澤村伊智のレビュー一覧

  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

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    全体的にホラー感があまりなく、少し物足りないかなという感じだったが内藤了さん、澤村伊智さん、藤ダリオさん、面白かった。

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    2025年08月28日
  • 予言の島

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    比嘉姉妹シリーズと違って怪異の裏に実は……的なホラー・ミステリー。

    寂れた島の哀しい末路、という感じがよくでてた。そこに至る過程にもう少し厚み(男友達三人の関係性くらい)があったら感情移入しやすかったかも。

    低地に流れる◯◯はヒダルっぽくてさすがだなって思った。

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    2025年08月26日
  • などらきの首

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    ネタバレ

    以下の二話がとくに面白かった

    「学校は死の匂い」
    美晴ちゃんが出てくる話。よくまとまっててオチもいい。

    「などらきの首」
    疫病習俗をモチーフにしたホラーが好きなので堪能できた。などらきも造語のよう。濁音の四文字、すっと脳に染みついて離れなくなる感じにすごくリアリティが増す。

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    2025年08月26日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    誉田哲也さん『姫川玲子シリーズ』2024秋でもクルド人が犯人だったけど、本作でもLGBTQだからって男を女として扱えるかよ、更衣室入るとか犯罪以外の何者でもないだろって論調で(実際に逮捕)国籍も簡単に与えられませんよ、移民殺到したら困りますよねっていう話題もあったし、
    作家さんでここまで右派で徹底しているかたもいるんだなって驚きましたな

    若いかたは左派というかリベラルなかたが多いので
    この内容だと拒否反応を示すかもしれないな…

    もちろん犯罪者は許されないので擁護する気はないが、差別や偏見に繋がるセンシティブな話題なのでびっくり。

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    2025年08月26日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    実話怪談のようなものから不思議なものまで色々と楽しめた。警察が認めた〈最恐心霊物件〉が一番怖かった。

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    2025年08月23日
  • などらきの首

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    比嘉姉妹シリーズ第3弾かな?短編集 

    「ゴカイノカイ」文芸カドカワ
    ビル5階の怪現象
    ニセ真琴出演

    「学校は死の匂い」小説野性現代
    2019年第72回日本推理作家協会賞
    美春(姉妹のひとり)の小学生時代
    雨の日の体育館に現れる自己犠牲の強い哀しい女の子の霊

    「居酒屋脳髄談義」幽
    死んだ事に気がついてない三人の男子霊魂
    居酒屋に居続けて5年
    ありそうで、好きなストーリーだった

    「悲鳴」文芸カドカワ
    大学の心霊サークル
    かかわっちゃいけない事におふざけはいけない

    「などらぎの首」書き下ろし
    などらぎの首の暗示にかかったまま成長した男子高校生
    その呪縛を解く協力をしてくれた友人
    子供の頃の

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    2025年08月23日
  • わたしの名店

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    店に、料理に、店主に、お客さんそれぞれの情とか思い出とかがある。良さを感じるポイントもそれぞれで店主の動きや店の空気感、その店にしかない癖など、そうゆうところ見るんだーといろんな視点を楽しめた
    素敵な店、料理、発見したこと、感心したこと、その時自分が置かれていた状況とか気分とか合わせて言語化することでより深く色褪せない思い出に残るように思う。そうやって少しでも言語化してみたい。

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    2025年08月22日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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     ハイブランド店で客が口走る不気味な言葉、一族で鶏肉が禁忌だと語る男、TVの街頭インタビューに見え隠れする町の不穏さ、時代を超えて《恐怖症》を売る女……他、ホラー最前線の書き手らによる6編を収録したアンソロジー。

    ・高級アパレル店に勤める恭子は会計の際に客が不可解な言葉を口走るのを耳にする。彼女たちはスマホで同じ写真を見せてきて……(オシャレ大好き/背筋)。意図せずして伝播する呪い。挿入されるドキュメンタリー番組の野性の羊は、そのまま現代人の姿ということか。
    ・深夜、雑誌編集部を訪れた漫画家。彼は席を外していた先輩に代わって応対した“私”に、自分の一族は鶏肉が禁忌であると語り出す(鶏/澤村伊

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    2025年08月21日
  • 斬首の森

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    ある会社の研修という名の洗脳合宿から逃げ出した5人は、合宿所近くの森に迷い込む。
    森の中には様々な刃物がぶらさがった奇妙な大木があった。異様な雰囲気に構える5人だったが、帰り道も見つからずそこで一夜を明かすことに。翌朝目覚めると、リーダー格だった太刀川が消えていて、彼を探すと刃物の大木の下に首だけが置かれていた。

