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福岡伸一氏推薦! 生命は大きく変わらないように絶えず小さく変わっている。生態系という動的平衡は大激変から回復できるのか。物言わぬ生きものたちが問う「復興とは何か」。2011年3月11日に東北を襲った巨大津波は、生き残った動植物の生息地をも激変させた。死滅するカエルの卵、真夏に枯れゆく木々、姿を消した絶滅危惧種のトンボたち……。しかし津波の影響がかつてない規模になったのは、人間による隙間のない土地利用が原因だった。「復興」の名のもと、急速に進む土木事業は、本当に東北の「豊かな自然」を回復できるのか。震災直後から生きものたちの消息を追って東北全域を奔走した著者が問う「真の復興とは」。(ブルーバックス・2012年4月刊)
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よくわかるプレートテクトニクスの始まりから発展まで。プレートテクトニクスは、地球表面の岩石圏に見られるさまざまな構造や変動を解き明かす科学。地震はもちろん、火山ができるしくみから、高い山ができるしくみ、深い海底ができるしくみまで、地球のからくりが見えてくる。(ブルーバックス・ 2013月9月刊)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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1990年代に、若者の仕事は大きく変貌した。非正規社員の増加、不安定な雇用、劣悪な賃金…。なぜ若年労働者ばかりが、過酷な就労環境に甘んじなければならないのか。それは、戦後日本において「教育の職業的意義」が軽視され、学校で職業能力を形成する機会が失われてきたことと密接な関係がある。本書では、教育学、社会学、運動論のさまざまな議論を整理しながら、“適応”と“抵抗”の両面を備えた「教育の職業的意義」をさぐっていく。「柔軟な専門性」という原理によって、遮断された教育と社会とにもういちど架橋し、教育という一隅から日本社会の再編に取り組む。
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「パーフェクト・チャイルド」──しかしながら、大正・昭和の新中間層の教育関心を、単に童心主義・厳格主義・学歴主義の三者の相互の対立・矛盾という相でのみとらえるのは、まだ不十分である。第一に、多くの場合、彼らはそれら三者をすべて達成しようとしていた。子供たちを礼儀正しく道徳的にふるまう子供にしようとしながら、同時に、読書や遊びの領域で子供独自の世界を満喫させる。さらに、予習・復習にも注意を払って望ましい進学先に子供たちを送り込もうと努力する──。すなわち、童心主義・厳格主義・学歴主義の3つの目標をすべてわが子に実現しようとして、努力と注意を惜しまず払っていた。それは、「望ましい子供」像をあれもこれもとりこんだ、いわば「完璧な子供=パーフェクト・チャイルド」(perfect child)を作ろうとするものであった。──本書より (講談社現代新書)
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黒船来航に端を発する近代国家への急速な発展、第二次世界大戦敗北後の奇跡の経済成長、そして2011年3月11日の東日本大震災後に人々が見せ続ける粘り強さ。たび重なる「災いを転じて」、この国はいつも並外れた回復力を発揮してきた――。名門経済紙《フィナンシャル・タイムズ》の東京支局長を務めた英国人ジャーナリストが、3・11を起点として描き出す日本の実像とは? 近・現代史への確かな理解をもとに、安倍晋三、稲盛和夫、村上春樹、桐野夏生、古市憲寿ら著名人から東北の被災地住民まで、多くの生の声と豊富な経済データを織り交ぜ、日本の多様性と潜在力を浮かび上がらせる。海外メディアの絶賛を浴びた画期的傑作。
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電車の中で化粧する女。外見ばかり気にする男。批判的な眼差しを向ける大人に対し若者達は言う。「何が悪いの? 別に人に迷惑かけてないじゃん!」。この殺し文句に対する反論を、現在の道徳教育は持ち得ない。「価値の多様性を認めましょう」といった、美辞麗句を並べたてるばかりだ。そうではなく、子供達には「法律のレベル」「道徳のレベル」を超える第三の規範である、「己の美学」を持つことを教えるべきなのだ。本書はほんとうに身につく道徳教育論を展開し、キレイゴト教育からの脱却を強く訴える。さらに「立ち会い出産からは女性の美学が失われている」「夫婦別姓の5つの肯定意見に反論する」「死刑廃止論には決定的な矛盾が存在する」「夫婦別姓推進者は子供の苦悩を理解しているのか」など、現代の倫理学上の諸問題にも一石を投じる意欲作である。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 原始から大政奉還まで、教科書ではつかめない日本史の流れが読むだけで2時間でわかるようになる。重要事項は一通りカバーしてあるほか、入試の頻出ポイントも「論述図解チャート&キーワード」眺めるだけで押さえらえる一冊。
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人の魅力は言葉が9割 日本人なのに、日本語で損することなんてあるのでしょうか? 人間関係は、言葉でよくなり、言葉で壊れます。日本語力の足りない人は、本人も気づかないうちに誤解され、いつの間にか嫌われていたりします。一方、日本語力が十分な人は、的確に相手の感情を掴んだり、意思を伝えたりできます。だから、日本語力が高い人は人間関係が自然によくなるのです。誰からも好かれる人は、日本語の基礎力が違うのです。 できる大人の日本語の基礎は、「語彙力」「要約力」「感情読解力」の3つです。 語彙が少なければ、自分の意思や感情を的確に伝えることができません。相手の言葉のニュアンスも汲み取れません。多くの語彙を吸収して、文脈の中で使いこなせるようになる必要があります。 自分の意思や感情を要約して伝えると、相手が正しく理解してくれます。相手が言いたいことを的確に要約できると、できる人と思われます。この力は、頭のよし悪しより、訓練したか否かに尽きます。 また、どんな人でも、言葉の裏には感情があります。表面上の言葉だけを追っても、その真意は読み取れません。大人のコミュニケーションでは、感情を読み取る力が欠かせないのです。 本書では、この3つの基礎力を鍛えるトレーニング方法を解説しています。このトレーニングに挑むことで、読む力、書く力、話す力、聞く力を総合的に鍛えるとことができ、技としての日本語を身に付けることができます。 文章を書くのが苦手な自分を、人と話をするのが苦手な自分を、本気で変えたいと思ったとき、学生時代に学んだ「国語」とはひと味違う、超技術的・超実用的な「大人の日本語」の世界に、ぜひチャレンジしてください。
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ウンベルト・エーコ/ジャン=クロード・カリエール 老練愛書家2人による書物をめぐる対話。 「電子書籍元年」といわれる今こそ読んでおきたい1冊! インターネットが隆盛を極める今日、「紙の書物に未来はあるのか?」との問いに、「ある」と答えて始まる対談形式の文化論。 東西の歴史を振り返りつつ、物体・物質としての書物、人類の遺産としての書物、収集対象としての書物などさまざまな角度から「書物とその未来について」、老練な愛書家2人が徹底的に語り合う。 博覧強記はとどまるところを知らず、文学、芸術、宗教、歴史と、またヨーロッパから中東、インド、中国、南米へとさまざまな時空を駆けめぐる。 この対談は、マーシャル・マクルーハンが「グーテンベルクの銀河系」と呼んだ書物の宇宙への温かい賛辞であり、本を読み愛玩するすべての人々を魅了するでしょう。すでに電子書籍を愛用している人だって本書を読んで紙の本が恋しくならないともかぎりません。(ジャン=フィリップ・ド・トナック 「序文」より)
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独露関係史の第一人者による「新しい世界史」 本書は二〇~二一世紀の世界史を、百年以上にわたるドイツ=ロシア(ソ連)の関係を中心に論じた歴史書。一般的に二〇世紀は「アメリカの世紀」として評価される。しかし、二〇世紀の国際政治はドイツとロシア(ソ連)の関係からも大きな影響を受けてきた。本書は、二〇世紀を規定した革命や暴力やテロル、独裁と民主主義の経験、社会変動や国際協調の進展(ないしその失敗)をドイツ=ロシアの関係史として論じ、二〇世紀を「ドイツ=ロシアの世紀」として描き出す。まさに二〇世紀の「新しい世界史」と呼べる内容だ。 本書の特徴は、ウクライナ戦争に起因するアクチュアリティと叙述の魅力にもある。現在ロシアが深刻な脅威となり、この問題で独特の存在感を有しているのがドイツなのだ。 世紀にまたがる革命と戦争、隔絶と交流の歴史。最新の研究成果と物語性を兼ね備え、現代の喫緊の諸課題にも示唆に富んだ歴史書。NDR(北ドイツ放送)が選ぶノンフィクション書籍賞最終候補作品。 著者はロストック大学正教授。ドイツとロシア・東欧・近現代史専攻。戦後ドイツ外交史研究を牽引する歴史家。]
