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  • まんがでわかる物語とは何か?
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    大塚英志×ひらりんタッグが描く、「まんがでわかるまんがの描き方」本の最新シリーズ! 本物の戦争に至るプロセスでさえ「物語」の構造に支えられている 【内容紹介】 ●ディズニーランドの物語論●物語の生成と都市伝説●ゲームとしての物語●ファミリーロマンスと英雄誕生神話●民話の形態学●原質神話論からハリウッド映画へ●神話の構造とは何か●無意識と物語●治療としての物語・社会運動としての物語
  • 黒鷺死体宅配便 1巻
    4.1
    イタコ、ダウジング、エンバーミング、ハッキング、チャネリング。それぞれ特技をもった仏教系大学の学生5人が作ったのは、望まぬ形で死を迎えた依頼人の声を聞き、望み通りに埋葬する会社「黒鷺死体宅配便」。死体となった依頼人をどこにでも宅配します。
  • 終わりなき日常を生きろ ──オウム完全克服マニュアル
    3.8
    「さまよえる良心」と「終わりなき日常」をキーワードに、今最も活発な発言を続ける著者が、オウムと現代社会を分析する。社会が成熟し、幻想が共有されなくなった時代、人はそれぞれの物語を生きるようになっている。その後の事件、状況分析を加えたあとがきを新たに付す。
  • 絶望から出発しよう
    4.3
    いったいこの国はどうなっているのか? 旧いシステムはそこから生み出される問題を解決できないし、超えることもない。気鋭の社会学者・宮台は、市民エリートの育成を呼びかけ、ロビー活動を始めた。「アホ」な官僚や政治家任せをやめ、自分たちでチェックしないと座して地獄に墜ちるしかないと危惧するからだ。敗戦・占領下の日本人の「虚脱」には飢餓にも負けない夢があった。一方、いまの日本は、あらゆる領域において戦後以上に絶望が深いと氏は断言する。では、どういうシステムを構想すべきなのか?ヒントは戦中・戦後の歴史にある。そして忘却のかなたに置かれた「アジア主義の顛末」から始めてみよう。

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  • 「日本文化論」はどう創られてきたか 戦時下のモンタージュ
    -
    国内外に喧伝される「日本らしさ」はどのように生まれたのか。その起源は、ロシアの映画監督・エイゼンシュテインが編み出した「モンタージュ理論」にあった。「モンタージュ」の語は映画のみならず、写真、広告、雑誌、まんがによって戦時下の日本で流行しプロパガンダのツールとして作り手と受け手に浸透した。戦時下のメディア理論と文化工作を研究するまんが原作者・批評家が、芸術理論がさまざまな文化と融合し、ファシズム的な表現に変容していくさまを分析。「創られた日本文化論」の正体を明らかにする。
  • アライアズキ、今宵も小豆を洗う。(1)
    -
    BLまんが家・カトリーヌ渋谷川こと道端寄子は、渋谷のスキマにある妖怪喫茶に迷い込む。そこは小豆洗いや人面犬がたむろする人外の空間。解決不能の超常事件を解き明かすため、今日もシブヤに出動だ!
  • まんがでわかるまんがの歴史
    4.4
    独自の発達を遂げた日本のまんがは、一体いつ、どうやって生まれたのか?豊富な資料を駆使し戦中、戦前まで遡って日本まんがのルーツを紐解くサブカルチャー研究コミック。まんがを読んでまんがを知ろう!
  • 僕は天使の羽根を踏まない
    4.4
    14歳の時、伏姫麒麟は一度だけ、死のうと思った。コインロッカーで生まれた犬彦は、ここではないどこかへ行きたいと願った。傷ついた魂を抱え、転生を繰り返してきたふたりが出会った時、物語ははじまる。それは摩陀羅(マダラ)という名の少年を探す物語。はるか遠い昔-摩陀羅は麒麟の恋人だった。犬彦の親友だった。そして……最後の転生の時を迎えた今、二人はもう一度摩陀羅と出会う事ができるのか。切なくも美しい青春小説。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 黒鷺死体宅配便 フルカラー版 都市伝説編【タテスク】 Chapter1
    無料あり
    4.0
    イタコ、ダウジング、ハッカーなどの特別な能力を持つ5人が始めたビジネスは、死体専門の宅配便!読み切り形式でどこからでも読めるロングセラー・モダンホラーが、こともあろうかフルカラーで登場! 都市伝説にまつわるエピソードを厳選した、総天然色傑作選です!

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  • 東京オルタナティヴ【分冊版】 1
    無料あり
    -
    1945年、東京に原爆が落ちた。1989年、昭和は終わらなかった――。歴史は誰かに修正されている!? 警視庁広報課資料室調査係の臨時職員・日和見迷子、元捜査一課・笹山徹、時間失調症の男・浦島正木、時を行き来する少年・トキオたちが、同時存在人間「オルタナティヴ」が引き起こす歴史修正の陰謀に迫る――!! 分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
  • IT時代の震災と核被害
    3.8
    ITに関わる出版社として、震災と核被害について特別編集版を企画しました。グーグル、ヤフー、SPEEDI、スパコン「京」などの取材レポートとともに、社会の中のITおよびメディアの存在を考察すべく、当社としては異例の著者陣でお送りします。経産省総合資源エネルギー調査会基本問題委員会に参画する飯田哲也氏や、ツイッターのフォロワー18万人を誇るジャーナリストの津田大介氏など、注目の論者ばかりです。IT化がすすんだ社会で起きた複合震災について記録し考えることが、新しい社会へ脱皮するための里程標になることを願っています。

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  • IT時代の震災と核被害 【第一部】初動 電子版分冊1
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    『IT時代の震災と核被害』分冊版第一部です。ITに関わる出版社として、震災と核被害について特別編集版を企画しました。グーグル、ヤフーなどの取材レポートとともに、社会の中のITおよびメディアの存在を考察すべくお送りします。IT化がすすんだ社会で起きた複合震災について記録し考えることが、新しい社会へ脱皮するための里程標になることを願っています。

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  • アンラッキーヤングメン 1巻
    3.5
    1968年。盗んだ拳銃で4人を殺している連続射殺魔のN、大学を中退して漫才をしながら映画監督を夢見るT、薬学部の学生で革命に情熱を燃やすヨーコ。3人は新宿のジャズ喫茶で運命的な出会いを果たした。やがて彼らはTが書いたシナリオをもとに3億円を現金輸送車から強奪する計画を実行にうつしたのだが…。
