あらすじ
アリのめぐらした恐るべき策謀によって、ユラニアは大公以下、おもだった重臣を失った。その血の惨劇で息子を殺されたクムのタリオ大公は、怒りに燃えて挙兵、一路ユラニアを目指し軍を進める。いっぽう、イシュトヴァーンはクムを迎え撃つため、手勢の騎士団とユラニア軍をひきつれ、クムとの国境へと軍を進めるが……。(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
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Posted by ブクログ
実は55と56はもうずいぶん前に間違えて間を飛ばして購入していた本なのだが、読み返してみてもさっぱり覚えていないことが判明。
55のゴーラの一番長い日では、久しぶりのイシュトバーンのすさまじい戦いぶりが復活している。
自分の長男と三男を忌まわしい結婚式の場で殺害され、その復讐に燃えるクムのタリオ大公が、ユラニアを目指し国中の全軍団を動かし、ユラニアに襲いかかる。
なぜここでモンゴールのイシュトバーンが前線に立たなければならないのか?物語の進展は前巻同様ご都合主義で、イシュトバーンを主人公とする流れに突き進んでいる。
イシュトバーンの戦いぶりは凄まじいが、軍団に尊敬される立派な戦士といいながら、町を燃やしていく。
う~~ん。
やっぱりかなり都合よすぎるよね。
でも栗本ワールドなんだよね。
18歳の頃に100巻読破する事を心に誓い早20年以上が経過してしまった。
ここまで来ると何でもいいから最後まで読まなければという気になってくる。
あとがきを読んでいたら、56巻は実に10年前の1997年2月に発刊されている。ここからまだ10年分あるんだな~。