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戦後80年、あらためてファクトを問う オバマ大統領が広島に歴史的な訪問をしてから10年。2024年には日本被団協がノーベル平和賞を受賞。ヒロシマ、ナガサキの悲劇については、すでに定説が確定したと思われてきた。ところが、実際はそうではないという。 たとえば、「広島は“軍都”だったから原爆が落とされた」とよく言われる。たしかに広島は第五師団の根拠地であり、日清戦争では大本営が置かれるなど、日本有数の軍都であった。だからといって、アメリカは広島を原爆投下地として選んだわけではない。そのことは、アメリカの公式資料にはっきりと書かれている。アメリカはできたばかりのこの新兵器(広島に落とされたウラン型の原爆は、長崎に落とされたプルトニウム型を違って、爆発実験すらしていない)がどのような効果を発揮するのか、きわめて慎重に観察しようとした。責任者のグローブス将軍が言うところの「実戦実験」であったのだ。そのための条件とは、軍都であることなどではなく、【1】これまで空襲されていない無傷の都市であること、【2】平野部であること、【3】人口密集地であること、【4】効果の測定が容易であること、【5】3マイルの外にも市街地が広がっていること――などであった。これらの条件にかなう最良の候補地(AA)は、京都と広島であった。軍都とはかけ離れた京都が最後まで候補地であったことからも、「広島は“軍都”だったから原爆が落とされた」わけではないことがわかる。 こうしたファクトの間違いについて、オバマ米大統領の広島訪問の仕掛け人の一人であった筆者が、あらためてチェックしたのが本書である。 たとえば、多くの人が「あの日、小倉がたまたま曇りだったから原爆は長崎に落とされた」と思っているが、はたしてそうか。 実際、当日の小倉の天気は晴れだった。では、なぜアメリカ軍は小倉への投下を断念したのか。米軍の機密公電記録には「some haze and heavy smoke」が原因であると記されている。「もやと濃い煙」――これは、小倉にあった官営八幡製鉄所の工員たちがコールタールを燃やしてはった煙幕が主なる原因であったことを示している。つまり、曇りという自然現象ではなく、煙幕という人間の行為が、小倉を災厄から救い、代わりに長崎に悲劇をもたらしたのである。 このように、長く信じられてきた16の間違った理解、埋もれてきた事実、隠された真実、ユニークな都市伝説、不正確な言い伝えや誤解、曖昧なままにされている伝聞情報、タブーとされてきた領域、独り歩きする「推計値」などをファクトの視点から検証した、ヒロシマ、ナガサキ理解の決定版!
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〔変革が振り落とす人々の怒りと願いを甦らせる、鬼気迫る歴史研究〕 明治維新による社会変革の反作用として巻き起こった自由民権運動が政府の弾圧をうけ行き詰まると、各地で「激化事件」と呼ばれる過激活動が勃発した。 激化事件の代表的事例とされる「名古屋事件」では、実力による政府転覆を果たさんとして、その軍資金調達のために富豪からの強盗・紙幣偽造が企てられ、実際に実行犯20人による強盗事件が50数回ほど実行に移された。 そして、このような過激な活動の中枢は、「ばくち打ち」「博徒」と呼ばれる者たちによって担われていた。 渡世無頼の徒として、江戸後期より徒党を組んで東海道を闊歩した「アウト・ロー」たちは、なぜ、いかにして明治の世に「自由」を掲げ、暴力的な挙に及んだか。 自由民権運動の実態にまったく新しい角度から切り込んだ記念碑的研究の成果。 明治社会の光と影を、現代的問題関心から問い続ける松沢裕作氏による懇切な解説付き。 1979年『思想』「社会史」特集号に著者が発表した論文「変革期における庶民エネルギーの源泉」を併載。 [本書より] 自由党=国会開設運動と、博徒=無法者(アウト・ロー)とはいったいどこで、どう結びつくものなのであろうか。私はこの疑問を、名古屋事件に参加した博徒たちの足跡を幕末期までさかのぼって克明に調べることによって、解いてみようと思いたった [解説より] 研究史上の画期性とか、歴史像の刷新とかいった問題は、些末なことのように思えるほどの迫力が本書にはある。 [本書の内容] I 博徒の群れ II 尾張藩草莽隊 III 明治初年の博徒 IV 自由民権運動 V 名古屋事件 むすび その後の博徒 あとがき 付録・変革期における庶民エネルギーの源泉 博徒─草莽隊─「愛国交親社」の系譜に探る 解説 「乱世」との向き合い方(松沢裕作) *本書の原本は、1977年11月に中公新書より刊行され、1995年4月に平凡社ライブラリーに収められたものです。
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【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 見るだけで自学力がつく自学ノートの手本! 新学習指導要領の主眼「主体的・対話的で深い学び」の一端を担うのが自主学習です。“自学指導の達人”森川正樹先生の学級では、自学ノートをクラスみんなで見合うことにより、「すごい自学ノートを作りたい!」という意欲を高め、競い合うように自学を進めています。 本書は、子どもが真似したくなるような「自学ノート」を図鑑的に見せ、自学への意欲を引き出します。原寸に近い大きさで掲載されているノートでは、びっしりと書き込まれた一文字一文字まで読むことができ、テーマの選び方、文章の書き方も知ることができます。 巻末に綴じ込まれた、保護者・教師向けの解説別冊では、自学ノートの価値を高める工夫や指導法・評価方法のアイデアなどが具体的にわかりやすく説明されています。 学校でも家庭でも、子どもも大人も読んでほしい「これからの学び方」図鑑です。 ※この作品はカラーが含まれます。 ※電子書籍なので、本文中に書き込むことはできません。必要に応じてメモ用紙などをご用意ください。
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南に農耕王朝、北に遊牧王朝という大帝国があり、その周辺に複数の小帝国が存在していた国際環境において、日本が採用した外交政策とは? 「倭の五王」期の朝鮮半島問題、「日出ヅル処ノ天子」時代の隋の絶域外交、乙巳の変の背景にある国際緊張など、外交文書、外交儀礼を丹念に読み解き、四世紀から一三世紀にいたる東部ユーラシアと古代日本の実像に迫る。 【目次】 序章 日本と中国への視線 第一章 東アジアと東部ユーラシア 1 「冊封体制」論と「東アジア世界」論 2 東部ユーラシアという視点 第二章 第二次南北朝時代と平安期日本 1 第二次南北朝時代 2 非君臣関係と致書文書 3 非対称の外交儀礼 4 平安期日本と東部ユーラシア 第三章 倭の五王と第一次南北朝時代 1 五胡十六国時代と倭国の半島進出 2 第一次南北朝時代と倭の五王 第四章 唐の全盛期と日本律令制の成立 1 隋‐突厥関係と倭国 2 大唐帝国と白村江の戦い 3 大唐帝国の崩壊と日本律令制の導入 第五章 律令国家日本と東部ユーラシア 1 律令国家日本と「帝国」 2 日本と新羅の相克 3 君臣関係拒否の諸相 4 「帝国」日本の変質 終章 新たな世界史像の模索 関連年表 参考文献 あとがき 索引
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宗教的情熱の下に隠された、宣教師たちのもう1つの顔 イエズス会はなぜ非ヨーロッパ世界の布教に成功したのか? 彼らが日本やインドなどで採用した適応主義政策とは? 布教活動のために貿易や不動産経営で生計をたて、信者と資産保護のため軍事活動も行った宣教師たち。「神の意志」実現のために世界を巡った「イエスの同志」の聖と俗に迫る。 【目次】 プロローグ 第一章 キリスト教とインド世界 イエズス会進出の前史 第二章 イエズス会 創立とその組織 第三章 地上の王と神の使者 俗と聖の饗宴 第四章 「情報」の収集・解析とイエズス会 第五章 「異文化」への処方箋 第六章 神の使者たちの「錬金術」 第七章 聖衣をまとった戦士たち エピローグ 注 あとがき
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地図で読み解く、とんでもなくディープで面白い世界史!経済ニュース・国際情勢が面白いほどよくわかる! 本企画は、『地図で学ぶ 世界史「再入門」』の姉妹企画です。前作は「地図を手がかりに、世界史の通史を学び直す」というコンセプトでしたが、本作は、「海峡、山脈、河川といった地形を切り口に、世界史の意外なつながりを鮮やかに読み解く1冊」です。 歴史を動かしてきたのは、王や英雄だけではありません。人とモノがどこを通り、どこでぶつかり、どこを奪い合ったのか――その舞台となった地形こそが、戦争、交易、宗教、植民地化、帝国の盛衰を左右してきました。 本書では、マラッカ海峡やホルムズ海峡のような現代にも直結する海の要衝から、北西航路、アルプス交通路、十字軍を支えた巡礼交易路、アフガニスタンを貫くシルクロード、ラオスの河川交通路、そしてコンゴの大河と資源までをたどりながら、学校では点で覚えがちな世界史を、ダイナミックな「移動の歴史」として描き出します。地図を通して歴史を見直すことで、国際情勢や経済ニュースの背景まで立体的に見えてくる、知的興奮に満ちた教養書です。 著者は、代々木ゼミナール、鉄人エイドなどで予備校講師を務める伊藤敏氏。板書での図解、なかでも正確無比な地図の描写と、「世界史の理解」を信条とした解説に定評があります。
