澤村伊智のレビュー一覧

  • すみせごの贄

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    ネタバレ

    いずれも雑誌『怪と幽』に掲載された短編。シリーズのレギュラー陣が顔を出す場面もありつつ、毎回テーマや切り口を変えて別の側面からのホラーが描かれる。民俗信仰、社会問題、異界の幻想など、多彩な恐怖が凝縮されています。

    「たなわれしょうき」
    土俗に絡めた怪異とヒトコワが交錯。オカルトライター・野崎が登場し、関西で屋根に祀られる魔除け「鐘馗(しょうき)さん」の習俗が題材となる。嘘を嫌う鐘馗の設定が効いているが、結末は不条理に切り落とされ、不気味な余韻を残す。

    「戸栗魅姫の仕事」
    迷路のように増改築を重ねた旅館が舞台。今では建築基準法や消防法の規制で少なくなったが、昔は実際に「新館と旧館の繋ぎ目で迷

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    2025年09月23日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    最恐ではないが、奇妙な話として楽しめた。澤村さんの作品はそのまま長編にしても楽しめそうだった。3.2

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    2025年09月22日
  • 一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集

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    さまざまなジャンルのホラーを集めた掌編小説集。
    掌編集だけあって一つ一つのボリュームはそれほどではありませんが、その分色々な味わいがあっていいですね。
    ヒトコワもあれば怪異もあり、多種多様な恐怖を味わえました。
    個人的なお気に入りは「通夜の帰り」ですかね。

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    2025年09月22日
  • 一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集

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    程良い程度の怪談を読むことができて良かった。最初の物語の名所は特に面白かった。ショートショートのいい所はスキマ時間でサクッと読めるところ。忙しい人などにも超おすすめです!!さきのばしという短編は最初は本当にホラーなのかと疑いましたが最後はゾクッとしてしましたね。

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    2025年09月21日
  • わたしの名店

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    ★3.5

    どれも名文で、読書の幅が広がりそうです。
    「この店行きたい!」と思った店は既に閉店されていて残念。

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    2025年09月19日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    ホラー小説かと言われたらそうではないけれど、不穏でじめじめとした雰囲気のお話が多かったです。
    「警察が認めた最恐心霊物件」は唯一読んでいて鳥肌が立つくらい怖かったです。

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    2025年09月17日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    最恐感はないけれどなかなかに楽しめた一冊。展開は828の1、オチはニンゲン柱が結構好き。あとは冬彦ー!とツッコミたくなった

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    2025年09月15日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    渋谷の『恐怖心展』に行った時の物販で購入。
    やっぱりホラーが好きだ。そこまですごく良かった!って程では無かったけど、それでもなかなか楽しめたし、いくつかの作品はとても気にいるものがあった。

    どうしてホラー作品が好きなんだろう?わざわざ恐怖という不快な感情を欲するのは何故?
    その謎の答えになるかもしれないことがこの本の中の一編、『恐怖症店』には見出すことが出来た。梨さんの作品はこれまで読んだことがなかった。これを機に手を出してみたい。

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    2025年09月15日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    子供向けなのですごくさらりと読めてしまう。短編なのでいきなり怖さを出してくる感じがよい。バッドエンド多めなのもよい。

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    2025年09月14日
  • 恐怖小説キリカ

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    ひょえ…怖くてなんもいえない……
    澤村先生作品の中でもトップクラスの暴力描写がすごかった。スプラッターというか暴力がすごい。

    一部の人にとっては恐怖が加速する一冊だったろうなぁと感じました。あとがきまで全部含めてこわかった…

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    2025年09月13日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

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    伴名練「押し入れの宇宙飛行士」★★★★★
    隣家の少女に誘われて、少年はアパートの押し入れからガラクタだらけの宇宙船に乗る。彼女の故郷であるという母星に向けて宇宙旅行をするが、やがて二人に決定的な別れが……

    少年期の思い出と小宇宙の輝き、それと対比される現実の無情を描いた(ホラーというよりも)SF短編。あどけなさとコケティッシュさの両義性をもった少女の造形、スリリングな宇宙旅行の描写が非常に楽しく読める。個人的には一番好き。

    澤村伊智「しゃぐらどりの娘」★★★★★
    引きこもりの幼馴染、学内新聞のネタ探しの日常が「しゃぐらどり」に塗り替えられていく。やがて主人公は町に潜む化物と対峙する……

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    2025年09月10日
  • さえづちの眼

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    比嘉姉妹シリーズ 
    短編3編

    「母と」
    巫女的能力を持つ女性が運営に入った「子ども保護施設」
    そこでは子どもたちが保護はされるが、彼女の呪的な支配下に置かれてしまう。
    野崎と真琴は、施設の子供に助けを求められ、現場へと。
    母の愛情は救いになるのか、それとも逃れられない呪縛なのか。
    なーんて、1回目はラストがわからず、
    読み直してしまいました。
    最初からしっくり読めないなとは思っていたんですよ。

