教育再定義への試み
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教育再定義への試み

1,078円 (税込)

5pt

4.0

人は生まれてから老いて死ぬまで,多くの人々と関わりながら自己教育をつづける.「いかに生きるか」という問いが,その営みをゆたかにする.いまこそ「教育」は,人々が人生の課題に立ち向かうときに支えとなるものとならねばならない──.自らの人生を真摯に振り返りつつ,教育の本来の姿を問う.(解説=芹沢俊介)

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教育再定義への試み のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    教育者養成にとってのたいせつなこと、子どもが好きだというのが、成績より前に来るのが当然、

    1,必要に応じた明晰、
    2,成長のゆとりをのこすあいまい、

     この二つの理想の共有、よむたびに胸をどきんとさせられるこの言葉たち。

     

    0
    2010年05月06日

    Posted by ブクログ

    小学生の息子から、自殺をしても良いのか、と問われた著者は、自殺をしても良い場合があるとして2つの具体例を挙げて答えた。これは著者自身がさまざまな痛みを伴う人生の体験を通して探り得た自分だけの答えであり、決して学校教育で教えられる模範解答のようなものではない。私自身親として子供からこのような切実な問い

    0
    2018年03月31日

    Posted by ブクログ

    著者の鶴見さんの半生を振り返りつつ、
    教育というものの真の意味にたどり着こうとする論考エッセイです。
    むずかしい言葉でがちがちになっていなくとも、
    ちゃんと物事の深みを表現して伝えることができるという
    良い見本のような文章でした。
    むずかしいことはむずかしいという部分はあるのですが、
    時間をかけて読

    0
    2025年07月02日

    Posted by ブクログ

    難しい。最近読んだ本が殆ど実学系のものばかりだったからか、この本は本当の評論という感じがしてとても難しい。学者、しかも哲学者の著作という感じ。自分の問題を作る、という一節があった。その方が学校の成績は良くなるとも書いてあった。著者もそこには反対の考えを述べている。これも今から20年以上前の本であるこ

    0
    2024年02月23日

    Posted by ブクログ

    twitterでの高橋源ちゃんの紹介で重要なエピソードについては読んで、知ってたので、改めて読む楽しみはそれほどなかった。構成についての分かりにくさはあるけど、考え始めるヒントは沢山あるし、鶴見さんの語りの魅力は感じられた。

    0
    2016年02月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    教育を再定義するというような固い本ではなく、鶴見の体験を語った本であった。
     ちまたでは、アメリカに行って日本に戻って兵隊に行ってまた戻ってきたというようにはしょって語られているが、本人の説明として本書を読むと、そう簡単には説明できない様々な事情があることが分かる。自分の大学生活のことも語っているし

    0
    2025年01月18日

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