家人作品一覧
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5.0伯爵家令嬢のコニッシュ・スウは、生まれつき体が弱いこともあり引き篭りがちな少女である。 社交の場ではもちろんのこと、家族からも蔑ろにされる彼女は、存在感のなさから伯爵“霊”嬢と揶揄されていた。 そんな目立たないスウの持つ赤と青の瞳は、じつは人を魅了する力を秘めた魔眼であり、 このことから「魔瞳を使って王子殿下を籠絡しようとしている」という嫌疑をかけられ、 家人たちにより遠い魔人の国の森に捨てられてしまう。 見知らぬ森の川辺で自らの行く末を悲嘆していたスウは、意識を失い流されてきた青年を助けることになる。 青年を探していた魔人の国の住人・ミゲルに連れられ、魔人の国へ行くことになったスウ。 彼女はそこで、人間の国で教えられきたものとはまったく違う魔人の国の実情に驚きながらも、 スウを奇異な目で見る者がいない居心地の良さを感じはじめる。 ミゲルや川辺で助けた上坂心たちとともに魔人の国で暮らすなかで、 スウはここで生きていくことを決意するが……。 下巻は2022年5月5日発売です。
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5.0イラストレーターになる夢をあきらめてサラリーマンになった男は、ふとしたきっかけで怪しいゲームアプリを見つける。そこでどんな絵でも描ける理想の画家設定のキャラクターを作成し決定ボタンを押した瞬間、彼の意識は途絶えた。とある商家の長男アレン(18歳)として目覚めた彼は、アプリで設定した通り、画家の凄まじい才能を持っていた。さらには、絵に描いた対象を鑑定して、通常では知りえない情報を手に入れられる<神眼>スキルも授けられる。しかし、貴族家令嬢の婚約者が浮気していたことが発覚し、アレンの画家人生は順風満帆とは言えない滑り出しに……。アレンは目の前のトラブルを解決して、好きに絵を描く生活を掴むことができるのか? これは画家と商人、二束のわらじで社交界を成り上がる転生者のセカンドライフストーリー。
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4.6ペットショップで購入した可愛らしい文鳥は、異世界から転生した高名な賢者様だった。 世界を超える機会と強力な魔法の力を与えられ、佐々木は異世界へと現代の物品を持ち込み商売を開始する。 世界間を行き来しつつ――お金を稼ぎ、魔法の訓練をして、美味しい物を食べる――悠々自適なスローライフを目指すが、ある日の会社からの帰り道で異能力者と遭遇してしまう。 賢者印の魔法で異能バトルを切り抜けるも、実力を見込まれて内閣府超常現象対策局にスカウトされ、晴れて国家公務員に転職が決まり……? 異世界ファンタジー×異能バトル×年の差ラブコメ(?)。 さらには魔法少女、ご近所JC、同僚JK、貴族、ロリババア、王子etc... 属性ジャンル全部乗せでお贈りする、異世界と現代日本行ったり来たり物語。 MF文庫Jが放つ新文芸として、遂に登場! 【電子限定!書き下ろし特典つき】
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4.6いつも上の空のマーガレット・シルバー公爵令嬢。 早くに実母を亡くした彼女は家人に虐げられ、 婚約者のキース王子は義妹のシンシアが流した 根も葉もない話を真に受けている様子。 そんなマーガレットを支えてくれているのは、 幼い時から彼女にだけ見えていた妖精たち。 だけど、それは亡くなった母と2人だけの秘密。 いつか彼女を“妖精の愛し子”だからではなく、 1人の人間として見てくれる人と出会えるまでは。
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4.5不思議と神秘のパワーコミック誌『HONKOWA―ほんとにあった怖い話―』で 大人気の読者体験シリーズがついに電子書籍化。 おしゃれなマンションで次々に起こる怪現象を描いた「心を蝕む部屋」や、 アフリカツアー中に起こった心霊体験を描いた「野生の残像」など、 読者から届けられた身の毛もよだつ心霊体験談、全12話を収録!! 【収録作品】 蔵の女 心を蝕む部屋 終わらぬ旅路 名残の護り 野生の残像 拒絶する唸り 姿なき家人 赤い糸の知らせ 青い霧 黒い靴 誰…? お散歩道
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4.3鎌倉時代の始まりは「良い国(1192年)」ではない? 源頼朝の肖像画は本人では無かった? 史実だと思われていた鎌倉時代に関する常識が、近年の研究で覆されてきています。また頼朝死後の混乱ぶりの裏には、裏切り、密告、陰謀のオンパレード。13人の御家人たちは鎌倉殿=将軍を支えるどころか、激しい権力闘争に明け暮れます。その様はさながら武家のバトルロワイヤル。デスマッチです。意外なほどドロドロしていた、2022年大河ドラマの舞台の実像をわかりやすく読み解いていきましょう。 一人の人物につき10ページ前後と、読みやすくまとめた分量で、13人の侍たちの生き様にふれてみませんか。最後に生き残ったのは誰でしょうか?
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4.2勝海舟はもとは身分の低い御家人だったが着々と出世し、徳川幕府が倒れる寸前には幕府の終戦最高責任者として江戸無血開城を果たした。その後は明治新政府に参加し海軍大臣や枢密顧問官にもなっている。つまり勝は「二君に仕えた幕臣」の典型である。そんな勝の生きる姿勢を、「忠臣二君に仕えず」と苦々しく思っていた福沢諭吉をはじめとする世論。しかしながら勝は「白か黒か」の二者択一的なものの考え方や行動をとらなかった。「自分で、自分を窮地に追い込まない」、つまり自分を大切にするという、積極的で柔軟な自然体で人生に対していったのである。それは単にエゴイズムに走るということではなく、他人の意見を尊重し、他人の人格を尊重したからこそ、自分の人格を大切にした、ということなのである。本書は、勝海舟のたどった人生と、西郷隆盛、坂本龍馬、島津斉彬など彼がかかわった多くの人達とのエピソードをまじえながら語られる、含蓄ある箴言集。
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4.1貴族令嬢でありながら工場勤めをしている苦労人のアルベルタ。けれどある日、国内でも有数の大伯爵家からなぜか突然の呼び出しが……。てっきり厄介事に巻き込まれるのかと思いきや、なりゆきで使用人にならないかと持ちかけられる。その厚待遇に思わず引き受けたところ、よくよく聞くと、命じられたのは執事の仕事だった! かくして女執事となったアルベルタだが、伯爵家の複雑なお家事情と気難し屋の旦那様に早くもうんざり! あきらめモードで傍若無人に振る舞っていると、使用人らしからぬその態度が家人を振り回し、事態は思わぬ方向へ動き出し――?
