作品一覧

  • ローカルブックストアである
    4.4
    1巻1,430円 (税込)
    2001年に船出した小さな総合書店「ブックスキューブリック」。素人同然で始めた本屋の旅は、地元・福岡の本好きたちや町の商店主を巻き込み、本を媒介に人と町とがつながるコミュニティづくりへと展開した。ローカルブックストア店主は理想の本屋像をどのように思い描き、歩んできたのか。独自の店づくりから、トークイベントやブックフェスティバルのつくり方、カフェ&ギャラリーの運営まで。15年間にわたる本屋稼業の体験をもとに、これからの本屋づくり、まちづくりのかたちを示す。

ユーザーレビュー

  • ローカルブックストアである

    Posted by ブクログ

    本屋を始めよう、始めたいと思ってる人には必読。
    著者だからこそ乗り越えた困難数あれど、本に対する姿勢や地域との接し方は参考になる以上。憧れます

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    2023年08月29日
  • ローカルブックストアである

    Posted by ブクログ

    本の学校で、大井さんがうきは市のMINOU BOOKSの石井さんと対談されていた。

    この本のことは以前から知っていたけれど、長く未読のままであった。

    西荻窪titleの辻さんの本を読んだ時にも思ったことだが、店主の思いのこもった小さな書店はとても素敵だ。

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    2023年06月14日
  • ローカルブックストアである

    Posted by ブクログ

    九州・本・社会のいずれかに関心がある人に全力でオススメ。

    《読書に関して書かれた文章の中で今までに一番しっくりきたのが、イタリアの文学者ジャンニ・ロダーリの次の言葉だ。

    「みんなに本を読んでもらいたい、文学者や詩人になるためではなく、もうだれも奴隷にならないように」

    おのれの頭と体を使って自問自答することの大切さを、シンプルな言葉でこんなに見事に言い切った文章は、やはり文学者や詩人にしか書けないと感動した一文だ。》

    《社会学者のレイ・オルデンバーグが、「サードプレイス」という観念を提唱したのは四半世紀ほど前になる。家庭と職場の間をつなぐ居心地のよい第三の場所が現代社会では重要であるとし

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    2020年03月03日
  • ローカルブックストアである

    Posted by ブクログ

    ★★★2019年1月レビュー★★★


    本というものの素晴らしさ。
    本屋が存在することの意味。
    大切なことを改めて教えてくれる一冊。


    『キューブリック』という福岡県にある本屋。福岡に住んでいたときにたまに行っていた。箱崎店のほうだが。当時から、居心地がよく品揃えにこだわった本屋だと感じていた。


    小さな店だが、その「狭さ」こそが武器だという。
    大型書店だと、たくさんの本をそろえることができるが
    そこを訪れた人は本を探すのに疲れてしまう。
    しかし『キューブリック』は著者でもある店主が選んだ、本当に良い本だけを置いている「セレクトショップ」だから、訪れた人に「本との出会いの場」を提供できるの

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    2019年01月18日
  • ローカルブックストアである

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    福岡の小さな本屋さんである「ブックスキューブリック」の開業に至るまでから、商いを通して感じたこと、これからの本や本屋に対する考えまで。
    本のお祭りであるブックオカを開催したり、トークイベントやパン工房もあるカフェを併設したり、活動的。
    これからも必要とされる本屋はただ受け身の「待ち」のビジネスではなく、積極的に活動する「街」のビジネスなんだと分かった。

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    2018年11月05日

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