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なぜ国家は衰亡するのか
世界に覇を唱えた大国も、いずれは衰退しその主役の座を明け渡していく。この文明の衰亡は必然なのか? 衰退から逃れる道はないのか? 本書ではローマ帝国、ビザンチン帝国、大英帝国、アメリカ、中国そして江戸時代の日本など独自の世界を確立した大国興亡の光景を描き出し、その文明の「衰退の理(ことわり)」を歴史の教訓から導き出す。そして、大国興亡の歴史を読み解くことで、現代日本の行方を洞察していく。 【目次より】●愚かなるオプティズム ●衰退とは何か ●衰退を考える視点 ●大英帝国衰退の光景 ●ローマの衰退とビザンチンの叡智 ●衰退の行方を決める文明の構造 ●江戸時代の衰退と改革? 日本型再生の原点 ●衰退する現代日本……。 人類史上、外敵の侵入で滅んだ文明はない。衰退はその文明の「内なる原因」によってなされたと著者は論じる。世界史的・文明史的視点から、現代日本の衰退と再生を洞察していく「衰退学」の集大成である。 -
世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史
日本史と世界史をつなげれば、歴史の謎が手にとるように解ける! なぜ足利義満は日明貿易を進めたか? どうしてザビエルは日本に来たのか? 世界史の人気講師が初めて明かす「世界史と日本史のあいだ」。 なぜ日本では、世界史と日本史を合わせて学ぶのは近現代になってからなのか? 人気世界史講師はいいます。本来日本は鎖国まで、つねに世界とともにあり、そのなかで世界の荒波に負けずに、自主独立を保ってきた、と。 そこで本書では、弥生時代に時代を遡って一気に現代まで「世界史と日本史のあいだ」を論じていきます。 そもそも日本人はどこから来たのか? 超グローバリストだった足利義満、戦国時代の輸出品は「武器と傭兵だった」……。 日本史も知る世界史のスペシャリストだから書けた、最先端の歴史研究を踏まえた「大人の教養」。 -
0歳から幼児までの 絵本とおもちゃでゆっくり子育て
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 0歳から幼児までの立っちからハイハイ、あんよ、イヤイヤ期など、それぞれの時期に合わせて、適した絵本とおもちゃを紹介する本。遊びにはルールやマナー、学習につながるすべてのことが含まれています。将棋の藤井プロが子どもの頃に玉転がしの積み木で遊んでいたのは有名な話。おもちゃは子どもの脳と体、自主性や社会性も育みます。そして何より子どもは楽しんで、親は子育てがラクになる。例えば何でもポイポイ投げる時期には、こんなおもちゃがいいよ、人を叩いたりする時は代わりにこんなおもちゃを叩かせよう、いやいや期になかなか言うことを聞いてくれない、生活習慣をつけたい時など、お母さんの悩みに対応する、子育てのヒントがいっぱい!100の成長別コラムと一緒に、おもちゃや絵本が500個ほど登場。また付録的に小学校入学前に数や文字を覚えるのにも役立つゲームや絵本なども多数掲載。目からウロコの連続のコラムです。 -
嘘だらけの日仏近現代史
シリーズ累計35万部! 日本人のフランス観を根底から覆す 日本人が学ぶべきはフランス革命やナポレオンではなく、マザランやタレイラン、そしてドゴールである。日本人の“フランスびいき”が、実は幻想であったと気付かせる一冊。 -
文部省の研究 「理想の日本人像」を求めた百五十年
