作品一覧

  • お墓、どうしてます? キミコの巣ごもりぐるぐる日記
    4.0
    1巻649円 (税込)
    父の急逝から1年半。年金の停止、銀行口座や携帯電話の解約、会社の後始末・・・・・・と、お墓どころではなく、いまだに骨壺は神棚に置かれたまま。いよいよお墓を買うべきか悩むキミコさんだったが、まさかのコロナ禍が到来。白猫も到来。そんな中、うっかり市営霊園の抽選に当たってしまい――。お墓、買うの? 誰が? ・・・・・・私が!? はたして骨壺の運命やいかに。みなさんはお墓、どうしてます!? 脱線上等! 笑いありしんみりあり(と新たに家族となっためんこい白猫と)のつれづれ北海道日記!
  • キミコのよろよろ養生日記
    4.3
    1巻1,870円 (税込)
    失われた体力を求めて―― 大病と化学療法でよろよろの身体、それでも人生は続いていく。 乳がんの治療ですっかり体力を失ったキミコさん。 ラジオ体操でさえフラフラの状態だが、体育会系編集者の叱咤激励によっていやいや運動を始めることに。まずは1日1000歩から。 散歩、縄跳び、そして最難関・山登り(標高531メートル)へ・・・! 思わず元気をもらえる、北海道在住・ぐうたらエッセイストの、猫と散歩と養生の日々。 【著者プロフィール】 北大路公子(きたおおじ・きみこ) 北海道札幌市生まれ。2005年『枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記』でデビュー。各紙誌でエッセイや書評を執筆。 エッセイに『生きていてもいいかしら日記』『苦手図鑑』『石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常』『晴れても雪でも キミコのダンゴ虫的日常』『ロスねこ日記』『いやよいやよも旅のうち』『お墓、どうしてます? キミコの巣ごもりぐるぐる日記』、小説に『ハッピーライフ』など著書多数。
  • ロスねこ日記
    4.3
    1巻715円 (税込)
    猫のいない寂しさは埋まるのでしょうか。 生活に猫が足りていないことは、わかっていた――。SNSには猫画像が溢れ、持つ者が自慢するそれを、持たざる者は眺めるばかりだ。愛猫・斉藤くんとお別れして15年近く、心にぽっかり穴を空けていた著者は、その穴を埋めるべく植物を育て始めた。担当編集者に勧められるがまま、なぜか椎茸から! 椎茸、スプラウト、ヒヤシンス……植物に名前をつけ、水をやり、立派に育てあげ、ときには収穫して食べる(!)。猫に思いをはせながら過ごす約二年の日々を綴るエッセイ集。文庫版には「ロスねこ」のその後を書き下ろしで収録する。ウェブ小説丸でのアクセス数第1位を記録した人気作、待望の文庫化。作家・町田そのこさんによる、著者とその作品への愛が溢れる解説も必読。 ※この作品は単行本版『ロスねこ日記』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • ハッピーライフ
    3.1
    1巻1,650円 (税込)
    日記をつけることで〈幸福〉を楔で心に打ち付ける女。17年間、帽子とマスクで顔を覆い商店街の中だけで暮らす女。夫の浮気相手である図書館司書を日々監視する女。理想の家庭を夢見ながら妻に家出された男……。穏やかで静かな街に暮らす人々の〈不安〉はやがて、「ある人々の存在」に向けられてゆく。彼ら/彼女らはいったい何者なのか――。
  • いやよいやよも旅のうち
    3.8
    1巻671円 (税込)
    ビールとテレビさえあればいい。そんなぐうたらエッセイストが、いやいや日本全国を巡る旅に。札幌(地元)から那覇(遠い)まで、一道五県を舞台に、死ぬまでしたくないことに挑戦してみました。生まれて初めての犬ぞりにジェットコースター、青木ヶ原樹海探検に、パツパツの水着でシュノーケリング……果たしてキミコさんは無事に旅を終えられるのか。ご当地ネタも満載の、爆笑必至の旅日記。
  • すべて忘れて生きていく
    3.8
    1巻660円 (税込)
    小さい頃から「早くしなさい」と言われ続けた私が気がついた世の中の真実とは――。「どんな毎日にも笑えることを見つけることができる」と信じる著者による、珠玉のエッセイ集。相撲への愛が迸るロングエッセイ、日常のゆるい出来事を導入にいつの間にか本の内容に鋭く切り込んでいく油断のならない書評集、奇妙な味わいの掌編小説二編も収録した、キミコの魅力に満ち溢れた一冊! 本人も「書いたことを忘れていた」貴重な原稿が満載です。
  • 私のことはほっといてください
    3.7
    1巻610円 (税込)
    解説の宮下奈都さんも悶絶! 人妻界の秘密を知っておののき、河童とのひと夏の感動的な邂逅を果たし、フェイスブックに「なりすましアカウントの削除」を申し立て、深夜に父の部屋から漏れ出るテレビの大音量と格闘する日々……。ビールを飲みながら妄想を膨らませるキミコの日記風爆笑&脱力エッセイ。あえて「見ない」という稀勢の里への応援、納豆パックに見る人類が進化を諦めた理由など、今回も笑いが止まらない!

