澤村伊智のレビュー一覧

  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    令和最恐のタイトル程にはあまり恐くはなくてどちらかと言えば奇妙な話しが多いアンソロジー。
    いちばん短いご贔屓の澤村伊智先生の「鶏」も面白いけれど「警察が認めた〈最恐心霊物件〉」が一番ホラーらしくて良かったかな。
    矢張りこの手のアンソロジーはなにかテーマを決めた方がいいかなとは思う。

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    2026年05月15日
  • ずうのめ人形

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    絶妙に嫌な感じのする描写がうますぎて…過去と現在を行き来しながら徐々に呪いに迫っていく。呪いもコワイけれども、やはり私は人間が怖い!日々の生活の澱が積み重なって腐って捌け口があんな不快なことになるとは…

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    2026年05月14日
  • 超怖い物件

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    澤村伊智さんの短編目当てで購入。
    読んでいると見たことある話だなーと思ったら、『怪談小説という名の小説怪談』に収録されている作品だった。。
    けど、やはりおもしろかった。

    前半の話はうーんという話が多かったが、後半は全ておもしろかったので星3。
    「トガハラミ」は最初から取り憑かれていたんだなー。
    「終の棲家」は話を聞いてしまったがために、呪いを移されてしまった。警告はお父さんにされていたのに。
    「ろろるい」は1番気味が悪い終わり方でよかった。

    人怖が多くて、意外と怖くなかった。

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    2026年05月10日
  • 呪いの☒☒

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    ネタバレ

    〈呪い〉がテーマのアンソロジー。
    〈呪い〉と聞くと丑の刻参りが思い浮かぶが、土地に憑く穢れだったり、交換日記に込められた怨念だったりとその形は様々。
    いつもの三津田さん節が効いた「壱本樹様」のじとっと湿った旧家の雰囲気は格別。
    背筋さんの「劣化コピー」もどんどん視点を変えてループしたラストに全てが一気に繋がる気持ち良さと怖さが怪感。
    芦花公園さんの「しばらくゆっくり休んでください」は、こんな呪いの形があったのか!と斬新で驚いたなぁ。宗教めいた社員研修の穏やかな時間にすっかり油断した挙げ句の真相の炸裂に思考停止w

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    2026年05月10日
  • ぼぎわんが、来る

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    ネタバレ

    面白すぎて秒で読み終えた感覚。怪異そのものも怖いんだけれど、最も恐ろしいと感じるのは秀樹…アンタだよ…あの名刺の文面…ゾッとした後に堕ちる感覚は凄いぞ…秀樹みたいな人リアルに居たら警戒心強すぎる私は心の警報がウワンウワンするに違いない。怖すぎる!

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    2026年05月10日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    単に8つの短編がまとまったホラーアンソロジーかと思いきや、ホラーのジャンル別(心霊系、モンスター系、サスペンス系...など8種類)でそれぞれ短編→解説という形式になっていて面白かった。「ホラーの中にも色々とジャンルがあるんだ」と知れることで、普段はホラーは苦手で読まないという方も「このジャンルなら面白いかも」とホラーの魅力に気づくきっかけになれたら良いと思う。

    ちなみに私は、怖いだけでなく「なぜそうなったのか(そのような怪奇現象が起こるのか)」という原因にもフォーカスするサスペンス系・因習系のホラーが好きです。

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    2026年05月09日
  • ししりばの家

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    比嘉琴子のソロエピソード。
    砂まみれの屋敷で過去・現在に渡り発生し続ける怪異。比較的シンプルな設定と展開。
    階段の昇降と水平移動を表したタイポクラフィクションなどあり。

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    2026年05月07日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

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    怪談プラスαのアンソロジー
    イオ/梨
    CHU RCH 恐界/内藤了
    サイコロあそび/藤ダリオ
    押し入れの宇宙船/伴名練
    しゃぐらどりの娘/澤村伊智

    それぞれ趣向や視点の違う怖い5話

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    2026年05月06日
  • 呪いの☒☒

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    ネタバレ

    呪いって不条理ですよね、というのを改めて感じた一冊。
    いやそれは逃げられないやん、と諦めて「その時」が来るのを待つしかない、という絶望感がすきなので、なかなかに好きなお話が揃っておりました。

    上條さんの作品、件の方が事故で一年眠っている間に呪いが広がり……と読めるけど、その事故がそもそも呪いによるものだったんだろうなぁ、と思いました。
    となると何があろうとこうなることは確定だったので、やはり呪いは不条理ですよね。

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    2026年05月05日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    2026.05.04

    ホラーアンソロジーはなかなか満足できるものがないんだけど、作家さんたちが錚々たるメンバーだったので久しぶりに購入してみた。
    いつもそう思って購入して期待外れだけど、このアンソロジーは読み応えがあって総じて大満足。

    小野不由美の短編は名作すぎて覚えていたけれど、読んだはずの常川光太郎と岩井志麻子はまったく忘れていた。小林泰三はこういうアンソロジーでしか読んだことがないけれど、一度も面白いと感じたことがない。正直、小池真理子と小林泰三がアンソロジーに入ってると、その話は「捨て」だなと思ってしまう。

    澤村伊智「シュマシラ」
    UMAや妖怪に絡むテーマは面白いかったし読んでる

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    2026年05月04日
  • 予言の島

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    前半はホラー色が強く不穏な空気が漂う感う感じで引き込まれました。
    後半はトーンダウン。
    ラストはやや設定に無理があり、そこまでの驚きはなかったです。