いまどき「天下り」スキャンダルで、事務次官までも辞任した文部科学省。戦前は内務省文部局、戦中は陸軍省文部局、戦後も自民党文教局、日経連教育局などと揶揄され続け、つねに「三流官庁」視されてきた。 しかし、侮ってはいけない。文部省はこの150年間、「理想の日本人像」を探求するという、国家にとってもっとも重要な使命を担ってきたのである。明治維新後は「独立独歩で生きてゆく個人」、昭和に入ると「天皇に奉仕する臣民」、敗戦直後は「平和と民主主義の担い手」、そして高度成長時代には「熱心に働く企業戦士」――すべてに文部省は関与してきた。 そして、グローバリズムとナショナリズムが相克する今、ふたたび「理想の日本人像」とは何かを求める機運が高まっている。気鋭の近現代史研究者である筆者が、イデオロギーによる空理空論を排し、文部省の真の姿に迫った傑作! 【目次】 第一章 文部省の誕生と理想の百家争鳴(一八六八~一八九一年) ――「学制前文」から「教育勅語」まで 第二章 転落する文部省、動揺する「教育勅語」(一八九二~一九二六年) ――「戊申詔書」から「国民精神作興詔書」まで 第三章 思想官庁の反撃と蹉跌(一九二六~一九四五年) ――『国体の本義』から『臣民の道』まで 第四章 文部省の独立と高すぎた理想(一九四五~一九五五年) ――「教育基本法」から「国民実践要領」まで 第五章 企業戦士育成の光と影(一九五六~一九九〇年) ――「期待される人間像」から「臨教審答申」まで 第六章 グローバリズムとナショナリズムの狭間で(一九九一~二〇一七年) ――「教育改革国民会議報告」から「改正教育基本法」まで -
嘘だらけの日英近現代史
史上最強最大の帝国だった大英帝国。その国に敢然と立ち向かい、渡り合い、そして刺し違えた国があった。その名は、大日本帝国。友情・敵対・破滅、近代日本の真実を描く。 -
国家を考えてみよう
「国家」は「誰かえらい人のもの」ではなく、「国民のもの」で「みんなのもの」だということをこの際はっきりさせておかなくてはなりません。そうでないと、うっかりだまされるなんてことになります。とはいえ、実際のところ「国家」や「政治」を考えるのはなぜかとても難しい。大体、日本で「国家」や「政治」のことを考えているなんてことを言うと、だいぶ変わった人と見られるが、それはなぜなのでしょうか。それらの秘密を解くカギは、日本の国の成り立ちにあります。その道を辿りながら、橋本さんと一緒に、今こそ国家というものの本質について丁寧に考えてみましょう。 -
日本人だけが知らない「本当の世界史」
日本は世界に誇るべき「近代文明」を有しているのに、なぜ永遠に“敗戦国”のままなのか? ――それは、国際政治の掟(ルール)を形づくる「本当の世界史」を知らなさすぎるからだ。本書は新進気鋭の憲政史家が、古代ヨーロッパから十字軍、ウェストファリア体制、反近代の衝動、第一次・第二次世界大戦の「総力戦」の真相をひもときつつ、日本人に「世界史観」を根本から改める覚悟を迫った一冊。「戦争はなくせないとの思想が『文明』をもたらした」「ヨーロッパ公法にすぎない国際法の実態」「アメリカは国際法を理解できない」「聖戦論に回帰した第一次世界大戦」「終戦記念日はアメリカの総力戦開始の日」――“歴史の本質”が武器であり、支配の道具である事実を説いた、学校では絶対に教えられない「世界史」講義。日本はなぜ、敗戦国の立場を自ら強化し続けるのか? 正しい歴史認識こそ最大の武器である! 『歴史問題は解決しない』を改題。 -
世界システム論講義 ──ヨーロッパと近代世界
“近代世界を一つの巨大な生き物のように考え、近代の世界史をそうした有機体の展開過程としてとらえる見方”、それが「世界システム論」にほかならない。この見方によって、現代世界がどのような構造をもって成立したかが浮き彫りとなる。すなわち、大航海時代から始まるヨーロッパの中核性、南北問題、ヘゲモニー国家の変遷など、近代のさまざまな特徴は、世界システム内の相互影響を分析することで、はじめてその実相を露わにするのだ。同時にそれは、歴史を「国」単位で見ることからわれわれを解放する。第一人者が豊富なトピックとともに説く、知的興趣あふれる講義。 -
超ビジュアル! 戦国武将大事典