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本書は、従来の暗記中心の日本史とは一線を画し、世界史の視点から日本の歴史を多角的に捉え直す「新しい歴史入門書」です。飛鳥時代から江戸時代まで、世界との接点となる「7つの歴史」に焦点を当て、海外の史料や視点を用いて解説。当たり前だと思っていた日本の歴史に「世界情勢」というフィルターを通すことで、日本の姿を再発見し、より深い理解へと導きます。歴史は「史実」と、それをどう捉えるかという「歴史観」の二段構造ですが、本書は客観的な事実の羅列を超え、「日本が世界とどう渡り合ってきたか」というダイナミックな解釈を提示します。平易な言葉遣いにより、小学校高学年から大人まで幅広く読める内容となっており、子供に歴史を好きになってほしい保護者の方にも最適です。13歳前後の子どもたちと、かつて13歳だった全ての大人に贈る新しい日本史の教科書です。
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オードリー若林正恭さん、佐久間宣行さん 推薦! エンタメ時評の旗手 初の著書 独自の鑑賞術・言語化・インプット術を初公開! 「なんかよかった」という感想を一緒に抜け出そう。 簡単ではないけれど、簡単にできることの積み重ねだ。 他人の感想が気になりすぎる「感想検索病の時代」に、私だけの視点・言葉で語るには? YouTubeやPodcastで映画&ドラマ解説が大注目の大島育宙さんが、『花束みたいな恋をした』『ラストマイル』『PERFECT DAYS』など様々な作品を手がかりに、「独自の感想を生み出す方法」「自分だけの軸を持ってインプットするコツ」を大公開! 【目次】 第1部:感想検索病の時代 第2部:独自の感想の作り方 第3部:独自の視点を生み出すインプット術
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定員割れ5割超、相次ぐ募集停止。 少子化の先に待つ「2035年の崖」は、 日本そのものを揺るがす。 大学は、地方から若者が消えるのを防ぐ「最後のダム」だった。 ダムが消えれば、街から若者と「未来」が消えていく。 だが――。 知られざる大学にこそ、若者を変える「学び」があった。 消えてはいけない大学はどこか。 そこでは諦めかけた学生たちが、 どのように自分の可能性を取り戻していくのか。 10年、200校以上を歩いた記者が、 現場取材とデータで描き出す、大学淘汰のリアルと日本の未来。 (目次) 第1章 2035年の崖―少子化で限界を迎える大学 第2章 何が大学を追い詰めているのか 第3章 潰してはいけない大学 第4章 大学がつなぐ地域の未来 第5章 学力以外の力を重視 変わる入試 第6章 偏差値神話を超えて―社会がつくる「成長できる大学」
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日本には現在もなお、無尽蔵と言える古文書が未発見・未調査のまま眠っている。 戦後の混乱期に、漁村文書を収集・整理し、資料館設立を夢見る壮大な計画があった。 全国から大量の文書が借用されたものの、しかし、事業は打ち切りとなってしまう。 後始末を託された著者は、四〇年の歳月をかけ、調査・返却を果たすが、その過程で、自らの民衆観・歴史観に大きな変更を迫られる。 戦後歴史学を牽引した泰斗による史学史の貴重な一齣。 1999年刊行の名著を改版。 目次 まえがき 第一章 挫折した壮大な夢 第二章 朝鮮半島の近さと遠さ――対馬 第三章 海夫と湖の世界――霞ケ浦・北浦 第四章 海の領主――二神家と二神島 第五章 奥能登と時国家の調査 第六章 奥能登と時国家から学び得たこと 第七章 阪神大震災で消えた小山家文書――紀州 第八章 陸前への旅――気仙沼・唐桑 第九章 阿部善雄氏の足跡 第十章 佐渡と若狭の海村文書 第十一章 禍が転じて福に――備中真鍋島 第十二章 返却の旅の終わり――出雲・徳島・中央水産研究所 あとがき
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 子どもを含めた性加害者の再犯を防ぐためのプログラムを実施してきた著者二人が、性加害の入口、根っこ、背景にあるものを、子どもたちにも親しみやすい漫画で伝える。 ネットやSNSでかんたんに静的コンテンツにアクセスできる現代社会。中には、そこで歪んだ価値観などに触れ、誤学習し、知らず知らずのうちに加害に近づいてしまう子どももいます。 本書は、子どもを含めた性加害者の再犯を防ぐためのプログラムを実施してきた著者二人が、性加害の入口、根っこ、背景にあるものを、子どもたちにも親しみやすい漫画で伝えるものです。 学校で学ぶ身体や妊娠の仕組みといった知識だけでなく、人権やジェンダー、多様性、暴力と安全確保など、子どもたちが自分も他人も大切にしながらよりよく生きられるようになるための「包括的性教育」の知見をベースに展開した一冊。 【本書主な内容】 ● プロローグ 入り口を知って防ごう 性暴力・性加害 ● 自己紹介 包ほう括かつ的てき性教育でよりよい人生を 「性的同意」は世界を救う! ●大人の方へ パート1 「人間関係」から考える性と加害 (1)性暴力は人間関係の病 (2)カップルでも どちらかが我慢 問題アリ (3)無理のない 自分でいられる人間関係 理想的 ● コラム[1]「デートDVチェッカー」をやってみよう パート2「価値観、人権、文化、セクシュアリティ」から考える性と加害 (4) 自分のからだ 自分で決める権利がある 「からだの権利」を知っておこう (5)内輪ノリ レッドゾーンに 侵入注意! (6)世界は広い! 価値観は多様! ●コラム[2]悪ふざけの線引きはどこにある? パート3「ジェンダーの理解」から考える性と加害 (7)女子は〇〇 男子は×× 決めつけは乱暴 (8) 「権力」→「支配」→「暴力」 連鎖しやすい構造知ろう (9)「性的指向」「性自認」「性表現」は多様 「ふつう」って何? ●コラム[3]「SOGIESC」と「LGBTQ」 パート4 「暴力と安全確保」から考える性と加害 (10)AVはツクリモノ マネるな 危険 (11)「対等性」「明確性」「非強制性」「非連続性」 性的同意の4つのポイント (12)超ラブラブな関係でも 性的同意は毎回とろう (13) 性的画像の「撮る」「持つ」「見せる」「見る」 どれも暴力 ●コラム[4]「ノリ」と「恋愛」は魔ま物もの! パート5「健康とウェルビーイング(幸福)のためのスキル」から考える性と加害 (14) ゆがんだ価値観増幅させる コミュニティとは距離おこう (15)イヤよイヤよはまじでイヤ! (16) 心理的苦痛と性的行動 背中合わせのケースあり ストレスをためこみ加害に向く原理 ● コラム[5]「性的同意」で断りたい時に使えるアイテムあります パート6「人間のからだと発達」から考える性と加害 (17)月経の痛い・つらいは人それぞれ (18)妊娠・不安は二人事 (19)見た目の決めつけ差別の一種 ● コラム[6]避妊とは「ピル」「コンドーム」「IUS」もしもの時の「アフターピル」 パート7「セクシュアリティと性的行動」から考える性と加害 (20)満足度 サイズよりも思いやり パーツより安心感・信頼感に関係アリ! (21) ソロプレイと「おかず」 ローテーションしよう (22)「性=尊厳」をお金で「買う」暴力 ● コラム[7]ソロプレイは自分の「快」を知るのに役立ちます! パート8「性と生殖に関する健康」から考える性と加害 (23) 子宮のある人しか妊娠できない 子宮のある人だけでも妊娠できない 無責任射精は罪つみ深い! (24) 悩なやみは「シェア」で軽くなる つながる・話す・打ち明ける ● コラム[8]性に関する悩みや不安は迷わず相談しましょう ■おわりに ■参考文献
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「王朝=帝国」は本当に滅んだのか? 「一つの中国」は実現できるのか? なぜ、戦争の原因が「アヘン」だったのか? 世界の今を解くカギは、すべて歴史の中にある。誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、各国史の第一人者が過去と現在をつないで未来を見通すシリーズの第14弾は、大好評「3か月でマスターする世界史」のナビゲーターで、「3マスMOOK アジアから見る世界史」の編著者が登場! 「西洋の衝撃」を機に中国の近代化が始まったというのは本当か? 明清交替から日清戦争、辛亥革命、中華民国を経て中華人民共和国の成立へ。清朝のありようとその変遷を象徴する「アヘン戦争」をキーワードに、未だ真の革命を成就できない「中国」の核心に迫る。 【内容】 [事件の全容] 第1章 なぜ、アヘンをめぐって戦ったのか? [事件の歴史的・宗教的背景] 第2章 清朝は、明朝のアンチテーゼだったのか? [同時代へのインパクト] 第3章 アヘン戦争は、清朝の秩序・体制を変えたのか? [後世に与えた影響] 第4章 現代の中国は、清代からどのように変わったのか?