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  • 流されるにもホドがある キミコ流行漂流記
    3.9
    1巻613円 (税込)
    流されるようで流されない!? キミコ節冴える名エッセイ! 好きなものは、おビールとお相撲とウニ蟹など。平和と安定を好むキミコ氏が、まったく興味のない「流行」に挑んだ! 人気アプリに触発された感涙の人情話「縁側日記」、某流行ランキングに従い、北陸新幹線に乗って金沢を目指す旅行記「いい日カニたち」、かの名作に想を得た物語「走れハロウィン」、北海道の土産についての考察と試食レポ「道産子土産考」など。多彩な筆致を堪能できる傑作エッセイ集。文芸ウェブサイト「ジェイ・ノベル プラス」での人気連載に、「つづき」や「その後」を加筆し、「いきなり文庫」で登場!
  • 石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常
    3.8
    1~2巻528~616円 (税込)
    長らく独り身。趣味は昼酒。飲むためなら吹雪もおそれず出かけるけれど、普段は家でぐうたら三昧。冬の間は雪に埋もれてしまうので、泣く泣く毎日雪かき……でも本当は、朝寝して昼寝して二度寝して、だらだら過ごしていたいのです。(体脂肪率40%超えちゃってるよ!)ビールも凍る北海道での、雪と酒と妄想まみれの日々をつづった爆笑&脱力日記。北海道在住作家たちとのご当地座談会も収録。
  • 苦手図鑑
    5.0
    1巻671円 (税込)
    読むとどうでもいい気分になって酒でも飲んで眠りたくなる、脱力系エッセイ集。 居酒屋の店内で迷子になり、電話でカジュアルに300万の借金を申し込まれ、ゴミ分別の複雑さに途方に暮れる……。 キミコさん(趣味・昼酒)の「苦手」に溢れた日常を、無駄に繊細な筆致で描きます。 文庫書き下ろし有り。 解説=小路幸也
  • 生きていてもいいかしら日記
    4.0
    1巻569円 (税込)
    40代、独身。好きなもの、昼酒。座右の銘は「好奇心は身を滅ぼす」。“いいとこなし”に見えるけれど、なぜかおかしいキミコの日々。「結婚しないの?」と聞かれた時の答え方、圧力鍋との15年戦争、父のゴミ分別の不可解なルール、朝はなぜ眠いのかについての考察など、日常の出来事に無駄な妄想で切り込んでいく。読んでも何の役にも立たないけれど、思わず笑いがこみあげて、不思議と元気が出てくるエッセイ集。解説の恩田陸さんも「この人に一生ついていくと決めました」と絶賛。