  • おどろきの中国
    3.9
    中国はそもそも「国家」なのか? 2000年以上前に統一できたのはなぜか? 毛沢東の権力とはいかなるものだったか? 冷戦が終わっても共産党支配が崩れなかった理由とは? 中国は21世紀の覇権国になるのか? 対症療法ではない視座を求めて、日本を代表する知性が徹底討論。真に中国を理解するための必読書! (講談社現代新書)
  • 音楽が聴けなくなる日
    4.3
    電気グルーヴのピエール瀧が麻薬取締法違反容疑で逮捕された翌日、レコード会社はすべての音源・映像の出荷停止、在庫回収、配信停止を発表した。近年ミュージシャンの薬物事件ではこのような対応が即座になされ、また強化されてきたが、その「自粛」は何のため、誰のためのものだろうか? こうした「自粛」に異を唱える著者たちがそれぞれの立場から問題の背景と構造を明らかにし、現代社会における「音楽」「薬物」「自粛」の在り方について考察を深めていく一冊。巻末の音楽自粛小史は必見。
  • 怪談前後 柳田民俗学と自然主義
    -
    明治四〇年前後の「怪談の時代」を同時代として生きながら、「それぞれの自然主義」のあり方として民俗学と私小説を立ち上げた柳田國男と田山花袋。「自然主義」をめぐる「怪談の時代」の顛末を描き出す。
  • 神隠し・隠れ里 柳田国男傑作選
    3.2
    自らを神隠しに遭いやすい気質と定義したロマン主義者であり、一方で、社会を冷徹に見通し、たとえば普通選挙の実現を目指すなど変革者でもあった柳田。30もの論考から、その双極性を見通すアンソロジー。
  • 感情化する社会
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    「天皇」も 「文豪」も 「お気持ち」化する 天皇の「お気持ち」、スクールカースト、多崎つくる、腐女子AIりんな、LINE文学…。 私たちはあらゆるものを「感情」として表出し、「感情」として消費して生きている。余りに感情的すぎる日本の現在を不愉快に「批評」する試み。 「感情化」とはあらゆる人々の自己表出が「感情」という形で外化することを互いに欲求しあう関係のことを意味する。理性や合理でなく、感情の交換が社会を動かす唯一のエンジンとなり、何よりも人は「感情」以外のコミュニケーションを忌避する。(略)その結果、私たちは「感情」に対して理性的でありえることばを政治からジャーナリズム、文学にいたるまでことごとく葬っている。私たちは私たちに心地良い感情を提供することばしか、政治にもジャーナリズムにも文学にも求めず、その要求にそれらはいとも簡単に屈した。だからぼくは本書で敢えて不快なことばを連ねる。(「第一章 感情天皇制論」より)
  • 感情天皇論
    4.0
    1959年、皇太子明仁のご成婚パレードの日、一人の少年が皇太子とその妻に石を投げた。三島由紀夫はその行為に「天皇と国民が個人として対話をする」というテロルを見て戦慄し、石原慎太郎はそれを隠蔽しようとした。そして即位した明仁天皇が行ってきたのは、かつて庵野秀明が描いた人類補完計画が成ったかの如き、統合の実践としての感情労働だった。『少女たちの「かわいい」天皇』から一時代を経て書かれた、「終わり」の平成天皇論。
  • 木島日記
    3.0
    昭和初期――オカルト、猟奇事件、ナショナリズムが吹き荒れる東京。 民俗学者の折口信夫は古書店「八坂堂」に迷い込み、その棚にあるはずのない、未だ構想中の自分の小説『死者の書』を見つける。 「何が書いてあるか読んでごらんなさい」 奇怪な仮面を被った店の主人、木島平八郎に促され、その奇妙な書の頁をめくった時から、折口のまわりで奇怪な出来事が起こり始める……。 「あってはならない物語」へ誘う傑作文豪怪奇ミステリ! 書き下ろしの〈自著解題〉を付す改訂新装版で復活。 【目次】 第一話 死者の書 第二話 妣が国・常世へ 第三話 古代研究 第四話 水の女 第五話 若水の話 〈自著解題〉物語を供養する
  • 木島日記 上
    完結
    3.6
    【電子版巻末特典:紙版未掲載イラスト収録】昭和初期の東京。民俗学者にして歌人の折口信夫は古書店「八坂堂」に迷い込む。奇怪な仮面で顔を覆った店主・木島平八郎は信じられないような自らの素性を語り始めた…。
  • クウデタア<完全版>
    -
    敗戦の開放感と新時代への不安が入り混じる'50年代。羅針盤の壊れた時代に放り出された若者達は、それぞれが思う形で「クウデタア」を実行する。漠然とした閉塞感に再び包まれる現代に必読の青春群像ストーリー。【電子版には9ページのパイロット版も収録!】
  • くだんのピストル 壱
    -
    時は幕末――。尊王攘夷、倒幕を叫ぶ志士たちが、血で血を洗う闘争の時代。坂本龍馬や高杉晋作、佐久間象山ら時代のキーマンと共に、人々の心の声を聴くことができる不思議な少年“くだん”は、止めることのできない歴史の大きなうねりに、巻き込まれてゆく! 【電子版には特典ページを収録!】
  • 口裂け少女さっちゃん
    4.0
    行方不明の母親(口裂け女)を捜しながら全国を旅する小学生口咲さちこは、行く先々で様々な怪物と遭遇し、死力を尽くした戦いを強いられることに…。口が裂けても人として! さっちゃんの大活躍が始まる!!
  • くもはち。(1)
    -
    のっぺらぼうの「むじな」と三流怪談作家「くもはち」のコンビが織りなす、かわいらしくも怖ろしい妖怪の世界に誘う怪談まんがの傑作、初単行本化!
  • くもはち
    4.0
    明治にっぽん。売れない小説家くもはちと、これまた売れない挿し絵描き・むじなのコンビが出くわす妖怪騒動の数々!大ヒットホラーコミック「黒鷺死体宅配便」の大塚英志×山崎峰水のタッグが放つ妖怪ミステリー!!
  • 「暮し」のファシズム ――戦争は「新しい生活様式」の顔をしてやってきた
    4.0
    1940年、第二次世界大戦への参画を睨む近衛文麿政権は、国民を戦争に動員するための「新生活体制」の確立を唱えた。生活を一新し、国民を内面から作り変える――。そのために用いられたのは、男性を戦場に駆り立てる勇ましい言葉ばかりではなかった。「ていねいなくらし」「断捨離」「着こなし」「町内会」「二次創作」。これらは、元を正せば戦時下に女文字のプロパガンダがつくりだしたものである。現在私たちが享受する「当たり前の日常」の起源を問い、政治の生活への介入があからさまになった「with コロナ」の暮らしを見つめ直す。
  • 黒鷺死体宅配便スピンオフ 松岡國男妖怪退治(1)
    3.8
    とある山村で起こる連続殺人事件、未解決の猟奇殺人事件…明治時代の日本を舞台に、松岡國男と田山録弥、少年“やいち”の活躍を描く「黒鷺死体宅配便」番外編! 大人気キャラ? “笹山さん”も僧侶探偵として大活躍!
  • 黒鷺死体宅配便 フルカラー版 都市伝説編
    -
    イタコ、ダウジング、ハッカーなどの特別な能力を持つ5人が始めたビジネスは、死体専門の宅配便!読み切り形式でどこからでも読めるロングセラー・モダンホラーが、こともあろうかフルカラーで登場! 都市伝説にまつわるエピソードを厳選した、総天然色傑作選です!