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4.1※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 圧倒的支持の超人気レシピブログ『藤原家の毎日家ごはん』待望の書籍化。食費月2万円台豪華な節約おかずが満載。「私は、結婚するまでほとんど料理はできなかったし、今も試行錯誤の連続です。作る料理だってごく普通です。でもひとつだけ、プロにも負けないかな!? と思うのは、家族みんなで食事の時間を楽しんでることかもしれません。1週間6000円の予算の中で、お酒が大好きなダンナと、しっかり者のはる兄、やんちゃ盛りのれんちび。3人の男たちを満足させるのはなかなか大変です。でも、そのために味つけや盛りつけ、おかずの種類などなど…食卓を工夫するのは、私にとっては楽しい作業。だって、大好きな家族の笑顔が見られるから。この本では、ブログでは紹介しきれなかった毎日のごはん作りの舞台裏や藤原家人気のおかずを厳選して紹介しています。うちの家族だけでなく、みなさんにも喜んでもらえるかドキドキですが…なにかひとつでもお役に立てたらうれしいです!」(本書まえがきより)。撮影/みきママ、三佐和隆士、鈴木立 主婦と生活社刊
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4.0【内容紹介】 “武田、今川、織田、北条らコワモテ武将たちのはざまで、絶えぬ逆風とまさかのハプニングに振り回され続ける弱小領主の子・家康と若い家臣たち。あす、彼らは生き延びているのだろうか”――2023年のNHK大河ドラマ、松本潤主演『どうする家康』を勝手に応援するために、芸能界No.1の歴史通にして脱線上等!のYouTuber、松村邦洋が、その熱い熱い“家康愛”“大河愛”を丸々1冊に詰め込んだ! 【著者紹介】 [著]松村 邦洋(まつむら・くにひろ) 1967(昭和42)年8月11日生まれ。山口県出身。日本のお笑いタレント。 大学生の頃、バイト先のTV局で片岡鶴太郎に認められ芸能界入りし、斬新な生体模写で一躍有名に。ビートたけし、半沢直樹、”1人アウトレイジ”、阪神・掛布雅之、故野村克也監督など多彩なレパートリーを誇り、バラエティ、ドラマ、ラジオなどで活躍中。プロ野球好きで、大の阪神ファン。 芸能界きっての歴史通で知られ、YouTubeで日本史全般を扱う『松村邦洋のタメにならないチャンネル』を開設。特にNHKの歴代「大河ドラマ」とそれにまつわる知識が豊富。 著書に『松村邦洋「鎌倉殿の13人」を語る』『武将のボヤキ』『愛しの虎』がある。 【目次抜粋】 ・今さらですが、家康ってこんな人でした ・仲がいい家康の家臣団、すぐ殺しちゃう鎌倉の御家人 ・「汚いやり方で、天下取りやがって」 ・本当はすごかった! 今川義元の政治・外交・経済・軍事 ・「信長、家康をツブす」信玄の丁寧なお仕事ぶり ・明智の手下の槍が、家康の首筋をかすめて…… ・石田光成をわざわざ助けた深いわけ ・滝田栄さんが変えた! 家康はカッコよくてもいい ・信長役の候補に挙がっていた「超大物歌手」 ・キャスティングは「そっくりさん大賞」じゃなくていい ・宮本武蔵に剣術を習った!?イケメン孫 ・“ひこにゃん”の兜をかぶった荒ぶる美少年 ・家康のウ●コ漏らしの第一発見者?
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4.0旅から持ち帰った品々にまつわるエッセイ集。 伊集院静氏が旅先から持ち帰ってきた品々への思い出を綴ったエッセイ集。全日空グループの機内誌『翼の王国』誌上で連載されたスペイン、フランス、ポルトガル、スコットランド、アイルランド、ベルギー、イタリア、エジプト、ケニア、アメリカ、中国、日本など12カ国の34話を収録。さらに本書書き下ろしのまえがきでは、フィレンツェのヴェッキオ宮殿のミニチュアについての思い出を綴っています。「私は子供の時からガラクタを拾ってポケットの中に持ち帰り、並べて置く癖がありました。時折、石ころや木の実が旅行鞄の隅から出て来て、家人に驚かれていました。」(本文より) ○ジョアン・ミロのアトリエの庭のエンドウ豆(スペイン・モンロッチ) ○ヤンキースタジアムのレインコート(アメリカ・ニューヨーク) ○三峡下りの川原の三峡石(中国・重慶) ○歓喜の丘のマツカサ(スペイン・サンティアゴ・コンポステーラ) ○ナイロビの木工職人の椅子(アフリカ・ナイロビ) ○クロード・モネが見つめた崖の漁師の人形(フランス・エトルタ)etc
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4.0【内容紹介】 三谷幸喜原作・脚本の2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。 その見どころとは?――芸能界No.1の歴史通にしてYouTuber、松村邦洋が、1年間を楽しみ尽くそうと、ひたすら“大河愛”“鎌倉愛”を無手勝流に、熱く熱く語り続ける! 史上名高い治承・寿永の乱、源平合戦で家勝利を収めたのは、言わずと知れた源氏の一族。 武家の頂点に立ったのは、その頭領・源頼朝だった。 しかし、突如訪れた頼朝の死を境に、アウトレイジな御家人や幕府官僚たちが入り乱れ、血みどろのサバイバル・トーナメント戦が始まった! 昨日の味方は今日の敵。仲間・親兄弟が入り乱れ、だまし討ち、謀殺、暗殺と何でもありのバトルが連綿と続く中で、最後の最後に勝ち残り、権力の頂点に立ったのは何と、マジメでおとなしかった“あの人”だった……。 松村邦洋・談 歴史好きのボクが、小学生の頃から観続けてきたNHK大河ドラマ。1979年の『草燃える』以来、ボクが一番好きな時代「鎌倉」を、2022年は久々にじっくり楽しめるんですよね。 源頼朝亡き鎌倉幕府の中で繰り広げられた、血で血を洗うサバイバル・トーナメント。この一冊で何倍も深く、濃く味わうことができますよ! 【著者紹介】 [著]松村 邦洋(まつむら・くにひろ) 1967(昭和42)年8月11日生まれ。山口県出身。日本のお笑いタレント。 大学生の頃、バイト先のTV局で片岡鶴太郎に認められ芸能界入りし、斬新な生体模写で一躍有名に。ビートたけし、半沢直樹、“1人アウトレイジ”、阪神・掛布雅之、故野村克也監督など多彩なレパートリーを誇り、バラエティ、ドラマ、ラジオなどで活躍中。プロ野球好きで、大の阪神ファン。 芸能界きっての歴史通で知られ、YouTubeで日本史全般を扱う『松村邦洋のタメにならないチャンネル』を開設。特にNHKの歴代「大河ドラマ」とそれにまつわる知識が豊富。 著書に『武将のボヤキ』『愛しの虎』『ボクの神様-心に残るトラ戦士』がある。 【目次抜粋】 第1章 40年以上前の大河『草燃える』を今、見返してみた 第2章 なぜ、ボクは「鎌倉時代」が一番スキなのか 第3章 幕府を支えた頭脳派・武闘派(文官編・御家人編I) 第4章 濡れ衣、謀殺、暗殺……普通に死ねなかった御家人たち(御家人編II) 第5章 最後に勝ち残ったのは誰か(御家人編III)
