澤村伊智のレビュー一覧

  • ざんどぅまの影【電子特典「手書きメッセージ」付き】

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    沖縄出身で東京住みなんだけど、差別のようなイジリはあると感じるときはある。めくじら立てるほどじゃないとこがまた難しいとこで、差別者と被差別者の中ですらレイヤーがあるよなとか思いながら読んでた。ジャンルものを越境していてめちゃくちゃよかった。

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    2026年09月21日
  • すみせごの贄

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    大好きな比嘉姉妹シリーズ、7冊目。

    5巻あたりから、登場人物こそシリーズお馴染みのメンバーが出てくるものの、短編集が続いていたので、ちょっと寂しさを感じていました。

    でも本作は、短編集でありながら各話の「原因」から「結果」までしっかり描かれていて、ちゃんと怖くて大満足。

    特に面白かったものには詳しい感想を↓

    ■たなわれしょうき

    ある地方には、魔除けの鍾馗の腕が4本ある「たなわれしょうき」という像を門柱に置く風習がある。
    ライターの野崎と見習いの翔太は、その変わった風習の取材中に怪異に襲われる。

    地方のちょっと変わった風習。
    そこにまつわる怖い由来。
    そして実際に怪異に巻き込まれる。

    短編なのに全部入りのボリューム満点な一作。

    これこれ、こーゆーの読みたかった!

    ■戸栗魅姫の仕事

    YouTubeで高い人気を誇る霊能者・戸栗魅姫が浄化を依頼されたのは、迷宮化した巨大な温泉ホテルだった……。

    インチキ霊媒師 VS 本物の霊媒師。
    大好きな琴子がインチキ霊媒師に実力を見せつける「俺つえぇ!スッキリ回」かと思いきや……
    インチキ霊媒師さんも、いいところあるやない!

    なんだかんだで、怪談なのにちょっとほっこりするお話。

    ■火曜夕方の客

    都内のとあるカレー専門店。
    毎週火曜日にやってくるという不気味な客。彼女は1000円札でカレーを二人前買い、一口だけ食べると、すべてを持ち帰る。
    後をつけた店主が見たものは……。

    有名な「飴買い幽霊」をモチーフに、みんな大好き真琴と野崎のペアが事件の真相に迫る。
    事件の全容が明らかになるわけではなく、一部どうしても解せないところもあるけれど、それも含めてオカルトな事件。

    エンタメ小説として、楽しい一編でした。

    ■くろがねのわざ

    褒めると呪われるという曰くのある映画。

    特撮オタクによる、特撮オタクのための怪談。


    ■とこよだけ

    叙述トリック、好きですよね。

    ■すみせごの贄

    シリーズお馴染みの料理研究家・辻村ゆかりが探偵役。

    ……なのですが、ずっと昔に読んだ『ずうのめ人形』の内容をすっかり忘れていたため、最後のオチがよくわかりませんでした。
    これは完全に私の記憶力の問題。

    全体的にはかなり面白かったです。

    ただ、そろそろ短編集よりも、比嘉姉妹ががっつり活躍する長編が読みたい!

    次は長編、お願いします。

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    2026年09月21日
  • ぼぎわんが、来る

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    正体不明の怪異が迫ってくるジワジワとした緊張感から、後半にかけて一気に恐怖がどっと押し寄せてくる圧巻の展開でした!
    怪異の怖さはもちろん、人間の生々しい心理描写にもぞっとさせられる見応え抜群の一作です。

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    2026年09月21日
  • 邪教の子

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    何層にもなってて楽しめた。最後まで気が抜けない。
    意外性の連続。澤村伊智さんだなあ。でも最後がなんか拍子抜けっぽく感じた。

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    2026年09月20日
  • ずうのめ人形

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    作中作がとてもおもしろく、現実との話と交互に進んでいくところが飽きさせず、秀逸だと思いました。ホラーですがミステリー要素もあり、怖いだけではない面白さがあって良かったです。個人的にはぼぎわんより好みでした。

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    2026年09月20日
  • 七人怪談 第二夜