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誰が勝つのか? 覇者が牛耳を執った春秋時代。 秦、楚、斉、燕、趙、魏、韓が死力を尽くした戦国時代。 その550年をいっき見 周の東遷(紀元前七七〇年)から秦の始皇帝が全土を統一(紀元前二二一年)するまでの五五〇年間が春秋戦国時代です。権威を失った周の王に代わって、覇者が会盟を牛耳った春秋時代。秦、楚、斉、燕、趙、魏、韓が死力を尽くして争った弱肉強食の戦国時代。熾烈な戦乱の世に新しい権威のあり方を説き、生存のための戦略を授けた諸子百家。春秋戦国時代のエピソードには日本人になじみ深い故事成語の由来もいっぱい。血で血を洗う古代中国へご案内します。 === 【目次】 プロローグ 春秋戦国時代とはいつのことか/春秋五覇と戦国七雄/諸子百家の時代 第一部 春秋時代編 第一章 周王朝の衰退と乱世の始まり 第二章 春秋の覇者の誕生 第三章 南の覇者たち 第二部 戦国時代編 第四章 下剋上の始まり 第五章 戦国七雄の攻防 第六章 戦国時代の終わり――始皇帝の天下統一 ===
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\読めば納得の新時代テキスト/ 「この本で勉強したかった」――知識を問いにつなげ、複雑な社会を生き抜く思考力を養う 現代社会の基礎となった近現代を、政治・経済・文化・ジェンダーの視点で俯瞰し、高校教科書から一歩踏み込んだ「問い」に誘うことで、歴史の見方を変えていく。高校生、大学生、社会人まで、歴史を学ぶすべての人のためのテキスト。幕末維新から冷戦後までを2冊に凝縮。 ●なぜ日本は満州事変後に国際連盟を脱退した? ●戦争が長く続いたことで日本の社会はどう変わった? ●敗戦後の日本はどのように国際社会に復帰した? 【東京大学出版会創立75周年記念出版】 【主要目次】 目次 まえがき 凡例 第1講 満洲事変から日中全面戦争に至る道のり――日本はなぜ国際社会から孤立したのか?(樋口真魚) 1 第一次世界大戦後の国際秩序 ワシントン体制とヴェルサイユ体制/戦争違法化の進展/日中関係 2 満洲事変と国際連盟脱退 国際連盟とアメリカ/リットン報告書と国際連盟脱退 3 日中戦争と国際環境の変容 日中戦争への道/日中全面戦争勃発とアメリカ/泥沼化する日中戦争/第二次世界大戦の勃発 第2講 軍部の台頭――「顔」なき戦争指導の起源(大窪有太) 1 政治化の条件 軍と状況/軍と制度 2 政党内閣から満洲事変へ 宇垣一成のリーダーシップとその限界/満洲事変の衝撃/皇道派の登場 3 下剋上の完成 陸軍派閥対立と海軍艦隊派の権勢/天皇機関説事件と華北分離工作/2・26事件と「粛軍」 第3講 満洲事変から太平洋戦争期の国内政治――戦争の時代の政党政治(高島笙) 1 政党政治の終焉と挙国一致 第二次若槻内閣と満洲事変の勃発/政民連携構想とその破綻/犬養毅内閣/挙国一致内閣の成立/天皇機関説事件と2・26事件 2 迷走の日本政治と日中戦争 粛軍内閣と議会政治/宇垣一成への大命降下と軍部大臣現役武官制/林銑十郎内閣/政友会の内紛/無産政党と既成政党/近衛文麿の登場/第一次近衛内閣と日中戦争/国家総動員法と政友会/平沼・阿部・米内 3 アジア・太平洋戦争と日本政治の「新体制」 反軍演説と新体制運動/新体制運動と翼賛会「幕府」論/自由主義派の登場と翼賛会憲法違反論争/東条英機内閣と政党政治/翼賛選挙と選挙干渉/東条の権力掌握と政治力/戦局の悪化と政務官制度の復活/近衛上奏文から「聖断」へ 第4講 日米戦争――「無責任の体系」の縮図(飯島直樹) 1 昭和戦時期の政策決定システム 明治憲法体制の欠陥/陸海軍のセクショナリズム/「両論併記」と「避(非)決定」 2 日米開戦への道のり 陸軍の最重要課題/「南進」製作の実行/日独伊三国同盟締結と松岡外交の真意/独ソ開戦と第二次近衛内閣総辞職/北進論と南進論の激突/南部仏印進駐/参謀本部の早期開戦論と軍令部の「ジリ貧」論/日米巨頭会談構想/帝国国策遂行要領の決定/陸海軍「責任回避」の縮図 3 開戦と終戦 東条内閣は実は「戦争回避内閣」だった?/国策再検討/海軍の開戦決意と対英米戦略/日米交渉決裂・開戦/陸海軍の戦略対立と陸海軍統合構想/一撃和平論とソ連和平仲介構想/ポツダム宣言受諾/日米開戦を招いた「合理性の罠」 第5講 総力戦下の社会変容――統制強化と平準化(若月剛史) 1 戦争勃発の影響と統制の強化 賃金の上昇と消費の拡大/統制の強化/強まる同調圧力/ 2 福祉政策の進展と平準化 福祉政策の進展/農村の変容/女性の社会的地位の変化/労働のあり方の変化 3 「科学」の浸透 「科学」と「技術」・「生活」 第6講 昭和の文化史――お母さんたちの検閲100年(金子龍司) 1 1920年代の画期性 大衆の時代/新中間層・核家族・専業主婦/大衆娯楽の形成と活字メディア/大衆娯楽批判の形成/検閲と検閲批判の展開 2 戦時期の「民意」による検閲 戦時期の娯楽の隆盛/お母さんの街頭進出/太平洋戦争期の密告社会/超非常時の娯楽礼賛 3 敗戦後の「民意」による自主規制 敗戦、占領と娯楽/お母さんたちの実力行使/それでも怒り続けるお母さん 第7講 占領期――戦後日本の政治外交路線はいかに設定されたのか(藤田吾郎) 1 占領改革 初期占領改革の実施/日本国憲法の成立 2 占領政策の転換 1947年における講和・安全保障問題/米国政府における占領政策の転換/講和機運の高まり/吉田茂と講和問題 3 講和・安保条約の締結と占領の終結 吉田茂と再軍備問題/吉田=ダレス会談/サンフランシスコ平和条約と日米安全保障条約の成立/講和後の国内政治/自由民主党の結党 第8講 55年体制下の国内政治――自民党政権はなぜ長期化したのか(草薙志帆) 1 55年体制の成立と高度経済成長 55年体制の始動と二大政党制の蹉跌/派閥連合政党としての自民党/高度経済成長と自民党の包括政党化/党近代化と派閥抗争 2 開発政治の揺らぎと保革伯仲 佐藤長期政権と多党化時代/革新自治体の叢生/「決断と実行」から「独断と暴走」へ/自民党改革の一応の完成? 3 「保守復調」とは何だったか 初の総裁予備選と「田中支配」/「戦後政治の総決算」が意味したもの/「保守復調」の内実 第9講 戦後処理外交の展開――サンフランシスコ体制の功罪(濵砂孝弘) 1 手探りの独立外交 落日の吉田政権/自主外交の衝動/岸政権のアジア外交と賠償交渉 2 経済成長と戦後処理外交 安保改定/高度経済成長と対欧州外交/日中関係の好転と日韓基本条約 3 国際秩序の変動と戦後処理外交 経済大国の責任分担/沖縄返還交渉と対中外交/日中国交正常化の実現 第10講 冷戦終結前後の日本――政治とメディアの共鳴する時代へ(塚原浩太郎) 1 冷戦終結とその残滓(1988-95) 政治報道をめぐる状況/冷戦後の国際社会/冷戦後の日本 2 メディアのなかの対立劇(1996-2012) 世論と社会状況/トップダウンの試行錯誤/転換点としての金融危機 3 現在への展望(2012-18) 中国の台頭とアメリカ/「一強」時代の政治運営/次なるメディアの時代へ 第11講 LGBTQ史を紐解く――戦後日本社会を再解釈する(酒井晃) 1 市民として生きる 軍隊経験と男娼/「健全」な性道徳と「不健全」なLGBTQ/市民社会との折り合い 2 アイデンティティを見つめる 社会との隔絶と「趣味」の世界/「性転換」ブームと「ブルーボーイ事件」/新宿二丁目のゲイタウン化 3 欲望を叶える/声を上げる 「性解放」をめぐる状況とゲイ雑誌の創刊/「若草の会」からレズビアン・フェミニズムへの展開/出来事を再解釈する歴史へ 第12講 第一次世界大戦期以降の経済史――財閥から企業集団へ(出口雄大) 1 第一次世界大戦期~第二次世界大戦期の日本経済と財閥 大戦景気・1920年恐慌/関東大震災・金融恐慌/昭和恐慌/アジア・太平洋戦争 2 財閥解体 財閥の解体過程/過度経済力集中排除法・独占禁止法 3 第二次世界大戦後の日本経済と企業集団 6大企業集団の成立/1965年不況/資本自由化/6大企業集団の「解体」