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  • 頭の中身が漏れ出る日々
    4.2
    1巻709円 (税込)
    「人生でもっともいたたまれない三十秒」とはどんな時間か。「完全防水」という携帯を手にした時、人はどんな行動をとるべきか。料理で失敗するたびに現れる「脳内姑」との壮絶な戦いとは。40代独身、趣味昼酒。札幌の実家で愉快な両親と同居するキミコが、ぐうたらな日々に頭の中で思うことを、漏れ出るように綴っていくエッセイ集。奥の深いくだらなさに心の底から笑いがこぼれ、何となく元気になれるかも。解説の椰月美智子さんも「なにこれ!? 笑わない自信があったのに……」と、身悶えするほど大爆笑。

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  • 生きていてもいいかしら日記
    3.9
    1巻440円 (税込)
    中年で独身、親と同居。最強の酒飲みにして最悪のほら吹き。 大爆笑必至につき人前では読まないで下さい。「サンデー毎日」大好評連載エッセー。 <目次> じいさんの説教 乳の立場がない パンツを下げた夜 人生を変えた偉人伝 「余力」が欲しい 体脂肪と時計の針 ろくでもない判断力 泥酔メールの謎 オバチャンは聞いた 物悲しい秋の一夜 キミコが結婚できない理由 とある一日の出来事 吠え犬と負け犬の大勝負 オバチャンを泣かせるな 圧力鍋と私の十五年戦争 ほか 私の心を奪った酒場たち(1) 「経文酒場」 ほか

ユーザーレビュー

  • お墓、どうしてます? キミコの巣ごもりぐるぐる日記

    Posted by ブクログ

    北大路公子さんの作品は初めて。
    時に笑いを誘ったり、ユーモアある語り口が好きです。

    お墓問題、親の介護、実家の片付けと
    次々と起こる問題を、乗り越えてきた著者の体験は、勉強になりました。
    いずれ直面するであろう同様の問題に立ち向かう覚悟を持たなきゃなーと。



    0
    2025年10月02日
  • キミコのよろよろ養生日記

    Posted by ブクログ

    化学療法の副作用で落ちた体力を、運動をしながら戻していくエッセイ。
    お辛い状況だろうにユーモア溢れる文体で、何度も声を出して笑ってしまった!
    おもしろかった。
    ほかの本も読んでみたい。

    0
    2025年09月10日
  • キミコのよろよろ養生日記

    Posted by ブクログ

    ガンを患い、手術してからの養生の日々を綴ったエッセイ。
    きっとものすごくキツくて、精神的にも不安や怖さがあった大変な日々だったのだろうと思うけれども、しかも自身の病気だけではなく、ご両親の病気介護他界、実家の整理やお墓問題。大変なことがたくさんあるのに、そういう辛さを感じさせない、相変わらずの抱腹絶倒おもしろエッセイになっているのはさすがとしかいいようがない。
    人前で読んでは行けない本だ。

    0
    2025年08月06日
  • キミコのよろよろ養生日記

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    乳がんの治療で失った体力を取り戻そうと散歩に縄跳び、エクササイズ…自分の体と向き合いながら、辛いこともユーモアたっぷりで笑ってしまいました。
    途中これは笑っていいのかな、なんて考えてしまうほど治療の副作用が辛そうでしたが、笑いを我慢できないキミコさんの文章に気づいたら笑ってました。
    編集者S氏と元祖K嬢とのやり取りも面白くて、特に登山旅は最高でした。
    読んでいるととっても元気をもらえました。

    0
    2025年05月19日
  • キミコのよろよろ養生日記

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    病気のリハビリ日記ではあるけれど、悲壮感よりはクスッと笑える要素がある。やはり北海道のボヤキ人である。泣き言なのに冴えて笑えるのは北大路公子と大泉洋しか浮かばない。さすが試される大地の住人である。
    今回は病気だけでなくお母さまのこととかもあり笑えないところも多いが…。
    きっとお母様は大好きな猫ちゃんのそばにいて、あれこれけしかけてるのではないだろうか?

    #共感する #切ない #笑える

    1
    2025年09月15日

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