    洗脳合宿をやっている会社の実態を探るために、命からがら逃げ出した鮎実をインタビューする形式で物語が進む。さくさく読めた!
    怪異は怪異のまま、怪異そのものには立ち向かわない話で、怪異を科学的に解明していくのではなく怪異は怖い!わけわからん!というまま進むこういう話の方が私は好きなんだ

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    2025年08月20日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    令和っぽいおしゃれなホラー集。最近いろんなところで名前を見かける作家さんやユーチューバーさんの短編で、「世にも奇妙な物語」みたいでした。

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    2025年08月19日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    思ったより怖くなかったです。
    題材はみなさんバラバラで全く似通っておらず、己のホラーを確立しているのが印象的でした。
    小野不由美先生の『残穢』、あまりにも怖すぎてかつて序盤で読むのをやめました。なので今回はどれほどのものか……と覚悟して挑んだのですが、怖いと言うより不気味でホッしました。
    短編集でこれだけの人数を扱ながらも、読みやすさがまったく損なわれないのはさすがです。

    個人的には澤村伊智先生の疾走感が大好きです。

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    2025年08月13日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    面白かったけど、全体的にゾワゾワ感は薄めだったかなぁ。最恐期待してたので。
    そもそも背筋さん、梨さん、澤村伊智さん好きなので、それ目当てではあったけど、「金曜日のミッドナイト」みたいなやつも意外に自分としては嫌いじゃないかも、って思った。

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    2025年08月12日
  • ひとんち 澤村伊智短編集

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    【2025年96冊目】
    友人の家にお邪魔したら、途中から話がおかしくなってきて――「ひとんち」、不可解な夢が行き着く先は――「夢の行き先」、熱血教師とゴスロリ母娘の対決と思いきや――「闇の花園」、一度見てしまったから日常の狭間に捕えられて――「ありふれた映像」、荒れ果てた同僚の手の意味は――「宮本くんの手」、趣味を突き詰めたら取り込まれた――「シュマシラ」、本当に食べたい餌は――「死神」、帰宅したら家にいるはずの家族の姿はどこにもなくて――「じぶんち」。日常の隣にある怪異を描く8編の短編集。

    こ、こ、怖かった〜。最後の「じぶんち」がめっちゃ怖くて読み進めるの嫌でした笑 ホラー作家である澤村伊

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    2025年08月10日
  • 予言の島

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    ネタバレ

    なんだか読みにくい、誰が話しているのか分からない、不自然な描写があるなと違和感を抱きながら読んでいたけど全てに理由があった!!

    ストーリーは面白かったけど、オチの叙述トリックが恐ろしいというか気味が悪いものだったので星3にしました。内容は面白かったです!

    読み終わった後、すぐに2周目を読みました。伏線があちこちに散りばめられていて、こんなに伏線があったのに気がつかなかった自分に驚き笑

    1周目はミステリー2周目はホラーという帯、まさにその通り!と感じました
    怪異的なものはなく、全てに理由があるストーリーでした

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    2025年08月09日
  • 怪談小説という名の小説怪談(新潮文庫)

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    怖い、ものとそこまでのものが混在していた感。
    個人的には「うらみせんせい」が、怖かった。
    世にも奇妙な物語とかに出てきても良さそうなお話。
    いずれも、じわじわする怖さ。

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    2025年08月06日
  • わたしの名店

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    著名人の心に残る数々のお店や、極上の一品の物語。どれも美味しそうで行ってみたいけれど、場所が伏せてあったり、行けそうにない場所だったりで、まぁたぶん行くことはないだろうけれども、やっぱり食べてみたい!そう思わせてくれる本だ。

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    2025年08月06日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

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    『ブラックボックス、誰が解く?』に続き、今回も楽しく読ませていただきました。こちらもホラー小説を読むきっかけにと思い手に取りましたが、人間の恐怖や呪い、幽霊などさまざまなホラー要素があってとても満足しました。
    特に澤村伊智さんの「しゃぐらどりの娘」がおもしろくて、日本特有の「見えないもの」に対する恐怖を伝承と絡めて描かれていて、後半は手が止まりませんでした!

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    2025年08月06日
  • 恐怖小説キリカ

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    まさかモキュメンタリーを書いていたとは知らなかった。途中できりかの正体に気づいてしまったため面白さが半減してしまった。3.3

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    2025年08月06日
  • などらきの首

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    今回は短編集。ぼぎわんやずうのめとはやや趣向が異なるが、いわゆる怪談として楽しかった。などらきの首は途中でネタがわかりオチまでよめてしまったが、それでも楽しめた。3.6

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    2025年08月05日
  • ししりばの家

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    今回は呪われた家の話。琴子の過去の話が出てくるのは興味深かったが、前2作品と比較するとホラーとしては少し物足りず、意外性も今ひとつだった。次の作品に期待したい3.3

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    2025年08月04日