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\読めば納得の新時代テキスト/ 「この本で勉強したかった」――知識を問いにつなげ、複雑な社会を生き抜く思考力を養う 現代社会の基礎となった近現代を、政治・経済・文化・ジェンダーの視点で俯瞰し、高校教科書から一歩踏み込んだ「問い」に誘うことで、歴史の見方を変えていく。高校生、大学生、社会人まで、歴史を学ぶすべての人のためのテキスト。幕末維新から冷戦後までを2冊に凝縮。 ●帝国議会、政党、立憲君主制はなぜはじまった? ●日本がどうやって植民地帝国になった? ●戦前日本の産業はどのように発展した? 【東京大学出版会創立75周年記念出版】 【主要目次】 第1講 前提としての近世社会――近代へ持ち越されたものは何か(寺尾美保) 1 幕藩体制と大名 幕藩体制の重層性/将軍家の婚姻と幕末政治/「家」と秩序の変容 2 「藩」という地域社会 藩の中の村や町/財政から見る「藩」の機能/近代への接続 3身分制度とその解体 身分制の解体と近世から近代への移行/武士身分の解体 第2講 開国と幕末の混乱――幕末日本の変容と国際環境(後藤敦史) 1開国と動乱の到来 欧米諸国によるアジア進出と日本/和親条約から通商条約へ/国内政局の動揺と鎖国復帰の約束 2 尊王攘夷の全盛期 貿易の開始と社会の変容/1860年代初頭の政局とその混乱/尊王攘夷の全盛とその転換/欧米諸国による攘夷への報復措置 3 幕府の崩壊と王政復古 幕長戦争と幕府の敗北/大政奉還から王政復古の大号令へ/幕末社会の動揺 第3講 明治初期の政治・外交――手探りの「明治維新」(大江洋代) 1 中央と地方の統治機構 「明治維新」ということば/中央/地方 2 身分制解体と新たな社会編成 個人を単位とする社会へ/学制(1872年)/地租改正(1873年)/徴兵制(1873年)/民衆/士族 3 東アジア国際秩序への挑戦 明治政府の外交姿勢/国際法体制への舵切り 第4講 議会開設に至る政治史――天皇・内閣・政党(原科颯) 1 明治14年政変と政党の勃興 政変の展開とその意義/在野政党の出発 2 立憲君主制への道のり 伊藤博文の憲法調査/宮中改革・華族制度改革・内閣制度創設/明治天皇の立憲君主化 3 憲法制定と議会開設 大日本帝国憲法の制定とその特徴/大同団結運動と帝国議会開設 第5講 日清・日露戦争――近代日本の帝国化の道(加藤真生) 1 日清戦争 朝鮮をめぐる国際関係/開戦の前提条件/日清戦争の社会史 2 北清事変 東アジアをめぐる国際関係の展開/日清・日露戦間期における軍事編制の展開 3 日露戦争 日英同盟への道程/満韓交換論の破綻と日露開戦/日露戦争と日本社会 第6講 「帝国」日本の展開――国内政治と国際情勢の狭間で(村瀬啓) 1 初期植民地統治の形成と第一次世界大戦の衝撃 帝国としての日本/台湾統治の制度設計/朝鮮における武断政治/ウィルソン14カ条と民族自決 2 帝国再編の時代と日本 3・1独立運動の衝撃と原敬内閣の登場/政党政治のなかの朝鮮統治/台湾議会設置運動 3 満洲事変後の日本とアジア 満洲国の建国とその統治システム/満洲国の理念/総力戦下の植民地政策と帝国日本最後の再編 第7講 議会開設後の国内政治――第一次山県有朋内閣から寺内正毅内閣まで(国分航士) 1 初期議会期・日清戦後期の国内政治 帝国議会と衆議院議員総選挙/第一次山県有朋内閣・第一次松方正義内閣と政党/第二次伊藤博文内閣と政党/日清戦後における政党の台頭/第一次大隈重信内閣(隈板内閣)の成立/第二次山県有朋内閣と選挙法改正 2 立憲政友会の成立と日露戦後の国内政治 立憲政友会の成立と第四次伊藤博文内閣/第一次桂太郎内閣の成立/日露戦争とその影響/桂園時代/第一次西園寺公望内閣と政友会/第二次桂太郎内閣と地方改良運動 3 大正期前の国内政治 大正政変/第一次山本権兵衛内閣とシーメンス事件/第二次大隈重信内閣と第一次世界大戦/寺内正毅内閣とシベリア出兵 第8講 第一次世界大戦と戦後外交――「旧外交」から「新外交」の時代へ(樋口真魚) 1 第一次世界大戦への参戦と21カ条要求 加藤高明外相のリーダーシップ/21カ条要求/米ソの台頭 2 ヴェルサイユ条約とワシントン体制の成立 パリ講和会議と日本/「新外交」と国際連盟/ワシントン体制の成立 3 東アジア情勢の変容と日本外交 ワシントン体制と日ソ関係/ワシントン体制と中国ナショナリズム 第9講 大正デモクラシーと政党政治・憲政の常道――政党政治はなぜ始まり、なぜ終わったのか(渡邉宏明) 1 「本格的」政党内閣の成立 立憲政友会総裁原敬と元老山県有朋/原内閣と選挙制度改革 2 第二次護憲運動と「憲政の常道」の始まり 立憲政友会の内紛と憲政会の「苦節十年」/第二次護憲運動と普通選挙法の成立/元老西園寺公望と「憲政の常道」 3 政党内閣の崩壊 「憲政の常道」と普通選挙/軍部の挑戦と政党内閣の崩壊 第10講 女性史・ジェンダー史――女性の政治参加をめぐる規範と実践(山中仁吉) 1 政治からの追放 旧秩序/近代社会の編成原理/政治制度への結実 2 反政治化 女子高等教育の原理/反逆から内省へ/論争の担い手として 3 反党派的な政治参加 政治による解決/政治活動の積極化/党派・政治・行政 第11講 経済の自由化と資本主義の導入――産業発展の基盤を考える(崎島達矢) 1 経済の自由化と近代産業技術の導入 身分制の解体/経済活動の自由化/利権回収と官営事業/水運整備と民業奨励/松方財政と官営事業の縮小 2 近代的制度の整備と「自由」の規制 近代的信用制度/会社制度/同業組合制度/工業所有権制度 3 産業革命 松方デフレと資本および賃労働者/企業勃興/産業革命/近代資本主義の形成 第12講 明治・大正期の文化――感動とマネの共同体の成立(金子龍司) 1 新聞小説と理想の読者 メディアが運ぶもの/黙読が新しかったころ/全国規模の読者圏の誕生/『金色夜叉』の味わい方/浪花節と仇討ちもの 2 「体験」と「気分」の共同体 初詣の秘密/川崎大師の初詣/明治天皇崩御と集団熱狂/「体験」と「気分」の共同体/気分の拡がりがもたらしたもの 3 マネとごっこ遊び マネをする人々/浪花節演者のニセ者登場/活動写真/ジゴマごっこと上映中止/人びとが獲得したもの
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YouTubeチャンネル「ド文系でも楽しい【ゆっくり数学の雑学】」の世界観をそのままに、数学の驚きと奥深さを凝縮した一冊がついに登場! 「円周率は4だった!?」「積み木は無限にずらせる!?」 そんなバカな!と思うようなお題を、数学という最強の武器を使ってガチで証明していきます。 普段YouTubeでゆっくり解説を楽しんでいる視聴者の皆様や、「難しい計算は苦手だけど、知的好奇心を刺激する教養は大好き」という文系の方々におススメです! ●書籍ならではのポイント ・対話形式でサクサク読める:聞き手の「エミー」と一緒に、解説役の「ソフィ」が優しく(時に毒舌を交えながら)レクチャーします。 ・図解が豊富で「イメージ」できる:数式を追いかけるのではなく、図を使って直感的に理解できるよう工夫しています。 ・文系脳を刺激する「教養」の宝庫:マンハッタン距離、非ユークリッド幾何学、漸化式など、日常の景色がちょっと変わって見える数学的トピックが満載です。 「数学なんて学校の授業以来……」という方にこそ読んでほしい、驚きに満ちたエンターテインメント数学本。 あなたの「当たり前」が崩れる瞬間を、ぜひ体験してください。