  • 愚民社会
    3.9
    近代への努力を怠ってきたツケが、今この社会を襲っている。 日本の終わりを書きとめるための、過激な社会学者と実践的評論家による奇跡の対談集。 2003年~04年にかけて『新現実』に掲載された2本の対談に加え、2011年夏に行われた新たな対談を収録。東日本大震災を経てより明確になった日本の問題点を、真摯かつ過激に語り合う。 私たちは、やりなおせるのか――。 空気に縛られやすく、政治を人任せにしてきた日本人が、自分で考える力を持った近代的個人となるためにはどんな教育が必要か。民主主義を制度にとどめず、私たちの心の習慣にするための真摯な提言は必読。
  • 経営リーダーのための社会システム論~構造的問題と僕らの未来~
    4.5
    「安全、快適、便利」なのに、なぜ生きづらいのか? 社会学者・宮台真司と経営学者・野田智義が、大学院大学至善館で行った講義を初書籍化。社会なくしてビジネスは存在しない。ところがビジネスパーソンほど、ふだん社会のことはあまり考えない。社会は便利で暮らしやすくなっているはずなのに、人々はなぜ孤独で誰もが入れ替え可能なことに悩むのか? すべての企業人必須の、社会と未来を見通すための知的フレームワーク。
  • 計算不可能性を設計する ITアーキテクトの未来への挑戦
    4.0
    未来の日本社会の あるべき姿の実現には ITと社会学の融合が不可欠だ!! 現代に生きる我々の生活はITのおかげで随分と便利になった。それはもう、人間が考えることを必要としないほどまでに進歩しようとしている。しかし、本当にこのままでいいのだろうか。人間が実際に生きる生活や社会は、それらを設計しているITアーキテクトの資質に左右されているといっても過言ではない時代なのだ。設計者に求められる資質とは、役割とは、限界とは、これらの問題をいま、徹底的に追究しなければならない。先鋭の社会学者と気鋭のITアーキテクトのコラボレーションによって初めて可能になった大胆な提案。これで、日本のITは確実に新段階に入った!

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  • 経済政策の射程と限界
    4.0
    高橋洋一、野口悠紀雄、北野一、浜矩子、小幡績、萱野稔人各氏という第一級の論客らの討論集。アベノミクスへの賛否両論、さらには経済論争を越えた社会問題に迫る。

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  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて
    4.1
    脱原発は不可能だと、なぜ日本人は信じてしまったのだろうか。電力独占、官僚支配をやめて、新しい社会づくりをする具体的な方法を真摯に考える、注目の識者二人による緊急対談。
  • 恋する民俗学者1 柳田國男編
    -
    近隣の家の書庫の書物を読み漁る幼い國男。上京後も学校にも通わぬ弟を見兼ねた兄の引き合わせで森鴎外に会い、文学を知る――。故郷に残す幼なじみと、叶わぬ秘めた恋、そして生涯の盟友・田山花袋との出会いを描く。
  • 恋する民俗学者(1)
    3.0
    柳田國男の知られざる人生を中心に、明治期の若き文豪たちの交友関係を描き出す……。いかにして、一人の青年が文豪たちと肩を並べて語り合い、さらに民俗学者としての道を歩むことになったのか……。
  • 子どもを森へ帰せ 「森のようちえん」だけが、AIに置き換えられない人間を育てる
    4.7
    いま「森のようちえん」という幼児教育のスタイルが、世界的に注目されています。いわゆる野外保育であり、子どもたちは大人の指示にただ従うのではなく、自然環境に誘われるままに自由に動き回ります。それには日本の里山の環境も、じつにフィットするのです。本書は、社会学者の宮台真司さんと、教育ジャーナリストのおおたとしまささんによる師弟対談をもとに、葭田昭子氏、坂田昌子氏、関山隆一氏らユニークな実践者も参加しながら、「森のようちえん」の可能性を追究していきます。
  • 死舞能(1) 弱法師/泥眼
    3.5
    盲目・美形の元天才プロファイラーで能面師のジンと、ジンの彫った能面から犯人のプロファイリングを読み取ることができる能楽師・シンが、幽玄な能の演目になぞらえた連続殺人”死舞能”の真相に迫る!
  • 社会という荒野を生きる。
    4.2
    「いま僕たちはどんな時代を生きているのか」「この不透明な時代に何を捨て、何を守るべきなのか」 社会学者・宮台真司が、旬のニュースや事件にフォーカスし、この社会の“問題の本質”を解き明かす。 「明日は我が身の時代」に社会という荒野を生き抜く智恵を指南する書。 過激発言で人気の宮台真司ラジオ時事批評(TBSラジオ『荒川強啓 デイ・キャッチ!』金曜コメンテーター)を200%ボリュームアップして一冊に!!
  • 社会という荒野を生きる。
    3.7
    ・内容紹介 「いま私たちはどんな時代を生きているのか」「これからの時代で何を大切にして生きていくべきなのか」。 社会学者・宮台真司が日々のニュースや事件、社会現象をネタに、 「そもそもなぜそれが起こったのか」を解説しながら、 現代という社会、また、より良い生き方のスタンスについて詳しく丁寧に説いているラジオ番組 「デイキャッチャーズ・ボイス宮台真司」。 「天皇と安倍総理」「民主主義と独裁」「沖縄問題のゆくえ」「ブラック企業」……。 この社会の本当の「問題の本質」を解き明かす。 宮台真司の「本質を見抜くニュースの読み方・考え方」が学べる書。 社会学的知見に基づいたフィールドワークを通して論考した宮台の現代批評は、 不透明な時代の見晴らしを良くする武器となるはずだ。 ・著者 宮台真司(みやだい・しんじ) 1959年生まれ。社会学者、映画批評家。首都大学東京教授。 東京大学文学部卒、東京大学大学院社会学研究科博士課程満期退学。 社会学博士。東京大学教養学部助手、東京外国語大学専任講師、東京都立大学助教授を経て現在に。 社会システム理論を専門分野とする一方、テレクラ・コギャル・援助交際など、 サブカルチャー研究でも第一人者に。 著書に「権力の予期理論」「制服少女たちの選択」「終わりなき日常を生きろ」「日本の難点」 「民主主義が一度もなかった国・日本」「絶望時代の希望の恋愛学」など多数。
  • 社会をつくれなかったこの国がそれでもソーシャルであるための柳田國男入門
    -
    ツイッターやフェイスブックなどのSNSは普及したがユーザーが語るのは「私」だ。なぜ日本ではソーシャルが浸透しないのか。本当の意味でのソーシャル実現を目指した柳田國男の思考から、その要因と解決策を探る。
  • シン・論 おたくとアヴァンギャルド
    3.0
    1巻2,530円 (税込)
