あらすじ
新興モンゴールの手でパロの王国は滅び去った。からくも辺境に落ちのびた王族、リンダとレムスの姉弟は、そこでグインと名乗る記憶を失くした豹頭の超戦士に助けられた。しかしその彼らもついに捕らわれ、辺境の砦に連行されてしまう……。未曾有の大シリーズ第2弾。(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
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Posted by ブクログ
グインサーガの第2巻!
ケス川に身を投じたグイン、スニ、リンダ、レムスの4名はイシュトヴァーンに助けられて、身をケス川河畔にひきずりあげられていた。スタフォロス城に戻り、イカダにてケス川を下ろうとする5人。ケス川河畔からは謎の白い騎士が5人の動向を見つめていた。
白い騎士はやがてスタフォロスの隣にあるアルヴォン城に辿り着く。騎士の正体はモンゴール大公の一人娘にして右府将軍のアムネリスであった。アムネリスは、不審な5人連れを追う様にアルヴォン城城主リカード伯に命じる。
やがて追っ手は、グイン一向に岸辺沿いに追いつく。追っ手の声かけを無視していた一向だが、ケス川の生物ビッグマウスとリングワームに襲われ、イカダは転覆する。
その報を聞いたアムネリスは、500人の騎士と魔導士ガユスを連れて一向を追うためにケス川の対岸のノスフェラスに歩みを進める。
一方、5人はケス側の対岸に辿り着き、スニの勧めに従い、スニの部族ラクを目指そうとしていた。
行き先の道柄、イシュトヴァーンはグインの覚えていた言葉ランドッグという名前の船を見たことがあると告げる。また、その船の船首には美しい女の胸像が飾ってあったことも。
夜間に一行はアムネリスたちに追いつかれる。その際、イシュトヴァーンはスニを連れて脱走する。アムネリスはグイン、リンダ、レムスの手首を縄で括り、連れていく。
アムネリスたちはノスフェラスにて夜を明かすが、その際ノスフェラスのサンドワームに襲われる。その隙をついて、イシュトヴァーンは3人を連れて脱走する。脱走の最中、リンダは生きて帰れたらクリスタルパレスの聖騎士侯にイシュトヴァーンを任命することを約束する。
5人は逃げ続けるが、すぐにアムネリス一向に追いつかれる。その時スニがラク族と族長ロトーを連れて加勢にきて、グイン一向は助かる。
グインは圧倒的な力でモンゴールの騎士たちを捩じ伏せていく。イシュトヴァーンはゴーラの赤い獅子アストリアスと一騎討ちをするが不利と見てグインに代わってもらう。グインはアストリアスをあっというまに下してしまう。グインとラクの村人たちはラクの村を目指す。
その時、モンゴールが1万5千に及ぶ大軍で追いかけてきたとがわかる。グイン一向は先を急ぐが、イドの谷が目の前に立ち塞がる。
Posted by ブクログ
面白かった。段々慣れてきたかも。レムスが「(目は)早くもはじまった苦痛とリンダのほのめかしと双方で、涙でいっぱいになっていた。」「ぼく、死にたくないよ」グインは怒ろうとするリンダを笑ってなだめた。「パロの王女よ、誰もがお前のように心高く、そして強く直に生まれついたとは限らぬのか。お前のようでない魂をとがめるにはあたらん、たとえそれがお前と同じ顔についていてもな。」「ーーそれにレムス王子。お前も、なかなか立派な子どもだぞ。世継ぎの王子ともあろう身が、ためらうことなく、死にたくないと正直にはなかなか口にできぬものだ。お前もどうして凡夫だとは俺は思わん」「ぼくを馬鹿にしているんだね」情けなそうにレムスはきいた。グインは首をふった。」「それがお前のよいところだと言っているのだ、少年よ。いいか、お前はお前なのだぞ」というくだり(P167)がある。グインはレムスのことをなぜだか認めてくれているようなのが、嬉しい。これからが楽しみだ。イシュトバーンは、なかなか陽気で、ゲラゲラ笑う、という描写がよくあり、面白い。リンダにもし将来パロを再建したら、クリスタル公にしてくれ、とか言ったり。リンダは真に受けて?怒ったり。そんなやりとりを「子どもっぽい議論はやめろ」とグインが笑ったり、そんなのが楽しかった。長丁場だから飛ばさなくても…とは思うが、ま、時間さえあれば読めてしまう。頭痛にならなければよいが・・・。
Posted by ブクログ
スタフォロス城から脱出したグイン、リンダ、レムスは先に逃げ出したイシュトヴァーンと合流し、ケス河をイカダでくだりだす。一行に迫るモンゴールの白騎士団。大口により、ノスフェラスに投げ出される。辺境に侵攻するモンゴール軍に捕らえられたグイン、リンダ、レムス。イシュトヴァーンとセムに救出されるが…。
Posted by ブクログ
再読。
アムネリス登場。久々に読むとアムネリスもこの頃の方が颯爽としていてかっこいいです。アムネリスがそうしていられるのは、挫折を知らない若さ故なのかもしれませんが。
リンダとアムネリスの対面は4つの年齢差と戦での勝敗の立場の差でアムネリスに軍配があがりましたが、リンダにはグインがついているから(笑)。
ノスフェラスの脅威とリンダ達のピンチ、スニの忠誠。ほんとにワクワクドキドキする展開です。一番好きなシーンはイシュトにリンダ達の素性がバレた時のグインの言葉と、リンダ達がモンゴール軍に捕らえられたもののイシュトの機転で助けられ、再び追われた時のピンチに駆けつけるスニとの再会のシーンです。