細川重男の作品一覧

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作品一覧

2022/08/12更新

ユーザーレビュー

  • 執権 北条氏と鎌倉幕府
    鎌倉将軍に準じる立場"なのに"鎌倉幕府を支配したと思われがちな北条得宗家だが、筆者いわく、鎌倉将軍に準じる立場"だから"支配できた。"だから"を支えたものは何か。その仮説が楽しくてたまらない。誰しもが知っている執権の職位というリアルな権力とは別に、とあるフィクショナルな権威があったのだ、と。ハードパ...続きを読む
  • 執権 北条氏と鎌倉幕府

    北条家って、つくづく…。

    2023年8月読了。

    昔から「鎌倉好き」だったのだが、昨年の大河ドラマで久々に〝燃え上がる程の鎌倉愛〟が甦り、最近の研究成果を踏まえた研究書を漁り出したのだが、やはりNHKの力はスゴいもの。
    本書と出逢えて、非常にラッキーだった。

    『「執権」で有り続けた北条家は、何故〝将軍〟を欲しなかったのか?...続きを読む
  • 執権 北条氏と鎌倉幕府
    北条氏はなぜ将軍にならなかったのか、得宗専制とはそもそも何なのかなど素朴な疑問の提起から始まる本書は、「北条氏の鎌倉幕府支配を支えた論理」の解明を課題としている。

    フォーカスされるのは、承久の乱で執権の権力集中を成し遂げた義時と、蒙古襲来という未曾有の危機に際して得宗専制体制を構築した時宗である。...続きを読む
  • 執権 北条氏と鎌倉幕府

    わかりやすい記述

    なぜ北条氏は将軍にならなかったのか、あるいはならなかったのか。そのことがテーマで執筆されたものです。取り上げられている人物は、2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主役北条義時、蒙古襲来時の執権北条時宗の二人。著者である細川重男氏は、わかりやすい記述で理解しやすいのが特徴です。
  • 頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」

    面白い

    この著者の別の書物を読み、あまりにわかりやすく面白かったので、読んでみましたが、こちらも大変面白かったです。
    承久の乱の最後に、藤原・三浦に放ったと言われる後鳥羽院の言葉の意訳は、なんだかものすごく府に落ちたというか、ああきっと、こういう意味で言った言葉だったんじゃないかなと思えました。
    倫理観も不...続きを読む

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