    庵野秀明の「シン・」シリーズは、「おたく」の歴史を踏まえた自覚的な「つくり直し」である。その方法と美学の出自を探る、挑発的芸術論。 戦後の「おたく」表現のフェティシズムや美学の出自は、戦時下に狂い咲いたアヴァンギャルドが、戦後、政治的にウォッシュされたものであるというのがぼくの一貫した主張だが、「シン・」シリーズは、 その美学や方法を「正しく」運用し直し、戦後おたく表現を「修正」する試みなのだ。成田亨ウルトラマンの初期デザインの採用などその際たるものだろう。しかし、それは「特撮」とか「アニメ」とか 戦後のジャンルに必ずしも閉じたものでなく、もう少し広い。その「広さ」が重要だ。 (「あとがき」より) ※本データには、図版・注釈への双方向リンクは含まれません。
  • 「捨て子」たちの民俗学 小泉八雲と柳田國男
    3.0
    柳田國男が幼い頃妄想した虚構の母。小泉八雲が神秘化した「ジプシーの血筋」。二人の民俗学者に共通する「捨て子」意識を手がかりに、日本民俗学の起源とその可能性を明らかにする。
  • 世紀末の作法 終ワリナキ日常ヲ生キル知恵
    3.0
    デートクラブに潜入する女子東大生、コギャルの物欲主義を笑う愚か者たち、成熟社会にシンクロできずに虚構の歴史にすがるオヤジ――。風俗現象を切り口にしたコラムを一冊にまとめた、社会学者・宮台真司の行動の源泉を知る一冊。
  • 聖と俗 対話による宮台真司クロニクル
    4.0
    『当代一、ヤバい社会学者』が、幼少期から結婚するまでの知られざる私生活を語り尽くした。宮台真司は、どうやって〝生きる術〟を獲得してきたのか。宮台学入門者からマニアまで、必読の一冊。 「面白いことを言おうとしたりといった意識はまるでない。このひと、どんな話題にも真正面から立ち向かっていってしまうたちなのだ。そのいちいちの〝愚直さ〟が見ていて聞いていてなんとも愛おしい! とは当代随一の社会学者にして各方面に多大なる影響力を発揮する著名な論客でもある人間をつかまえていうには失礼千万な感想だとは百も承知の上で申すが、とにかく私はそんな宮台さんの、人を警戒するということを全く知らないような隙だらけの対応に接しているうち、なんだかたまらなく可愛いく思えてきてしまったのである。 そして、「そうだ! このことをばこそ世に知らしめねば」。そう直観したのだった。そこがいわばこの企画のスタート地点/原点なのである。(中略) 今回、宮台さんには自身の今日に至るまでの人生のなかでその時々に思ったこと、感じたこと、考えたことを自在に語っていただいたのであるが、そこには何か通底する本質があるようにも思えた。それは「心の優しさ」なのかも知れない。話が進むにつれ私はそう強く確信するに至ったのである。」(中略) 宮台真司の魅力とは、結局無類のともいえるほどの誠実さの持ち主、言い替えるのならあきれるほどの正直者だということに尽きるのではあるまいか。― 近田春夫 「本書は、1960年代の幼少期から2006年頃(40歳代半ば)に結婚するまでの自伝だ。自伝を出すなど考えたこともなかった。近田春夫さんと壇上で大喧嘩をした後、僕を気に入ってくれた近田さんが楽屋で僕の自伝をプロデュースしたいとおっしゃり、偶然そこに編集者が居合わせたことで文字通り気付いたら本書を出すことになっていた。近田さんが聞き手になった対話は延べ十数時間。それを何とか一冊に収まるようにしたのが本書である。(中略) 映画批評のキーフレーズは25年間変わらず、『ここではないどこか』『どこかに行けそうで、どこへも行けない』『社会から世界へ』『世界からの訪れ』『一緒に屋上に上がって同じ世界で一つになる』。本文を読んでお分かりのように、旅も、恋も、ハイデガーを起点とする理論研究も、援助交際や色街のフィールド研究も、これらキーフレーズが指し示す通奏低音が鳴っていた。今も鳴っている。それに気付けたことが最大の収穫だったように思う。」―宮台真司
  • 制服少女たちの選択 完全版 After 30 Years
    4.0
    1巻3,300円 (税込)
    日本で一番、不適切な社会学者、あの”宮台真司”が帰ってきた! 当時の文章に、当事者座談会、若手社会学者による批判、作家の鈴木涼美さん・社会学者の上野千鶴子さんとの鼎談、さらに宮台真司が大幅に加筆 修正し、書下ろしを多数加えた『制服少女たちの選択』復刻・増補新版。 彼が誰に向けて、何を語り、何を語らなかったか。あの時、私たちは何を選び、何を選ばなかったか。いま、私たちは何を選ぼうとし、何を選び損ねているのか、あらためて、世に問いかけます。
  • 「制服少女たちのその後」を語る
    5.0
    「宮台さんとは20年ぶりくらいですけれど、『制服少女問題』に責任を感じてらっしゃるんですか?」(上野) 「『援交は魂に悪い』というのを、僕は当初、鼻で笑ってましたけど、でも、ある時期から鼻で笑えなくなった」(宮台) 「あそこの空間、めちゃくちゃおもしろかったから、やらないほうがよかったとは言えないんですよね」(鈴木) 上野千鶴子さんと鈴木涼美さんによる『往復書簡 限界から始まる』のなかで鈴木さんは、女子高校生時代のブルセラ体験において「目の前で自慰行為をする男性の滑稽で情けない姿を浴びるほど見たこと」が「男性への絶望」につながり、今なお逃れられないと繰り返し書かれています。それに対し上野さんは、「10代のうちに性が対価をともなうものであること、そして、欲望の市場が男性の陋劣(ろうれつ)な性欲によって成り立っていると知ったことは不幸なことだったかもしれない」と返信されました。 そこで、当時の1994年に、『制服少女たちの選択』を発表し、女子中高生が援助交際をしたり、ブルセラショップで制服や下着を売ったりする現象を社会システムの問題として分析した宮台真司さんをゲストにお迎えし、『往復書簡 限界から始まる』刊行記念トークイベントを2021年8月26日に開催いたしました。宮台さんが援交少女たちへの責任を感じるに至った変容、女子高生という記号に欲情し、いまなお自己愛にとらわれたままの男性への上野さんの厳しい指摘、制服少女だったときの気持ちを否定しない鈴木さん。性を正しく使い、愛へと向かうことはいかに可能か――? 時代の証言者たちが集った緊張感みなぎる2時間をテキスト化してお届けいたします。 ※本作品は、『小説幻冬』2021年12月号に掲載された記事を抜粋し電子書籍化したものです。
  • 殺生と戦争の民俗学 柳田國男と千葉徳爾
    -
    「異端」ゆえに「正統」な、柳田國男の弟子・千葉徳爾。狂気にも似たその研究に迫る渾身の評論。「青年運動」「殺生」「残虐性」など斬新な切り口で柳田の民俗学を捉え直し、現代社会の問題点へも切り込む意欲作。
  • 戦争する国の道徳 安保・沖縄・福島
    4.1
    国民を舐めきった政治家に、激怒せよ! もはや日本に道徳はなく、損得しかないのか!? 今、つくりだすべき倫理とは? 日本は戦争する国になった。これは怒(いか)ることを忘れ、日米安保に甘えた国民の責任だ。安保法制化も、沖縄県民だけに押し付けてきた米軍基地の問題も、当事者以外の意見を封じる福島の原発問題も背景にあるのは、怒りや苦しみによる連帯ができず、すべて他人事(ひとごと)として受け流す日本人の感情の劣化だ。しかし、今度こそ怒らねば、そして怒りつづけねばならない。戦争する現実を直視しつつ、舐めた政治家たちに恐怖を与えねばならない。この危機に、かつて罵り合った小林よしのり氏と宮台真司氏、さらには東浩紀氏という日本を代表する論客三人が集(つど)い怒り合った。暴走する権力を阻止し、共闘することを誓った一冊。 感情を抑えるな! 絶望に囚われるな! 〇日本を変えるにはときには政治家へのテロしかない場合もある 〇国民国家間の戦争は本当にありえるのか 〇インターネットが持っていた連帯の可能性もいまは消えた 〇かつては日本が戦争を仕掛けたという事実を水に流していけない 〇「崩れた民主主義」の行きつく先 〇保守でも革新でもない、新しい日本像をつくる
