あらすじ
イシュトヴァーン率いるゴーラ軍を襲撃したのは、宿敵であるクムの王子タルーの軍勢であった。捕らえられ拷問にかけられたタルーは、兵を調達した謎の老人のことをもらした。その正体を突き止めるべくイシュトヴァーンは、途中の村を焼きつくしながら鬼神のごとく進めてゆくうち、死者の軍勢という奇怪な噂にゆきあたる。一方グインは、ヴァレリウスと会談したのち、つづいてレムスと会うべく危険な策を練るのであった。(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
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Posted by ブクログ
まだ途中ですが、グインとレムス、そしてイシュトバーンが最初に出会った頃には全く想像できなかった展開となってきておりワクワクしてきました!今までは、ただただ強くて頼りがいのある主人公だったのですが、ユーモア感が少しずつですがこの巻あたりから滲み出てきたようです。
Posted by ブクログ
しばらく間が開いてしまったが、グイン・サーガに戻ってきた。
今回は、遂にノスフェラスの奇行をともにした4人が遂にパロに集まって来た。
3人の男たちはそれぞれが自分の国を率い、自分の誇る軍隊を背に集まってきた。
一触即発の状況となったグインvsイシュトバーンは、グインのいつもの深い洞察力でその危機を、間一髪で回避し、そのことを気づかぬイシュトバーンには、見えない敵の恐怖と写る。そしてグインとレムスの会見では、レムスに憑依するヤンダル・ゾックとの会見、その後にひさしぶりに現れたレムスの本心。
いつもの栗原・長台詞もあり、次の展開では、グインとクリスタルパレス、グインとナリス、そしてイシュトとナリスという局面が出てくるのか?