    「あの日の光は今も」
    子ども時代、二人の少年が「UFOを見た」としてマスコミに騒がれる。
    体験談を語ることで一時は有名になるが、大人になっても「あの事件の子」として生きざるを得ない。
    あの日の光は本

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    2025年09月10日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

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    学生向け(ターゲットは中〜高生かな?)だからかホラーとしての怖さレベルは低めと感じた。
    梨さんの「イオ」がメタもので面白かった。 
    内藤さんの作品、憧れの先輩と礼拝堂の秘密を追ううち学園の7不思議の謎に至るという、ちょっと怖い青春譚。読んでてワクワクした。

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    2025年09月07日
  • 予言の島

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    物語の中に複数の謎がある。それが徐々に明らかになっていくのだが、1番大きな謎は誰が気づくだろうか。序盤から何度も違和感を感じ色々予想していたものの、ラストを読んで、さすがにこれは分からないと思ったし、そんな事ある?と現実味はなかった。しかし、島や島民の不穏な雰囲気、予言などホラー的な要素とミステリがミックスされていてなかなか面白かった。世の中で予言が騒がれる仕組みはまさにその通り。個人的には、言葉が持つ力の大きさ、怖さを再確認した話だった。二回目流し読みしたが、なるほど、この物語は確かに一回目はミステリ、二回目はホラーだと納得。

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    2025年09月07日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    【収録作品】
    黒史郎 「えんまさん」
    太田忠司 「おはよう、アンちゃん」 
    加門七海 「青いコップ」 
    井上雅彦 「きれいずかん」
    斜線堂 有紀 「部分地獄」 
    宇佐美まこと 「おやすみ、ママ」
    澤村伊智 「靴と自転車」 
    芦沢央 「ログインボーナス」 
    宮部みゆき 「よあるきのうた」

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    2025年09月06日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

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    全体的にホラー感があまりなく、少し物足りないかなという感じだったが内藤了さん、澤村伊智さん、藤ダリオさん、面白かった。

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    2025年08月28日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    誉田哲也さん『姫川玲子シリーズ』2024秋でもクルド人が犯人だったけど、本作でもLGBTQだからって男を女として扱えるかよ、更衣室入るとか犯罪以外の何者でもないだろって論調で(実際に逮捕)国籍も簡単に与えられませんよ、移民殺到したら困りますよねっていう話題もあったし、
    作家さんでここまで右派で徹底しているかたもいるんだなって驚きましたな

    若いかたは左派というかリベラルなかたが多いので
    この内容だと拒否反応を示すかもしれないな…

    もちろん犯罪者は許されないので擁護する気はないが、差別や偏見に繋がるセンシティブな話題なのでびっくり。

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    2025年08月26日
  • わたしの名店

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    店に、料理に、店主に、お客さんそれぞれの情とか思い出とかがある。良さを感じるポイントもそれぞれで店主の動きや店の空気感、その店にしかない癖など、そうゆうところ見るんだーといろんな視点を楽しめた
    素敵な店、料理、発見したこと、感心したこと、その時自分が置かれていた状況とか気分とか合わせて言語化することでより深く色褪せない思い出に残るように思う。そうやって少しでも言語化してみたい。

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    2025年08月22日
  • 斬首の森

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    ネタバレ

    ある会社の研修という名の洗脳合宿から逃げ出した5人は、合宿所近くの森に迷い込む。
    森の中には様々な刃物がぶらさがった奇妙な大木があった。異様な雰囲気に構える5人だったが、帰り道も見つからずそこで一夜を明かすことに。翌朝目覚めると、リーダー格だった太刀川が消えていて、彼を探すと刃物の大木の下に首だけが置かれていた。

    洗脳合宿をやっている会社の実態を探るために、命からがら逃げ出した鮎実をインタビューする形式で物語が進む。さくさく読めた!
    怪異は怪異のまま、怪異そのものには立ち向かわない話で、怪異を科学的に解明していくのではなく怪異は怖い!わけわからん!というまま進むこういう話の方が私は好きなんだ

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    2025年08月20日
  • ひとんち 澤村伊智短編集

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    【2025年96冊目】
    友人の家にお邪魔したら、途中から話がおかしくなってきて――「ひとんち」、不可解な夢が行き着く先は――「夢の行き先」、熱血教師とゴスロリ母娘の対決と思いきや――「闇の花園」、一度見てしまったから日常の狭間に捕えられて――「ありふれた映像」、荒れ果てた同僚の手の意味は――「宮本くんの手」、趣味を突き詰めたら取り込まれた――「シュマシラ」、本当に食べたい餌は――「死神」、帰宅したら家にいるはずの家族の姿はどこにもなくて――「じぶんち」。日常の隣にある怪異を描く8編の短編集。

    こ、こ、怖かった〜。最後の「じぶんち」がめっちゃ怖くて読み進めるの嫌でした笑 ホラー作家である澤村伊

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    2025年08月10日