  • 零 ~ゼロ~ 女の子だけがかかる呪い

    4.0
    全寮制の女学院に暮らすカスミは、同級生でいちばん美しい女の子アヤに憧れの念を抱く。アヤは言った。「私の写真にキスして、十二時になる千分の一秒前に」。そうすれば、同じ呪いにかかることができるから--。
  • 増税は誰のためか
    4.3
    税収不足が年40兆~50兆円。消費税率5%アップによる増収が単純計算で年12兆円。金額だけを見ても「焼け石に水」で、さらなる増税を求められることは確実だ。増税しか手はないのか?財政・経済の第一人者や元財務官僚など真っ向から主張の違うゲストを招き、神保哲生と宮台真司が税の本質を問う。

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  • ゾンビ姫に抱っこ!【タテスク】 #000
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    -
    アイドルグループの女の子が突然、ゾンビが現れるゲーム的な世界で、生死をかけたデスゲームに巻き込まれる。スリルたっぷりのサバイバル・ホラー展開と、ゾンビになってしまった同じグループの女の子同士の、「運命の赤い糸」で結ばれた愛と友情の物語をミックスさせた「デスゲーム×百合」まんが始動!!

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  • 対抗文化史:冷戦期日本の表現と運動
    -
    分断と圧力に直面する冷戦期東アジアにおける制限の下で表現の自由が許された特別な空間、日本。核や米軍基地、アジア諸国との関係、高度経済成長に伴う様々な矛盾をめぐって、アメリカの従属的パートナーを前提とするのではない別のあり方=対抗文化を目指す表現者が生まれた。文学・絵画・映画・演劇といった多彩な対抗的表現はいかに生み出されたのか。表現と想像力の豊かな可能性をたどる--。 敗戦後の日本の歩みは米軍占領下から始まった。すでに始まっていた冷戦に規定されて、対日占領政策の基調は、非軍事化・民主化から、経済復興・反共防波堤建設へと変化していく。日本が独立を回復したのは冷戦下の局地的熱戦としての朝鮮戦争のもと、アメリカの同盟国としてであり、以後、対米従属のもとでの経済復興・経済成長が政治的・経済的基調となり、社会や文化の動向もそれに強く規定されることになった。  しかし、冷戦期の日本においては、基地や核やアジア諸国との関係をめぐって、あるいは同時期に進行した高度経済成長にともなう諸矛盾をめぐって、この基調にそって発想することを自明の前提とせず、別のあり方を構想しようとする想像力をそなえた人々が数多く存在していた。本書はそのような人々の遺した多様な表現を「対抗文化」と捉え、表現と社会の関わりを重視しつつ、文学・思想史・歴史学・社会学などの人文社会科学から実像に迫る。
  • 多重人格探偵サイコ REAL
    3.7
    雨宮一彦の話をしよう…雨宮一彦の話をしよう…西園信二じゃなくて?…いや、どっちだろう…どっちだっていいじゃない--1999年、昭和74年。この世界では「昭和」は続いている。これはいわば終わり損ねた時代をめぐる物語である。メディアを自在に縦横断し、多発的に、そして多義的に紡がれるストーリー『多重人格探偵サイコ』――全6話で描かれたドラマのシナリオ郡をベースに、7パーツの書き下ろしドキュメントをシャッフルして編んだ、ファン待望の一冊。デュアルの文庫オリジナル。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 多重人格探偵サイチョコ
    3.0
    「多重人格探偵サイコ」の人気キャラクターたちがちぢんじゃいました~~~! やっば~いギャグ満載のちびサイコ4コマ~~~~~~~!
  • 大学論 いかに教え、いかに学ぶか
    4.3
    大学というのは思いの外、可能性に満ちている場所ではないか。大学全入時代のいま、世間から関心が集まるのは「就職に有利かどうか」一辺倒。学び・教えが軽視されてしまった。でも、大学ならではの「学びの本質」があるのではないだろうか。まんが原作、小説、批評など他ジャンルで活躍する人気筆者が、みずからの体験と実践を紹介しながら、大学の役割を考え直す。(講談社現代新書)
  • 大東亜共栄圏のクールジャパン 「協働」する文化工作
    5.0
    「クールジャパン」に象徴される各国が競い合うようにおこなっている文化輸出政策。 保守政治家の支持基盤になっている陰謀論者。 政党がメディアや支持者を動員して遂行するSNS工作。 これらの起源は戦時下、大政翼賛会がまんがや映画、小説、アニメを用いておこなったアジアの国々への国家喧伝に見出せる。 宣伝物として用いられる作品を創作者たちが積極的に創り、読者や受け手を戦争に動員する。 その計画の内実と、大東亜共栄圏の形成のために遂行された官民協働の文化工作の全貌を詳らかにしていく。 【本文より】 全てが戦時下に連なるというのはある意味では正しい。 ぼくは戦後から現在に至る生活や政治や文化のあり方が戦後の基調にあり、その表層をお色直し、コーティングしてきた戦後民主主義が衰退して剥離することで、戦時下の様相が復興したと考える。 そしてそもそも戦時下に設計されたそれら文化創造や政治参加のあり方は良くも悪くも(私見ではより悪く)SNSやオンラインと整合性が高いとも考えられるのだ。 だから本書もまた、ぼくは戦時下の「協働する文化工作」をめぐる諸相を「現在」への極めてベタな批評として語ることにする。 (序章 協働する「文化工作」)
  • 代筆屋中川恭次郎の奇っ怪なる冒険
    -
    代筆を生業とする中川恭次郎は、列車の中に鶯色のリボンと庇髪の少女を目撃し、愕然とした。あれは田山花袋の小説に出てくる少女ではないか。恭次郎と井上通泰は、探偵もどきの冒険に身を投じることになる。
  • 父として考える
    3.7
    ホンネで語り合う白熱の討論! もはや父親として、この国の現状を黙視してはいられない。育児体験の比較から、教育問題や男女のパートナーシップのあり方までを論じ、子ども手当など保育支援策を検討、若者の非婚や少子化をいかに乗り越えるかを語り合う。ツイッターなど新メディアを利用した民主主義の未来まで、今日の知的課題をも浮き上がらせる。

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  • 超鉄大帝テスラ 上巻
    -
    日本や大陸までを支配しようとする“大日本統帥権帝国”に対抗するため、天才科学者・テスラ博士は列車型巨大ロボット「大帝(ヴェリキー)」を創り上げた。その孫娘で双子の姉妹・スカーレットと緋色は、マシンを操り“帝国”に立ち向かうことに!
