鎌倉幕府抗争史~御家人間抗争の二十七年~

鎌倉幕府抗争史~御家人間抗争の二十七年~

1,034円 (税込)

5pt

4.0

源頼朝亡き後、誕生したばかりの鎌倉幕府は異常ともいえる内紛と流血、果ては将軍までもが非業の最期を遂げる時代を迎える。その質実剛健のイメージとは裏腹に、なぜ「鎌倉武士」たちは仲間うちで殺し合いを繰り返したのか。北条時政、北条義時、梶原景時、和田義盛、比企能員……御家人同士の抗争劇から浮かび上がる鎌倉時代初期の政治史と、武士たちのリアルな生き様を活写する決定版。

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鎌倉幕府抗争史~御家人間抗争の二十七年~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の余韻に浸りたくて、御家人抗争に特化したこの本を選んだ。ドラマと史実の違いも面白く読めたし、かつての仲間同士が殺し合うバトルロイヤルをもう一度楽しむことができた。
     記述は『吾妻鏡』と、より信頼できる他の史料に依っているが、ところどころ北条時政の性格を「人のいい田舎のお

    0
    2025年05月21日

    Posted by ブクログ

    源頼朝の薨去から承久の乱までの27年間の、
    鎌倉幕府における御家人間での抗争を詳細に描く。
    ・旧国名図
    序 殺し合いの時代
    第一章 十三人合議制の成立と抗争の開始
    第二章 梶原景時事件と広域武士団
    第三章 比企の乱と北条時政の独裁
    第四章 北条義時の台頭と和田合戦
    第五章 源実朝暗殺と承久の乱への道

    0
    2025年01月22日

    Posted by ブクログ

    頼朝の死から承久の乱までの時期を対象に、鎌倉幕府における御家人間抗争の経緯を辿る。叙述内容は吾妻鏡が中心。個々の事件について余波まで含めて整理されているので、通史的に理解しやすい構成になっている。

    0
    2023年06月01日

    Posted by ブクログ

    なぜ鎌倉武士たちは仲間うちで殺し合いを繰り返したのか、鎌倉時代初期の政治史と、武士の現実が書かれています。

    0
    2023年05月06日

    Posted by ブクログ

    源頼朝の死去から北条政子の死去までの鎌倉幕府の混迷期が描かれていて興味深かった。
    巻末には古代中世日本の基礎知識が書かれていて親切。

    0
    2022年11月24日

    Posted by ブクログ

    源頼朝の死後から北条政子の死まで、ここまでの血で血を洗う争いがあったとは知りませんでした。いかに頼朝のカリスマ的指導力による鎌倉幕府だったのかがうかがい知れます。また将軍2代目・3代目までもなんと不安定なことか。北条氏による安定的な執権政治になるまで、御家人たちは疑心暗鬼に陥っていたことでしょう。

    0
    2022年08月22日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    鎌倉時代の初期は抗争の歴史(教科書にでない)
    現代政治史では時々の失策やきっかけで勢力図が
    塗り替えられることがありわかりやすいが、他の
    時代に比べて鎌倉時代は政治バランスがそのまま
    抗争史なので推理しやすいのでお勧めです

    頼朝の死後、武力を集めて作られた楽園=鎌倉は
    大揺れとなり、頼朝から遠ざけ

    0
    2022年08月26日

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