澤村伊智のレビュー一覧

  • 怪と幽 vol.022 2026年5月

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    特集が「はじめてのクトゥルー」だったのと、乙一さん周年というのとで手に取った次第。クトゥルー、よく見聞きする言葉だけど内容そのものに全く無知なので。

    そんな中、一番印象的だったのは、
    小川洋子さんの「お借りいたします 棺」
    特集と全く関係ない読み切り小説だったから、身構えなく読んでました。だからこそのインパクト ガツン!!だったのかな。

    あの結末… ぇ!?どういうこと!?
    妊娠と流産を繰り返しているという流れにすごく違和感感じたけど、まぁそういうこともあるかもしれんと強引に納得しつつ読み進めていったら…
    葬儀場の職員さんから投げかけられてるあの言葉、
    ぇ、どういう意味?? 主人公の周りから

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    2026年06月21日
  • ざんどぅまの影【電子特典「手書きメッセージ」付き】

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    比嘉姉妹シリーズの前日譚。
    舞台は1981年の神奈川県P市Q区。

    ある夜、全身ずぶ濡れの人影が目撃され、その日を境に、住民が陸地で海水に溺れ死ぬという異様な出来事が続く。

    “びしょびしょのお化け”そのものも不気味だが、余所者を排除しようとする集団心理や差別意識の方が恐ろしい。

    作中に散りばめられた「ちゃぷちゃぷ」「びしゃっ」「ごぼごぼ」といった音が強烈で、行間から湿気が立ちのぼるようだった。

    比嘉勝子――“おばぁ”の圧倒的な存在感は、ここでも揺るぎない。

    ホラーでありながら、人の心に巣食う悪意や偏見を照らし出す一冊。

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    2026年06月20日
  • ずうのめ人形

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    どんでん返しと言えば、旦那目線と妻目線でこんなにも違うのかという事。
    怪奇現象が、苦手なのであまり入ってこなかった。

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    2026年06月18日
  • 呪いの☒☒

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    作家陣が読んだことのある方ばかりだったので手に取りました。メンバーの新鋭(?)率が高めで目を引きます。どのお話も作家さんの個性が出ていて楽しめました。
    特に芦花公園先生はいつも通りネチネチしつつ独自の変化球作品で、締めにピッタリでした。左遷からの自己呪いルート、恐ろしい。コンプラがしっかりしているので大企業なんだろうなあと思いつつ、結局何をしている会社なのだろうか…。

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    2026年06月15日
  • ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    オカルトホラー、モンスターホラー、サスペンスホラー、流行りのモキュメンタリーホラー…分析すれば結構幅広いホラージャンル。
    ホラー初心者はこれを読めばもう沼るはずw
    安定の中の不安定炸裂の芦花公園さんワールド「終わった町」が好み。
    平山さんの「さよならブンブン」はホラーに猫が加わってイヤな予感しかしなかったけど、爽やかさすら感じる後味の結末でいい意味でその意外性にしてやられた。
    入門向けなので全体的に怖さは優しめだったが、五味さんの「とざし念仏」の身近な人間が隠し持つ恐ろしさのぞぞっとくる味わいは上々。

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    2026年06月13日
  • ととはり屋敷

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    ホラー作家・澤村伊智による比嘉姉妹シリーズ9冊目は、『などらきの首』、『ぜんしゅの跫』、『すみせごの贄』に続く短編集第4弾。

    霊能の力を持ったが故に挑んだ"怪異"によって、次々と命を落としていった比嘉家の子どもたち5人。(生き残ったのは長女・琴子と三女・真琴のみ。)本書は、幼くもその命を散らしていくエピソードを主な題材とした、比嘉姉妹シリーズの前日譚的短編集。

    題材が題材なだけに、"悍ましさ"よりも"物悲しさ"が勝る一冊。まともに育児をしない両親に代わって面倒を見ていた弟妹らが、成人する前に次々と命を落としていく。最強の霊能力者・

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    2026年06月13日
  • 一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集

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    話に因果を求めてしまうのでショートショートとは相性悪いんだけど、はてさて。
    『ねぼすけ~』『さきのばし』『通夜の帰り』『冷たい時間』がよかった。
    『ねぼすけ~』の怪異は悪意あるんだろうか。

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    2026年06月10日
  • ととはり屋敷

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    【2026年79冊目】
    風が吹くと人が狂う、受け継がれる呪い、壺に呼ばれる、殺人ゲーム、駅から出られない、曰く付きの屋敷――比嘉家族を軸に繰り広げられる6つの短編集。

    本屋で見つけて速攻手に取りました。大好きです、比嘉シリーズ。今回も短編集でしたが、作家さんは短編集の方がお得意なんでしょうか。

    琴子さんが絡んでないと大体絶望なんですが、一話目のオチは悲しいながらも良かったです。いや良くはないんですけど、死んでるんで。

    比嘉姉兄弟妹、7人もいたことにビビりました。結局お母さんだけ出てきませんでしたが、また次回以降に出てくるんでしょうか、引っ張りますね!

