澤村伊智のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2026.05.04
ホラーアンソロジーはなかなか満足できるものがないんだけど、作家さんたちが錚々たるメンバーだったので久しぶりに購入してみた。
いつもそう思って購入して期待外れだけど、このアンソロジーは読み応えがあって総じて大満足。
小野不由美の短編は名作すぎて覚えていたけれど、読んだはずの常川光太郎と岩井志麻子はまったく忘れていた。小林泰三はこういうアンソロジーでしか読んだことがないけれど、一度も面白いと感じたことがない。正直、小池真理子と小林泰三がアンソロジーに入ってると、その話は「捨て」だなと思ってしまう。
澤村伊智「シュマシラ」
UMAや妖怪に絡むテーマは面白いかったし読んでる -
Posted by ブクログ
ネタバレ鏡 田原秀樹(ぼぎわん)が浄瑠璃鏡の世界に取り込まれて、娘の未来の結婚式に参加する話。娘の将来に納得いかずに壊れかけたところを琴子に助けられる。
わたしの町のレイコさん 誘拐された少年が陰部をきり取られて見つかった後、親に、陰部がないくらいなら犯人に殺されていたほうがましだったと言い続けられて、最終的に自殺して霊になった話
鬼のうみたりければ 9歳の頃に行方不明になった双子の兄が38歳の時に帰ってきた。兄が邪魔な弟は2度殺すがその度に生きて戻ってくる。弟が嫁を巻き込んで兄を殺した時に、嫁が弟を殺したことになり、兄は行方不明となった。
赤い学生服の女子 事故にあって昏睡中、夢の中の病院に入院中の -
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Posted by ブクログ
2026.04.23
呪いって「強い負の思い」だと思ってて。正の思いは愛着、負の思いは執着になり、念になり、呪いになる。だから呪いは「対象物にとどまる」と。
でも。
この本の中の呪いは「伝わる」。あっさりと、でも確実にじわじわと「広がる」。穢れや悪意から呪いの念が広まっては手の施しようがない。救われないという後味の悪さは、この本では存分に味わえる。
上條さんの穢れのお話は「え」と思う広まり方。あってたまるかと思いつつ、正直、「念」に加担して「いいぞもっとやれ」とも思ったりして。
背筋さんと芦花公園さんのお話は、読み終わってすぐもう1周した。どこに呪いの元凶が?と思い、それが頭で整理が -