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★★歴史の流れがよくわかる!★★ 85人の戦国武将を、カッコいいイラストで紹介しました。さらに大迫力のCGを使って、合戦場面もリアルに再現! 甲冑や城跡写真などの歴史的資料も満載です。この一冊で戦国時代がまるわかり。歴史人物好き必携の1冊!! 【目次】 1章 戦国時代のはじまり 2章 織田信長の時代 3章 豊臣秀吉の時代 4章 徳川家康の時代 5章 戦国時代の終わり 戦国時代の国名マップ 「戦国武将大辞典」年表 <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を底本とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※目次ページでは、該当ページの数字部分をタップしていただくと、すぐのそのページに移動することができます。なお、さくいん並びに本文中に参照ページがある場合及び【立ち読み版】からは移動できませんので、ご注意ください。また閲覧するEPUBビューアによっては正常に動作しない場合があります。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha -
スクールカーストの正体 -キレイゴト抜きのいじめ対応-(小学館新書)
血の通った「現場のスクールカースト論」。 現役のベテラン中学校教師である著者は、「スクールカーストの決定要因は、コミュニケーション能力だ」と、その本質を喝破、学校現場で現在進行形で起きている数々のいじめ、トラブル等のエピソードを紹介、分析していきます。 スクールカーストを要因とした、「LINEはずしが起きるリアルなプロセス」や、「突然キレて、暴力をふるってしまう子の事情」等々、紹介される数々のエピソードは、教育関係者ならずとも、深く考えさせられるものばかりです。 現在の子どもたちの変容の根底にあるものについて分析したうえで、全国の学校現場に向けて提案する、最終章「現代型いじめと教師の対応」は、必読です。 -
英仏百年戦争
それは、英仏間の戦争でも、百年の戦争でもなかった。イングランド王、フランス王と、頭に載せる王冠の色や形は違えども、戦う二大勢力ともに「フランス人」だった。また、この時期の戦争は、むしろそれ以前の抗争の延長線上に位置づけられる。それがなぜ、後世「英仏百年戦争と命名され、黒太子エドワードやジャンヌ・ダルクといった国民的英雄が創出されるにいたったのか。直木賞作家にして西洋歴史小説の第一人者の筆は、1337年から1453年にかけての錯綜する出来事をやさしく解きほぐし、より深いヨーロッパ理解へと読者をいざなってくれる。【目次】序、シェークスピア症候群/前史 一、それはノルマン朝の成立か/二、それはプランタジネット朝の成立か/三、第一次百年戦争/本史 一、エドワード三世/二、プランタジネットの逆襲/三、王家存亡の危機/四、シャルル五世/五、幕間の悲喜劇/六、英仏二重王国の夢/七、救世主/八、最終決戦/後史 一、フランス王の天下統一/二、薔薇戦争/結、かくて英仏百年戦争になる -
図解 プレートテクトニクス入門 なぜ動くのか? 原理から学ぶ地球のからくり
よくわかるプレートテクトニクスの始まりから発展まで。プレートテクトニクスは、地球表面の岩石圏に見られるさまざまな構造や変動を解き明かす科学。地震はもちろん、火山ができるしくみから、高い山ができるしくみ、深い海底ができるしくみまで、地球のからくりが見えてくる。(ブルーバックス・ 2013月9月刊)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
教育の職業的意義 ――若者、学校、社会をつなぐ
