ローカルブックストアである

ローカルブックストアである

1,430円 (税込)

7pt

2001年に船出した小さな総合書店「ブックスキューブリック」。素人同然で始めた本屋の旅は、地元・福岡の本好きたちや町の商店主を巻き込み、本を媒介に人と町とがつながるコミュニティづくりへと展開した。ローカルブックストア店主は理想の本屋像をどのように思い描き、歩んできたのか。独自の店づくりから、トークイベントやブックフェスティバルのつくり方、カフェ&ギャラリーの運営まで。15年間にわたる本屋稼業の体験をもとに、これからの本屋づくり、まちづくりのかたちを示す。

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ローカルブックストアである のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年08月29日

    本屋を始めよう、始めたいと思ってる人には必読。
    著者だからこそ乗り越えた困難数あれど、本に対する姿勢や地域との接し方は参考になる以上。憧れます

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    Posted by ブクログ 2023年06月14日

    本の学校で、大井さんがうきは市のMINOU BOOKSの石井さんと対談されていた。

    この本のことは以前から知っていたけれど、長く未読のままであった。

    西荻窪titleの辻さんの本を読んだ時にも思ったことだが、店主の思いのこもった小さな書店はとても素敵だ。

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    Posted by ブクログ 2020年03月03日

    九州・本・社会のいずれかに関心がある人に全力でオススメ。

    《読書に関して書かれた文章の中で今までに一番しっくりきたのが、イタリアの文学者ジャンニ・ロダーリの次の言葉だ。

    「みんなに本を読んでもらいたい、文学者や詩人になるためではなく、もうだれも奴隷にならないように」

    おのれの頭と体を使って自問...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月18日

    ★★★2019年1月レビュー★★★


    本というものの素晴らしさ。
    本屋が存在することの意味。
    大切なことを改めて教えてくれる一冊。


    『キューブリック』という福岡県にある本屋。福岡に住んでいたときにたまに行っていた。箱崎店のほうだが。当時から、居心地がよく品揃えにこだわった本屋だと感じていた。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年04月12日

    福岡の書店、ブックスキューブリックの店主、大井実さんの語る、開業からこれまで、今、これから。
    ほとんど経験の無い状況から、名店と呼ばれる本屋になっていく過程が綴られている。
    途中、大切にしたいコトバにいくつも出会った。
    その度に付箋を貼っていたら、付箋だらけになった。
    やはり、他の本屋さんの考えに触...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月17日

    著者の価値観に共感できるところが多かった。
    本屋に興味がある人だけでなく、地域で小さな商売をしていきたいと考える人にははまるところがあるかも。
    「地域と結びついて身の丈で生きる人生には、何ものにも代えがたい精神的安定感がある。」
    ところどころ本の紹介もあり、ブックガイド的な側面も。また読書が広がりそ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年04月08日

     僕が好きな福岡の街の本屋。
    小さくも温かく、そのお店には安心感とわくわくした興味が内包されている。
    そこに行けば、自分の知らない新しい何かが待ち構えているような。
    そんな感情を抱かせてくれるお店。

    なぜ、店主がこの本屋を作ろうと思ったのか。
    どうやってこの本屋を作ったのか。
    そしてそこに関わる街...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月24日

    以前読んだ『本屋がなくなったら困るじゃないか』の
    企画元であるブックオカを主宰している方の本。
    個人で本屋を始めるいきさつから、
    地域の中に定着し広がっていく15年の記録。
    読み進むのが大変なほど、みっちりと濃い。
    限られたスペースの中に置ける本を選ぶことが、
    そのまま店の個性になる。
    可能性を広げ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年06月18日

    福岡市けやき通りにある本屋さん。熊本長崎書店。本屋Ttitle。ウィー東城店、スタンダードブックストア。だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ。子どもの本屋、全力投球!ぼくは本屋のおやじさん。晶文社。アルケミスト―夢を旅した少年。ブックオカ。赤頭巾ちゃん気をつけて。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年11月05日

    福岡の小さな本屋さんである「ブックスキューブリック」の開業に至るまでから、商いを通して感じたこと、これからの本や本屋に対する考えまで。
    本のお祭りであるブックオカを開催したり、トークイベントやパン工房もあるカフェを併設したり、活動的。
    これからも必要とされる本屋はただ受け身の「待ち」のビジネスではな...続きを読む

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