澤村伊智のレビュー一覧

  • ししりばの家

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    文章もしくは会話の途中で活字ノイズが入るのって怖いよね。
    薄っすら解決してない気がするのも…怖いよね。

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    2024年12月03日
  • 怖ガラセ屋サン

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    ちょっと一捻りした恐怖と言うか。そんな短編集。
    私は1話目が1番ゾワッときたが
    そのあとの話は裏読みをし過ぎたみたいで
    どうにも恐怖につかり切る事が出来ず、少し勿体ない事をしたかな。

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    2024年12月03日
  • ひとんち 澤村伊智短編集

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    ネタバレ

    ひとんち
    ミイくんってもしかして元彼??

    闇の花園だけ好みと違ったけど、基本的にどれも続きが気になってどんどん読み進めた。
    8話全て方向の違うホラーを描いてて流石すぎる。一つも被ったり似てるなと思うものが無い。
    もーーなんでそんなことすんだよーー( ; ; )って展開も流石。それだけはやめてくれって絶望なんだけど

    解説文ラストの澤村伊智を表す言葉はまさにそれ。
    良かった。

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    2024年12月02日
  • 斬首の森

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    パニックホラー系。怪しげな企業の研修所から逃げ出した5人の男女。しかし森の中からなかなか出られない上に、仲間の1人が首を切られて殺される…

    展開は王道とはいえ面白かったし、先が気になって一気読みでした。
    こういうシチュエーションで、逃げ出せた場合、自分だったらどうするのかとか考えちゃいますよね。

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    2024年11月26日
  • ししりばの家

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    2024-11-26
    今回はお姉ちゃんの琴子回。これまで全てを超克していた印象の琴子が、琴子になったきっかけが、これまた怖い。そして読者だけに明かされる後味の悪さも健在。
    ちょぉっと時制の入れ替えが上手くいってない部分があるようにも感じたけど、振り返るとそれはそういう効果を狙ってのものだとわかる。読んでて引っかかるのが残念です。

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    2024年11月26日
  • わたしの名店

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    おいしい一皿と題されてはいるが、決してグルメ店巡りの内容ではない。
    28名の著名な方々にとって、思い入れのあるお店を紹介しながらその由来をエッセイとして綴られている。
    三浦しをんさんを筆頭に、西加奈子さん、瀬尾まいこさん、藤岡陽子さんたちが自分だけの大切なお店を語っておられるのだ。
    単なる食事処ではあるのだが、やはり食と人生の繋がりは人それぞれにあるものだと、読書後に思い至った。

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    2024年11月16日
  • 予言の島

    購入済み

    読み返したくなるの意味

    話としては、比較的小さく纏まった話なので、スッと読めて良かった。
    私は基本的に本を読み返さないタイプですが
    物語最後の最後のどんでん返しで、これは読み返さないといけないと思わされる話で面白かったです

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    2024年11月10日
  • 一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集

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    怪談掌編集。「さきのばし」が共感した上に振り回されてうわぁってなる。こんな奴おりそうでそれがまたやだ。あと「満員電車」の共感させといて一気にんな馬鹿なってなる展開、こんな奴おったら嫌すぎる。色んなタイプのゾッとするような短編集って感じ。

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    2024年11月07日
  • 予言の島

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    ネタバレ

    なんだか読みにくいな、誰が誰だかわからなくなる……と思っていたらそういう仕掛けだったのか!主人公と思っていた人物の行動も不自然なところがあり引っかかっていたのは、そのせいだったのか。
    まったく素直に因習モノのミステリとして読んでいたので、まさか過干渉の母親がずーっとついて来ていたとは……ホラーだ。
    もとは産業廃棄物が原因だったはずが、自称霊能者がその被害を怨霊のせいにしてしまったことで、真実を覆い隠してしまうに至ったというのがメインのストーリーだった。地域の特性や風習などを安易に利用してエンタメとして消費することについて考えさせられる内容だ。
    歳を取ったらできなくなることが単純に増えるだろうし

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    2024年10月30日
  • ひとんち 澤村伊智短編集

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    ひとんち
    鳥肌!ゾワゾワ!ミイくん、、
    星4

    夢の行き先
    うわー怖
    自分のクラスだったらと想像してみたら、ゾワゾワが止まらない
    面白い
    星4

    闇の花園
    怖くはない。いい先生
    星3

    ありふれた映像
    全く怖くない
    星2

    宮本くんの手
    手荒れってキツイよなー。以上!
    星2

    シュマシラ
    後半はドキドキ
    迷い込みたくないわー。怖い
    星3

    死神
    押し付けられた人が可哀想
    星2

    ぼくんち
    んー、困った
    星2

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    2024年10月28日
  • すみせごの贄

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    ネタバレ

    「たなわれしょうき」と「戸栗魅姫の仕事」が面白かった。後者は「怪と幽」に掲載されていたのを読んでいた。琴子が出てくると安心感がすごい。琴子にはできないけどインチキ霊能者にしかできないことがある理由を上手く落とし込んでいると思う。

