エッセイ作品一覧

  • きょうの枕草子
    NEW
    -
    随筆って、心が実在することを残す文学だと思うんです――。 秋田魁新報「ハラカラ」連載企画が遂に単行本化! 詩人・最果タヒが選り抜き訳し下ろした、あたらしい『枕草子』。 矢野恵司氏のイラスト22点を掲載! -----------  春はあけぼの。  だんだん白くなっていく、空の山に触れているところが、すこし明るくなるころ、紫に染まった雲がほそく、左右に流れているから。  夏は夜。  月があれば当然だけれど、いない闇夜も蛍がたくさん飛んでいたり、たくさんでなくてもひとつ、ふたつ、って感じで、ほのかに光って飛んでいるから好き。  雨とか降るのも、結構好きだよ。  秋は夕暮れ。  夕日がぐっと、山のぎりぎりのところまで来て、からすが寝床へと帰っていくところ。みっつよっつ、ふたつ、みっつ、みたいにして急いで飛んでいくのがいいなぁ。さらに言うと雁が列を作って飛んでいるのが小さく見えるのとか、すごく好き。  日が完全に沈んで、そうして風の音がする、虫の声がする、もう、これはどうにも言葉にできないなぁ。  冬は早朝。  雪が積もっている日の朝は、もちろん、言わなくてもわかるよね、霜がとても白いのとかもいいね。でもそういうのがなくても、ものすごく寒い日に火を急いで起こして、炭火をあちこちに持って運ぶのもすごく冬の朝って感じする。ただ昼になって、ぬるくなってゆるんでいくと、火鉢の火も気づいたら白い灰まみれで、それはほんとやだな。 (本文 一の段より)
  • ジブチ大使のすばらしい日本滞在記
    NEW
    -
    自伝を読む意味と面白さは、主人公の成長を追うことで、世界と時代の変化を追体験できるところにある。本書がその好個の例となっている。ジブチと日本を繋いだ人物のメモワールなのであってみれば、面白くなかろうはずはない。ジブチについて日本語で書かれた本自体、稀少であった。本書はその欠落を埋める重要な貢献となった。
  • 裸の王様トランプのアメリカ破壊日記
    NEW
    -
    ああ、自由の国が壊れてしまった…… あの男が大統領として戻ってから、自由、人権、司法、立法、経済、国際関係、ホワイトハウス…あらゆるものが破壊されてしまった。そしてベネズエラまでも! 2026年の正月早々、世界を驚愕させたベネズエラ侵攻だが、その予兆はあった。 本書は、週刊文春の連載コラムをトランプの再選が決まってからの1年間ぶんを集めたものだが、2025年11月発表のコラムにはこうある。 <(大統領次席補佐官スティーヴン・)ミラーは今、ベネズエラを狙っている> <トランプ政権は同国のニコラス・マドゥーロ大統領が麻薬カルテルを運営していると主張している。もちろんマドゥーロ大統領はそれを否定し、ベネズエラの社会主義政権打倒が目的だと非難している。> 同年1月7日、ミネアポリスの住民女性が移民関税執行局(ICE)の職員に射殺された事件は、日本でも大きく報じられた。 この組織の問題点は、本書では何回も触れられている。その一つがこれ。 <(2025年)9月12日に犯罪歴のないメキシコ移民がICE職員に射殺された。ICE職員は彼が自動車をバックさせて職員を轢いたからだと主張しているが証拠映像はなかった。これでシカゴ市郊外のICEの移民拘置所前に抗議する人々が殺到、ICEは彼らにペッパーボール弾や催涙ガス弾を撃ち、抗議者や取材記者を逮捕・留置した> トランプがグリーンランドに触手を伸ばしていることについても、2025年1月の段階で紹介して、警鐘を鳴らしている。 トランプの周囲にいる人物たちもメチャクチャだ。 ICEの上部組織はDHS(国土安全保障省)だが、その長官クリスティ・ノームは、ICEなどの制服を着てライフル構えるなど、コスプレばかりしているので「ICEバービー」と呼ばれている。 2億6000万ドルもの私財を投じてトランプを大統領選挙に勝たせ、DOGE(政府効率化省)の責任者に任命されると大量リストラを断行した世界一の大富豪イーロン・マスク。 ウクライナのゼレンスキー大統領に「感謝が足りないと」と言いがかりをつけ、テレビカメラの前でつるし上げた副大統領のJDヴァンス。 厚生長官に任命された反ワクチンの陰謀論者のロバート・F・ケネディ・ジュニア。 「反トランプのデモ参加者は同じプラカードを掲げている。誰かが資金を出している」と陰謀論を堂々と展開する司法長官のパム・ボンディ。 史上最年少の27歳でホワイトハウスの報道官に就任したカロライン・レヴィットは、支離滅裂な発言のため「エアーヘッド・バービー(アタマ空っぽのお人形ちゃん)」の異名をとる。 日本からは見えにくいアメリカの姿を、現地在住の筆者が、毒舌をまじえてユーモラスに描く!
  • カミさんと登った山と花の想い出
    NEW
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、夫婦、家族で行った山々と花や風景、動物、そして人との出会い…の想い出を綴ったエッセイ集。
  • 運命まかせ(新潮新書)
    NEW
    -
    90歳を迎える現代美術家は、どう「老い」を受け入れているのか。極度の難聴で負ったハンディキャップを「面白い!」と言い切り、難問にぶつかれば「しゃーないやんケ」とすぐに諦め、「何もしない」ことの効能を説いたと思えば、世間の「人生百年時代」という風潮には抵抗する――。とにかく生きるも死ぬも運命に翻弄されるのが面白い。その潔い言葉に触れるだけで心が楽になる、「身をゆだねる生き方」の美学。
  • 正直言わせてもらうでぃ、この本を読んで日々をご機嫌にするほかないやろう
    2/26入荷
    -
    お笑いコンビ・ママタルトの檜原洋平さんがWEBサイト「ウォーカープラス」にて2024年から連載してきた 「ママタルト檜原の楽しみ日記」が、ついに書籍化! 檜原さんの代名詞と言えば独特な言い回しの長尺ツッコミですが、文章においても“檜原構文”が全開。 読者の皆さんからは、「ひわちゃんの声で脳内再生される!」という声が多数届いております。 書籍には、持ち前の陽気な性格とハッピーオーラで笑顔を届けるご機嫌ボーイ・檜原さんの 日々の“楽しみ”を綴った連載記事に加え、書籍のために書き下ろしたエッセイも収録。 更に、連載時から好評だったエッセイに添えられている檜原さんのお散歩グラビア。 書籍発売に合わせて、また新たに撮り下ろしました!エッセイと合わせてお楽しみください。 この本を読んで日々をご機嫌にするほかないやろう!

    試し読み

    フォロー
  • 音は空から 言葉は身から
    2/26入荷
    -
    2020年から地元(青森県・八戸市)の新聞「デーリー東北」にて連載中のエッセイに加筆、修正、ロングインタビューを加え、地元での撮りおろし写真も掲載した1冊です。 彼の思考や幼少期の思い出がつづられ、八戸での経験が今の彼が作る楽曲に与える影響など、今まであまり語られることのなかった彼の音楽のルーツやパーソナルを収めた1冊。 自身のバンドをはじめ、映画やドラマの音楽、楽曲提供など内澤崇仁が手掛けてきた音楽は多岐にわたり、それらをどのような思考で作っているのかもひも解いていく。 また、andropの楽曲の完成する前の歌詞の元である内澤のメモも掲載。 八戸愛、音楽愛にあふれたエッセイ集です。

    試し読み

    フォロー

最近チェックした作品からのおすすめ