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4.0二年連続で真打ちトライアルに失敗し、絶望と空回りの日々が続いていた。――そんなある日、師匠の志らくがぼそっと話しはじめた。立川流孫弟子として初の真打ちに昇進した立川志ら乃。家元立川談志による二ツ目昇進試験に合格し、NHK新人演芸大賞を受賞。「これで売れる」と思ったが……。うまくいかない現実から目を背けるように「まだ本気じゃないけど、いつか本気を出したらオレは凄いんだ」という逃げ口上で自己肯定し、「うじうじ」と思い悩んできた著者が真打ちにたどり着くまでの落語家人生を綴る。
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3.8いつも上の空のマーガレット・シルバー公爵令嬢。 早くに実母を亡くした彼女は家人に虐げられ、 婚約者のキース王子は義妹のシンシアが流した 根も葉もない話を真に受けている様子。 そんなマーガレットを支えてくれているのは、 幼い時から彼女にだけ見えていた妖精たち。 だけど、それは亡くなった母と2人だけの秘密。 いつか彼女を“妖精の愛し子”だからではなく、 1人の人間として見てくれる人と出会えるまでは。分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
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3.8強いきずなで結ばれた兄弟の生きざまを描く「曽我物語」 二人と鎌倉殿(源頼朝)の間には、深い因縁があった―― 父親・河津三郎を殺された幼い兄弟は、 母と義父の曽我太郎のもとで、将来のかたき討ちを誓って成長する。 しかし、世の中は平家から源氏の世へと変わり、 かたきの工藤祐経は、鎌倉殿(源頼朝)の御家人となって取り立てられていた。 先のない人生とわかっていながら、舞姫の虎と恋に落ちる兄・曽我十郎。 すべての楽しみを断って、まっすぐに目的を果たそうとする弟・曽我五郎。 正反対の二人は、互いを信じ、励まし合いながら、かたき討ちの機会をねらっていた。 そして、建久4年(1193年)。兄弟は、頼朝が富士で行った巻狩りにまぎれこむ。 <小学校上級から大人まで・すべての漢字にふりがなつき>
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3.6犯人は誰? 探偵こそ誰? 時は明治、那珂川二坊は文学で名をなさんとす。尾崎紅葉に師事すれど執筆がかなうのは小説どころか三文記事ばかり。この日も簡易食堂に足を運び、ネタを探して与太話に耳を傾けた。 どうやら昨晩、かの徳川公爵邸に盗人が入ったらしい。蓋を開ければ徳川公にも家人にもこれと云った被害はなく、盗人は逃走途中に塀から落ちて死んだという不思議な顛末。酔客らは推論を重ねるが、「そりゃ違いますやろ」という声の主、福田房次郎が語り始めたのは、あっと驚く“真相”だった(「長くなだらかな坂」)。 京都・奈良をつなぐ法螺吹峠、ナチス勃興前夜のポツダム、魔都・上海ほか、那珂川の赴く地に事件あり、妖人あり! “歴史・時代ミステリの星”伊吹亜門が放つ全5話の連作短編集―― 絢爛たる謎解き秘話を通して、 〈あの人〉たちの妖人ぶりにあらためて瞠目した ――有栖川有栖(作家) 著者の本領発揮作と呼ぶに相応しい完成度 ――千街晶之(ミステリ評論家)
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3.5◆鎌倉幕府第2代執権・北条義時が見舞われた数々の危機から、日本史の転換点、武家政治の成立過程を辿る!源頼朝の死後、幕府内で台頭した北条氏。義時は、父・時政を追放し、姉・北条政子と協力して3代将軍を支える。しかし、頼朝以来の重臣はそれを快く思わず、和田の乱が勃発。その後も、将軍実朝の暗殺、後鳥羽上皇による承久の乱など、次々に難局が襲いかかる。しかし義時は、この途方もない危機を乗り切る度、確実に強くなるのであった。◆日本中世史の潮目はこの男が変えた…!≫なぜ、父時政を追放したのか?≫なぜ、姉北条政子に協力したのか?≫なぜ、源氏は断絶したのか?≫なぜ、将軍を目指さなかったのか?≫なぜ、後鳥羽上皇に勝てたのか?≫なぜ、北条氏は9代続いたのか?北条義時はいかにして、13人の御家人の中で頭角を現し、血生臭い権力闘争を制して北条執権の世を築いたか…!?
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3.5貧乏御家人の松平玉三郎は、借金を気にするふうもなく、ときたま奉行所の手伝いをするほかは、その日暮らしの気ままな生活。その日も、知り合いの与力に頼まれた玉三郎は、水戸藩の歌会で大名の奥方を警護するという、なんとも面倒な仕事に、いそいそと出かけていった。ところがこの男、相手が誰であろうと曲がったことが大嫌いという、いささか厄介な性格の持ち主。美貌の姫を手籠めにしようとした水戸斉昭を退治したまではよかったものの、急死してしまった姫の夫……つまり、一国の大名の身代わりを務めることになってしまった!無頼の御家人が殿さまとなり悪を裁く、痛快時代劇!!
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3.5ナンシー、ベス、ジョージの仲良し三人組が、お祭りで出会った母子。父親が行方不明で生活も苦しいらしい。なんとか助けてあげられないものかと相談しつつの帰り道、三人は不審な火事に遭遇する。家人が留守らしい立派な屋敷が、爆発音とともに火の手につつまれたのだ。屋敷の裏手にまわったナンシーは、あわてて逃げだすひとりの男を目撃。謎の本を拾って、がぜん探偵心を刺激される。親友ふたりに、新たに知り合った気になる男の子ネッドも加わって、少女探偵ナンシーの捜査がはじまる。世界中で愛され続けているロングセラーシリーズ第7弾。
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3.0吾輩も猫である。名前は小次郎という――夏目漱石の『吾輩は猫である』から百年、同書をこよなく愛する著者が、愛猫四匹と暮らす日常を主人公の小次郎の視点から描いた長篇小説。日常雑感のような体裁をとりながら、古今東西の名作についての考察や現代文明批評まで、その話題は幅広く、深い。主人である元新聞記者とはむろん著者がモデルだが、その知的生活の一端がうかがえる教養小説の趣もある。小次郎の名前は、主人の愛読書『宮本武蔵』の佐々木小次郎から命名されたもの。武蔵・伊織・大和ら他三匹の猫と暮らす小次郎は、主人やその家人、個性豊かな訪問客の面々の会話や特徴を、ウイットに富んだ眼で観察し、ユーモラスに語る。肩の凝らない読み物として、また猫好きの人には猫たちの愛らしい挙措とややシニカルな語り口が、楽しい作品に仕上がっている。かわいい猫の挿画との相性も絶妙。ふだん小説は読まないという人にも、ぜひおすすめしたい好著。
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2.0謎の盗賊「白狐党」、断じて許せぬ! 悪の秘剣「白波返し」を破れ!! 白狐の面をかぶった盗賊「白狐党」が、両替屋を襲撃。丁稚を一太刀、大金を奪った。さらに、事件を探索する北町奉行所の定廻り同心が、顔を縦に斬り割られ、殺された。賊のなかには旗本や御家人が……。白狐党とは何者なのか? 御目付の厳命を受け、非役の旗本・市之介が、強靭な謎の武士集団に立ち向かう。必殺剣「白波返し」を破れるのか!? 『残照の辻』『茜色の橋』『蒼天の坂』『遠雷の夕』『怨み河岸』『稲妻を斬る』『霞を斬る』に続く、「剣客旗本奮闘記」大人気シリーズ第八弾!
