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読むとどうでもいい気分になって酒でも飲んで眠りたくなる、脱力系エッセイ集。 居酒屋の店内で迷子になり、電話でカジュアルに300万の借金を申し込まれ、ゴミ分別の複雑さに途方に暮れる……。 キミコさん(趣味・昼酒)の「苦手」に溢れた日常を、無駄に繊細な筆致で描きます。 文庫書き下ろし有り。 解説=小路幸也
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Posted by ブクログ
2008~10年に「小説野生時代」に掲載された34篇を2013年に単行本化し、さらに1篇を加えて文庫化。 エッセイというが、半分小説ではないかと疑っている。 だっておもしろすぎるんだもの。絶対に電車で読んではいけません。
相変わらず、面白い。 私は特に『平穏への道』の中の、お父さんのパンツのくだりが好きです。 最も共感したのは『干畳』。 まさしく私も同じようなことを思っていました! いくつか、電車の中で読めないものがあるので要注意!
初めて北大路さんの本を読んだけど、声を出して笑ってしまった 何この人。面白すぎるんですけど 日常が、こんなに面白い文章になるって すごい!! 家庭科の話は笑い止まらず 一緒に飲みに行って直接話聞きたい!!と思いました
けっこう好きなタイプ。 ひたすら妄想に励み、おいおい、そんな暮らしでお前大丈夫か、というツッコミを入れつつ、まぁフィクションかもしれんけどさ、と自己完結したりながら読んでいくけど、ネタの方向性がけっこう被っているので、一気に読むと飽きる気もする。最初の方のインパクトは凄かったのに、段々イマイチになっ...続きを読むていくような、それとも慣れか。 というわけで、ジワジワと時間を空けて読むべしかな。もともと4年分をまとめてるらしいし。
他愛もない内容を書いているのに、とても面白い。このひとおもしろいなー!!と笑いながら読めました。 読みやすいし、気分転換にいいです!
妄想の暴走による日常のデフォルメ・エッセイ。 平穏無事なる日常も北大路公子の手にかかれば、妄想の暴走と余りのダメダメぶりに、笑いと怒りに包まれた危険極まりない日常へと変貌する。 昼酒を好み、スモウを嗜み、雪かき以外のストレスを感じない生活に憧れるなぁ。
顔がにやけるのを止められなくなるから、電車の中で読んじゃいけない。でも、自宅で読んでるとなぜか眠くなってしまうので、外で読んだ方が緊張感(?)が保ててよい…のかも。
ホラー映画とチーズの話は共感できるなー。 それにしてもあらすじに書かれている「無駄に繊細な筆致で描く」っていうの、失礼だけど的を得てるなあ(笑)
201610/どうでもいいような日常ごとを、時に妄想を時に自説を挟みつつ、延々と書く笑、おなじみの北大路エッセイ。
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