澤村伊智のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「館」をテーマにした6名の作家による書き下ろしアンソロジー。
東川篤哉『陽奇館(仮)の密室』
キャラというかギャグ?のテイストにあまり付いていけない。終わり方は短編ならでは、で面白いと思う。
一肇『銀とクスノキ ~青髭館殺人事件~』
この本の中で罪善くんのキャラが一番好きかも。ミステリーとしてあのオチは何でもアリになるのであまり好きじゃないかな。
古野まほろ『文化会館の殺人 ――Dのディスパリシオン』
手記から読み解く謎とお耽美な空気感。
青崎有吾『噤ヶ森の硝子屋敷』
ラノベにありそうな個性の強いキャラ。全部硝子でそんな風になるのかとか想像がし辛かった。
周木 律『煙突館の実験的殺人 -
ネタバレ 購入済み
完結まで読んでからの感想です。
主人公とは?
完結まで読んでから、改めて読み返すと、1巻で終わっていた方が良かったんじゃないかな?と思う作品でした。
勿論、1巻では謎が全く解けていないので、そこで終わられてもモヤモヤが残りますが。
ただ、最終話まで読みきってもモヤモヤが解消されるかというと、そうでもない訳で。
全体的な印象は、スティーブン・キングの『IT』を日本風にしたものと思えば良いかと。
あの展開を受け入れられる人であれば、楽しめる作品だと思います。 -
ネタバレ 購入済み
ん~。
1、2巻の丁寧に画かれた怖さが、唐突にジェットコースター除霊してオシマイという展開が残念でした。
ラストも、ホラー物に良くあるパターンで、ガッカリ度が増した感じです。
ホラーなので、ダラダラした展開になっていないのは良いのですが、流石に3巻の展開は早すぎるというか、雑な印象を受けました。 -
ネタバレ 購入済み
続き物、ではなく。
ああ、なんやかやで、買うてしまいました。
分かっていたのです、ここしばらく、澤村さんの小説ばかり読んでいるし、『などらきの首』も買ってしまうんだろう、と。いやしかし、早かった、一ヶ月経たないうちに、新書以外を買ってしまった。Booklive!、恐るべし。良いことだけど。
短編、とあったので、どないなもんかなぁ、と思いながら読み進めたわけですが、少し、違った感じを受けました。
語り手が変わるとはいえ、ある意味で連作の小説を読み進めていたものですから、そしてまた、背筋がざわざわするような作品を立て続けに読んだものですから、てっきり、同じような感じかと。
『などらきの首』に関しては -
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Posted by ブクログ
ネタバレ『陽奇館(仮)』:The バカミス。発想が面白い。★4。『銀とクスノキ』:多重人格と信頼できない語り手の共存はずるい。ストーリーは面白かった。★3。『文化会館』:無駄な改行が多く読むのが苦痛だった。館である必要性もなく推理も論理的でない。★1。『硝子屋敷』:バカミスその2。時間帯によっては窓がないことぐらいわかるのでは…。探偵のキャラクターが面白い。★4。『煙突館』:バカミスその3。わざわざ熱川の往復時間を書いてくれてたせいでわかってしまった。最後…。★4。『ミステリーパレス』:ホラーの作家さんだけあって怖い。構成もストーリーも面白かった。★4。
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購入済み
想像力や文章の合う合わない
が一致しないとゾッとするには難しい。
怖いよりもどういう意味?ってなってしまうと考えるのに時間使って、この文章を読み解くのにこんな時間を…?その時間を使ったことにはゾッとしそうだけど…
良いところはタイトル通り指先、短いから隙間時間に読めるところ。
個人的に解説載ってた方が楽しめたのかな〜とは思った。 -
購入済み
むー
タバコとかの小物はかっこいい
あとお姉ちゃんの設定もね。
でも、なんか浅いんだよな
素人でも知ってるような知識を浅い理解で散りばめてるかんじ読み応えは正直なかった。
でも次の展開どうなんるんだろうってワクワクする工夫があってつい買ってしまった笑
結局なんだこんなもんかって感じたけどね。