  • 東京オルタナティヴ 起 -東京原爆編-
    -
    1945年、東京に原爆が落ちた。1989年、昭和は終わらなかった――。歴史は誰かに修正されている!? 警視庁広報課資料室調査係の臨時職員・日和見迷子、元捜査一課・笹山徹、時間失調症の男・浦島正木、時を行き来する少年・トキオたちが、同時存在人間「オルタナティヴ」が引き起こす歴史修正の陰謀に迫る――!!
  • 東大・角川レクチャーシリーズ 00 『ロードス島戦記』とその時代 黎明期角川メディアミックス証言集
    4.0
    『ロードス島戦記』の作家水野良、創作集団代表安田均、編集の吉田隆、野崎岳彦らのインタビューによって明らかになる、TPRGとメディアミックスの実態がここに。『ロードス島戦記』関連年表も収載。
  • とでんか 1巻
    完結
    3.7
    大塚英志が都市伝説をテーマに描く、コミカルホラーファンタジー。口裂け女や人面犬とともに、都市伝説問題処理係、通称「とでんか」の事件を解決する若き民俗学者の活躍を描く。
  • とでんか 少年探偵団
    -
    学校で飼っていたウサギが殺される事件が起こり、探偵団員で子役タレントの女の子・タエが誘拐されて…どうする、団長・田村くん!本編「とでんか」から飛び出した、少年探偵団の活躍やいかに!!
  • どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント
    4.0
    性愛の享楽は社会の正義と両立しない―――宮台 「良い変態」は社会の抜け道である―――二村 社会が良くなっても性的に幸せになれるわけではない。 むしろその逆が起きている。 男も女も満たされた人生に必要な知恵とは (〈目次〉より一部抜粋) まえがき あなたなら愛しあえる 二村ヒトシ 第1章 ほんとうの性愛の話をしよう ・「母への恨み」と〈心の穴〉 ・女性が「うっすら病んでいる」世の中 ・男の〈インチキ自己肯定〉 他 第2章 なぜ日本人の性愛は劣化したのか ・「セックスレスの増加」と「精子の減少」 ・「年の差恋愛」をする女性 ・女が男を見極める3つの基準  他 第3章 性の享楽と社会は両立しないのか ・性愛における決定的な男女の差 ・男の感情的劣化に対応する女 ・中動態の女と能動態の男の断絶  他 第4章 「性愛不全」から脱却する方法 ・エロい男は希少資源 ・メンヘラとヤリチンの共通点 ・専業主婦廃止論で言いたかったこと  他
  • なぜ日本は〈メディアミックスする国〉なのか
    -
    今日のコンテンツビジネスへと繋がる「メディアミックス」とは何なのか――。気鋭の研究者である著者が、その出発点であるアトムやキャラクターの玩具化、角川の戦略を軸に、斬新な視点で分析した画期的メディア論。 ※本文中に「*」「注」が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。
  • 夏の教室
    3.5
    僕達に、生まれてからの記憶はない。左眼のバーコード、ドッグタグ、十六歳。それだけが、僕達のアイデンティティ。何をしても自由、モノに溢れたこの街では十七歳になると、みんな消えてしまう。一花の十七歳のバースデイまで、あと一週間。壁に囲まれた永遠に真夏のこの世界から、僕は彼女を連れて逃げられるのだろうか。〈十七歳の儀式〉を通じて描かれる、美しくも残酷な思春期の寓話。「教室」シリーズ、待望の完全版!※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • ニコニコアカデミー 世界まんが塾講義録 第1回
    -
    第1回(2014年2月7日放送)のテーマは(1)日本のまんがはどうして「映画的」になったのか、(2)「スニークイン」による物語導入法を学ぶ、(3)「見開き単位」という基本中の基本を再確認する。フランス、中国、台湾の生徒たちを相手に、大塚英志塾長の講義が冴える!
  • 日本の難点
    値引きあり
    4.0
    現代とは「社会の底が抜けた時代」である。相対主義の時代が終わり、すべての境界線があやふやで恣意的な時代となっている。そのデタラメさを自覚した上で、なぜ社会と現実へコミットメント(深い関わり)していかなければならないのか。本書は、最先端の人文知の成果を総動員して、生きていくのに必要な「評価の物差し」を指し示すべく、「現状→背景→処方箋」の3段ステップで完全解説した「宮台版・日本の論点」である。
  • 日本はどこへ向かうべきか? 日本流ファシズムのススメ。
    4.0
    明日の日本文化を担う「エンジン01(ゼロワン)文化戦略会議」メンバーによる「エンジン01選書」シリーズ 3人の論客が斬る! オバマ大統領就任後の“世界”。 アメリカ大統領に就任したオバマは、ムッソリーニに似てる? 戦争はアメリカ最大の公共事業? この後、世界は一体どうなる? ジャーナリストの田原総一朗、元外務省主任分析官の佐藤優、首都大学東京教授の宮台真司という気鋭の3人が、 オバマ大統領就任後の世界情勢を徹底討論! 【著者】 田原総一郎(ジャーナリスト) 佐藤優(作家) 宮台真司(首都大学東京教授) 【CONTENTS】 ●第一章 オバマとファシズム ●第二章 金融大恐慌と新自由主義 ●第三章 オバマ大統領の就任後の“世界”

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  • マイナンバーから改憲へ 国会で50年間どう議論されたか
    -
    1巻1,430円 (税込)
    マイナンバー制度ってよくよく調べてみると自民党の改憲案と、とてもよく似ているんだよねという話、その他 健康保険証を皮切りに様々な個人情報が紐付けられようとしているマイナカード。だが、問題の本質はカードとしての利便性ではない。マイナンバー制度によって変化する社会や国家なのだ、と著者は指摘する。 本書は、国民総背番号制度が浮上した1970年代からマイナンバーカードにいたる50年間の国会審議を概観しながら、マイナンバー制度が社会にもたらす重大な変化を予見する。 【目次】 序 「ショッカーの野望」は何であったか 1 国民総背番号制度は財界の要請と北米の「外圧」で始まった 2 国民総背番号制からマイナンバーへ:国会審議の行方 3 スーパーシティというディストピア さいごに 改憲案とマイナンバー 【著者】 大塚英志 1958年生まれ。まんが原作者・批評家。 まんが原作に『多重人格探偵サイコ』(田島昭宇作画、角川書店)、『東京オルタナティブ』(西川聖蘭作画、同前)ほか多数。 批評家としては代表作に『定本 物語消費論』(角川文庫)、戦時下のメディア表現を論じた三部作『大政翼賛会のメディアミックス』(平凡社)、『「暮し」のファシズム』(筑摩選書)、『大東亜共栄圏のクールジャパン』(集英社新書)など。憲法関連書に『私たちの書く憲法前文』(KADOKAWA)がある。
  • 反グローバリゼーションとポピュリズム~「トランプ化」する世界 マル激トーク・オン・ディマンドvol. 11~
    4.0
    トランプ政権の誕生で、世界はどう変わるのか? グローバリゼーションの波が逆戻りし、自国主義が世界を覆うのか? 人々の不満を吸収したポピュリズム政権が広がるのか――? アメリカ政治、思想研究、憲法学者、国際ジャーナリストなど米国の動向に精通する論客らと共に、米大統領選以降の世界情勢と未来予想図を語り尽くす。神保哲生が主宰するビデオニュース「マル激トーク・オン・ディマンド」シリーズ、待望の新刊!