1990年代に、若者の仕事は大きく変貌した。非正規社員の増加、不安定な雇用、劣悪な賃金…。なぜ若年労働者ばかりが、過酷な就労環境に甘んじなければならないのか。それは、戦後日本において「教育の職業的意義」が軽視され、学校で職業能力を形成する機会が失われてきたことと密接な関係がある。本書では、教育学、社会学、運動論のさまざまな議論を整理しながら、“適応”と“抵抗”の両面を備えた「教育の職業的意義」をさぐっていく。「柔軟な専門性」という原理によって、遮断された教育と社会とにもういちど架橋し、教育という一隅から日本社会の再編に取り組む。 -
日本人のしつけは衰退したか 「教育する家族」のゆくえ
「パーフェクト・チャイルド」──しかしながら、大正・昭和の新中間層の教育関心を、単に童心主義・厳格主義・学歴主義の三者の相互の対立・矛盾という相でのみとらえるのは、まだ不十分である。第一に、多くの場合、彼らはそれら三者をすべて達成しようとしていた。子供たちを礼儀正しく道徳的にふるまう子供にしようとしながら、同時に、読書や遊びの領域で子供独自の世界を満喫させる。さらに、予習・復習にも注意を払って望ましい進学先に子供たちを送り込もうと努力する──。すなわち、童心主義・厳格主義・学歴主義の3つの目標をすべてわが子に実現しようとして、努力と注意を惜しまず払っていた。それは、「望ましい子供」像をあれもこれもとりこんだ、いわば「完璧な子供=パーフェクト・チャイルド」(perfect child)を作ろうとするものであった。──本書より (講談社現代新書) -
日本-喪失と再起の物語 黒船、敗戦、そして3・11
黒船来航に端を発する近代国家への急速な発展、第二次世界大戦敗北後の奇跡の経済成長、そして2011年3月11日の東日本大震災後に人々が見せ続ける粘り強さ。たび重なる「災いを転じて」、この国はいつも並外れた回復力を発揮してきた――。名門経済紙《フィナンシャル・タイムズ》の東京支局長を務めた英国人ジャーナリストが、3・11を起点として描き出す日本の実像とは? 近・現代史への確かな理解をもとに、安倍晋三、稲盛和夫、村上春樹、桐野夏生、古市憲寿ら著名人から東北の被災地住民まで、多くの生の声と豊富な経済データを織り交ぜ、日本の多様性と潜在力を浮かび上がらせる。海外メディアの絶賛を浴びた画期的傑作。 -
反「道徳」教育論 「キレイゴト」が子供と教師をダメにする!
電車の中で化粧する女。外見ばかり気にする男。批判的な眼差しを向ける大人に対し若者達は言う。「何が悪いの? 別に人に迷惑かけてないじゃん!」。この殺し文句に対する反論を、現在の道徳教育は持ち得ない。「価値の多様性を認めましょう」といった、美辞麗句を並べたてるばかりだ。そうではなく、子供達には「法律のレベル」「道徳のレベル」を超える第三の規範である、「己の美学」を持つことを教えるべきなのだ。本書はほんとうに身につく道徳教育論を展開し、キレイゴト教育からの脱却を強く訴える。さらに「立ち会い出産からは女性の美学が失われている」「夫婦別姓の5つの肯定意見に反論する」「死刑廃止論には決定的な矛盾が存在する」「夫婦別姓推進者は子供の苦悩を理解しているのか」など、現代の倫理学上の諸問題にも一石を投じる意欲作である。 -
超速!日本史の流れ 増補改訂版
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 原始から大政奉還まで、教科書ではつかめない日本史の流れが読むだけで2時間でわかるようになる。重要事項は一通りカバーしてあるほか、入試の頻出ポイントも「論述図解チャート&キーワード」眺めるだけで押さえらえる一冊。 -
日本語の技法―読む・書く・話す・聞く─4つの力
