきた主人公一行と、怨霊に怯える村人。
    こういう民俗ホラーは大好物です!

    不吉な予言通りに人が死んでいく恐怖や、終盤の怨霊がいよいよ山から降りてくるさながらパニックホラーな部分は作者の表現力もあって臨場感抜群でした...続きを読む
  • アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿
    著者の作品は何作か読んでいるが、本作は若干ホラー要素もあるものの、基本的には本格の連絡短編ミステリ。
    探偵役の「松戸の地底アイドル」こと「練馬ねり」は完全に、『ぼっち・ざ・ろっく!』の「廣井きくり」で脳内再生された。
    軽妙洒脱な作風なので、年末の繁忙期で摩耗した心身でも楽しんで読めた。
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語
    ホラーはなぜ怖いのか⋯その道のプロ達がジャンル別にホラーの世界を描き、さらにその魅力を解説付きで楽しめるホラーの入門書。
    「14歳の世渡り術」という児童書のシリーズ作品ですが、どのお話もおもしろく、しっかり怖かったです。
    ホラーを分類したり解説すると興醒めしないかな?と思っていましたが、読んでみると...続きを読む