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華麗なる時代の最後の輝きの日々 登場するのは、『日の名残り』の主人公のモデルといわれる「クリヴデンのリー卿」ことアスター子爵家のエドウィン・リーをはじめとする五人。彼らはみな、十九世紀後半~第二次大戦前のイギリスで、地方の労働者階級の家に生まれて十代前半から働きはじめる。執事になってからの、大邸宅の日常や豪華な大イベントを取り仕切る仕事。チャーチル首相や王家の人々との関わり。そして、二十世紀社会の激変に翻弄されながら、華麗な貴族の時代の終わりを目の当たりにする哀しみ……。華やかなまま引退する者もいれば、悲運に見舞われた雇用主一家にあくまで忠義を尽くす者、〝旧時代の雇い主〟の要求と〝新時代の部下〟という現実の板ばさみになって苦しむ者など、その結末はさまざまだ。 五人それぞれが一人称で語る人生の物語は、楽しい読み物であると同時に、二十世紀イギリス史の貴重な記録である。 【目次】 まえがき 1 プロローグ 2 ゴードン・グリメット ランプボーイの話 ゴードンの回想についてひとこと 3 エドウィン・リー ページボーイの話 リー氏の回想についてひとこと 4 チャールズ・ディーン ブーツボーイの話 チャールズの回想についてひとこと 5 ジョージ・ワシントン ホールボーイの話 ジョージの回想についてひとこと 6 ピーター・ホワイトリー 雑用係の話 ピーターの回想についてひとこと 7 エピローグ 解説 訳者あとがき
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千年の帝国を人々はどう生きたか 貴重な史料の数々で案内するビザンツ世界 千年におよぶビザンツ帝国の歴史の中で、人々はどのような生を送ったのか。皇帝、宦官から異民族まで、貴重な史料の数々を通してその実像に迫る。 === ローマ帝国の東西分裂後、千年余りにわたって存続したビザンツ帝国。ローマに比してその実態が語られることの少なかったビザンツ世界を、歴史書や各種の勅令、聖人伝など豊富な史料から読みといたのが本書である。専制君主として君臨しつつもたびたび暗殺や処刑の対象となった皇帝、時に政治を左右するほどの実権を握った宦官、理想的キリスト教徒として民衆の精神的支柱となった修道士、尊敬や敵対の念を抱きながらビザンツと交流したイスラーム世界・カトリック世界の隣人たち──。史料に刻まれた人々の営みから、ビザンツ世界の多様な相貌が浮かび上がってくる。巻末に詳細な史料解題を付す。
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「合格できるか心配」「不安だらけ」「進路が決められない」・・・.重苦しい空気の教室.学級新聞で吐露される級友たちの本音や悩みは,やがて一人ひとりのこころを揺り動かし始める.偏差値や内申書,親や塾の期待,そして希望と向き合いつつ,自分で考え決めた進路に向かって進む生徒たち.そうして迎えた一五歳の春.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
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世界の歴史と音楽のスリリングな衝突! 奴隷貿易、戦争、差別との闘い―― 歴史の激しいうねりが豊饒な文化を生んだ! 歴史とカルチャーが融合した、新しい人文教養書 大航海時代以降、地球規模で生じた人類の大移動。それは多くの衝突とともに、新しい文化を生んだ。ニューオリンズ、ニューヨーク、リオ、ラゴス。大都市を舞台に、ジャズをはじめとするポピュラー音楽の時代が幕を開ける――。歴史と文化の旅へのいざない。 ニューオリンズのラフカディオ・ハーン/1000万人以上の奴隷が新大陸に/カリブ海で起きた絶滅/この明るい曲がブルース?/ユダヤ系が活躍したティン・パン・アレイ/南部からNYのハーレムへ/ジャン・コクトーのセッション/黒いヴィーナス ジョセフィン・ベイカー/ナチス政権下のスウィング・ボーイズ/コパカバーナのアパートでボサノヴァが生まれた/ブラジル軍事政権とトロピカリズモ/モード・ジャズとアフリカへの回帰/イスラム発ケルト経由ブルース行き/シエラ・レオネの「黒いヨーロッパ人」/リンチを告発した「奇妙な果実」/初めて黒人を起用したベニー・グッドマン/ジャズはBLMにどう応えたか?/祖先の声を聴くこと ほか
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近代日本の失敗は「地下水脈」で読み解ける! なぜ日本は太平洋戦争を始め、敗戦に至ったのか。なぜ「玉砕」「特攻」といった無謀な作戦で多くの人命を失ってしまったのか?―― 著者が昭和史の研究に携わるようになったのは、こうした謎を解明したいとの強い動機からであった。今まで5000人近くの昭和史関係者にインタビューを重ねてきたのは、それはこの根源的な問いに対する答えを探す旅でもあった。そして、敗戦に至る道筋を調べれば調べるほど、昭和だけでなく、明治維新以降の歴史をもう一度つぶさに検証しなおす作業に迫られることになった。 その結果、著者は「地下水脈」という歴史観にたどり着く。 大日本帝国憲法ができるまでのほぼ20年間、「日本という国をこれからどのように作り変えていくか?」をめぐって、さまざまな勢力の“主導権争い”がおこなわれた。 実際の歴史では、日本は「欧米列強にならう帝国主義国家」の道を歩み、すべてが軍事に収斂していくことになる。その結末が、昭和の悲惨な敗戦であった。 では、残る国家像は、そのまま消えてしまったのか? そうではない。4つのそれぞれの思想やビジョンは、いったん日本社会の地下に潜りながら、いまも脈々と流れ続けている。そして歴史の重要なターニングポイントを迎えるたびに、噴出してくるのである。 「地下水脈」という歴史観でとらえれば、現在の日本の窮状――経済の迷走も、終身雇用サラリーマン社会が変わらないのも、政治がダメなのも、エリート教育がダメなのも、150年以上繰り返されてきたことがわかってくる。 本書は、「地下水脈」をあらためて見つめることで、日本の近現代史を再検証する。
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“悪さ”を通して改めてことばと向き合う ・「うざい、ダサい」は絶対に悪口? ・「かわいい」と褒めたはずが失礼に? ・「近頃の若者は」がダメな本当の理由は? ・「私なんて…」の自虐は危険? 悪いことばが悪い理由は、「感情」ではなく「力関係」をみるとよくわかる ことばの使い方に迷う、大人のための言語哲学の本 ことばに対して、権力関係という枠組みを使うと、 比較的すっきりとした見通しを立てられます。 どこを押せばどこが動くのか、どこを回せばどこが光るのか、 という仕組みが明らかになるのです。 ――「はじめに」より 目次 パート1 ファンダメンタルズ 第1章 ことば 第2章 こころ 第3章 悪さ パート2 悪口の正方形 第4章 悪口 第5章 自虐 第6章 自慢 第7章 褒め パート3 悪いことばに向き合う 第8章 悪い愚痴 第9章 悪い呼称 第10章 悪い一般化 第11章 悪い誘導