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-【書籍説明】 武士の始まりであり、多くの名門武家のルーツである藤原秀郷について「すごいんだよ」といろいろ書いているが、秀郷の地元・栃木県でさえ、それほど話題になっていなくて「何とかしなければなあ」と思っている。 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で鎌倉時代が注目されるので「鎌倉殿ブーム」に便乗し、秀郷の子孫の中でも特に重要な小山3兄弟(小山朝政、長沼宗政、結城朝光)について書き、改めてこの時代をみてみると、ほかにも興味深い人物はいる。 こうした人物も紹介しないともったいないなあと思い、今回、面白い人物を選りすぐった。 何かくくりがある方が分かりやすい。 鎌倉幕府征夷大将軍・源頼朝の配下には少々激烈な性格であるとか、ひと癖ふた癖あるとか、どうにも間が悪いとかいろいろな意味で都合の悪い面々がいるので「不都合な御家人」でくくった。 「不都合」といえば、頼朝気に入りの若武者を「家来が少ないので自分で手柄を立てるしかないのだ」と揶揄して頼朝の面目をつぶした小山政光や、 命令違反のうえ、それを咎める使者に対して将軍の悪口を言いまくった長沼宗政がいて、これこそ不都合な御家人の最たる者で、しかもこの両名は親子なのだが、この話は「鎌倉殿と小山3兄弟」で書いたので省いた。 それでもエピソードに事欠かない不都合な御家人はほかにもいる。 そのラインナップが本書だ。 なお、若干苦慮するのは一番重要な名が不明な人物、不確かな人物がいることだ。 例えば、北条政子は自身で「政子」と名乗ったことはないはずで、本文でも少し触れるが、この女性は北条政子と書く以外にない。 源頼朝のブレーン・大江広元は中原広元と名乗っていた時期が相当長いし、安達盛長も最初から「安達」の苗字ではないが、そこにこだわると誰だか分からなくなる。 また、実名に諸説ある人物もいる。 いずれもよく知られた名や呼称で説明するしかない。 また、興味深いエピソードについて『吾妻鏡』や『平家物語』のどこに書いてあるかを明示した。 『平家物語』の巻数、章段名は入手しやすい岩波文庫版に準拠した。 両書は現代語訳や注釈付きの書籍も入手しやすいので実際に確かめ、さらに探ってみると面白い。
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-橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。 <今号の内容> ■「自分党」の自民党と組織政党の公明党ではこう違う ■交渉成立。いよいよ住民投票だ!! ■中選挙区制の大阪市議会では単独過半数は無理。ではどうする? ■最後の1000段目は昇れないとわかっていても、僕らは1段目を昇った ■外交・経済面で安倍政権の功績は多いが、それだけで完全燃焼できただろうか? <橋下徹メッセージ> 『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。
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-殺生と流血、犯罪と猟奇にみる日本の基層文化を解読する! 「殺生の快楽は酒色の快楽の比ではなかった」。柳田國男は日本民俗学研究の嚆矢『後狩詞記』(1909)の中で、そう語っている。この大胆な言葉は、柳田のモチーフが「犯罪と猟奇」―狩猟、殺生、神隠し、妖怪、犯罪など人間存在の実相にかかわる非日常性―にあったことを暗示している。 尾佐竹猛、中山太郎、田中香涯らによる〈犯罪と猟奇の民俗学〉を通して、日本文化の深層に迫る資料集。 目次 ●解説篇 柳田國男と流血の民俗学(礫川全次) ●資料篇 「如何にして泥棒を防除すべき乎」矢崎亥八 『日本農業雑誌』(一九〇九)より 「伊豆諸島の流囚」尾佐竹猛 『刑事法評論』(一九一〇)より 「犯罪隠語」山田一隆 『犯罪科学ノ研究』(一九一五)より 「社会暗翳としての私娼」鷲尾浩 『風俗問題』(一九二一)より 「凶行者は何故凶器を逆手に持つか」高田義一郎 『犯罪鑑定夜話』(一九二一)より 「池袋の女」松居松翁 『彗星』(一九二七)より 「「池袋の女」に就て」飯島花月 『彗星』(一九二七)より 「江戸時代の性的犯罪」田中香涯 『変態風俗の研究』(一九二七)より 「不良少年にしてもらはざる権利」(抄)西山哲治 『子供の為めに』(一九二八)より 「迷信と猥褻罪」田中香涯 『耽奇猥談』(一九二九)より 「江戸時代に於ける性的犯罪の刑」田中香涯 『耽奇猥談』(一九二九)より 「犯人検挙と鬼定めの法(上・下)」島袋源七 『旅と伝説』(一九三一)より 「雑手口の詐欺」大西輝一 『犯罪手口の研究』(一九三三)より 「迷信からグロ犯罪」(他)後藤道雄 『迷信の犯罪打診』(一九三四)より 「其の他の習俗」井出季和太 『支那の奇習と異聞』(一九三五)より 「強盗に襲はれた時の家人の心得」平山喜久松 『盗難防止の研究』(一九三五)より 「屍体愛重の古俗」田中香涯 『史実の種々相』(一九三六)より 「屍好」高田義一郎 『変態医話』(一九三六)より 「窃視症」高田義一郎 『変態医話』(一九三六)より 「秘密記号」(他)宝来正芳 『犯罪捜査と第六感の研究』(一九三八)より 「破壊器具の痕跡」宝来正芳 『犯罪捜査と第六感の研究』(一九三八)より 「池袋の女怪」田中香涯 『奇。珍。怪』(一九四〇)より 「遺留品と地方色」宝来正芳 『犯罪捜査技術論』(一九四〇)より 「神や仏を盗む話」中山太郎 『伝統と民俗』(一九四一)より 「殺人 渡辺乙松 お艶殺し」小泉輝三朗 『著名刑事事件記録解説』(一九四一)より 「火と法律」瀧川政次郎 『法史零篇』(一九四三)より 「梟首」瀧川政次郎 『法史零篇』(一九四三)より 「姦」瀧川政次郎 『法史零篇』(一九四三)より 「性的愛着者又は性的崇物症者の犯罪」黒澤長登 『風俗犯捜査要領』(一九四七)より 「帝銀毒殺魔を追う三週間」中曽根宇一郎 『裏の裏』(一九四八)より 「局部とその所有権の帰属」細谷啓次郎 『どてら裁判』(一九五六)より 「おいどまくり」瀧川政次郎 『池塘春草』(一九五八)より
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-かつてレズビアンカップルとして見做され、自分たちでもそう思っていた私たちの輪郭はわかりやすい名前を失ってとろりと溶けた。家人は世の中の女性、男性という枠組みのすき間をゆらりゆらりと行き来する。その家人とパートナーシップをむすぶ私がレズビアンと自称するのは実情とやや乖離してしまうだろうか、などと考えたりもする。” ──「第2章 ヤマウチくんはノンバイナリー」 この名づけがたく、かけがえのないパートナーシップについて。ドラマティックなくせに驚くほど心温まって、地に足がついている。そんな私たちの生活と愛について。 【本書の内容】 清水えす子さんと山内尚さんはカップルで、ふたりとも「出生時に女性として割り当てられた者」として生きています。そして、山内さんはノンバイナリーでもあります。 バイナリー(男女二元論)が前提とされるこの社会のなかで、このようなパートナーシップのあり方は、ときに規範からの「逸脱」と見なされ、シスジェンダーの異性愛カップルと比べて「承認」が得られにくいどころか、構造上の不利益や不平等も受けやすい……。この本に登場する〈シミズくんとヤマウチくん〉は、そうした社会状況において生み出された〈非実在カップル〉です。 “家人がかつて祖母に交際相手の人となりを説明するよう求められたとき、非実在文学青年シミズくんが生まれた。