人の魅力は言葉が9割 日本人なのに、日本語で損することなんてあるのでしょうか? 人間関係は、言葉でよくなり、言葉で壊れます。日本語力の足りない人は、本人も気づかないうちに誤解され、いつの間にか嫌われていたりします。一方、日本語力が十分な人は、的確に相手の感情を掴んだり、意思を伝えたりできます。だから、日本語力が高い人は人間関係が自然によくなるのです。誰からも好かれる人は、日本語の基礎力が違うのです。 できる大人の日本語の基礎は、「語彙力」「要約力」「感情読解力」の3つです。 語彙が少なければ、自分の意思や感情を的確に伝えることができません。相手の言葉のニュアンスも汲み取れません。多くの語彙を吸収して、文脈の中で使いこなせるようになる必要があります。 自分の意思や感情を要約して伝えると、相手が正しく理解してくれます。相手が言いたいことを的確に要約できると、できる人と思われます。この力は、頭のよし悪しより、訓練したか否かに尽きます。 また、どんな人でも、言葉の裏には感情があります。表面上の言葉だけを追っても、その真意は読み取れません。大人のコミュニケーションでは、感情を読み取る力が欠かせないのです。 本書では、この3つの基礎力を鍛えるトレーニング方法を解説しています。このトレーニングに挑むことで、読む力、書く力、話す力、聞く力を総合的に鍛えるとことができ、技としての日本語を身に付けることができます。 文章を書くのが苦手な自分を、人と話をするのが苦手な自分を、本気で変えたいと思ったとき、学生時代に学んだ「国語」とはひと味違う、超技術的・超実用的な「大人の日本語」の世界に、ぜひチャレンジしてください。 -
もうすぐ絶滅するという紙の書物について
ウンベルト・エーコ/ジャン=クロード・カリエール 老練愛書家2人による書物をめぐる対話。 「電子書籍元年」といわれる今こそ読んでおきたい1冊! インターネットが隆盛を極める今日、「紙の書物に未来はあるのか?」との問いに、「ある」と答えて始まる対談形式の文化論。 東西の歴史を振り返りつつ、物体・物質としての書物、人類の遺産としての書物、収集対象としての書物などさまざまな角度から「書物とその未来について」、老練な愛書家2人が徹底的に語り合う。 博覧強記はとどまるところを知らず、文学、芸術、宗教、歴史と、またヨーロッパから中東、インド、中国、南米へとさまざまな時空を駆けめぐる。 この対談は、マーシャル・マクルーハンが「グーテンベルクの銀河系」と呼んだ書物の宇宙への温かい賛辞であり、本を読み愛玩するすべての人々を魅了するでしょう。すでに電子書籍を愛用している人だって本書を読んで紙の本が恋しくならないともかぎりません。(ジャン=フィリップ・ド・トナック 「序文」より) -
クォリティスクール・ティーチャー
1993年&1998年に米国で刊行され、精神科医師・ウイリアム・グラッサーが提唱する「選択理論を教育に取り入れ、教育界に変革をあたえた1冊! 今教育界で課題とされている学校が抱えるいじめ、不登校、自殺、暴力、学業不審、などのさまざまな問題を具体的、かつ実践的な解決方法を紹介する。教師が生徒へ指導や指示をしてばかりの教育、外的コントロール理論から脱却することの必要性を説き、教育者が成功の基本を知ること、教師と生徒が互いに尊敬しあう尊敬のマネージメント、リードマネージメントを学ぶ重要性を伝える。机上の空論ではなく、実際に選択理論をとりいれ教育改革に成功している学校の実例も紹介しながら、教育に取り入れられるさまざまなアイディアを紹介。 著者実績 ◎アメリカ・カウンセリング学会「カウンセリング界の偉人賞」 ◎アメリカ心理療法学会「セラピーの達人」 ◎精神医学・心理学研究国際センター「名誉ある賞」 -
新版 最新の脳研究でわかった! 自律する子の育て方
