中島千晴の作品一覧
「中島千晴」の「恋する民俗学者」「恋する民俗学者」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「中島千晴」の「恋する民俗学者」「恋する民俗学者」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
漱石や芥川などと比べれば知名度が高いとは言えない田山花袋に焦点を当て、柳田國男と絡ませる漫画なんて色んな意味で凄い、と思い手に取りました。
結論から言えば目の付け所は良かったけれど表現しきれていないのでは、という感想になってしまいます。
何だかイメージビデオを見せられているような、強めの曇り硝子一枚隔ててぼんやり眺めているような印象で、面白いとか心を動かされるという作品には感じられませんでした。
共感を拒むような登場人物たちに加え歴史と文壇の流れを一通り把握していないと理解が難しいであろう物語で説明はほとんど削ぎ落されているため、こういうのが好きな人にははまるかもしれませんがこれを商業誌で2年も連載して単行本まで出すっていうのは正直に言えば驚愕です。
「その時代の若者に、その刹那しか感じ取れない何か」、それを私も感じてみたかったけれど、原作者も「わかり兼ねる」と言い、私にも「わかり兼ね」た結果、このようなぼんやりとした読後感になってしまったのかなと思いました。それもこの作品の味なのかもしれませんが。
Posted by ブクログ
ひっじょ〜に、残念なマンガw
若かりし頃の柳田國男の恋と、明治の文学の誕生を描いているマンガ。とても興味のある題材で、原作もしっかりしているんだけど…絵がヘタなんだよ〜w
マンガにするのがとても大変な作業だったろうことは想像できるんだけど… 原作をマンガの表現に落とし切れていないというのか…
基本的に少女漫画の手法で作られていると思うけど、場面転換や、回想シーンが割と頻繁にあるわりに、それが分かりずらいので、ストーリーが流れない。早い話読みにくい。
原作の考証がしっかりしているので、セリフやモノローグなどの言葉が時代を比較的反映している一方、人物はその時代に無い顔立ちだし背景も雑で、ファンタジー路線なのかリアル路線なのか、中途半端感がたまらない。
近代文学者を取り上げてる 文豪ストレイドッグスや月に吠えらんねぇ よりも好きだし大人向けだとも思う。難読漢字にすらルビが無い所もいい。
あとがきに取り上げてるように、柳田國男×田山花袋のBLものとしても面白くなりうる素材だけに、なんとかしてもらいたい。
読みながらもっと面白くなるのに残念な…って感想はちょっとw