この交際相手とは私のことだ。シミズくんは、私について性別を伏せて語ったところの産物である。” ──「プロローグ」 この本は、クィアたちがパートナーの存在を隠すときに立ち上がる〈非実在の恋人たち〉を、想像力で掬い上げようとした結果です。〈非実在〉に思えるかもしれないけれど、〈かれら〉のような存在はたしかにこの社会にあり、そんな〈かれら〉にも個別具体的な生活があり、感情があり、それぞれのやり方で日々を生きのびているのではないでしょうか。 そちらの暮らしはどう? 実際のカップルだからこそ編むことができた、喜怒哀楽に満ちた(パラレルな)日常をえがく、唯一無二のエッセイ集の誕生です。 【登場人物】 ヤマウチくん 漫画家。シミズくんのパートナー。家事においては料理を主に担当している。シミズくんがあまりに熱いものを持つのが下手でしばしばびびる。比較しようがないけれど、自分に比べて皮膚が薄いのかなと思っている。そろそろ新しいフライパンがほしい。 シミズくん ヤマウチくんのパートナー。もともと食器洗いの担当で、最近食洗機を導入できたのがうれしい。洗濯物も自動で畳めるようにならないかなと思っている。ヤマウチくんが仕事中に水分をちゃんと摂っているとほっとする。普段は精神科医をしている。 山内尚(やまうち・なお) 漫画家。清水えす子のパートナー。 清水えす子(しみず・えすこ) 山内尚のパートナー。普段は精神科医をしている。 【もくじ】 プロローグ 第1話 シミズくんとヤマウチくん 第2話 ヤマウチくんはノンバイナリー 第3話 こんな社会で生きています 第4話 魂が貴族──あるいは異形たちの生活 第5話 ふたりで暮らす エピローグ
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-オールド上海を舞台に「大医精誠」を体現した名老中医のものがたり。 舞台は20世紀初頭の上海。「孟河医派」の継承者・翁泉海は故郷で医業を始め,後に上海にでて医名を轟かせる。高い医徳と卓越した医療技術を備え,自ら疫病の流行地に赴き治療にあたり,国民政府が提出した「中医廃止案」に反対する抗議活動の先頭に立ち中医学の危機を救う。主人公の翁泉海は孟河医派の4 大名医を融合させてモデル化,ドラマで描かれるエピソードは実際にあった出来事を下敷きにしてる。民国期の中医の臨床風景や中医学の歴史的動向にも触れられる。2019年に中国国営テレビで放映された連続テレビドラマの小説版。 【目次】 第一章 受難の船出 第二章 交わせない言葉 第三章 医は仁術 第四章 妙手回春 第五章 謎の男 第六章 絶体絶命 第七章 疑心暗鬼 第八章 難治性の心病 第九章 反撃 第十章 懸糸診脈 第十一章 昆曲が伝える想い 第十二章 世が乱れ、疫病が流行す 第十三章 説かんと欲してまた休む 第十四章 金陵請願 第十五章 富と名声は人を惑わす 第十六章 「血戦」西洋参 第十七章 朱砂がまねいた災い 第十八章 初陣を飾る 第十九章 悪魔は人の中に 第二十章 中医西医「治療試合」 第二十一章 勝敗の行方 第二十二章 情は断ち難く、毒は止め難い 第二十三章 交錯する思い 第二十四章 家柄の壁 第二十五章 「神医」降臨 第二十六章 奇怪な医術 第二十七章 邪を払い、鬼を倒す 第二十八章 先祖伝来の秘方 第二十九章 それぞれの道 第三十章 破門 第三十一章 真相 第三十二章 日本の狂犬が上海で吠える 第三十三章 血に染まった処方 第三十四章 中華に命を捧ぐ 第三十五章 名医は永遠に 【著者】 高満堂 中国電視芸術家協会第6代副主席,中国広播電影電視社会組織連合会電視劇編劇工作委員会名誉会長,第12回,第13 回全国政協委員,大連広播電視台国家一級脚本家。1983 年にテレビドラマの脚本を始め,1千余(部)集の脚本を手がけた。代表作品には『闖関東』シリーズ,『家有九鳳』『大工匠』『北風那个吹』『鋼鉄年代』『雪花那个飄』『温州一家人』『大河儿女』『老農民』『于無声処』『温州両家人』『最後一張簽証』『愛情的辺疆』など。 李洲 哈尔浜師範大学電視編導(テレビ演出専攻)卒業後,北京電影学院導演系進修。テレビドラマ『闖関東』『闖関東中篇』『鋼鉄年代』などの撮影に参加し,テレビドラマ『大河儿女』の文学統筹を務め,またテレビドラマ『老農民』『最後一張簽証』『愛情的辺疆』において共同脚本を手がけた。 田中寛之 1973 年京都府生まれ。1998 年自治医科大学医学部卒業。2007 年よりたなか内科クリニック院長。主な出版物に『補訂・皇漢医学』(校注/あかし出版),『漢方 百物語』(翻訳/あかし出版)など。
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-【書籍説明】 最初の武士は藤原秀郷(ふじわらのひでさと)である。 このことはもっと注目されてほしいし、もっと議論されていい。 古い時代から武器を持って戦う武者はいたし、「最初の武士は誰か」なんて史料からは分かるわけもない。 結論が出ないのだから教科書や参考書で取り上げられないのは当然といえば当然でもある。 だが、藤原秀郷はそれまでの軍事貴族とは違った一面があった。 自前の武力で朝廷に仕えるといった中世の武士の姿である。 本書では、藤原秀郷とライバル・平将門(たいらのまさかど)の実像と伝説、民間伝承、ゆかりの地など多角的なアプローチで迫っていく。 そして、なぜ「藤原秀郷が最初の武士」なのか、その時代の流れにも追っていきたい。 戦国時代や源平合戦などに興味がある方も、さまざまなジャンルの歴史好きも、武士の時代を先駆けた藤原秀郷の面白さを堪能してもらいたい。 【目次】 第1部 藤原秀郷はどんな武将か 第2部 秀郷のもう一つの顔「俵藤太」 第3部 秀郷は「最初の武士」か? 【著者紹介】 水野拓昌(ミズノタクマサ) 1965年、東京都生まれ。 法政大学法学部卒業。 1989年、産経新聞社入社。 整理部記者、地方支局記者、宇都宮支局次長などを務め、2019年退社。 『藤原秀郷 小説・平将門を討った最初の武士』(小学館スクウェア) 『小山殿の三兄弟 源平合戦、鎌倉政争を生き抜いた坂東武士』(ブイツーソリューション) 『鎌倉殿と小山3兄弟 ~小山朝政、長沼宗政、結城朝光~』『鎌倉殿と不都合な御家人たち ~「鎌倉殿」の周りに集まった面々は、トラブルメーカーばかり?』(まんがびと)などを出版。 「栃木の武将『藤原秀郷』をヒーローにする会」のサイト「坂東武士図鑑」でコラムを連載。
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-古代の地方の人びとはどのように暮らしていたのだろうか。史料の残っている豪族クラスの人物の活動に光を当てれば、彼らがいかに躍動していたかかがわかる。郡・郡司、国衙機構や在庁官人の研究により地方支配の歴史的変遷をたどり、立体的な地域史を復元してきた著者が、神話・伝承の時代から奈良時代末まで、そこから平安時代末までに活躍したそれぞれ15人の人物を選出。一般読者向け古代史書ではあまり扱われない人物30人を紹介し、地方の動向や中央との関係を通時的に描き出す。 