麹町中学の元校長とUCLA卒の神経学者が教える 子どもの「自律」を支えるための3つの言葉がけ 「思いやりが大切」「みんな仲良く」――正しいはずの言葉が、いつの間にか子どもを追い詰めていないでしょうか。 不登校の子どもの数は過去最多。子どもの自死も後を絶たない。問題は「子どもの心」ではなく、子どもが学び方や居場所を“選べない構造”にありました。 本書は、情緒的な徳育や精神論ではなく、脳科学という客観的な視点から、教育の常識を問い直します。 その鍵は、学びと回復の前提条件である「自己決定」、深く考えるために欠かせない「心理的安全性」、そして自分を俯瞰して立て直す「メタ認知能力」にあります。 「がんばれ」「ちゃんとしなさい」がなぜ逆効果になり得るのか。過剰な大人の支援がなぜ主体性を奪うのか。現場の実践と科学的な見地を往復しながら、再現性のある方法論をこの一冊に詰め込みました。 子どもを「正しい形」に整える教育から、「自分で選び、対話し、人生を歩む力」を育てる教育へと変革を遂げるためのヒントを探ります。 ※本書は2021年5月に小社より刊行されたSB新書『最新の脳研究でわかった! 自律する子の育て方』を加筆修正のうえ単行本化したものです。 ※カバー画像が異なる場合があります。 -
ドイツ=ロシアの世紀 1900-2022
独露関係史の第一人者による「新しい世界史」 本書は二〇~二一世紀の世界史を、百年以上にわたるドイツ=ロシア(ソ連)の関係を中心に論じた歴史書。一般的に二〇世紀は「アメリカの世紀」として評価される。しかし、二〇世紀の国際政治はドイツとロシア(ソ連)の関係からも大きな影響を受けてきた。本書は、二〇世紀を規定した革命や暴力やテロル、独裁と民主主義の経験、社会変動や国際協調の進展(ないしその失敗)をドイツ=ロシアの関係史として論じ、二〇世紀を「ドイツ=ロシアの世紀」として描き出す。まさに二〇世紀の「新しい世界史」と呼べる内容だ。 本書の特徴は、ウクライナ戦争に起因するアクチュアリティと叙述の魅力にもある。現在ロシアが深刻な脅威となり、この問題で独特の存在感を有しているのがドイツなのだ。 世紀にまたがる革命と戦争、隔絶と交流の歴史。最新の研究成果と物語性を兼ね備え、現代の喫緊の諸課題にも示唆に富んだ歴史書。NDR(北ドイツ放送)が選ぶノンフィクション書籍賞最終候補作品。 著者はロストック大学正教授。ドイツとロシア・東欧・近現代史専攻。戦後ドイツ外交史研究を牽引する歴史家。] -
ゴールド 金の世界史 神話・マネー・政治・権力 世界を動かす普遍の価値
ゴールド(金)の価格高騰が話題となっている。各国通貨や金融商品より信用性が高く、その普遍的価値が見直されているからだ。古代から現代まで、その驚くべき歴史の全貌が明らかになる。 ゴールド(金)の価格高騰が話題となっている。各国通貨や金融商品よりも信用性が高く、その普遍的価値が見直されているからだ。金本位制が廃止されて久しい現代でも、ゴールドはいまだにその揺るぎない命脈を維持している。 永久に美しい究極の富──本書は、古代から現代、そして未来まで、その驚くべき歴史の全貌を明らかにする。謎めき、欲望と暴虐が渦巻き、繁栄・権威・支配・知恵の象徴にして、人類を翻弄してきた知られざる歴史。 宇宙での核反応で金は生成する。地球の金は地球全質量の10億分の1で、その大半は今も地核内にある。現在、保有される世界のすべての金は約20万トンで、時価総額約23兆ドルに達する。 現代、デジタル貨幣、金融経済の中にあるわれわれは、約束が消滅することを知っている。金は消滅しない。約束とは信用にもとづく貨幣、金は実物貨幣だ。しかも、貨幣のうち約束通貨でない形態は金のみ(ビットコインを除く)である。 古代から、金は人類文明の礎石でありつづけた。人びとは金を求めつづける。 経済学的には、つねに貨幣の価値を裏づける一種の力だった。文化的には、われわれの体や衣服や神聖な場所を装飾してきた。神話や伝説にも登場する。心理学的には、人びとの欲望を掻き立て、人類の進歩の原動力になってきた。 われわれはその欲望に背中を押され、大胆なことや大それたことに挑み、未知の世界への探検にくりだし、革新を起こし、資金を投じ、信じがたいほどのリスクを冒す。 金を求める本能は、金そのものとほぼ同じくらい不滅である。金に備わった魅力はたいへん大きく、それをめぐって争い、それを盗み、それのために働き、それを大切に保管する。 金(ゴールド)をめぐるすべてを、本書から理解することができる。 -