  • 冬の教室
    3.7
    降りしきる雪、音の消えた世界。ぼくたちの教室から見えるのは、ただ白――どこまでも続く白色のつらなりだった。新たな氷河期によって、世界が冬に閉じこめられた時代。そこに彼女はいた。嶝崎人魚、ぼくのクラスメート。彼女は言った、「夏が見たい」と。すこしずつ過去を語りはじめた人魚、その左胸には文字のような傷が痛々しく残っていた。それはかつて彼女を誘拐した、連続少女殺人犯・大江公彦の手による刻印だった……。死が普遍となった街で、ささやきのように語られる、冷たく静かな物語。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 文化工作者 七條特高の冒険(1)
    -
    突如、上海行を命じられた玉東映画のエリート録音技師・立川。 そこで彼が出会ったのは。陸軍の国策映画を利用して偽装文化工作を図ろうとする映画人たちだった。 はたして彼らの目的とは――? 魑魅魍魎が跋扈する戦時下の中国大陸で繰り広げられるアクション・コミック! これは歴史的事実を下にした物語である。
  • 文化工作者 七條特高の冒険【分冊版】 1
    無料あり
    5.0
    突如、上海行を命じられた玉東映画のエリート録音技師・立川。 そこで彼が出会ったのは。陸軍の国策映画を利用して偽装文化工作を図ろうとする映画人たちだった。 はたして彼らの目的とは――? 魑魅魍魎が跋扈する戦時下の中国大陸で繰り広げられるアクション・コミック! これは歴史的事実を下にした物語である。分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
  • 北神伝綺 上
    完結
    4.4
    【電子版巻末特典:紙版未掲載イラスト収録】昭和の大学者、柳田國男が完成させた学問、民俗学。その民俗学が科学となるために捨てねばならなかった異端の部分を受け継いだ影の民俗学者・兵頭北神が紡ぐ、闇のフィールドノート!!
  • ぼくとぬえちゃんの百一鬼夜行(1)
    完結
    -
    限界集落でただひとりの子供だった柳太と、柳太が考えた新型妖怪”ぬえちゃん”が巻き起こす、奇妙な妖怪ファンタジー!算数が大っ嫌いな同級生が呼び寄せた、妖怪”しましま”の正体は!?
  • 牧野守 在野の映画学 戦時下・戦後映画人との対話
    -
    凛とした在野学 牧野守 ――映画史家。1930年樺太生まれ。ドキュメンタリー制作者として活動する傍ら、戦前の「キネマ旬報」をはじめとする映画資料を膨大に収集し、後にコロンビア大学に所蔵される「マキノコレクション」を形成した。日本映画研究の基盤となる資料群を次々に復刻版で公開しながら、在野の文献史学の立場で映画検閲・記録映画・映画理論の研究を発表。加えて『鉄腕アトム』幻のシナリオを執筆するなど、その足跡は多方面に及ぶ。 序論  牧野守の資料論―収集・研究・育成をめぐって 第一章 亀井文夫   第二章 厚木たか   第三章 三木茂   第四章 大村英之助 第五章 江藤文夫   第六章 波多野完治   第七章 岸富美子 第八章 伊藤武郎・能登節雄
  • まんがでわかる縦スクロールまんがの描き方
    -
    韓国、中国などではすでに当たり前となっている「縦スクロール」まんが。国内でも人気急上昇の進化系まんがを描いてみたい! そんな方に読んでほしい、まんがでわかる「タテスク」まんがの描き方ガイド決定版!中国「ビリビリ漫画」で、大人気まんがの絵コンテを担当する日本人タテスクまんが演出家が徹底解説!
  • まんがでわかるまんがの描き方 まんがのネームは字コンテからつくれ 編
    -
    「まんがが描きたいのに描けない......!!」漫画家志望の主人公・サルが、師である法師や弟子の馬から、まんがの描き方を学びます! 字コンテ、コマ割り、モンタージュなど、まんがを描くために必要な行程や技術を、基礎から応用編まで、まんがでわかりやすく解説します。
  • まんがでわかる物語の学校
    4.0
    まんが家・脚本家・小説家など、お話を創る仕事がしたい。大好きなあの作品の面白さの秘密を知りたい。そんな方必読の、まんがで覚えるストーリーメイク・ガイド!書き込むだけで物語ができる、便利なシート付き!
  • まんが訳 稲生物怪録
    4.5
    時は江戸、寛延2年。備後国三次の武家の子息で、16歳の稲生平太郎は、肝試しのため比熊山に入った。その山にある「天狗杉」に触れると、物怪の祟りがあるという。果たして山を下りた平太郎の住む屋敷を、一カ月にわたって様々な怪異が襲う──。じわりと怖い、でもどこかユーモラス。江戸時代に実話として流布し、泉鏡花や水木しげるも愛した怪談「稲生物怪録(いのうもののけろく)」を、まんがで楽しむ。
  • まんが訳 酒呑童子絵巻
    4.0
    平安時代は一条天皇の治世のこと。都の貴族の娘が次々と姿を消し、占いの名人・安倍晴明が、伊吹山千丈ヶ岳に棲む鬼の仕業とつきとめた。さっそく源頼光らに退治の勅命がくだる――。武家源氏の始祖・源頼光の活躍を描く表題作『酒天童子絵巻』の他、「安珍清姫伝説」として知られる『道成寺縁起』、頼光と渡辺綱の妖怪退治譚『土蜘蛛草子』を収録。室町時代から日本人に愛されてきた物語が、まんがでよみがえる!