    「火曜夕方の客」はなんとなく予想できる展開だったので可もなく不可もなく…「くろがねのわざ」は現実感なくて微妙。霊とか怪異とかで怖いと思うのは「本当にありそうな理由があってこういう現象が起きている」ということなのでそれがなかった。自殺した人の理由に共感できなかっただけかもしれない。

    この本を読む前にすみせごを検索すると「真琴 死亡」って出てきて恐々読み始めたのだけど

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    2024年10月27日
  • さえづちの眼

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    ネタバレ

    すみせごもこの後に読んで思ったけど、この作者さんは長編でこそ輝くタイプだと思う。短編も面白くないわけじゃないけど何かが足りないように感じる。

    「母と」はお得意のというか小説ならではのトリッキーさがあったけど、タクミという名前の女の子の名前はネタばらしをされてもピンと来なかった。全くいないことはないかもしれないけど、女の子に「琢」の字を使ってる名前は見たことがない。ヒカルとかユウキじゃ駄目だったのか…

    りーたんこと辻村ゆかりはこのシリーズ屈指のクズキャラなので、ある意味では好きだけど割と嫌いなんだよな。またこいつ出てきた…と思ってしまった。作者こいつ好きすぎるだろ。
    前後関係を知りたくて「な

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    2024年10月27日
  • わたしの名店

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    そのお店が好きなんだなぁと伝わる内容だったと思うけど、時間がたって、覚えているのは朝井リョウだけ…。

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    2024年10月27日
  • さえづちの眼

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    メインディッシュであるはずの、さえづちの眼の消火不良感よ。事が起きるまでが流石に長過ぎた。その他の話しは抜群に面白くて、一気見待った無し!

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    2024年10月24日
  • すみせごの贄

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    姉妹シリーズの短編集。
    姉妹も出てくるけれど以前のキャラクターそれぞれ登場の感が強い。
    ホラー感は薄くミステリー色の強さを感じる。ただ最後の1行があることでホラーへと連れ戻された。嫌な想像とまではいかない予感ぐらいのものをふっと湧かせることはやはりうまい。

    好きなのはとこよだけとすみせごの贄。
    とこよだけの何故にひらがな?の違和感と会話の噛み合わなさからくる気持ちの悪さから湧き上がる怖さへと移り変わりは気持ちよささへある。
    すみせごの狭いグループの中でのヒエラルキーと丁寧な口調での悪口、昔話と現実がジッパーのように噛み合い破裂するのはこの作者の持ち味で大好き。

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    2024年10月24日
  • すみせごの贄

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    ネタバレ

    オカルトライターの野崎と、比嘉姉妹が出てくる短編集。
    1話目の「たなわれしょうき」がいちばん怖かった。ある地方に伝わる昔話、善良な村人が、文字にするのを躊躇うほどの理不尽な目に遭った‥その怨念が、村人を1人ずつ呪い殺していく。野崎の同業者が犠牲になり、特に解決せずに話が終わってしまい、私はドキドキ感を残したまま、読み進めていく。

    しばらくは、まあ怖いけど普通かな、と、おやつを食べながらのほほんと読んでいく。最後から2つ目の「とこよだけ」は、無人島で幻影を見てしまう話。野崎は危機一髪のところを琴子に救われるのだけど、一緒に無人島に来たと思っていた真琴が幻影だったとは!(野崎は自覚してた。読者が

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    2024年10月20日
  • 予言の島

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    ネタバレ

    ホラー文庫てのを初めて手にとってみたんですが、ほほぉー怖いだけじゃなくこんなにちゃんと叙述トリックしてんのか!と驚き!

    でもなんか途中で半分勘付いちゃった…殺戮にいたる病を読んでたからかな?

    序盤は「ん?コレは誰のセリフ?読み辛いな…」という違和感。
    中盤あたりから、「ん?これ、もう一人いない?」という疑い。そして終盤で確信に変わりました。
    叙述トリックを途中で気づいちゃうほど寒いもんはない。(オカンとは思わなかったけど)

    硫化水素ネタもちょっと非現実的ではある。温泉地行ったらわかるけど、人に無害なレベルでも相当臭いから。即死するレベルの濃度ってよっぽど換気悪くないとできないから。

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    2024年10月17日
  • すみせごの贄

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    ミステリーや叙述要素が含まれており、楽しく読み進められた。ゆかりの登場が辿る結末は予想通りで安心しました。

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    2024年10月17日
  • 七人怪談

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    澤村伊智『サヤさん』が一番面白かった。

    今回のではじめて知ることができた作家さんだけど、名梁和泉『燃頭のいた町』もよかった。

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    2024年10月15日
  • 予言の島

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    初読はミステリ、二度目はホラー。この島の謎に、あなたもきっと囚われる。

    瀬戸内海の霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が最後の予言を残した場所。
    二十年後《霊魂六つが冥府へ堕つる》という――。

    天宮淳は、幼馴染たちと興味本位で島を訪れるが、旅館は「ヒキタの怨霊が下りてくる」という意味不明な理由でキャンセルされていた。
    そして翌朝、滞在客の一人が遺体で見つかる。しかしこれは、悲劇の序章に過ぎなかった……。

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    2024年10月11日