君主で読み解く世界史
共和政=善、君主政=悪ではない? 君主について考えることは、統治制度について考えるということ――。 君主政=古い、悪/民主政=新しい、善といった単純な図式ではなく、君主とは何なのか、なぜ現代の世界は君主を残した国となくした国とに分かれているのか、歴史をたどりながら、多角的に、本質的に君主という存在を考えていく。米中露はもちろん、人間社会の統治やリーダーが何かを知ることのできる一冊。 好評を博した『帝国で読み解く近現代史』に引き続き、再び東西の歴史に通じる二人の歴史家が縦横無尽に語る。 【目次】 序章 なぜ今、君主なのか 第1章 王とは何か、皇帝とは何か 第2章 君主政の展開 第3章 君主政の多様化 第4章 二つの発明――立憲君主政と共和政 終 章 君主政の現在 あとがきがわりの対談 -
増補版 嘘だらけの日米近現代史
トランプ再来で揺れる世界を見通すための、日米近現代史 アメリカという国を、われわれ日本人はどう考えればいいのか。好きか嫌いか、親米か反米か――。そんな単純な二分法では、日米関係の本質は見えてこない。アメリカは、日本にとって切っても切れない存在である。安全保障、外交、経済、そして戦後日本のあり方まで、アメリカとの関係を抜きにして語ることはできない。にもかかわらず、日本人は意外なほどアメリカのことを知らない。 建国神話、ワシントン、モンロー主義、リンカーン、ペリー来航、日米の蜜月、二つの世界大戦、GHQ、朝鮮戦争、冷戦、湾岸戦争、ブッシュ、クリントン、オバマ――。日本人が学校で習い、何となく信じている「アメリカ史」「日米関係史」は、どこまで本当なのか。 本書が描くのは、極端に美化されたアメリカでも、悪魔化されたアメリカでもない。「バカ」「ヘタレ」「でも、やるときはやる」――この三つの視点から、アメリカという国の行動原理と歴史のパターンを読み解き、日本人の対米コンプレックスを解きほぐしていく。 アメリカは最初から世界最強の大国だったわけではない。むしろ、その歴史は、弱さ、失敗、強烈な自己正当化、そしていざというときの底力の積み重ねでもあった。だからこそ、アメリカの「建前」ではなく「本音」と「癖」を知ることが、日本の外交と安全保障を考えるうえで欠かせない。 増補版では、トランプ再来で揺れる世界を見通すための新章を追加。アメリカは再びどこへ向かうのか。そして日本は、そのアメリカとどう向き合うべきなのか。その歴史を知らずに、日米関係は語れない。倉山満が近現代史から現在を読み解く、「嘘だらけ」シリーズの増補決定版。 -
保育も教育も「教える」から「学び」に変わらなきゃ ~すべての答えは子どもの中に~
【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 子どもの未来に寄り添える大人になろう! 「りんごの木」とは、神奈川県横浜市で「子どもに関わるトータルな仕事をする場」。1982年創設から柴田愛子さんが代表を務め、子どもが主役の保育を目指しているところです。 「みんなの学校」とは、2006年に開校した大阪府大阪市立大空小学校のことで、木村泰子さんが初代校長を務め、現在まで続く公立の学校。障害のある子もない子も同じ教室で学びます。 このお二人が、今の子どもたちを取り巻く現状を語ります。 ・不登校はなぜ減らないのか? どうすれば学校が子どもの居場所になれるのか。 ・保育も学校も今必要なのは、教育を学びに変えていくこと。 ・自分を好きになれなければ自己肯定感は育たない。 ・障害のあるなしは関係なく、子どもは子どもの中で育つもの。 ・子どもに学びながら、大人も子どもと一緒に育っていけばいい。 徹底的な現場主義の二人が、保育と教育の垣根を越えた熱烈ホンネ対談です。 ※この作品はカラーが含まれます。 (底本 2026年7月発売作品) -