  • 宮台教授の就活原論
    4.1
    ◆『絶対内定』ではもう受からない! 今、この社会はどうなっているのか?今、本当に求められている資質はなんなのか?今、就職活動をどう乗り切ればいいのか?日本を代表する社会学者にして2008年まで首都大学東京の就職支援委員会委員長を務めた著者が語る、社会のこと、働くこと、就職活動、全てを串刺しにした画期的就活論。これから社会に出る若者と、働くことを見つめ直したい社会人のための必読書です。 ◆理不尽な就活を強いるデタラメな社会を生き抜くために、就活の原理を学ぶ本。
  • ミュシャから少女まんがへ 幻の画家・一条成美と明治のアール・ヌーヴォー
    4.5
    「本文では明治三〇年代、あるいは世紀末の日本におけるミュシャ受容の細部を追うことを中心とする。そして一九七〇年前後のミュシャの再発見の過程を終章で描く。それ以降のことは少女まんがの読者にとって自明であり、まんが史の歴史的系譜としてそれぞれが自分の敬愛する創り手の中に(時に作者は意識していないかもしれないが)見出すことが可能だからである。」(本書より)
  • 民主主義が一度もなかった国・日本
    4.0
    じつは豊かな時代に民主主義は不要だった。日本の政治家は密室談合して地元に利益誘導すればよいだけだったからだ。しかし経済が収縮する時代は、民主主義が機能しないと、それはそのまま国土と人心の荒廃に直結する。そうして今回の政権交代が起こった。多くの国民は気づいていないがこれは革命だったのだ。だが、まだ油断は禁物だ―。日本を代表する危険な社会学者とマニフェスト起草に深く関わった民主党の頭脳が、この革命の中身と正体について徹底討論した。
  • メディアミックス化する日本
    4.0
    KADOKAWAとドワンゴの合併はなぜ間違っているか。 従来は自由な創作の場であったファン・カルチャーが、企業の隷属させられる時代が到来した。想像力が管理された世界で、政治や権力が作り出す大きな物語に進んで動員される大衆たちは、どんな「ディストピア」を現出させるのか? ライトノベル、オウム真理教、三島由紀夫など、戦後日本のポップカルチャーの展開を縦横に参照しながら、「メディアミックス」の名に隠されたプロパガンダの正体を浮き彫りにする。
  • 八雲と屍体 ゾンビから固有信仰へ
    -
    1巻3,080円 (税込)
    墓を掘り起こし八雲は思考する 八雲が記した数々の“死”と“屍”、「物語をねだる者」と「語り部」たち、レキシントンの古屋敷を舞台に語られた幽霊譚、ディオダティ荘の夜を彩る怪奇談義、前世の記憶を持つ少年・勝五郎の転生、火星に運河を見つけた男・パーシヴァル・ローウェルとの出会い… 小泉八雲を彩るエピソードはあまりに刺激的でファンタジーじみている。しかし、それらは果たして「真実」なのか── 大塚英志の決定版・八雲論。 初めて小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)に触れる読者に捧ぐ、八雲と八雲の物語を愉しむための必読書。 決してファンタジーと現実を混同してはならない。 だから、私たちは八雲という死者のファンタジーを“理解”してはいけない。 それは死者の擬人化であって、私たちが読んでいるのはあくまでも「偽八雲」なのである。(本文より)
  • 八雲百怪(1)
    完結
    4.2
    遠き妖精の国から、極東の妖怪の国へ。消えゆく美しい物を追い求めた男・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の姿を描いた、『北神伝綺』、『木島日記』に続く「民俗学ロマン」シリーズ第1弾!!
  • 柳田国男 山人論集成
    3.6
    独自の習俗や信仰を持っていた「山人」。柳田は彼らに強い関心を持ち、膨大な数の山人論考を記した。時とともに変容した柳田と山人の距離を大塚英志氏が探る。幻の論考も収録した、唯一無二のアンソロジー。
  • 柳田國男民主主義論集
    -
    「憲法の芽を生やせられないか」。経世済民の学として民俗学を興した彼の根底には、常に日本国憲法に通ずる精神が流れていた──。民主主義の推進者・柳田國男を読み直す。
  • リアルのゆくえ おたく/オタクはどう生きるか
    3.5
    ぼくたちは今どんな時代を生きているか。批評の言葉は怒る若者たちに届くか。サブカルチャーの諸問題から国家論、表現論まで、わかりあうつもりのない二人による8年間の世代間闘争。
  • リヴァイアサン(1)
    4.3
    1999年、国連の平和維持活動に従事していた5人がトルコの辺境、ギョレメ渓谷で消息不明となる。2年後、ただひとり三溝耕平が東京に戻ってきた。その体はつぎはぎだらけで、アンジェラ、マイケル、ダイアナ、ホワイトのパーツが使われたキメラ体で、ゲルゲの魔術により蘇った。 東京で三溝心霊クリニックを開き、心霊治療を行う。彼の目的はいったい――。
  • ルポ 日本異界地図
    3.8
    松代大本営、アブチラガマ、新宿ゴールデン街、飛田新地、福島第一原発、 香川・豊島、軍艦島、成田空港、東京・山谷、釜ヶ崎、長島愛生園 etc.…… 「禁断」の土地の歴史と真実に迫る旅 “聖と俗”の境界線上に生きる人々が、重い口を開く…… 2万字インタビュー:宮台真司氏「“異界”は、なぜ存在し、なぜ必要とされるのか?」 異界は日本の社会から失われつつあります。 「生き物としての場所」は力を与えます。 異界は「悪所」「裏共同体」「人ならぬ者の界隈」に共通して 「生き物としての場所=力が湧く時空」です。 今なぜ異界の回復が必要か。 生きることが過剰につまらないからです。 異界を含めた「生き物としての場所」の記憶がない 若い世代だけでは作れない。 バラックや廃墟の記憶を持つ世代の助けが不可欠です。 ――宮台真司(特別インタビューより)

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  • ロリータ℃の素敵な冒険
    3.6
    少女は歌う、七つの声で。彼女のこの街での名はロリータ℃。本当の名前? 誰もが多重人格者として生きる時代に何の意味がある? これは、少女が成長し、世界と出会う物語。そして西園伸二――時に多重人格探偵・雨宮一彦と呼ばれている男の物語でもある。「雨宮一彦を殺してよ……」。℃を通じて西園に舞い込んだ殺人依頼。西園は、いったい誰を殺すのか? 小説版「多重人格探偵サイコ」三部作に先立ち「ザ・スニーカー」誌上に「サイコ3」(サイコ・キューブ)の題名で搭載された幻の第一作、初の文庫化!※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 私たちはどこから来て、どこへ行くのか
    4.1
    進む社会の分断。台頭する排外主義とポピュリズム。基本的人権・民主主義という我々の拠って立つ価値が足元から揺らぐ今、不安と絶望を乗り越えて社会を再構築する一歩は、「私たちはどこから来たのか」を知ることから始まる――サブカルチャー、社会問題からアカデミズムまで、戦後日本の変容を鮮やかに描ききった、宮台社会学の精髄。

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