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    短編集ながらどれも読みごたえがあり、外れなし。三津田信三先生の話が一番目当てで購入したんだけど、民俗学怪談ちと自分好みのジャンルかつ三津田先生にぴったりの話でてともよかった。そして怖い。本当にあったのかなと思ってしまう。八人童と枝人形、ほんとに怖かった。あと三津田先生の選んだ7人なので、こう、使い古された的なつまらないのがなかったのも良くて、そこはホラー好きの編集者の面も感じた。

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    2026年09月19日
  • などらきの首

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    短編集で真琴がいまの部屋に住むことになった話や
    美晴と真琴の小学生時代の話
    琴子のたくさんあるであろう仕事のひとつの話
    ずうのめとちょっと関係ある過去の話
    野崎と真琴が出会ったときの話
    高校生時代の野崎の話
    と始まりやルーツに関係しそうな話が多かった印象

    特に気に入ったのは野崎と真琴の出会いである
    ファインダーの向こうに
    内容的には良くある亡くなった人が今も生きている人に影響するって感じの話なんだけど
    王道ホラー展開から真琴が加わるたことで急に舵が切られて着地する感じがなんか凄く心地よく読めた

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    2026年09月17日
  • ととはり屋敷

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    2026年。短編集。出たら読む。
    亡くなった弟妹たちがどのような最後を迎えたか、等比嘉家のもろもろが語られる。子供だったから、甘くみちゃったのね。おやじは最悪だしw

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    2026年09月22日
  • さえづちの眼

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    ネタバレ

     作者お得意の叙述トリックが読める「母と」も良かったが、やはり「あの日の光は今も」がとても良かった。一度読んだ後に、「今の話何?は?」となり、検索をかけるとどうやら過去作の登場人物が関係していたようで…。
     「ずうのめ人形」を読んだのは随分前だったので、思わず読み返してしまった。で、なるほどと納得した。
     ずうのめ人形で黒幕(?)だった辻村ゆかりが淡々と自身の考察を話す推理パートはとても面白かった。辻村ゆかりにしかできない真相究明だったのだと思う。しかしまぁ……ラストの嫌なオチも辻村ゆかりのせいなわけで……。キャラとして立っているので今後もちょくちょく辻村ゆかりの喋っているところを見たいと同時に「お前はもう喋るな」とも言いたくなる不思議な感覚。
     しかし彼女の「言霊」のような能力はかなり短編向きなので、今後も出てくるんだろうなぁ、なんて思ったのだった。(そしてこの後「すみせご」を読んでやっぱり、となった。)

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    2026年09月17日
  • 予言の島

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    序盤から変な違和感はずっとあったし
    なんか文章変だなとか
    あーまあなんかたまに会う友達に敬語になったりもあるかもなーとか
    1人称3人称まじってるようなへんな部分がたまにあって
    いやでもそれもなんか味なんかなーと読み進めてたんだけど
    ソレが匂わせだったとは
    ぜんぜん気づかなかったわー
    そもそも大体謎は解決したら、まあ山の降りておしまいかななんて思ってたのになんか1章のこってるし…
    そんな感じでだいぶ騙されたなーという感想
    最後のオチは置いといて怨霊だ逃げろというより
    ちゃんと説明した方が信憑性は絶対あるよな
    現地の人ならともかく、旅行者連中には間違いなく説得力あるだろ…

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    2026年09月16日
  • ととはり屋敷

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    チノカゼ、あるいは怪談の双曲線
    受け継がれるもの
    このイベントはフィクションです/この怪談は実話です/この小説はエンタメです
    メイク・ユア・チョイス
    かたので駅の怪
    ととはり屋敷

    比嘉家尽くし

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    2026年09月16日
  • ぼぎわんが、来る

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    オーディブルで聴きました。
    面白くて一気に聴いてしまった。(なぜか後悔的。。)登場人物の数だけの目線で物語が進む。