【目次】はじめに/I 古代国家の形成と展開/1 八束水臣津野命──国引きから国造りへ/2 野見宿禰──相撲と埴輪のはじまり/3 上毛野君の祖荒田別──海外への雄飛/4 上道臣田狭──吉備氏の力/5 筑紫君磐井──中央集権化への画期/6 箭括氏麻多智──神々との交渉と開発の推進/7 笠原直使主──国造制の施行/8 朴市秦造田来津──白村江戦での奮闘/9 尾治宿禰大隅──壬申の乱を勝利に導いた力/10 他田神護──中央出仕と郡司就任/11 壬生直小家主──後宮を支えた女性官僚/12 高麗朝臣福信──天皇への近侍と地域への貢献/13 生江臣東人──東大寺領の開発/14 田中真人広虫女──郡司妻の経営手腕/15 越優婆夷──仏教信奉の利益/II 古代国家の成熟と転換/16 伊治公呰麻呂──征夷三十八年戦争のはじまり/17 入間宿禰広成──征夷事業を支えた坂東の豪族/18 槻本公老──桓武天皇即位秘話/19 大墓公阿弖流為──坂上田村麻呂とも対峙した蝦夷の英雄/20 佐伯直真魚(空海)──真言宗の将来と布教/21 壬生吉志福正──国分寺塔の再建と子息涯分の租税前納/22 春澄朝臣善縄──祖父の学業支援と最優秀成績者の足跡/23 円仁──入唐求法の辛苦と天台密教の確立/24 於保臣(磐城臣) 雄公──地域を支配する郡司氏族の力/25 武蔵武芝──平将門の乱を誘発したもう一つの武士への道/26 真髪成村──膂力の相撲人/27 安倍頼時──源頼義・義家との対決/28 阿波民部大夫成良──神戸港の礎を築いた平清盛の家人/29 伴信明──島津庄の経営と薩摩平氏との対立/30 伊福部臣資経──流人源頼朝を支援した余慶/おわりに/人名索引
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-【書籍説明】 いま一番書きたい皆川広照(みながわ・ひろてる)と天徳寺宝衍(てんとくじ・ほうえん)を書く。 まず、皆川広照は徳川家康との結びつきが非常に興味深い。本能寺の変直後の「伸君伊賀越え」に同行していた可能性がある。 「そんな話は聞いたことがない」という声も聞こえてきそうだが、注目されていない史料は意外と多い。 また、宇都宮氏の有能な家臣でありながら、離反し、北条氏に従い、豊臣秀吉による小田原城攻めのときはこの城から脱出。 北条氏滅亡の連座を免れた。このため世渡り上手のイメージがあるが、それだけではない。 その後、家康六男・松平忠輝の家老となり、戦国の世が終わった時代にまた一波乱……。 難しい場面での決断でピンチの連続を乗り越えてきた武将だ。 一方、天徳寺宝衍は名城・唐沢山城を本拠とする佐野氏の出身。 外交僧として諸国を渡り歩き、貴族や宣教師とも交流があり、織田信長、豊臣秀吉が関東に進出する際には欠かせない存在だった。 北条氏や上杉氏の対応についても秀吉から相談され、文禄の役でも九州に同行している。秀吉の知恵袋だったのだ。 戦国の主役には遠く及ばない弱小領主だが、その生涯は戦国武将らしい冒険に満ちているのだ。 【目次】 第1部 戦国時代の関東 第2部 皆川広照 第3部 天徳寺宝衍 【著者紹介】 水野拓昌(ミズノタクマサ) 1965年、東京都生まれ。法政大学法学部卒業。1989年、産経新聞社入社。 整理部記者、地方支局記者、宇都宮支局次長などを務め、2019年退社。 『藤原秀郷 小説・平将門を討った最初の武士』(小学館スクウェア) 『小山殿の三兄弟 源平合戦、鎌倉政争を生き抜いた坂東武士』(ブイツーソリューション) 『鎌倉殿と小山3兄弟 ~小山朝政、長沼宗政、結城朝光~』 『鎌倉殿と不都合な御家人たち ~「鎌倉殿」の周りに集まった面々は、トラブルメーカーばかり?』(まんがびと)などを出版。 「栃木の武将『藤原秀郷』をヒーローにする会」のサイト「坂東武士図鑑」でコラムを連載。
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-御家人の次男坊で無役の波岡進次郎は、剣の腕はからきしだが、色の方は凄腕。女をたらすことにかけては天賦の才を見せ、春画の絵師としても一流の技を持つ。人妻に手を出して追手がかかり、身を隠すべく逃げ込んだ寺は、女参詣客を相手にするとんだ売淫寺だった。さらには、お相手した大奥女中から預かった密書がもとで、江戸城内の権力争い巻き込まれる。御政道には無縁の遊び人・進次郎が味わう、地獄と極楽の顛末とは……。長篇時代小説。 ●多岐川恭(たきがわ・きょう) 1920年福岡県生まれ。東大経済学部卒。戦後、横浜正金銀行をへて毎日新聞西部本社に勤務。1953年『みかん山』で作家デビュー。『濡れた心』で第4回江戸川乱歩賞を、翌年には短編集『落ちる』で第40回直木賞を受賞。以降、推理小説と共に時代小説も旺盛に執筆した。
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-榎動物病院の美人獣医・栃尾彩子のもとに、火傷の猫を抱いた少年がやって来た。偶然通りかかった民家の焼け跡で拾ったという。翌日、今度は刑事が訪れた。その少年に放火の疑いがあるという。不審に思う彩子は少年の無実を証明すべく、調べ始めた。すると、家人が旅行中でべットの猫しかいない状況下で、室内から出火したことが判明。いわば現場は密室だったのである。彩子の疑問はさらに強まった。全てを焼失し、悲しみにくれているはずの被害者の子供たちの、意外な明るさと笑顔。果たして誰が、何の目的で、いかなる方法で放火したのか?(「炎を吐いた猫」) 連作短篇集「獣医栃尾彩子」シリーズ第1弾。日本テレビ系列「火曜サスペンス劇場」では「女動物医事件簿」(主演:山口智子)としてドラマシリーズ化された。 第一話 耳を嚙む犬 第二話 嗤う鳥 第三話 猫の中身 第四話 憂鬱な犬 第五話 蛇のような…… 第六話 猫は見たか 第七話 炎を吐いた猫 ●日下圭介(くさか・けいすけ) 1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。
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-遠州・貫名郷の小領主・貫名重忠は、領地争いの訴訟に破れ、安房に流された。その地で生まれた重忠の子・善日丸は、正義感の強い少年だったが、他国者として近所の子供たちに挑発され、絶えずもめごとを起こしていた。彼の味方は、浜夕という少女だけだった。その浜夕が鎌倉の御家人に輿入れすることになった時、たったひとりの理解者を失った善日丸は、悄然の思いで清澄寺を訪ね、仏門に入る決意をした。そして鎌倉・比叡山・南部・高野山などで修業を重ね、32才で日蓮宗を開祖した。鎌倉の世に激しく波瀾の生涯を生きた人間・日蓮を、鮮やかに描いた巨匠の力作長篇。萬屋錦之介、松坂慶子らで映画化もされた名作。
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-江戸時代、幕府から俸禄を蔵米として受け取る旗本や御家人は、浅草の蔵前にあった幕府の米蔵から配給を受けることになっていた。しかし彼らのほとんどは、その地に店を構える札差にその仕事を頼んだ。札差は蔵米の換金、運搬の手数料を取り、のちには蔵米を担保に金を貸し、利息を取った。やがて彼らは巨富を蓄え、なかには十八代通と呼ばれるような金満家をも輩出して、江戸の経済を牛耳るようにさえなった。この札差の実態を詳述した「札差考」のほか、米価の変遷や米問屋による相場の壟断等を考証した「米価の話」など、江戸庶民や武家の生活を経済面から探った6編を収録した鳶魚江戸ばなし続編。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★創刊20周年記念特集 ★潜入・エロ・犯罪の決定的瞬間! 裏モノベストシーン100 ・スチュワーデスが高嶺の花だったころ★98年12月号 実在するか?スチュワーデスホテトル ・ゲイも女も買いに来るウリ専バーの内部★99年1月号 センズリするだけでいいんですか? ラクショーですよ ・若い日本人を連れ出せるなんて!