借りたもの。
受験の「今」がわかる。
主に関東・首都圏の学校中心。
複雑化する「受験ルート」を、子どもの適性だけでなく、学費や塾代など親の経済的負担、送り迎えや宿題対応等の親の時間的負担という“親のコスパ”視点で、各「受験ルート」を詳細に解説している。
わが子にどのように育ってほしいか、何を求めるのか、それを早い段階で決めること。
経済的にも最大の難関である医学部、最低でも最終学歴にGMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)くらいの学歴を獲得を目指す設定になっている。
親の力が試される「幼稚園受験」
経済的負担は最大。
不確実性を嫌う親御さんのこだわり。「利確」できる。
子どもが「受験の存在に気づけるか」
「小学受験ルート」
1年半で200万円かかる。学費は公立の10倍以上、塾代も公立の3倍。
多くの家庭が遅くとも年中(4~5歳)から、私立小学校入試の準備。併願校対策や願書の書き分け、行動観察対策など塾選びや準備の段階から情報戦が始まっている。
家庭での教育、しつけが合否を分けると言っても過言ではない。日本の伝統文化・生活習慣を身につけていること。
私立の中高一貫校を受験する「中学受験ルート」。
世帯年収1500万円が参入条件。
私立中高一貫校は塾不要は誤解。
周りに流されて安易に参入するべきものではなく、やるからには相当な覚悟とブレない軸が求められる。
都心部では2人に1人が挑む。対策期間が長期化し、小3の冬から入塾してギリギリと言われる、親世代が知っている勢力図が変わり、時代に合わせた取り組みや努力が求められる、近年注目されているのが公立の中高一貫校、
「親の力」の作用よりも子ども本人の勉強適性が大きく結果に影響する。
競争好きの子どもや、早熟で認知能力は高い傾向にあるものの社会適応性の面がやや未発達で先生に気に入られてなさそうな子どもは中学受験に向いている。
【メリット】
子どもにフィットした環境を選び取れる。
中高一貫の時間的余裕。
【デメリット】
「燃え尽き症候群」と「英語力不足」、成績が下位層に落ちて脱出できない「深海魚問題」
【中学受験をするべき家庭】
●家族で明確な軸を打ち出している
●子どもが早熟で勉強好き
●「地元の公立中学校を回避する理由」が明確にある
東大・医学部を狙うなら中学受験が最適。
公立中学に進学し公立高校・私立高校を受験する「高校受験ルート」。
中学受験に比べて対策時間・費用ともに少なくすみ、さらに入学後の学費も公立ルートであれば相当お得。
熾烈を極める中学受験に対し「あえての」高校受験ルート。
小学校のうちから中学受験ではなく高校受験を見据えて、トップ公立高校や早慶MARCH付属高校などを目指して勉強を進めていく。
【メリット】
入口がいくつもある大学付属校は、高校受験が最も枠が広く入りやすい。
社会の縮図を身をもって経験できる。
(親の)時間的・金銭的負担が小学校受験・中学受験に比べて少なく済む。
【デメリット】
内申点というあいまいな基準。子どもが日本の企業社会で暮らしていきたいと考えるなら、「内申点稼ぎ」の能力は必要。
【子どもにどのスタイルがフィットしているのか、親子で徹底的に悩むべき】
共学…6年間男女で力を合わせて行事や受験を乗り越えてきたため、大学のサークル活動や会社組織においてスムーズに立ち回れる。
男子校…マイペースで目立たない生徒や癖の強い生徒でも気楽に過ごせる。
女子校…男子に頼らない自律的な心が養われる。
進学校…全員が大学に進学することを前提とした学校。柔軟に進学する大学を選定できる。
付属校…エスカレーター。高大連携プログラムを導入しているところも多い。中学合格時点で最終学歴を「利確」できる。
管理型…自分だけで勉強方針が立てられなかったり、周りに流されてしまいがちな生徒にとっては願ったり叶ったりの環境。
自由型…良くも悪くも生徒を大人扱いし、信頼しているため、生徒会の運営や部活動も基本は生徒たちのみで行う。
公立高校から指定校推薦or文系科目に絞って早慶MARCHを狙うという手はかなりコスパ・タイパの良い選択。
入試で求められるのは「地頭力」