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ロシア革命から現在まで、「陰の戦争」の攻防を追う 本書は、英国のMI5、MI6、米国のCIA、ソ連のKGBに連なるスパイたちが繰り広げた二〇世紀の「陰の戦争」を臨場感豊かに描く通史。そして二一世紀、インターネットやAIを駆使したロシアや中国とのサイバー戦を分析、展望する。ハーヴァード大学の世界屈指の研究者による、学術性と物語性を兼ね備えた諜報史の決定版! 時代はロシア革命から第二次大戦、冷戦、ソ連崩壊、新冷戦、ウクライナ戦争までを網羅。諜報から破壊、暗殺、煽動、情報操作、選挙介入、サイバー攻撃までの知られざる実態、超大国の台頭と衰退、プーチンのロシア、習近平の中国の勃興を俯瞰。 「マフィア国家」ロシア、「デジタル権威主義警察国家」中国の策謀にどう立ち向かうのか?「この壮大な物語は人間ドラマと悲劇に満ちている……本書は一般読者にも政策決定者にも衝撃を与える内容であり……中国の行動を知るうえで重要な視点を提供する」ブレンダン・シムズ(ケンブリッジ大学教授)。外交専門誌『フォーリン・アフェアーズ』と国際関係専門誌『フォーリン・ポリシー』の最優秀図書に選出。 【目次】 第1章 諜報の世紀 第Ⅰ部 独裁体制と民主主義の衝突 第2章 東の冷気 第3章 因果応報 第4章 スターリンの攻勢 第Ⅱ部 文明の衝突 第5章 世界大戦から冷戦へ 第6章 パズルの迷宮 第7章 裏切りの風土 第Ⅲ部 兵器の衝突 第8章 戦場 第9章 科学技術 第10章 一〇月のミサイル 原注
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建築がわかれば、歴史がわかる! 世界史を建築目線で解剖する「各国史がわかるシリーズ」から北欧・フィンランドが登場! 「建物には、それに関わった人びとの時間が流れています。建物そのものが有名なこともあれば、そこに住んでいた人物が歴史に名を残していることもあります。また、名もなき人びとの営みが積み重なってできた町に、特別な意味が宿ることもあります。本書では、そうした多様な視点から建物と人びとの関係を見つめていきます。」(はじめにより) 世界幸福度ランキングでも長年トップにランクインするフィンランド。「日本から一番近いヨーロッパ」として人気の旅行先の一つです。ですが、その歴史をたどってみると、スウェーデンとロシアという大国に挟まれた土地柄ゆえの翻弄と激動の歴史がありました。 本書では、先史時代から現代にいたるまで、フィンランドの各時代を象徴する出来事や人物を、その舞台や背景となった建物と一緒に解説しています。 「ヘルシンキ大聖堂」や「国立博物館」など観光地の歴史を知るもよし、「アルヴァ・アールト」や「ザカリアス・トペリウス」など偉人の歴史とゆかりの建物を知るもよし、歴史的な事件の舞台を知るもよし。 どのページから読んでも、「意外と知らないフィンランドの歴史」を深堀りできること間違いなしの一冊です。 【目次】 フィンランドってどんな国? Chapter01 先史時代のフィンランド Chapter02 スウェーデン統治時代のフィンランド Chapter03 ロシア帝国統治時代のフィンランド Chapter04 独立~大戦期のフィンランド Chapter05 近現代のフィンランド
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜ滅び、なぜ消えたのか。 どんな都市だったのか、誰が住んでいたのか、 大地に、石に、砂に刻まれた記憶が、今、甦る! オリエント、アフリカ、古代イギリス、ヨーロッパ、中東まで、かつて繁栄を極め、やがて戦乱、異民族の侵入、自然災害、生活の変化、気候変動などにより廃墟と化し、過去に埋もれていった32の都市。 かつてその都市で何が起きたのか、地図、貴重図版とともに解き明かす! 歴史の謎とロマンに満ちたビジュアル本。 【本書の特長】 1:各都市の誕生から滅亡まで、歴史史料や遺跡などから解き明かす。 2:その都市でどのような生活が営まれていたか、臨場感ある文章で描く。 3:滅亡の理由を検証し、現代が抱える問題とも照合させた現代性。 4:各都市の地図を掲載し、周辺の状況の理解も高める。 【目次】 第1部 最古の都市 第2部 トロイアからローマまで 第3部 ローマ帝国領内 第4部 帝国の最果てとそれ以遠 【本書に登場する都市(一部)】 世界最古の都市「チャタルヒュユク」/帝国の首都「アッカド」/ ソドムとゴモラ伝説「ツォアル」/ミノア文明とともに消えた「ファイストス」/ 伝説は事実だった「トロイア」/ドラゴンの都「シュバリス」/すべて焼き払われた「ペルセポリス」/ 学問と哲学の中心地「キュレネ」/罪びとの都「バイアエ」/火山噴火で埋もれた「スタビアエ」/ 21世紀にも破壊された「パルミュラ」/忘れられた帝国の都市「ベタ・サマティ」/地下都市「デリンクユ」……他
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本人にとって英語を「話す」ことは長年の課題とされていますが、 実際には高度な語彙や複雑な構文を駆使せずに、 日本人がすでに持っている英語スキルで日常的なコミュニケーションは十分に成立します。 ・単語も文法もそれなりに勉強してきたはずなのに、いざ話そうとすると言葉が出てこない ・英文は読めるのに、会話になると頭が真っ白になる ・間違えたらどうしようと考えてしまって、口を開く前に止まってしまう 本書は、 「英語を話す人の頭の中」を、 できるだけ大胆に、できるだけ具体的に説明します。 文法の説明や表現を増やすのではなく、 「英語を話すとき、人は何を考えているのか」という思考の動きを、 そのまま覗き込むような一冊です。 具体的には、 ネイティブが当たり前のように使っている英語の「思考の型」を扱います。 例えば、日常の英会話を紐解くと、無生物主語構文、結論先行型の言い回し、 To be+ 形容詞といった「英会話のパターン」があることがわかります。 本書では、 それらを体系的にまとめてわかりやすく解説しました。 さらに、言いたいことがうまく言えないとき、 英語のプロが用いる「言い換えのストラテジー」を使って、 シンプルな英語に言い換える方法と技術を詳細に紹介します。 豊富な例題とトレーニングをこなしながら、 完璧な英語を目指すのではなく、 「伝わる英語」を組み立てる力を身につけていく構成となっています。 日本語的な発想を手放して、英語の見方を変える。 本書は「話せない英語」から「話せる英語」へと 切り替わるための考え方と技術をお伝えします。 ■目次 ●第1章 英語を話せる人の頭のなかはどうなっているのか? ・私たちは頭のなかで英語と日本語を行き来している ・英語を話すプロから学ぶ「言い換え」のテクニック ほか ●第2章 英語を喋る人が当たり前に使っているテクニック ・会話のはじめ方で困ったらTo be+ 形容詞を使う! ・知的な雰囲気を演出するAs・・で始まる副詞節を使う! ほか ●第3章 難しい漢字はやさしい日本語にして簡単な英語で話す―漢字熟語編― ・多くの人は漢字の熟語を英語にするとくにつまづく ・日常動作に言い換えて脳の思考停止を防ぐ ほか ●第4章 音や動き、状態を表す感覚的な言葉を楽しみながら英語にする―オノマトペ編― ・動きや音の言葉は変換しづらい ・「状態」に注目して言い換えると喋りやすい ほか ●第5章 日本語の思考がつまったお決まりの表現を英語にする方法―慣用表現編― ・日本的な考え方、心情は文化の違いで英語に変換しづらい ・心理面の動きに焦点を当てて話しやすくする ほか ■著者 光藤京子(みつふじ・きょうこ) 通訳・翻訳分野の専門家。 英語教育にも長年携わり、現在は主にそれらで培った知識や経験を生かした書籍、 ブログ、エッセイなどを執筆。元東京外国語大学特任講師。 映像字幕への関心が高く、 最近では中高生対象の「映像字幕コンペティション」の運営と審査、 映画『いまダンスをするのは誰だ?』(古新舜監督)の海外向け字幕制作に携わる。 主な著書にロングセラーとなっている 『何でも英語で言ってみる! シンプル英語フレーズ2000』(高橋書店)、 『英日日英 プロが教える基礎からの翻訳スキル』(共著、三修社)、 近著に『決定版 英語スピーキング100本ノック』(コスモピア)がある。