と、誰もが目を疑った★99年2月号 顔見せホテトルで二十才のオネーチャンをテイクアウト ・マナ板ショーがまだ公然と行われていた★99年3月号 観るのもいいけどヤラなきゃ損ソン! ・ちょんの間が輝いていた時代があった★99年4月号 なぜこんなところに飾り窓の女が!? ・お嬢ちゃん、留学中に何のバイトしてんのよ!★00年12月号 マンハッタンの東洋系専門ホテトルで日本人コールガールを呼んでみた ・新宿に突如現れたハプバー1号店★01年11月号 ハプニングバーでぐっちょん! ぐっちょん! ・ラブホの天井に本当にカメラにが仕掛けられていた★01年9月号 本物ラブホ盗撮映像のド迫力! ・どこを見ても肉、肉、肉★02年8月号 素人デブ専パーティ実況リポート ・ナンバープレートの「1」が「0」に変わった!★04年7月号 潜入! 偽造ナンバープレート制作現場 ・ムショの読者さんご協力ありがとうございました★07年6月号 刑務所の面会 ・向かいのボウリング場に覗きマニア襲来★07年10月号 池袋に見せたがりカップル御用達ラブホがあった! ・千円が100万円になる4号機が打てた★08年5月号 シビれる「4号機」がズラリ!都内繁華街に闇スロット屋が増殖中 ・いくら見て回っても飽きない飛田新地の美女軍団★08年4月号 露出度さらにエスカレート! やっぱ飛田はソソるぜ ・債務者の自宅前で「マンコ」「中出し」★08年3月号 編集部・仙頭2泊3日の債務回収ツアーに同行 ・オナニー大会銀メダルで「日本の恥」に★08年8月号 私、編集タネイチ 世界オナニー大会 in サンフランシスコで銀メダルを獲得しちゃいました ・どうすれば家人(女)がオナニーするか?★09年2月号 オナらせ屋、最新作をお見せします ・毎日クンニに明け暮れるドMな青年★10年3月号 ながらクンニで余裕をかます女たち 他、現在まで。 編集部より★本誌掲載記事の中には真似をすると法律に触れるものも含まれています。悪用は厳禁です。
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-まさにその時を狙いすましたように、秀吉の侵寇――忌まわしい壬辰倭乱(イムヂンウエラン)は始まったのだった。その夜、申家の屋敷は、漢城の他のあらゆる家がそうであったように、重苦しい緊張感に包まれた。愛蓮もその空気を共有する一人だった。そして一夜明けると、家人たちは今更のように愛蓮が“倭奴”であったことを思い出したのである。(「耳塚賦」より) 日本と朝鮮半島との関わりをかつてない斬新な切り口で描いた6つの短篇を収録。また、その6篇を著者自ら解説した「電子版あとがき」を追加収録。 ●荒山徹(あらやま・とおる) 1961年富山県生まれ。上智大学卒。新聞社、出版社勤務を経て、朝鮮半島の歴史・文化を学ぶため韓国留学。延世大学校延世語学院韓国語学堂卒業。1999年『高麗秘帖』で小説家デビュー。『魔岩伝説』『十兵衛両断』『柳生薔薇剣』で三度、吉川英治文学賞新人賞候補となり、2008年『柳生大戦争』で第2回舟橋聖一文学賞を、2017年『白村江』で第6回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。日韓交流史を主題とする時代伝奇小説を発表して注目を集めた。他の作品に『竹島御免状』『長州シックス 夢をかなえた白熊』『シャクチ』『キャプテン・コリア』など多数。
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-黒船来航以来、日本中が大きく揺れ動く安政六年。人々が先の見えぬ変転に苛立つなか、最下級の御家人・島尾信二郎は旗本の息子たちにいじめられる日々だった。ある日、いつものように六百石新番組頭の息子・柴崎竜太郎から暴行を受け、脇差の鞘を割ってしまった信二郎だったが、刀屋の娘・真紀の親切によって代わりの鞘を得ることに。実はこの鞘、九十九神・沙耶が宿るあやかしの鞘。沙耶の力を貰い、女運と剣の技を身につけた信二郎は、講武所の勝海舟に認められ、遣米使節団に大抜擢。出世への道を歩みだすのだが……。大人気書下ろし時代官能シリーズ第五弾・完結編!
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-能勢伝七郎は、江戸城内で奥と表御祐筆を務めた家禄二百五十石の小旗本。出仕していた城内においては人間関係に辟易し、屋敷内では家人から疎外されて身の置き所がなかった。惑う四十四歳である。一切を打ち捨てて、そろそろ隠居したいと思っていた折、町名主を務める幼馴染みから自身番の書役を探しているという話を聞いた伝七郎は、家督を倅・伝之助に譲り、侍身分を隠し、神道無念流小太刀懐剣の手練の腕を封印して、日本橋難波町の書役を務めることになる。市井でのんびり暮らせると思っていた伝七郎だったが、自身番には町の厄介事や様々な事件が次々に持ち込まれてきて……。恩情番屋で繰り広げられる人情捕り物帳。書下ろし新シリーズ。
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-将軍吉宗の敵はイスパニア! 新感覚時代劇。 八代将軍吉宗の御前試合で、秘技「飛燕殺」で柳生俊方に勝利した丹波半蔵は、吉宗の命により、その詳細の判らぬまま家人の三太夫と京都に向かった。待ち合わせとなった三条大橋で、いきなり大立ち回りに巻き込まれた半蔵。切り捨てた侍の瞳は緑色をしていた。 自らの天命を探す半蔵は、江戸からやってきたかすみや、旅籠「武蔵屋」の主人勝五郎、御射山の屋敷を預かる妖艶な夕霧など、味方となる人々と出会った。そして明らかになったのは、半蔵は伊賀者を統率する八代目服部半蔵なのであり、幕府を揺るがすような巨悪に対して、自らの裁量で成敗することができるということだった。 京都で起こっている一連の事件の黒幕は、実はイスパニアからやってきた“バウティスタの涙”と呼ばれる一味で、薩摩藩や裏柳生の勢力が一緒に行動していた。 そんな中、半蔵の手下となったかすみが、敵に捕らえられた。相手は、半蔵の持っている謎の金貨のついた首飾りを返せと言ってきた。敵との決戦のときが迫る! 女には弱いが、剣の達人であり、天性の勘の良さを供えた男・半蔵が、活躍するシリーズ第一作!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 悪の手口(メソッド)70★防犯のための知識としてお読みください ★裏モノJAPAN特集抜粋 ・なぜ空き巣は家人がしばらく留守なことがわかったのか? ・タクシーへの当たり屋は“当たらず”にカネをせしめる ・日本中を席巻する“追い出し盗”のワル手口 ・スマホは電車のあの瞬間、あの場所で引ったくられる ・凶悪な強盗が「金を出せ!」と叫ばない理由は? ・最新版の自販機荒らしはここまで大胆になっている ・全国どこでも3食昼寝付きでタダ泊まりする方法とは? ・ブラックリスト入りしていても新規契約できるケータイ会社 ・高値で転売される小学1年生のランドセルが危ない! ・マン喫オナニー派の諸君、君のシコリ顔も商品になるようだぞ ★他60項目 編集部より★本誌掲載記事の中には真似をすると法律に触れるものも含まれています