    ぼぎわんという正体不明の怖いものに追われて付きまとわれて、怖いと思いきや、現実も普通に怖い。でも、ぞわわと怖いというより、アニメ的なスピード感のある怖さなので、とりあえず、電気を付けて寝るということにはならないので、ホラーが好きだけど、あとで後悔するから手を出さないという人にもおすすめできる。数人死んでしまうのは残念。

    鏡は持っていて損はない。

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    2026年09月15日
  • ずうのめ人形

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    前作のぼぎわん同様面白かった
    前作は章立てで視点が変わる描き方で
    今作は日常と小説が交互に進み、謎を追いかける
    小説の視点になることで不都合な部分が隠され
    たまに顔をだす不穏な文章にモヤモヤする
    読み進めるうちにモヤモヤがなんとなくカタチになって
    ネタバラシでこれかー!と思い知る
    上手いこと騙されたなーと思いつつ小説パート上手いことやったなーって考えてると
    日常パートにも引っ掛けられてた事に気付いてビックリした
    日常パートのトリックは1ミリ疑ってなかったから本当にびっくりして初めは奥さん?と思ったくらい
    非常に楽しく読ませてもらったし
    前作に続いて映画化しても良いんじゃないかとおもうけど
    日常パートのほうのトリックがなーとも思う
    ハサミ男の映像化でがっかりしたのを思い出した

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    2026年09月13日
  • ずうのめ人形

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    ぼきわんがくるよりもホラー感(怖さ)は控えめな印象。
    ただ、読んでてハッとさせられる描写が増えたことで小説としての面白さは上がった印象。
    個人的にはぼきわんがくるの方が好みです

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    2026年09月13日
  • などらきの首

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    そこまで怖さはない。ホラーだけでなく、少し感動的な話も混ざっている感じ。ぼぎわんの方が自分は好きだった。

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    2026年09月13日
  • などらきの首

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    比嘉姉妹シリーズ3作目。
    短編集であり、これまでの作品に登場した人物の前日譚的短編も収録されている。

    澤村さんの短編集を読むのは今回が初めてだ。
    これまでのシリーズ長編2作と比べると、怖さよりも純粋に楽しさがまさった。
    それには、1つ1つの話が短かったこともあるかもしれない。
    しかし何より、怪現象の原因や背景がホラー初心者の自分の予想の斜め上をいく展開で楽しめたこと、シリーズ登場人物たちの過去を知れたことが大きかったと思う。
    印象に強く残った短編の1つ、タイトルからして異質な「居酒屋脳髄談義」は職場の飲み会での複数の男性対1人の女性の嫌な会話から始まる。
    これもホラーなのか?と思いながら読み進んでいったところしっかりと怪現象で驚き、こんな感情になれるとは、というまさかの読後感が得られた短編であった。
    そういった意味でも、ホラーの奥深さや幅広さを体感することができた1冊だ。
    比嘉姉妹シリーズはもちろんのこと、澤村さんのノンシリーズの短編集も読むのが楽しみとなった。

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    2026年09月12日
  • すみせごの贄

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    たなわれしょうき
    戸栗魅姫の仕事
    火曜夕方の客
    くろがねのわざ
    とこよだけ
    すみせごの贄

    救済作品も素晴らしい

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    2026年09月12日
  • ととはり屋敷

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    ネタバレ

    美晴の事件以外はみんな結構あっさり亡くなってしまって、非常に悲しい

    親父はクソ野郎だということが判明した

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    2026年09月12日
  • ととはり屋敷

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    特に前半は、これまで語られてこなかった比嘉姉妹の兄妹の死にまつわる短編集といったところでしょうか。1つめの「チノカゼ」はホラーというよりスプラッター的で、綾辻さんの「殺人鬼」を思い出しました。標題作の「ととはり屋敷」は、前半に登場する怪異と後半の謎解きのバランスが良かったです。

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    2026年09月12日
  • 予言の島

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    ほんとに最後意味わかんなくて、しっかり読み返してわかった。びっくり展開でちょっと鳥肌
    そう言うことね?ってなることも多かった。
    印象に残る面白い

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    2026年09月11日