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「大手塾から中高一貫」はコスパが悪い……? 近年、親御さんの教育熱が高まりを見せています。首都圏の小学校受験や中学受験の割合は年々上昇し、子ども1人にかける教育費もうなぎ上りとなっています。4年制大学への進学率も上がり続けていて、約6割の高校生が大学に進学する時代が到来しました。 大学卒業と就職を一つのゴールとするなら、必ずしも中学受験を検討する必要はなく、希望する大学への入学に至る「受験ルート」について親が正しく理解することが求められるでしょう。 本書では、子どもの適性だけでなく、学費や塾代など親の経済的負担、送り迎えや宿題対応等の親の時間的負担という視点で、各「受験ルート」を詳細に解説します。 <目次> ◆受験ルートと費用 第1章 受験ルートを知る ・タイミングも時間も費用も「踏み入れないとわからない」 ・コスパが良いのは中学受験より高校受験 ・都心部では「2人に1人」が挑む中学受験 ほか 第2章 コスパで見る受験と就職 ・世帯年収1500万円が参入条件か ・生涯年収では東大のコスパが高くない? ・なぜ公立高校出身者がGMARCHに受かりやすいのか ほか 第3章 高校受験ルート ・教員に気に入られないと内申点が取れない疑惑 ・付属校はどこから入るのが簡単か ・名門中高出身でも早慶以上に進むのは半分以下 ほか 第4章 中学受験ルート ・親の事務処理能力が問われるSAPIX、お任せくださいの早稲アカ ・「燃え尽き症候群」「英語力不足」の危険性 ・東大・医学部を狙うなら中学受験が最適な理由 ほか 第5章 幼稚園受験・小学校受験ルート ・不確実性を嫌う親御さんのこだわり ・学歴志向だけではない、小学校受験が注目される理由 ・受かりやすい子の特徴 ほか ◆早慶GMARCH付属・係属高校の内部進学率 ◆本編で紹介した主な中高一貫校 ◆本編で紹介した主な付属校・中高一貫校マップ(首都圏) ◆中学受験ルート 学校選択フローチャート>
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電子版は本文中の写真の一部をカラー写真に差し替えて掲載。 小田原城を本拠に雄飛した戦国大名北条氏。今川・武田・上杉ら有力大名とは、激しい攻防を繰り広げる一方、婚姻や養子縁組で同盟関係を結んだ。 一族の結束を誇り、民政重視の巧みな領国統治で名高い。伊豆・相模・武蔵・下総を版図に収め、北関東の一部をも勢力圏とする。 だが、豊臣政権と鋭く対立、小田原合戦で敗れてあえなく滅亡した。 初代宗瑞(早雲)から氏綱・氏康・氏政・氏直まで、宗家五代一〇〇年の歩みをたどる。 ■目次 はじめに 序 章 歴代の身辺・履歴 第一章 将軍近臣からの転身 ――初代当主・宗瑞とその時代 1 京都から駿河へ 2 伊豆・相模の平定 3 「武にして禅にゆく人」 第二章 「相州太守」から関東管領へ ――二代当主・氏綱とその時代 1 武蔵の併合 2 伝統的権威への対応 3 領域支配制度の整備 第三章 最盛期の現出 ――三代当主・氏康とその時代 1 関東管領職をめぐる戦い 2 公方-管領体制の再編 3 民政の推進 4 「小田原衆所領役帳」の作成 第四章 当主と隠居の二頭制 ――四代当主・氏政とその時代(一) 1 新たな強敵への対応 2 当主としての自立 3 越相同盟 第五章 「関東八州」の領国化 ――四代当主・氏政とその時代(二) 1 甲相同盟下の戦局 2 織田政権への編入 3 新たな公権化への道 第六章 中央政権との交渉 ――五代当主・氏直とその時代(一) 1 織田政権下での動き 2 北条・徳川同盟の成立 3 豊臣政権への対応 第七章 小田原合戦 ――五代当主・氏直とその時代(二) 1 戦闘準備 2 小田原開城 3 豊臣家臣としての再生 終 章 「典型的」と評された戦国大名の実像 あとがき 主要参考文献
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時代を駆け抜けた名刀に宿る物語 刀剣の形状で分類し、名刀の由来と伝説を一挙網羅! 刀匠たちの手によって生み出され、一振りごとに時代や所有者の物語を宿した名刀たち。 多くの刀が現在まで伝わり、うち国宝に指定されているのは100振り以上、 重要文化財だけでも600を下らない。 美しく強い刀は、歴史の偉人たちによって愛めでられ、 一振り一振りにそれぞれの歴史と物語がある。 そんな物言わぬ彼らの物語を紐解くことで、 日本刀の魅力がさらに深まるだろう。 日本の刀剣200振りの逸話の数々を一挙網羅し、 現存する名刀のカラービジュアルや刀剣の基礎知識もあわせて紹介する1冊。 【目次】 カラービジュアル 名刀ギャラリー 第1章 刀剣の基本 第2章 天下五剣 第3章 太刀 第4章 大太刀 第5章 打刀 第6章 脇差 第7章 短刀 第8章 神代の剣・槍・薙刀ほか
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17世紀にガリレオやニュートンによって近代科学が成立するが、18世紀になると自然哲学の勢いは衰え、代わって博物学が時代を代表する学問となった。ヨーロッパでは王侯貴族から市民までが博物学に熱狂し、珍奇な動植物や鉱物を収集・分類することが流行する。こうした情熱の背景には「神の創造した自然を理解することが神を理解することになる」というキリスト教的信念があった。 本書は、この博物学の黄金期を、スウェーデンの博物学者カール・フォン・リンネ(1707―1778)を中心に描く。リンネは「分類学の父」と呼ばれ、生物を「属名+種小名」の二語で表す二名法を確立し、現代の学名体系の基礎を築いた人物である。彼の代表作『自然の体系』や『植物の種』は、生物を階層的に整理する画期的な試みであり、後世のダーウィンにも影響を与えた。 世界のすべてを知り尽くしたい――万物を収集、分類、記述しようとする欲望は、どこから出てきたのか、鎖国日本を含む全世界をめざしたリンネの弟子たちは何を行ったのか。 18世紀の知的熱狂と探究心、そして自然を体系化しようとした人類の壮大な試みを、リンネを軸にコンパクトにまとめた一冊。博物学の意義とその文化的背景を理解するための格好の入門書。 [本書の内容] プロローグ 博物学の時代 第1章 すべての植物を分類しつくす 第2章 植物はどのようにとらえられてきたか 第3章 学名の誕生 第4章 最高の学問としての博物学 第5章 世界を分類しつくしたい――リンネとその野望 第6章 地球の裏側までも――リンネと使徒たち 第7章 リンネ博物学の遺産 エピローグ リンネからダーウィンへ
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