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-※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大人気料理ブロガー、ほ助さんの書籍がついに刊行。 1枚のお皿やお盆におかずやご飯ものをのせるワンプレート料理74組を中心に、142レシピを初めて詳しく披露します。 定番料理を気のきいたアレンジで華やかに彩ったり、ありそうでなかった組み合わせで身近な食材をより美味しくしたり…。 そんなお料理のアイデアと、お友達やご家族、お客様に喜ばれ、自分も楽しめる盛りつけのコツをたくさん盛り込みました。 和食、洋食、そして中華や韓国、東南アジア、インドなどのお料理も網羅しているので、おもてなしにも普段のお食事、晩酌にもお役立ていただける1冊です。 ●「はじめに」より “食べることを語らずして、人生は語れない。 過去の出来事を振り返るとき、そのときに食したものまで、必ず思い出してしまう…。” この本は、そんな食いしん坊の記録です。 あわただしい日々の中、マッハの速さで作るおかず。 へんてこだけれど、なぜか箸が止まらないツマミ。 せっせと家人に作り、我が家の定番になったご飯もの。 その中から、特に評判がよく、それぞれが一枚の絵のように残ったワンプレート料理、74組とその作り方を紹介しています。 先にいただくとより美味しいものは手前に。 心地よく、箸運びを楽しんでもらえるように。 目で舌で、なにか嬉しい驚きが見つかるように。 そんな、ささやかな気配りと遊びゴコロを 一枚のお皿やお盆にのせて、お出ししました。 皆さんの記憶に残る人生の何ページ目かに、この本のお料理もちょっと加えていただければ、天にも昇る気持ちです。
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-アメリカはメイン州・ベックフォード、ディー・デクスター探偵社に一本の電話が入る。探偵二名をある家によこしてほしい、そこで一晩泊まってくれればいいという、簡単だが奇妙な依頼。その家に向かったスタンリーとケンウッドに、家人は何の説明もなく、仕方なく二人は酒を飲んで寝てしまう。しかし、未明に大きな物音で目覚めた二人は、一面の血の海に四人分の切断死体が転がっているのを発見。罠かもしれないと、ディーの家に急行し警察とともに再び現場に戻ると、何と死体が消失していた――。大胆かつ奇怪な事件の謎で読者を魅了する、第20回鮎川哲也賞受賞作、大幅改稿で登場。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『鎌倉年代記』は、安徳天皇の寿永二年(1183)から光厳天皇の正慶元年(1332)までの年代記。花園天皇を新院、後醍醐天皇・光厳天皇を今上と指しているから、1320~30年代の作である。各天皇の略伝を最上段におき、摂関・将軍・執権連署・六波羅探題について補任・略伝を下段にそれぞれ並べて年表風に配されている。折本で原題を欠く。包紙に鎌倉年代記とあるので、今それに従った。壬生家旧蔵、京都大学文学部国史研究室の貴重書である。朱書きで書込まれた武家法制史関係の資料のほか、裏書にはそれぞれの歳に起こった主な出来事を、今年正安元……の方式で書きとめてある。吾妻鏡以降の鎌倉の事件を探るには、この裏書の記事が欠くことの出来ないものである。本書の全体は、続群書類従雑部に『北条九代記』として収められているが、脱文・誤読が甚だしい。『武家年代記』は、高倉天皇の治承四年(1180)から後土御門天皇の明応八年(1499)までの年代記で、もとは巻子一巻であったものであるが、寛政九年(1797)、柳原紀光が家人に命じて写させた際に、便宜上三巻三冊に分けた本で、現在、宮内庁書陵部の所蔵となっている。上冊には、年代ごとに帝王・執柄の略歴を、中冊には、将軍・執権・六波羅・政所・問注所のそれを収め、下冊には、その裏書を載せている。かつて、経済雑誌社の『続国史大系』第五巻に吾妻鏡の附載として印刷されたこともあったが、新訂増補版では除かれてしまった。また、『鎌倉大日記』も前二者と同類のものであり、これらから表裏全文を収録することにより、利用者の便を計った。
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-忍術使いの侍が活躍する本格時代劇が登場! 著者の谺雄一郎氏は、2010年に小説『十三人の刺客』を上梓し、映画の大ヒットと共にその確かな筆致で注目を浴びた本格派時代劇作家です。今作品は御家人・多々羅醇堂を主人公とする書き下ろしシリーズの第一作目になります。 …時は江戸末期。多々羅醇堂は、気楽な御家人生活を送る酒好きな快男児。しかしもう一つの顔は江戸に起こる事件の数々を追う名探偵。名奉行遠山金四郎から密命があれば得意の忍術を使って怪事件を解決していく---。 実直な旗本・座光寺伊織が何者かに惨殺された。不可解なこの事件を醇堂が追っていくうちに、時の将軍の側妾・お美代の方が密かに催す淫靡な宴の実態に突き当たった---。 小粋な芸者・蔦吉、美丈夫な七化けの巳之助ら力強い手下も活躍して事件の闇を暴いていきます。
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-うだるように暑いマイアミに、アビーは降り立った。弟のエドワードが交通事故に遭い、入院したと聞いたのだ。ここに来るのは2年前のあの日以来。そして、2度と足を踏み入れるつもりなどなかったのに。病院に向かうはずの迎えの車は、驚いたことに別の方角へと向かい、弟の妻の家に到着した。訝る間もなくアビーは家人に出迎えられ、エドワードのけががかなり軽いことを知る。いったいこれは、どういうこと?「また会えてうれしいよ」声の主を見て、アビーは息をのんだ。
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-朝鮮海峡のはるか彼方に不気味な牙をむくフビライの蒙古。フビライは何度も使者をよこし、「友好」と称した臣従を日本に求めてきた。鎌倉幕府はおののき、国論は分裂した。幕府の執権北条時宗は悩みつつも強硬派に組していた。一方、幕府の御家人で伊予の豪族・河野通有はこの指針を危ぶみ、時宗に諫言しようと鎌倉をめざす。その途上の京都で、通有は公卿の中納言実兼に遭い、実兼が和平論者と知るが、疑念もいだく。事実、実兼には蒙古などどうでもよく、幕府の支持する現天皇をしりぞけて、上皇をかつぎだす思惑で動いていたのである。その手足が幕府の六波羅探題(京都)の長官赤橋義宗であり、鎌倉にいる義宗の弟義直であった。実兼はすでに肥後天草の武士・獅子島小一郎を籠絡し、天皇暗殺さえ企てていたが、これは小一郎に見抜かれて失敗していた。これらの人物たちに、日本に逃げてきているペルシャの王女と家来たち、それを援助するクグツの一団が絡む。さらにはおどり念仏を主唱する智真房、声高に救国を説く日蓮などの時代の動きをもまじえて、物語はアジアにまで広がる舞台と複雑な経緯を描きながら、ついに蒙古の襲来というクライマックスへ。
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-13世紀後半、日本はかつてない国難に直面しようとしていた。高麗を支配下に置いた元帝国が、ついに野望の矛先を日本へと向けたのだ。服属を求める元からの度重なる使者に対し、鎌倉幕府の若き指導者・北条時宗は、ついに対決の道を選択する。二度にわたって元の大軍が来攻する「元寇」の始まりである。そうしたなか、戦場となった北九州には、おのが夢をこの戦いに賭けた二人の男があった。肥後の御家人、竹崎季光・季長の兄弟である。ともに長兄から疎まれ、所領のない無足の身に甘んじていた彼らは、やがて数奇な運命から、季光は海を越えて高麗の反乱軍に投じ、季長は元との合戦で手柄を立てる道を突き進む。二人の活躍を軸としつつ、物語は元の皇帝フビライ、執権・北条時宗といった時代の主人公から、日蓮、マルコ・ポーロらまでも巻き込んで、壮大な人間絵巻を展開していく。中国・朝鮮半島・日本をまたにかけた長編歴史ロマン。
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