【感想・ネタバレ】グイン・サーガ2 荒野の戦士のレビュー

あらすじ

新興モンゴールの手でパロの王国は滅び去った。からくも辺境に落ちのびた王族、リンダとレムスの姉弟は、そこでグインと名乗る記憶を失くした豹頭の超戦士に助けられた。しかしその彼らもついに捕らわれ、辺境の砦に連行されてしまう……。未曾有の大シリーズ第2弾。(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)

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Posted by ブクログ

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面白かった。段々慣れてきたかも。レムスが「(目は)早くもはじまった苦痛とリンダのほのめかしと双方で、涙でいっぱいになっていた。」「ぼく、死にたくないよ」グインは怒ろうとするリンダを笑ってなだめた。「パロの王女よ、誰もがお前のように心高く、そして強く直に生まれついたとは限らぬのか。お前のようでない魂をとがめるにはあたらん、たとえそれがお前と同じ顔についていてもな。」「ーーそれにレムス王子。お前も、なかなか立派な子どもだぞ。世継ぎの王子ともあろう身が、ためらうことなく、死にたくないと正直にはなかなか口にできぬものだ。お前もどうして凡夫だとは俺は思わん」「ぼくを馬鹿にしているんだね」情けなそうにレムスはきいた。グインは首をふった。」「それがお前のよいところだと言っているのだ、少年よ。いいか、お前はお前なのだぞ」というくだり(P167)がある。グインはレムスのことをなぜだか認めてくれているようなのが、嬉しい。これからが楽しみだ。イシュトバーンは、なかなか陽気で、ゲラゲラ笑う、という描写がよくあり、面白い。リンダにもし将来パロを再建したら、クリスタル公にしてくれ、とか言ったり。リンダは真に受けて?怒ったり。そんなやりとりを「子どもっぽい議論はやめろ」とグインが笑ったり、そんなのが楽しかった。長丁場だから飛ばさなくても…とは思うが、ま、時間さえあれば読めてしまう。頭痛にならなければよいが・・・。

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2013年01月16日

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ネタバレ

スタフォロス城から脱出したグイン、リンダ、レムスは先に逃げ出したイシュトヴァーンと合流し、ケス河をイカダでくだりだす。一行に迫るモンゴールの白騎士団。大口により、ノスフェラスに投げ出される。辺境に侵攻するモンゴール軍に捕らえられたグイン、リンダ、レムス。イシュトヴァーンとセムに救出されるが…。

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2025年10月29日

Posted by ブクログ

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再読。
アムネリス登場。久々に読むとアムネリスもこの頃の方が颯爽としていてかっこいいです。アムネリスがそうしていられるのは、挫折を知らない若さ故なのかもしれませんが。
 リンダとアムネリスの対面は4つの年齢差と戦での勝敗の立場の差でアムネリスに軍配があがりましたが、リンダにはグインがついているから(笑)。

 ノスフェラスの脅威とリンダ達のピンチ、スニの忠誠。ほんとにワクワクドキドキする展開です。一番好きなシーンはイシュトにリンダ達の素性がバレた時のグインの言葉と、リンダ達がモンゴール軍に捕らえられたもののイシュトの機転で助けられ、再び追われた時のピンチに駆けつけるスニとの再会のシーンです。

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2016年04月05日

Posted by ブクログ

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後半の、助けが来たところはかなり盛り上がりました。
続きがすごく気になります。
すぐに三巻を読まないと!

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2012年03月04日

シリーズ作品レビュー

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