    なんとなく家族の全体像が見えました

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    2026年06月09日
  • ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ホラーを恐怖の対象及び恐怖を与える手法に着目して分類し、読者対し自分はどのホラーが刺さるのか知ってもらおう的な手法。やっぱり澤村伊智はすごい。田中俊行氏の怪談の文字起こしも面白い試みだと思いました。

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    2026年06月05日
  • 呪いの☒☒

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    澤村伊智と三津田信三狙いです。

    表紙が絶妙に気持ち悪くて、カバーをかけていてもそれを抜けてこの顔がこっちに向かって来そうな気配。

    夜中にホラー小説を読むときの常で、飲酒しながら読みます。だって、しらふだと怖いから。酔っぱらっているおかげであまり怖くなくて、てか、怖くなさ過ぎて、もうちょっと正気で読めばよかったと思いました。どないしたいねん私(笑)。

    澤村さんのタイトルはこんなときにも平仮名4文字で、普通の言葉なのにどこか不気味に感じられるのが面白い。もともと好きな作家の作品がやっぱり好きです。

    この本を読む人に、不幸来ないで~。

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    2026年06月05日
  • うるはしみにくし あなたのともだち

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    ネタバレ

    女の子たち、みんなよく頑張った。よく戦った。
    男たちの加害性は提示だけされて回収されないのが虚しい。特に先輩の男性教員たちが個人的に無理すぎて呼んでる最中暴れ出したくなった。
    ユアフレンドも勝手にジャッジする側に立ったつもりでいる作中の男性たちや親に対して呪いをかけてくれれば良いのにと思った。

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    2026年06月02日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    いろんなパターンの恐怖が楽しめる一冊。軽いので気軽には読める。鶏のラストの展開の感じと余った家の狂った感じは結構好み。あと梨さんが珍しく、というか初めてなかなか面白いと思った。ほっこり。

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    2026年05月31日
  • ざんどぅまの影【電子特典「手書きメッセージ」付き】

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    違うことに寛容なつもりで生きていたけれど、そこを突いてくるのが澤村先生だなと…自身の固定概念や思考の傲慢さを疑わざるを得ない展開に唸った。怪異も人もコワい!なんなら人の方が…
    電子特典の澤村先生の手書きメッセージを読むことができてよかった!!

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    2026年05月30日
  • すみせごの贄

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    読み応えのある短編ばかり。どれもおもしろいからなかなかに選ぶの難しい。でも選ぶならくろがねのわざととこよだけかな…たなわれしょうきも…はい決まらないw火曜夕方の客はばけばけ思い出した!しかし最後の表題作は本当にムナクソワルスギル…ゆかりめっ!

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    2026年05月30日
  • さえづちの眼

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    ネタバレ

    比嘉姉妹シリーズの中でもさえづちは結構好き!3編とも非常に濃い!
    特に好きなのは母とという作品。
    隙を狙おうとする怪異も怖いが善人かと思いきや知らぬ間に…怖すぎる。
    欲への執着って本当人をおかしくするよねっ(´>ω∂`)☆

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    2026年05月26日
  • ばくうどの悪夢

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    ネタバレ

    インセプションを彷彿とさせる作品だなという印象。
    SNSを作中に登場させることが増えているなとも感じた。
    シリーズで真琴と野崎がメインの作品が多いが、1作目のように比嘉琴子と怪異の対決をメインで読みたいなと思っている。

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    2026年05月24日
  • アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿【電子単行本】 2

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    地下アイドルライブ。
    客、クラウドサーフィンで持ち上げられて動く。あのあやしい男が。

    ステージに持ち上げられる。

    ファン、ステージにあがり、助ける。男が所持していたナイフをとり、差し殺す。

    ステージに落ちたとき、既に死体だった。ま、動かなくて違和感あったからね。。
    自分が殺したんじゃないと亜叉梨に思わせるためらファンが計画。

    亜叉梨はここに来る途中、ストーカーに襲われた。押し倒し、殺してしまう。それをファンが見ていた。

    当初はサーフィンの着地ミスで頭から落ちて死亡にする予定だった。

    無理やりな展開だが、1巻の話よりはミステリ要素あってまだましかな。


    ②目覚める死者たち

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    2026年05月23日
  • アウターQ 弱小Webマガジンの事件簿【電子単行本】 1

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    ネタバレ

    絵は上手いかな。

    ①露死獣
    露死獣の呪文。
    公園のラクガキ。

    主人公、ライター。→子供にしか見えないが。。

    公園の土管の中にラクガキ。露死獣の呪文。漢字の羅列。
    音読みすると
    ははは
    ちさんちち
    すいけるはま
    たかくな
    くちひき
    ろしじゅう

    横に読むと算数。並び変えると住所?

    その場所にまた暗号。

    昔の友人に聞いてみる。当時、露死獣のことを知っていた。
    車にひかれて亡くなっていた。

    神経衰弱のように同じ漢字を消して行って、残った文字を並び変える。
    赤とオレンジのW

    ファミレスのロゴ。
    電柱に
    888
    6410

    ハハハ ロシジュウ

    電話番号。
    あの公園の前の家。

    老人。もう

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    2026年05月22日
  • ぜんしゅの跫

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    初っ端から秀樹…お前さ…となれたw(最高)鬼のうみたりければはずっと関西弁でのひとり語りでおもしろい。そしてやっぱり表題作!ずうのめの後からの話なの熱い。シリーズ繋がってる感じが良き!比嘉姉が大変にかわいい回!!

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    2026年05月20日
  • などらきの首

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    やはり表題作がいかにも!という具合に怖くて好き。居酒屋脳髄談義は実際に言われたことがあるクソみたいなセリフが出てくるから本当スッキリする笑ずうのめに出てきたあの方のお話もあり楽しかったー

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    2026年05月18日