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    2026年05月04日
  • 頭の大きな毛のないコウモリ 澤村伊智異形短編集

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    頭の大きな毛のないコウモリってゴロがいいよね。
    口に出して読みたいタイトル。
    とか思って読んだら、まぁ怖いこと、怖いこと。

    また、表題作の保育士と母親の連絡ノートっていうのも、怖い仕掛け。最初は育児に悩んでるからお母さんノイローゼなのかなとか思うじゃん?
    どの話も怖いけど、これが表題作なのってやっぱりインパクトの面でずば抜けてるからとかなんだろうな。

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    2026年05月03日
  • 斬首の森

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    洗脳セミナーで火事が発生し脱出した参加者達。深い森の中でサバイブする中で奇妙な事件が発生。切断された首の謎は森の中に生える巨木や吊るされた刃物と相まって怖さを増していく。次々と首を切断されて殺されていく参加者たちは疑心暗鬼になりながらも衝撃の事実を知ることになる。事件の謎と気味悪さとおぞましさが融合したような作品でした。

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    2026年05月02日
  • ぜんしゅの跫

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    ネタバレ

    鏡 田原秀樹(ぼぎわん)が浄瑠璃鏡の世界に取り込まれて、娘の未来の結婚式に参加する話。娘の将来に納得いかずに壊れかけたところを琴子に助けられる。
    わたしの町のレイコさん 誘拐された少年が陰部をきり取られて見つかった後、親に、陰部がないくらいなら犯人に殺されていたほうがましだったと言い続けられて、最終的に自殺して霊になった話
    鬼のうみたりければ 9歳の頃に行方不明になった双子の兄が38歳の時に帰ってきた。兄が邪魔な弟は2度殺すがその度に生きて戻ってくる。弟が嫁を巻き込んで兄を殺した時に、嫁が弟を殺したことになり、兄は行方不明となった。
    赤い学生服の女子 事故にあって昏睡中、夢の中の病院に入院中の

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    2026年04月30日
  • ファミリーランド【電子特典付き】

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    ポインティのおすすめ。

    情とか心だとか全部切り離して合理化したって感じの不気味な世界。
    それを当たり前と思えない人たちが主人公な話が多かったけど、周りがみんなこれが普通でしょ?って思い始めたら自分もそうなるんだろうなぁとか思ったりした。ただ、コンピュータ義母だけは絶対に嫌。
    世にも奇妙な物語的で映像化したら映えそう。

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    2026年04月29日
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション

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    ホラーアンソロジー、どのお話も個性が立ってて飽きなかった!
    特にそそられたのは、初めましての岩井志麻子さん。代表作、ぼっけぇきょうてぃは知っていたけど読んだことなかったし、テレビの女豹の姿のイメージが強かった。笑
    こういうホラーを書かれるんだ!と尊敬。ぽっとでのニューカマーには書けない、重鎮たる雰囲気のホラー。また私の新しい扉が開けました。

    余談ですが、岩井志麻子さんは竹内志麻子さんの名前で、漫画花より男子とパッションガールズの小説を書かれていたとか。。
    昔々だけどめちゃくちゃ好きな漫画だったなぁ。。(世代バレるやつ。笑)

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    2026年04月29日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    アンソロジーで、シリーズものを知ってると更に楽しめる的な話もあった。
    リングの裏話的な話は本当にそうなのか信じそうになって、営繕かるかやシリーズは長くなってきて今更手を出しづらくと思っていたけどお試し的に読めてよかった。
    あとやっぱ澤村さん怖すぎるでしょ。

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    2026年04月27日
  • 呪いの☒☒

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    2026.04.23

    呪いって「強い負の思い」だと思ってて。正の思いは愛着、負の思いは執着になり、念になり、呪いになる。だから呪いは「対象物にとどまる」と。

    でも。

    この本の中の呪いは「伝わる」。あっさりと、でも確実にじわじわと「広がる」。穢れや悪意から呪いの念が広まっては手の施しようがない。救われないという後味の悪さは、この本では存分に味わえる。

    上條さんの穢れのお話は「え」と思う広まり方。あってたまるかと思いつつ、正直、「念」に加担して「いいぞもっとやれ」とも思ったりして。

    背筋さんと芦花公園さんのお話は、読み終わってすぐもう1周した。どこに呪いの元凶が?と思い、それが頭で整理が

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    2026年04月27日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    この中では澤村先生流石です。と言うべきか。ユウマと都市伝説と妖怪が不気味に混ざっていく。ホラーと好奇心はやっぱりセットなんだなと確認する。これ以上は、、、まずい、、これ以上は、、でも見てみたいと思う。後一歩でやめようと思った時にはモウオソイ。

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    2026年04月26日
  • すみせごの贄

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    比嘉姉妹シリーズ短編集第3弾。

    「たなわれしょうき」
    「戸栗魅姫の仕事」
    「火曜夕方の客」
    「くろがねのわざ」
    「とこよだけ」
    「すみせごの贄」
    6話収録。

    タイトルから不穏だが内容はその想像を軽く超えてくる。

    四本の手を持つ鍾馗。
    毎週火曜に現れ、一口だけ食べたカレーを持ち帰る女性。
    正体の知れない“すみせご”。

    どの物語も説明のつかない気配が滲み、読みながら世界が歪んでいく。

    恐怖が折り重なり気づけば澤村ワールドに呑み込まれていた。

    怪異の奥には人の欲や怨念、切なさが潜む。
    先の読めない展開に翻弄され、本を閉じたあとも余韻が残る。

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    2026年04月26日