軍都を歩く 基地と住民の地域生活史
帝国日本の軍事施設が置かれていた街・軍都。 東京から郊外、地方へと徐々に拡散した軍隊は、地域に被害と利益をもたらした。 本書は身近に基地がある日常の実相を生活者の目線から描く。 下宿先との親交、料亭での大騒ぎ、弾丸を拾う子ども……戦前・戦中の記憶は、戦後のまちづくりや自衛隊誘致につながる。 藤沢、新宿、霞ヶ浦から呉、江田島、南西諸島まで。 学術研究に現地取材を加え、現代の課題に接続する歴史まちあるき。 ■目次■ はじめに―列島津々浦々に軍都あり 序章 軍用地の分散化の近現代素描 旧城郭の軍都/郊外に拡大する多様な軍用地/「新型軍都」の建設/地方軍用地の戦中戦後の連続性/自衛隊のアウトリーチ/経済成長と補償型政治/分散化の帰結/基地を受容する文化/まちかどの地域生活史 第一章 湘南海岸に眠る海軍と米軍の記憶〈神奈川県藤沢市辻堂〉 地図に見出す旧軍用地/横須賀海軍砲術学校の演習場/民家への分宿/利益を伴う交流/藤沢の軍都化/幻の東京侵攻作戦/SFCで米軍を迎撃/旧軍用地の開拓/米軍演習場チガサキ・ビーチへ/大惨事となった駅の爆発事故/冷戦下の上陸訓練/不発弾暴発による子どもの犠牲/高まる返還運動/背景としての住宅地化/湘南はマイアミに、米軍基地は沖縄に/基地県としての神奈川 コラム・歴史の歩き方1 街の歴史調査インフラを活用する 第二章 公園化する演習場〈軍都東京・新宿戸山ヶ原〉 軍都新宿の群像劇/皇居周辺から西への分散/演習場は遊び場/屋内射撃場/怪人二十面相の隠れ家/子どもたちにとっての戸山ヶ原/不気味な科学研究所/軍人の街/東京名所/軍用地が自然を残す逆説/文人が愛した戸山ヶ原/空襲から逃げる/避難場所としての演習場/現在の戸山を歩く/演奏場から演劇場へ/戦後も遊び場に/まちかどに残る痕跡 コラム・歴史の歩き方2 生の声と文字の声を聴く 第三章 「空都」と自衛隊のスペクタクル〈茨城県・霞ヶ浦〉 土浦市の飲食店に残る歴史/飛行場建設業者/飛行機と花火のスペクタクル/国際交流さかんな「空の港」/航空隊は観光地/歓楽街の今昔/「海軍さん」の「芋掘り」/「空都」の英雄礼讃/戦争下の花火大会/軍隊による水害救援/屏風に描かれた等身大の心情/占領期の秘話/「空都」から学都へ/自衛隊誘致による復興への期待/御用商人と軍艦マーチ/自衛隊のパレード/埋没する経済効果/戦後も水害救援 コラム・歴史の歩き方3 自転車で土地の歴史をつかむ 第四章 旧軍都の平和都市と海軍・自衛隊の街〈広島・呉・江田島〉 歴史の最先端としての現在/広島の隣町には自衛隊/軍都広島の郷土部隊/ヒロシマの自衛隊パレード/軍港観光地・呉/市・商工会議所・自衛隊の三位一体/「平和産業港湾都市」か「軍港」か/製鉄所跡地を防衛拠点に/南西シフトとの関連/海軍・海自の町を歩く/江田島の海軍兵学校生徒/倶楽部とは何か/家につまった思い出/蜜柑と子馬/「下宿あります」―戦後も続く交流/軍人と御用商人の娘の結婚 コラム・歴史の歩き方4 軍用地をつなぐ道―国道一六号線・国道五八号線 第五章 過疎化のなかの自衛隊誘致〈沖縄県八重山・与那国島〉 南西シフトの現場/台湾が見える日本最西端の島/巨大墓/空襲/マラリア被害/各集落の真新しい官舎/密貿易の繁栄から過疎化へ/国際交流と自衛隊誘致/自衛隊=企業論/住民投票/賛否の背後にある声/配備後の細やかな配慮/コミュニティ活動の担い手/移住者としての自衛隊員/日米共同訓練/ミサイル配備計画の衝撃/島外避難計画 コラム・歴史の歩き方5 碑を読み解く 終章 歴史のフィールドワーク ギャップに驚く/日常の空気感に分け入る/軍事化と都市化/見慣れたものと不気味なもの/身体知としての歴史/街を歩いて歴史に浸る
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